2021別府湯けむりヨットレース③ [ヨット]
各艇は出発地点のマークを回航して
最後のソーセージに向かう。
ここは、格好の撮影ポイントだったのだが……。
11:47 LongLong。
この後10分間は夫と一緒にアンカーを引っ張り上げる作業をしていた。
最近腰痛を訴えていた夫の腰から背中には湿布が何枚か貼ってあった。
放ってはおけないよねえ。
アンカーのロープの長いこと長いこと。
けっこう深い位置にアンカーがあったのだと思った。
この10分の間に通り過ぎた艇はどのくらいあったのかなあ。残念だ。
11:57 31Sのひまわり。野球少年、大きくなったなあ!
本部艇の移動を済ませ、新たにアンカーを下ろして、ほっと一息。
続きの写真。
琵琶湖チームが乗り組むSムーン。萬木さん、がんばって~!
おーい、ヤマシタさーん!
みんな楽しそう!
そうこうしているうちにトップが帰ってきた。
どっちだ?
ホワイトホークが若干大きい。
一位 激戦を制したのはホワイトホーク。
二位 小春。たった二人で……すばらしい。
三位 そうみ。
この後、回航のヨットとゴールインのヨットが混じるようになった。
なのに、本部艇が安定しない。
今度は天開さんがいったんアンカーを上げてやり直す。
というわけで、もう一回ロープを繰るお手伝い。
やり直しても、風で本部艇が安定しない。
天開さんが舵をとって、船を安定させることにした。
あら、天開さんがするはずだった記録は?
私は、ゴールするヨットを撮って、ここで全艇写真に納めるつもりだった……けれど、
しかたないよねえ。
カメラを置くと、記録用紙を手に取った。
ゴールする艇の写真はここまで。
次々と時刻が読み上げられ、記入する。
アンカー上げで濡れた手袋が、記録用紙をぐちゃぐちゃにしそう。
「はっ、私は今、とっても大事な仕事をしている。
もし、この記録用紙がなくなったら……。」
たとえば、風に飛ばしちゃうとか船が揺れたはずみで海に落っことすとか……。
そんなことを考えると、カメラを持ちながら記録なんてできやしない。
私って、けっこうビビリ。
二艇を待っているところで、夫に聞いてみた。
「記録用紙を海に落としたりしたら大変よね。レースがパア?」
「じゃあ、記録用紙をキミのカメラで写真に撮れば?」
「そうか。あなたのスマホでも撮っといて。
あ、それをレース委員長さんにLINEで送っといたら?」
「そうしよう、そうしよう。」
のこり二艇の記録は、そえぞれゴール直後にLINEで送った。
こうやって、大事なデータは無事に、本部艇より先に帰り着いた。
そして、次に大事なカメラのデータを海に落っことしたりしないように、
この写真を最後にカメラはバッグにしまいこんだ。
……これまで、ヨットレースの仕事は全てクルーにお任せで、自分は写真ばかり。
本当に「わがママのヨット日記」だったということを反省して、
今年の「別府湯けむりヨットレース」(のお仕事)は終了した。
最後のソーセージに向かう。
ここは、格好の撮影ポイントだったのだが……。
11:47 LongLong。
この後10分間は夫と一緒にアンカーを引っ張り上げる作業をしていた。
最近腰痛を訴えていた夫の腰から背中には湿布が何枚か貼ってあった。
放ってはおけないよねえ。
アンカーのロープの長いこと長いこと。
けっこう深い位置にアンカーがあったのだと思った。
この10分の間に通り過ぎた艇はどのくらいあったのかなあ。残念だ。
11:57 31Sのひまわり。野球少年、大きくなったなあ!
本部艇の移動を済ませ、新たにアンカーを下ろして、ほっと一息。
続きの写真。
琵琶湖チームが乗り組むSムーン。萬木さん、がんばって~!
おーい、ヤマシタさーん!
みんな楽しそう!
そうこうしているうちにトップが帰ってきた。
どっちだ?
ホワイトホークが若干大きい。
一位 激戦を制したのはホワイトホーク。
二位 小春。たった二人で……すばらしい。
三位 そうみ。
この後、回航のヨットとゴールインのヨットが混じるようになった。
なのに、本部艇が安定しない。
今度は天開さんがいったんアンカーを上げてやり直す。
というわけで、もう一回ロープを繰るお手伝い。
やり直しても、風で本部艇が安定しない。
天開さんが舵をとって、船を安定させることにした。
あら、天開さんがするはずだった記録は?
