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別府レトロ① [街歩き]

台風15号は、こちらではたいしたことなく無事に消えていきましたが、
皆様いかがでしたか。

8月最後の日は、ヨットが気になってハーバーに様子を見にきました。


上架されているのは、ロングキールのクルーザーです。
これはもしかしてO原さんの船!?
いよいよエンジン搭載ですか?
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さて、CHIHAYAの舫いを増やしてはみたものの、もう大丈夫そうです。
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することがなくなったので、また遊びに登ってきました。
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別府タワーです。

土曜日の午前中だから、お客さんも少なくひっそり閑としています。
お天気のせいでもありましょう。
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ガラスは相変わらすヒビが入っておりますが、このレトロな感じが何とも言えず魅力的。
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今日は、別府タワーの歴史を語る写真をじっくり眺めてみました。
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昭和32年の完成ですから、東京タワーより年上~。
ちなみに私よりも年上~(^_-)
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このお相撲さんは誰だろう?別府ゆかりのお相撲さんかな?


ハーバーあたりの写真だと思うのですが……。
この時代の別府って……。
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ちょっと待て?この構図は何?屋外?
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案内の方に聞いたら、昔は屋上まで行けたそうです。
でも、柵が危ないから今は……ということで、こんな写真はもう撮れません。

昭和が元気になる頃の完成……とパンフレットに書いてありました。
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ここの従業員の募集に応じてやってきた人が4000人で、
別府駅まで行列が続いていた……そのようなことも書かれてありました。

別府タワーの前身はコレ。もう、全く知らない時代です。
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私たちの他にお客さんもいなくて、ずいぶん長居しました。
バニラソフト一個だけで。
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私たちが下りようとしたら、次のお客さんがエレベーターで上ってきました。


ここは、やはりオススメの観光スポットです。
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さて、次はどこに行くかな……。

ちはやパパの「ハウステンボスヨットレース」報告 [ヨット]

昨日25日は、ハウステンボスヨットレースでした。
夫が、セーラーズムーンのクルーとして参加してきました。


三日もかけて回航した記事は
中津のビール飲みさんが、
彼のブログ「がんばれBチーム」に地図入りで詳しく書いておられます。
以前O原さんが美しいとおっしゃっていた平戸の写真もあります。
すごく狭いところを通って大村湾に入るんですよね。
これはいつか絶対に海から行くぞ!!と思ってしまいました。

夫は前日に車で。
別府から二時間半で到着と言うから、早いものです。
ヨットではぐるりと九州の北を巡って三日もかかっちゃうのにね。


さて、午後5時すぎに到着。
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艇長会議があって、前夜祭。
ハウステンボスのヨットハーバーの広場だそうです。
夫は、初めてハウステンボスに行ったんですが、
帰ってきて、
「ハウステンボスって何があるの?」
と聞くんですね。見学する暇はなかったのね。
私も20年以上も昔のことだから記憶がなくて。
「さあ、何があったかな?」
……ここもまたいつか行ってみましょう。


艇長会議の時、「コースは後で貼り出しておきます。」と案内があったそうです。
いよいよ飲み会ですね。
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ここの前夜祭の呼び物はベリーダンスなんだって!!
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楽しそうじゃないですか。いいですね~。

この後の写真はブレまくっているし、
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すてきなおじさま達がダンスに混じってる写真があったりして
楽しそうな雰囲気は伝わってくるんですが、
ここでご披露するのは……。
花火大会の時に電話をかけてきたので、楽しそうな実況中継は十分すぎるくらい伝わりましたよ。


あまりに楽しかったのでしょう。
「コース図を誰も確認してなかったんだよ。」
こらこら、クルーとしてちゃんと働くように言ったでしょ!!

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さて、別府の艇長が6名も乗り込んだ上、さらに2人のベテランクルーを加え、
8名の豪華メンバーによるレース展開を楽しみにしてたのに、
レース中の写真は、前半の写真が二枚だけ。
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ベリーダンスは何枚もあったのに!!

冗談。レース中の写真は撮れないとわかっていますよ。


でも、一応状況を聞いてみましょう。

「微風と強風とブローと大雨が入り交じった無茶苦茶なコンディション。
 メイントリマーだったけれど、セールから雨が滝のように落ちてくる……。
 トップバテンもよく見えないんだよ……。全身ずぶ濡れだったよ。」

「前方のヨットはマストが折れてるし、
 後ろじゃスピンが裂ける音がするし……。」

ええ、マストが折れる……?
スピンがはじける……?オーナーさんの気持ちを考えると……いや、もう大変でしたね。
そんな恐ろしいレースに私は参加できなくてよかったです。


でも、いつか参加してみたいですね。


すでにレースが終わってホッとしている様子。
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みなさん、お疲れ様でした。
今度ゆっくりお話を聞かせてください。

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気になるのは、帰りの回航。いつ、どなたが?

