黒猫を保護してしまった [猫]
コロナと長雨ですっかりリズムが狂ってしまって、
頭の働きもおかしくなっている今日この頃。
ブログの記事が書けないのは大問題。
かなり「気力充填率」が下がっていた。
これじゃいかん、とりあえず汗をかくことをしようと、
長雨でひどい有様になっていた畑や庭の草むしりを続けているうちに
テレビじゃもう新学期の話題。
子どもたちには大丈夫じゃない毎日だけど、しっかり身を守ってくれることを祈るばかり。
さて、最近ちょっとした仕事を依頼されて、パソコンに向かっていたら、
集中力が少し戻ってきた。
じゃあ、久々にブログの更新をしよう。
わが家でもいろいろ事件は起こっているのだけれど、
最近でいちばん大きな事件は、子猫を保護したこと。
7月15日の深夜、
裏庭の辺りで、猫の鳴き声がするので
夜遊びから帰ってきた「どら息子のハナ」かなと思ったけれど、違う。
眠りに落ちようとすると鳴き声がする。
窓を開けると鳴き声は止み、布団に戻るとまた鳴き声。
とうとう懐中電灯を持って外に出て、居場所を確認しようとした。
裏の駐車場の夫の車の下から声がする。
懐中電灯の光の中に小さい影。黒い子猫だ。
すると、ちっちゃいのはするりと車の底に逃げ込んでしまった。
「猫バンバン」 ということは知っていたが、これか~という気分。
どうしようもないので、どこかに去ってくれることを祈りつつ布団に戻ったが、
しばらく鳴き声が続いて眠ることもできやしない。
そのうち、どら息子が「開けてくれ~。」と鳴きながら帰ってきた。
子猫の声はそれから止んだので、どこかに逃げたかと思ってやっと眠ることができた。
明るくなって夫とともに「猫バンバン」をしてみたが、気配はない。
やれやれという気分。
16日の夜は、雨が時折ざあざあ降っていたが、
日付が変わった頃だろうか、再び子猫の声がする。
何かを求めて鳴く哀れな声が雨の切れ間に聞こえる。
あちゃー、まだ居たのか。
このまま車の中で死なれても……と思って
再び懐中電灯を持って車の下をのぞくと、影は後輪のあたりで動かない。
ちっちゃいのは今度は容易に捕まえることができた。
家に入りタオルで冷たい体をくるんでゴシゴシした。
みごとに、真っ黒ちゃんだわ。
のどを鳴らして大人しくしている。
顔を見上げて鳴く声がか細くてかわいらしい。
ある意味、この哀れな、か細い鳴き声がその身を救ったとも言える。
ハナのカリカリをやったりミルクを与えたりしたが口にしない、
というか食べ方がわからないようで、
無理に鼻面におしつけてなめさせた。
試しに猫の大好きなちゅーるを与えてみるとぺろぺろなめた。
とりあえず先住ネコと会わないように洗面所に置いて、私たちは寝ることにした。
布団の中で、うちにはもう猫も居ることだし、
もらい手をどうするか考えていたら眠れなかった。
それからあちこち心当たりに聞いてみたり里親候補者が現れたりするけれど
なかなか養子縁組がうまくいかない。
夫が「一匹でも二匹でも同じだ。」と言ってくれるので、
まあ、そうなったら仕方ないかと思っていた。
そうこうしているうちに大人しい子猫はすっかりお母ちゃんのお気に入り。
とっくの昔に介護の仕事を放棄したハナに替わって
しっかり抱かれて「癒やし」の仕事をしている。
「ハナちゃん、ハナちゃん」と言って可愛がっているが、
お母ちゃんにしてみれば子猫は全て「ハナちゃん」なんだろうか。
くしゃみがひどいので獣医さんに診てもらったとき、
もらい手があるかどうかの話になった。
「90歳になる姑が可愛がっていて手放さないかも」と話したら、
「会えない孫より猫の一匹」なんて言われてしまった。
数日後、その「会えない孫(夫の甥)」の一人が久々に一家でやってきて、
子猫は甥っ子の子どもともしっかり遊んで、
とうとうわが家に居場所が確定したようだった。
しぐさや姿がまるで「魔女の宅急便」の「ジジ」のようで、
夫が抱いているときは、「トトロとジジ」なんて言って笑って、
すっかり「ジブリ」な日々になってしまった。
わが家に落ち着くとなれば、名前が必要になってくる。
先住猫は、雄猫だったのに気づかず「ハナ」というカワイイ名前をもらった。
子猫も雄。いろいろごつい名前を考えたが、それはハナに申し訳ないような気がする。
結局、「ちーすけ」に落ち着いた。
これも娘が昔使っていたハンドルネームで、 「ちはや」の「ちーすけ」になったわけだ。
思えば、ちーすけは保護したときはずいぶん弱っていたのだろう。