私は、ゴールするヨットを撮って、ここで全艇写真に納めるつもりだった……けれど、
しかたないよねえ。
カメラを置くと、記録用紙を手に取った。
ゴールする艇の写真はここまで。
次々と時刻が読み上げられ、記入する。
アンカー上げで濡れた手袋が、記録用紙をぐちゃぐちゃにしそう。
「はっ、私は今、とっても大事な仕事をしている。
もし、この記録用紙がなくなったら……。」
たとえば、風に飛ばしちゃうとか船が揺れたはずみで海に落っことすとか……。
そんなことを考えると、カメラを持ちながら記録なんてできやしない。
私って、けっこうビビリ。
二艇を待っているところで、夫に聞いてみた。
「記録用紙を海に落としたりしたら大変よね。レースがパア?」
「じゃあ、記録用紙をキミのカメラで写真に撮れば?」
「そうか。あなたのスマホでも撮っといて。
あ、それをレース委員長さんにLINEで送っといたら?」
「そうしよう、そうしよう。」
のこり二艇の記録は、そえぞれゴール直後にLINEで送った。
こうやって、大事なデータは無事に、本部艇より先に帰り着いた。
そして、次に大事なカメラのデータを海に落っことしたりしないように、
この写真を最後にカメラはバッグにしまいこんだ。
……これまで、ヨットレースの仕事は全てクルーにお任せで、自分は写真ばかり。
本当に「わがママのヨット日記」だったということを反省して、
今年の「別府湯けむりヨットレース」(のお仕事)は終了した。
2021-10-16 14:49
コメント(6)
お疲れ様でした。
運営は大変なんですよね。
宇和島は紙でもバックアップとして記録しますがパソコンでやってますので全艇フィニッシュしてなくてもほぼ順位がわかります。
帰ってからはパソコンをプリンターに繋いで出力するだけでちょっと楽ちん(^^♪
by ケース家 (2021-10-16 17:47)
>ケース家様
運営の大変さをちょっとだけ体験しました。
レースのコンディションはもっともっと厳しいときがありますから、
レースを開催するって本当に大変なんですね。
宇和島はもちろん、今までお世話になった各地のレース主催者に感謝するばかりです。
これからレースに出ることがあったら、
本部艇にちぎれんばかりに手を振って敬意を表したいです。
by ちはやママ (2021-10-16 19:52)
本部船運営たいへんお疲れさまでした。
本部船上でもさまざまなドラマがあったのですね。
我々は最終マークを回るまで小春さんに先行されていました。
最終レグで後方から勝負を仕掛けたのですが、虚しくも作戦は失敗。
しかし、この作戦失敗が奇跡的にも逆転成功につながりました。
ヨットレースってドラマチックですねぇ。
by ほわいとほーく (2021-10-17 22:27)
>ほわいとほーく様
そうなんですよ、全部は恥ずかしくて書けないドラマが……。
それで、本当に運営側って大変なんだと思い知らされた次第です。
10年近くヨットレースに参加させてもらって、もう感謝しかありません。
小春とホワイトホークの闘いもワクワクしました。
ヨットレースって本当におもしろいです。
初めて参加した頃のワクワク感を思い出しています。
全然上達しない写真と文章ですが、ブログを続けていてよかったかな。
これからも今回のような機会を待って、あまり「ヨット日記」じゃない「ヨット日記」を続けようと思っています。
by ちはやママ (2021-10-18 09:21)
世の中正常化に戻りつつありますね。
来年ぜひ呼んでください。
by KAZ (2021-11-03 19:10)
>KAZ様
コメントをありがとうございます。
船上の笑顔をいつも楽しみに拝見しています。
現在介護生活のため、うちのヨットがない状態ですが、
ぜひともお目にかかりたいです。
来年はもっともっと世の中が落ち着いて、気持ちよく別府で遊べるようになってるといいです。
別府はよい所です。ヨットで遊ぶ仲間もきさくな方ばかりです。
一度来ていただきたいなあ!
by ちはやママ (2021-11-03 20:13)