……N宮さん、ご苦労様です。
   どうぞお気を付けて。



※追記

いろいろ考えてみたら、私は「ハウステンボスに行ったことはない」 ということが判明。
わからないはずです。行ったのは、「オランダ村」でした。別物だったのね。

緑も私も元気になったかな……久々の雨。 [美味しいもの]

置いてけぼり……です。

夫はハウステンボスに行ってます。
私は、今週ずっと仕事の関係で昼も夜もバタバタしており、
土日も身動きできません。

先ほど電話で聞くと、いろいろなヨットが集まっているそうで、
目の保養になっているということでした。

いいなあ……。
明日はしっかりクルーとして働いてくるように!!



……さて、私は夕方、ちょっと息抜きしようと、
久しぶりに「森のパン屋さん」を訪れました。


このところ、ずっと雨が降らなかったので、山の中も緑に元気が無いのです。
乾ききっています。
私も元気が枯れてきたので、ちょっと癒やしを求めて。


「キッチンうすだ」。このお店は本当に落ち着きます。
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今日は、アイスティーとスコーンで。
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ほんのり温かいスコーン。香りがふわっと……。
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美味しい……。
こんな田舎町のこんな森の中で、
美味しいパンやスコーンが食べられるのです。
この町に住んでいてよかったわ。

夕方だからパンは残り少なかったけれど、私が好きなのがあって何個か買って帰ることにします。



私が来るちょっと前に、少しだけ雨が降ったそうです。
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いつまでもこうしていたいのですが、引き揚げます。

立ち去りがたく、ご主人と奥様と立ち話をしていたら、
パラソルに雨音!!

やっと降ってきました。
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帰り道、乾いた山野が喜びの声をあげているように思えました。


本当に久しぶりの雨です。
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わたしもちょっと元気が戻ってきました。


ヨットは夏の季語……だけど。 [ヨット]

久しく俳句に触れていなかったのですが、
コック長さんのおかげで
五音七音の言葉の組み合わせも楽しんでいる(苦しんでいる)今日この頃。


……ヨット

夏季のレジャーや競技に用いられることが多い、ということで
「ヨット」は夏の季語ですって。
青い海、白い帆、輝く太陽……まさに夏のイメージ。
昔は私もそう思っていましたよねえ。

しかし、最近の私はクリスマスだってヨットに乗ってるから、
夏の季語と決めつけられてもなあ……と、ちょっと不満。


それに、真夏のヨットってしんどいですねえ。
今年のように酷暑だと、もう勘弁して……って感じで。



10日 土曜日。
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もう、朝から熱気がぶあっと……。
風なんかなさそうだけど、やっぱり出るの?


出てます。
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すでにセールの陰に逃げ込んでいる状況。

この炎天下でヘルムをとっているのは……
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Kさん。ゴメンね。


この日は、朝からもう暑い、暑い。
「うみたまご」やフェリーから見れば、よい夏の風景で、俳句なんか思い浮かべている人もいたかも。
でも、ヨットの上はたまらない暑さ。
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風は思ったより吹いていたので、二人してトリムの研究中。
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この段階ですでに汗だく。


私は、セールの陰でバラストになったりしてます。


おや、この炎天下にもう一隻。
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Breezeさんかなあ……?


「上り」のうちはまだいいんです。
スピンを揚げると、もう、全く風を感じなくなってしまって。
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クーラーボックスの氷水にタオルを浸して、
その冷たいタオルを頭にのせて冷やしながらのクルージング。

ヨット上のマストはもちろん、金具の類は熱くなってて、
うっかりこすったら、火傷でもしそうな感じ。

午前中だけ海に出て、お昼にはハーバーに帰ってきたけれど、
このハーバーがまた暑い、暑い。
片付けだけで、体中の水分が蒸発していく気分です。


お昼ご飯に立ち寄ったお店では、
何度お冷やをおかわりしたことか……。


とうてい「ヨットは夏、夏と言えばヨット」とは言えませんね。


じゃあ、いつがいいのかと問われれば、
「いつも条件はよいわけじゃないから、
いつも出てないとよいときが見つけられない……。」という感じでしょうか。


ネットでヨットの俳句を探していたら、

  魂ぬけしごとくヨットの帆下さる   福西立杭

という句に出会いました。
「たまぬけしごとくヨットのほおろさる」 と読むのでしょうか。
作者はどういう方かわかりませんが、ヨットを経験した方かな?と思いました。


この二、三日は、朝の空気が澄んできた気がします。
ヨットの上も少しは気持ちよくなったかな……と思いつつも、
当分は海に行けそうにありません。

静かなお盆 [ふるさと]

