波の中の小島のような城跡 竹田市「騎牟礼城跡」① [お城(跡)歩き]
岡城跡西の丸から西の方向(阿蘇方面)を眺めています。
左に阿蘇、右にくじゅう連山の裾野が見えます。
竹田の街の中にNTTの塔。その向こうに小山が見えます。
たくさんの尾根筋を波に喩えるなら、この小山は波間の小島。
宇和島港に入るときの野島みたい。
ここは、騎牟礼(きむれ)城という名で、岡城よりも古い時代の城跡です。
岡城跡から西を眺めるといつも視界に入ります。
岡城跡を南から眺めたときも、岡城の向こうにぽっかり浮かんでいるよう。
久住方面に歩きに行く度、すぐ傍を通るのですが、
「いつか登ろう。」と言いながらも通り過ぎていたのでした。
寒さとコロナで鬱っぽくなっている私でしたが、夫から引っ張り出されて
1月13日、この騎牟礼城に行ってきました。
(記事を書こうとしてもう少し写真が欲しかったので、18日にも登りました。)
岡城跡からくじゅう連山の方へ国道442号線を車で10分ほど走ると、
台形の丘が見えてきます。
夫は以前娘と一緒に登ったことがあり、
「意外と広いんだよ。」と前から言っていました。
実際、場所を変えてみると岡城から見たときよりも
東西にけっこう長いのです。
竹田市の北側の山から見た騎牟礼城。
こんなに目立つ山ですから、当然「要害」として城が築かれていたのでしょう。
中川氏の前の岡城城主志賀氏は
岡城を築く前はここを居城としていたということです。
ゆえに「古城」とも呼ばれていたようです。
山の麓の駐車場に車を置き、東側の人家の間を抜けて、南側から登ります。
下から山を眺めると、阿蘇の火山灰を集めて固めたような感じで
「う~ん、すぐに崩れそうな山……。」というのが正直な感想。
13日も18日も暖かい日だったのですが、
登るにつれて風が冷たくあたるようになりました。
でも、視界はだんだん開けてきます。(二日分の写真が混ざっています。)
坂を昇りきったところは台地の真ん中辺りで、右(東)が公園になっています。
左(西)には下る道と、杉山の方に入っていく道(夫の向こう)があります。
まず、公園の方に登ります。
コンクリートの道もありますが、古い道を登ります。
おやあ、広い、広い。
なんとまあ眺めのよいところでしょう。
岡城の標高は321メートル。
ここは380メートル。
こんなふうに標高を教えてくれています。
この城跡についての歴史は看板の写真をご覧ください。
桜の木やモミジの木、ベンチや案内板、そして美しい風景。
これは好い場所です。
地域の人が大事にしていることがよくわかります。
東の端です。早速双眼鏡で眺めていますね。
岡城はどう見えるのでしょうか。
どこだ、どこだ?
NTTの塔が目印。
見えた!!
そして、東の方には去年の春に登った御嶽山が頭を覗かせています。
早速去年のデータから騎牟礼城を探してみました。
東の方から眺めると……。
ここ!
わかりにくいので拡大します。丸く見えるんだ~!
場所を変えるといろんな表情が見えて面白い、そんな当たり前のことに気づかされます。
やはりときどきは高いところに登ってみることが大事ですね。
でも、これで満足して帰ったわけじゃないんです。
好奇心のつよーい人と一緒に歩くと
またまた……騎牟礼城、続きます。
左に阿蘇、右にくじゅう連山の裾野が見えます。
竹田の街の中にNTTの塔。その向こうに小山が見えます。
たくさんの尾根筋を波に喩えるなら、この小山は波間の小島。
宇和島港に入るときの野島みたい。
ここは、騎牟礼(きむれ)城という名で、岡城よりも古い時代の城跡です。
岡城跡から西を眺めるといつも視界に入ります。
岡城跡を南から眺めたときも、岡城の向こうにぽっかり浮かんでいるよう。
久住方面に歩きに行く度、すぐ傍を通るのですが、
「いつか登ろう。」と言いながらも通り過ぎていたのでした。
寒さとコロナで鬱っぽくなっている私でしたが、夫から引っ張り出されて
1月13日、この騎牟礼城に行ってきました。
(記事を書こうとしてもう少し写真が欲しかったので、18日にも登りました。)
岡城跡からくじゅう連山の方へ国道442号線を車で10分ほど走ると、
台形の丘が見えてきます。
夫は以前娘と一緒に登ったことがあり、
「意外と広いんだよ。」と前から言っていました。
実際、場所を変えてみると岡城から見たときよりも
東西にけっこう長いのです。
竹田市の北側の山から見た騎牟礼城。
こんなに目立つ山ですから、当然「要害」として城が築かれていたのでしょう。
中川氏の前の岡城城主志賀氏は
岡城を築く前はここを居城としていたということです。
ゆえに「古城」とも呼ばれていたようです。
山の麓の駐車場に車を置き、東側の人家の間を抜けて、南側から登ります。
下から山を眺めると、阿蘇の火山灰を集めて固めたような感じで
「う~ん、すぐに崩れそうな山……。」というのが正直な感想。
13日も18日も暖かい日だったのですが、
登るにつれて風が冷たくあたるようになりました。
でも、視界はだんだん開けてきます。(二日分の写真が混ざっています。)
坂を昇りきったところは台地の真ん中辺りで、右(東)が公園になっています。
左(西)には下る道と、杉山の方に入っていく道(夫の向こう)があります。
まず、公園の方に登ります。
コンクリートの道もありますが、古い道を登ります。
おやあ、広い、広い。
なんとまあ眺めのよいところでしょう。
岡城の標高は321メートル。
ここは380メートル。
こんなふうに標高を教えてくれています。
この城跡についての歴史は看板の写真をご覧ください。
桜の木やモミジの木、ベンチや案内板、そして美しい風景。
これは好い場所です。
地域の人が大事にしていることがよくわかります。
東の端です。早速双眼鏡で眺めていますね。
岡城はどう見えるのでしょうか。
どこだ、どこだ?
NTTの塔が目印。
見えた!!
そして、東の方には去年の春に登った御嶽山が頭を覗かせています。
早速去年のデータから騎牟礼城を探してみました。
東の方から眺めると……。
ここ!
わかりにくいので拡大します。丸く見えるんだ~!
場所を変えるといろんな表情が見えて面白い、そんな当たり前のことに気づかされます。
やはりときどきは高いところに登ってみることが大事ですね。
でも、これで満足して帰ったわけじゃないんです。
好奇心のつよーい人と一緒に歩くと
またまた……騎牟礼城、続きます。
2021-01-21 20:49
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コメント(2)
宇和島にも古城山というのがあります。
地域の要衝に小高いは必須だったのでしょうね。
凸凹の風景を見てると大しけの豊後水道を渡ってたときの波を思い出しました。
by ケース家 (2021-01-22 12:20)
>ケース家様
海に行けない日々が続いて、
寂しいことこの上ないのですが、
山並み(山波)を見て我慢です。
いつも見ていた古城ですが、実際に行ってみると面白かったです。
竹田の面白いところを探索中です。
こちらに来られるようになったときはご案内しますね。
by ちはやママ (2021-01-22 19:45)