風邪もひいていたし、親猫と離れてしまったものの
親の乳以外は知らなかったのではないかと思われる。
それが猫の餌を食べるようになると、食い意地がはったように餌を求めていた。
沢山食べて遊んで寝て……を繰り返しているうちに
食べ方も落ち着いて体も少し大きくなった。
今は暴れまくって、怒られることもよくあるし、
先住猫のハナから教育的指導も受けて、家猫として修行中である。
また、よくテレビを観ていて、好奇心も旺盛である。
ハナとちーすけの関係はまだ緊張状態だけど、これについてはまた今度。
頭の働きもおかしくなっている今日この頃。
ブログの記事が書けないのは大問題。
かなり「気力充填率」が下がっていた。
これじゃいかん、とりあえず汗をかくことをしようと、
長雨でひどい有様になっていた畑や庭の草むしりを続けているうちに
テレビじゃもう新学期の話題。
子どもたちには大丈夫じゃない毎日だけど、しっかり身を守ってくれることを祈るばかり。
さて、最近ちょっとした仕事を依頼されて、パソコンに向かっていたら、
集中力が少し戻ってきた。
じゃあ、久々にブログの更新をしよう。
わが家でもいろいろ事件は起こっているのだけれど、
最近でいちばん大きな事件は、子猫を保護したこと。
7月15日の深夜、
裏庭の辺りで、猫の鳴き声がするので
夜遊びから帰ってきた「どら息子のハナ」かなと思ったけれど、違う。
眠りに落ちようとすると鳴き声がする。
窓を開けると鳴き声は止み、布団に戻るとまた鳴き声。
とうとう懐中電灯を持って外に出て、居場所を確認しようとした。
裏の駐車場の夫の車の下から声がする。
懐中電灯の光の中に小さい影。黒い子猫だ。
すると、ちっちゃいのはするりと車の底に逃げ込んでしまった。
「猫バンバン」 ということは知っていたが、これか~という気分。
どうしようもないので、どこかに去ってくれることを祈りつつ布団に戻ったが、
しばらく鳴き声が続いて眠ることもできやしない。
そのうち、どら息子が「開けてくれ~。」と鳴きながら帰ってきた。
子猫の声はそれから止んだので、どこかに逃げたかと思ってやっと眠ることができた。
明るくなって夫とともに「猫バンバン」をしてみたが、気配はない。
やれやれという気分。
16日の夜は、雨が時折ざあざあ降っていたが、
日付が変わった頃だろうか、再び子猫の声がする。
何かを求めて鳴く哀れな声が雨の切れ間に聞こえる。
あちゃー、まだ居たのか。
このまま車の中で死なれても……と思って
再び懐中電灯を持って車の下をのぞくと、影は後輪のあたりで動かない。
ちっちゃいのは今度は容易に捕まえることができた。
家に入りタオルで冷たい体をくるんでゴシゴシした。
みごとに、真っ黒ちゃんだわ。
のどを鳴らして大人しくしている。
顔を見上げて鳴く声がか細くてかわいらしい。
ある意味、この哀れな、か細い鳴き声がその身を救ったとも言える。
ハナのカリカリをやったりミルクを与えたりしたが口にしない、
というか食べ方がわからないようで、
無理に鼻面におしつけてなめさせた。
試しに猫の大好きなちゅーるを与えてみるとぺろぺろなめた。
とりあえず先住ネコと会わないように洗面所に置いて、私たちは寝ることにした。
布団の中で、うちにはもう猫も居ることだし、
もらい手をどうするか考えていたら眠れなかった。
それからあちこち心当たりに聞いてみたり里親候補者が現れたりするけれど
なかなか養子縁組がうまくいかない。
夫が「一匹でも二匹でも同じだ。」と言ってくれるので、
まあ、そうなったら仕方ないかと思っていた。
そうこうしているうちに大人しい子猫はすっかりお母ちゃんのお気に入り。
とっくの昔に介護の仕事を放棄したハナに替わって
しっかり抱かれて「癒やし」の仕事をしている。
「ハナちゃん、ハナちゃん」と言って可愛がっているが、
お母ちゃんにしてみれば子猫は全て「ハナちゃん」なんだろうか。
くしゃみがひどいので獣医さんに診てもらったとき、
もらい手があるかどうかの話になった。
「90歳になる姑が可愛がっていて手放さないかも」と話したら、
「会えない孫より猫の一匹」なんて言われてしまった。
数日後、その「会えない孫(夫の甥)」の一人が久々に一家でやってきて、
子猫は甥っ子の子どもともしっかり遊んで、
とうとうわが家に居場所が確定したようだった。
しぐさや姿がまるで「魔女の宅急便」の「ジジ」のようで、
夫が抱いているときは、「トトロとジジ」なんて言って笑って、