これは何だかわかりますか?
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こうやって使います。松明ですね。亡くなった義父の制作。
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缶に灯油を注いで、
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設置。
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ビニールは夕立対策。でも、今日は不要だと思うな。

お隣さんは、昔ながらのやり方で。風流やなあ。
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道沿いにズラリと立てられています。一戸7本の割り当て。
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今宵は、古くからあるお盆の行事。
送り火ともイネにつく虫退治とも言われております。
わがふるさとは米どころ。
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20:00花火を合図に一斉に点火。
川沿いに広がる平野一面に光の線がつながっていきます。
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赤い光の点々は全て松明。ネオンもない町だもの。
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歩いている人は、お盆に帰って来たほとけ様だった……なんてことがあっても不思議じゃない風景。

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小さく見えるお城の形も松明で。あちらの地区の有志の制作。

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観光の目玉なんて何にもない町だけど、
よいところなんですよ。
次の世代に残しておきたいもの、自慢できるものはたくさんあります。


……今年も美味しいお米になりますように。




フェリーに乗って宇和島へ③ [旅]

宇和島を出て、八幡浜に向かっています。


帰りにもう一カ所見たいところがありました。
卯之町の開明学校です。
「街道をゆく」でも、かなりのページが費やされている場所です。

宇和島から西予まで自動車道で行けば早いのに、
間違えて早く国道に下りてしまい、
結局、吉田から卯之町と来た道を戻ることになってしまいました。

それでも、見学の時間は何とかとれそう。
古い町並みをくるりと回り、開明学校にたどり着きました。


町並みの奥まったところに
写真で見覚えのある、白い壁の洋風の建物がひっそりと建っています。
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古い学舎は資料館になっています。
何と古い机。見覚えがある……ような気もします。
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でも、展示資料をゆっくり見ている暇はありません。

二宮敬作、大村益次郎、楠本イネ、高野長英……それに、古い教科書の類。
ゆっくり見ていたら、半日だってつぶせそうなくらいおもしろい資料館です。
駆け足ではもったいない。次はゆっくり見ようね。

「また、いつか……。」という場所は、こうやって増えていくんです。


慌ただしく車に戻ります。16:40。
フェリーは、17時25分。


卯之町の辺りは思いがけず田園風景が広がっていて、
何となく私たちの住んでいる町と似ている気がしました。
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八幡浜に戻ってきました。
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帰りは別府行きです。……ふう、駆け足でした。
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お土産を買う暇もありません。


また、いつか。
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別府着は20:15。ゆっくりフェリーの旅を楽しんで帰ってきました。
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短いけれど、いい旅でした。

フェリーに乗って宇和島へ② [旅]

宇和島では、お師匠様のお店に突然の訪問。
ちょうどお昼時になったことを申し訳なく思いつつ、
仕事場で奥様とも久々にお目にかかれて
すっかり話し込んでしまいました。
お騒がせしました。


お昼ご飯は、ケース家さんの案内でこちらに。
お豆腐がメインのヘルシーメニューで、
とても美味しくいただきました。
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お豆腐コロッケの定食

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お豆腐が入ったドリア。


さて、腹ごなしに
パールカップの時に行ってみようかと話していた宇和島城に行きます。
「市街地の真ん中に浮かんだ緑の島」と司馬先生はおっしゃってましたね。


車から降りるとセミの声。
暑さにくらっとします。体感気温としては36度くらい?

「桑折氏武家長屋門」と案内のあったところから登城します。
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ここの石段、石垣は古びて美しい……。

市街地からすぐお城の杜に入りました。
緑の木陰にほっとしますが、石段はけっこうな急勾配。
この暑い最中にお城見学はちょっと判断ミスだったか……いやいや、まずはここを見なくては。
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古井戸のそばを通り、草花の名札を読み上げつつ登っていきます。
お城を守る皆さんのお仕事なのでしょう。
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クーラーを期待して入った城山郷土館は扇風機だけでしたが、
宇和島の歴史を語る資料や写真は
山の生活と海の生活が混在して、とても興味深いものでした。


体中から汗が噴き出ます。
日焼け防止に身につけていたものは全て取り払い、日傘で熱射を遮り
やっと登ってきました。
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この木の下にへたり込んでしまいました。
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山桜ということですが、どんな花が咲くのでしょう。
この桜の咲く時期なら、こうまでしんどくないだろうな……。

大きな切り株もあり、こんなところにも歴史を感じます。
この切り株はまだ生きていて、次の世代が育っています。
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天守に登ります。
司馬遼太郎先生の文章の一節を借ります。

「宇和島の市街は一方が宇和島湾の小さな入江に面して海へひらかれているが、
三方が山壁にかこまれている。
お茶の風炉先屏風のような山壁の東南角がすこしほころびて小さな渓をなし、
神田川という細流が市街の南端にむかって流れている。……」

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こちら側の風景はお馴染みの風景です。
あそこを通って港に入ってくるんだよね、と夫に確認します。
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天守は風が通って心地よく、ずっと座っていたい気分になるのですが、
思ったより時間は下がっていました。
山家清兵衛さんのゆかりの地には行けそうにありません。
次の機会にします。


天守を降りると、夫は本丸の端からもう一度海の方を写真におさめていました。
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再度、「街道をゆく」から。

「海は青い鋼のように光り、島々や岬の緑が海面を庭園のように組み上げている。
宇和島港の港外にある九島の姿が、いつ見てもいい。ゆったりと緑を盛り上げて
優美といえるほどの姿だが、外海の風浪を身一つでふせいでいるあたり、
何かけなげで、一個人の人格を感じさせる。」

この文章は、今の風景よりパールカップの頃の九島の風景の方だと思いました。


お城から下っているとき、
若者たちが賑やかに駆け上がってきて、すぐに駆け下りていきました。
「何の部活?」と声をかけると、
「柔道部です!」とさわやかに返事をして、あっという間に姿は見えなくなりました。

私たちは、
この旅から帰ったらウォーキングを再開しようと心に決めました。
(早速始めていますよ。)



「暑かったです~。」と、
お師匠様にお別れの挨拶をすませると、宇和島の街を後にしました。

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まだまだ暑い日が続きそうです。ご自愛ください。




フェリーに乗って宇和島へ① [旅]

きっかけは何だったかな?

まず、9日金曜日に二人そろって夏休みがとれたこと。
   ……1泊2日で遊べそう。どう過ごそうか?

猛暑が予想されていること。
   ……ヨット2日間はつらいなあ。

最近、司馬遼太郎の「街道をゆく 南伊予・西土佐の道」を読み直していたこと。
   ……宇和島って、歴史もおもしろいところなんだねえ。

そんなとき偶然、みねばあさまのブログで、7月29日が山家清兵衛の命日だと知ったこと。
   ……じゃあ、遊びに行こうか。

というわけで、話が決まれば行動は早いのです。



臼杵発八幡浜着のフェリーに乗ってプチ海外旅行です。今回の目的地は「宇和島」。
ストレス発散のために、以前はよくフェリーに乗って九州を脱出していましたが、
この頃はヨットのおかげで海外旅行には出ていません。
二人で行くフェリーの旅は3年ぶりです。


家から臼杵まで1時間。
夫が乗船手続きをしているとき、写真を撮ろうとしてがっくり。
今回は旅の初っぱなにやっちゃいました。
……愛用のカメラのメモリーカードが入っていない。PCに入れたままだ……。

今回は携帯か……とため息をついて後部座席をみると、 
夫が5Dを持ってきてくれていました!!ナイスフォローです。
故に、今回は夫撮影の写真も混じってます。(アングルがいいのは大抵夫ですね。)

フェリーはお馴染みの宇和島運輸。
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臼杵から出ると、すぐにイルカに出会った海面です。
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思わずイルカはいないか探してしまいます。
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ミカン山が見えてきました。
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2時間ほどで到着した八幡浜は何だか賑やかになっていました。
海上自衛隊の訓練支援艦「天龍」が見学会をしていました。
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さて、宇和島に向かって車を走らせます。
国道を走ってます。
司馬遼太郎先生が辿った道だと思うと、ちょっとうれしいですね。
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宇和島に近づいてきました。

宇和島に来たならば、まずはご挨拶に行かなくちゃ。
どこ?どこ?