すっかり「ジブリ」な日々になってしまった。
わが家に落ち着くとなれば、名前が必要になってくる。
先住猫は、雄猫だったのに気づかず「ハナ」というカワイイ名前をもらった。
子猫も雄。いろいろごつい名前を考えたが、それはハナに申し訳ないような気がする。
結局、「ちーすけ」に落ち着いた。
これも娘が昔使っていたハンドルネームで、 「ちはや」の「ちーすけ」になったわけだ。
思えば、ちーすけは保護したときはずいぶん弱っていたのだろう。
風邪もひいていたし、親猫と離れてしまったものの
親の乳以外は知らなかったのではないかと思われる。
それが猫の餌を食べるようになると、食い意地がはったように餌を求めていた。
沢山食べて遊んで寝て……を繰り返しているうちに
食べ方も落ち着いて体も少し大きくなった。
今は暴れまくって、怒られることもよくあるし、
先住猫のハナから教育的指導も受けて、家猫として修行中である。
また、よくテレビを観ていて、好奇心も旺盛である。
ハナとちーすけの関係はまだ緊張状態だけど、これについてはまた今度。
2021-08-27 20:10
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コメント(8)
ちーすけも野々村真も運が繋いだ命。
いやいや、自分自身もここまで生き延びれたのは知らないうちにどこかの誰かに助けられた運の良い命かもしれません。
by くんちゃん (2021-08-28 07:09)
黒猫でもミケでも可愛いものはしょうがないんですね。
いやし効果で日々を楽しく過ごしましょう(^^♪
by ケース家 (2021-08-28 07:27)
>くんちゃん様
確かに「運がよかった」から、ここまで生きてこられたことはいっぱいありそうです。
一つ間違ったら……と思うとコワイので
今を大事に生きたいと思います。
さて、ちーすけはどう思っていることやら。
by ちはやママ (2021-08-28 14:07)
>ケース家様
「いやし効果」、まさにそれですね。
くさくさした長雨の間、気が紛れていたのは確かです。
このごろは、「こらっ!ちーすけ!」とよく怒っていますが、
まかり間違ってもお師匠様の名前を言うことがないように
気を付けたいと思います。
by ちはやママ (2021-08-28 14:12)
こんばんは。
もし鳴き声が聞こえなかったら、聞こうとしなかったら弱ってた小さな命は消えてしまったかも。
声を聞いてくれてお家に迎えてくれてほんとにありがと。
あとはハナちゃんと仲良くしてくれるといいけど、まだまだ子猫だからいたずらも大好きだよね。
ハナちゃんに教育してもらいながらみんなを癒してね(*^^*)
黒猫ちゃんは目が強調されて魅力的だよ。
家の隣でご飯をもらってる猫たちの中に黒猫ちゃんもいるんだけど、家の台所の外から中を覗くんだ。
可愛くて家に入れたい衝動にかられる。
でもうちの猫は猫が苦手みたいだから我慢してる。
また可愛いハナちゃんとちーすけのお写真も見せてね。
by チビmomo (2021-08-29 21:58)
>チビmomo様
哀れっぽくてカワイイ声でミイミイ鳴くものですから、
ついつい拾っちゃいましたよ(T^T)
ハナが一人息子で侵入者は嫌うだろうなと思って、
何とかもらい手を……と思ったのですが、
もう情がうつってしまいました。
子猫はハナを慕うように近寄りたがるのですが、
ダメです。同じように「猫が苦手」なのかもしれません。
もうなるようにしかならないので、
時間をかけて関係を作ってもらっているところです(´ー`)
by ちはやママ (2021-08-30 13:21)
楽しい家族が増えましたね。
ハナちゃんとの関係は、すぐに繋がるでしょう。
僕も数十年前に、道路に駐車した車の下で泣いている犬を連れて帰って10年飼いました。それが「リキ」
今飼っているインコは、やはり「リキ」です。
会話の少ない夫婦の、かすがいになっていてくれます。
by 萬木寛次 (2021-09-01 12:24)
>萬木寛次様
獣医さんもそのうち慣れますよとおっしゃったのですが、
なかなか……なるようにしかならないので観察中です。
猫を飼うのはハナでおしまいのはずだったのですが
何が起こるかわかりませんねえ。
犬のリキちゃんも幸せでよかったです。
インコのリキちゃん、かわいいでしょうねえ。
by ちはやママ (2021-09-01 19:50)