すぐに見つけることができました!!
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佐伯市長杯クルーザーレース2013⑤今年も「ドラマチック佐伯」。 [ヨット]

CHIHAYAは帰りの回航中である。
葛港を出たのが13:10頃。

すでに海上にいて3時間。
何をするでもなくカメラを抱えて、マストの下バウハッチの上で前方を見ている。
そのうち正面からあたる風を冷たく感じるようになってきた。
たたんだジブを風よけにする。
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……16:25 無垢島を通り過ぎた頃である。

夫が「風の具合がいいから、メインを揚げよう。」と言う。
夫がスライダーを付けながらマストの下でメンハリを引っ張り、私がウインチを回す。
バサッと顔にあたるセールを払いのけるようにウインチを巻く。

セールが大方 揚がったとき、
夫が声を上げた。

「ああっ、イルカ!!」

ヨットの前方を指さしている。
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前方、東側の海面から津久見方面に向かって跳ねるイルカ!!
「うそっ。」と言いたくなるが、本当である。
今年もイルカに会えたのだ!


揚がりかけのセールは放っておいて、
カメラをひっつかむとバウに跳んでいく。

最初、写真におさめようとするが上手くいかない。
焦ってしまって、
海面に出るイルカの動きとシャッターを押すタイミングが合わない。
ああ、通り過ぎてしまう!!
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とっさにカメラを「動画」に切り替えた。

なんと、通り過ぎると思ったイルカの群れは、
CHIHAYAの周りにいて、CHIHAYAと並んで泳ぎ始めたのだ。
というよりヨットと一緒に遊んでいる、遊んでいるのだ。
この歓喜を何と表現しよう。

では、動画スタート!!会話が恥ずかしいので音量は下げておいてください(^0^;)




(本編より番外編が先に出るのも変だけれど、夫に頼み込んでこの部分だけ先にUPしてもらった。)

撮影に夢中で下ばかり見ていたが、
気がつけば大きな群れで、その辺の海面いっぱいにイルカが跳ねていた。
大きな船も一隻いたが、やはりイルカの群れを眺めていたのではないだろうか。




……時間にすれば5分ほどだったろうか。
イルカたちは、何か合図があったかのように一斉に方向を変えると
船の後方に去り、あっという間に西の方へと消えていった。


海は静かになったけれど、心の中のうねりはいつまでも消えることがなかった。
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……旅の終わりがちかづいている。
別府湾に入る。前を行く小春。……お疲れ様でした。
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雲間に突然現れた夕陽。
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何ともドラマチックな旅の終わり。



                       ……「ドラマチック佐伯2013」終わり


佐伯市長杯クルーザーレース2013④レース後半戦 [ヨット]

N山さんは写真を撮っていらっしゃる。
   実施要項の表紙写真にCHIHAYAを使ってくださってありがとうございました。
   (MOSAの時代だけど、嬉しかったです\(^_^)/)
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ご愛用はキャノン5DⅢでしたね。



……さて、CHIHAYAは前をゆく3艇を追って片白島の手前を走っている。
人形バエと呼ばれるところから、片白島までは上り。

Breezeに追われている。ぴたりと付けてくる。
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距離が縮まりそうでドキドキだ。

前はどうだ?
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すでに、片白島を回ってスピンを揚げたホワイトホークが島向こうに見える。
ここからゴールまでほぼ一直線というところ。
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早いなあ……。

あ、スピンつぶれた。
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風が安定していないのだろうか。


片白島の東の飛び出した岩場の間に見えるDaisyと白鴎の闘い。
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おもしろい写真でしょ?コレ。

島を回ると、前をゆく3艇が見えた。この辺りは動画で撮っている。(ただいま、夫が編集中。)
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Breezeもスピン。
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スピンが揚がると静かになる。
膨らみをつぶさないように懸命。
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ジャイブ。船はよく滑っている。
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先行艇を追うが、一つ二つ……とスピンが降ろされていく。

もうすぐゴール。どうやら着順は4位。
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さて、ゴールの後、慌ただしく葛港を出発。
夫も私も月曜日は抜けられない仕事がある。
N浦さんに後を託して、港にいた皆さんに慌ただしくお別れして出港。



お疲れ様でした!!ありがとうございました!!
また、よろしくお願いします!!
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会長さん、佐伯の皆さん、お世話になりました。
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小春とDaisyも帰途についている。後を追いかける。
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振り返ると佐伯湾の島々がぼんやりかすんでいた。
また、来年。
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                          ……次回、「ドラマチック佐伯」にふさわしい映像で締めくくります。