阿蘇の噴火 [ふるさと]
我が家から車で一時間半くらい。
直線距離だと40キロメートル。
この前 岡城趾から撮った阿蘇。噴煙だったのかな……。
最近活動が活発になってます。西風だとヨナが降ります。
火山灰のことをここらではヨナって言います。
夫の車。
私の車。
このビニールの下には干し柿があります。
この辺りでこんな状態ですから、野菜農家などへの被害が気になります。
阿蘇の溶結凝灰岩はこの辺りの文化の基盤……と書きましたが、
噴火は……困ります。
朝はよいお天気でした。
残りの柿をねらってたくさんの鳥たちが来ていました。
午後から雨になりました。
スズメたちはここに避難してました。我が家のさざんかです。
文字通り「さざんかの宿」です。この中にうじゃうじゃいます。
囀りがやかましいくらい。
下を通ると
ぴたっとおしゃべりが止まります。
「しっ、静かに。」と誰かが命令するのでしょう。
雨はヨナを洗い流してくれるほど降るのでしょうか。
中途半端な雨だと
後が嫌だな……。
人知の及ばぬ自然の力ではありますが、
おおごとにならないことを祈っています。
直線距離だと40キロメートル。
この前 岡城趾から撮った阿蘇。噴煙だったのかな……。
最近活動が活発になってます。西風だとヨナが降ります。
火山灰のことをここらではヨナって言います。
夫の車。
私の車。
このビニールの下には干し柿があります。
この辺りでこんな状態ですから、野菜農家などへの被害が気になります。
阿蘇の溶結凝灰岩はこの辺りの文化の基盤……と書きましたが、
噴火は……困ります。
朝はよいお天気でした。
残りの柿をねらってたくさんの鳥たちが来ていました。
午後から雨になりました。
スズメたちはここに避難してました。我が家のさざんかです。
文字通り「さざんかの宿」です。この中にうじゃうじゃいます。
囀りがやかましいくらい。
下を通ると
ぴたっとおしゃべりが止まります。
「しっ、静かに。」と誰かが命令するのでしょう。
雨はヨナを洗い流してくれるほど降るのでしょうか。
中途半端な雨だと
後が嫌だな……。
人知の及ばぬ自然の力ではありますが、
おおごとにならないことを祈っています。
高崎山に登山 [山歩き]
おなじみの高崎山。
ちょっと昔の写真ですが。
最近の写真は裏側から。
この高崎山に登山したのは夫。
23日、お友達と二人で高崎山に。なぜ高崎山だったのか理由は聞いてません。
私は押し入れの掃除に忙しかったのだけれど、
11時前にLINEにメッセージが入りました。
「猿と一緒に移動中です。」
「B群600匹だそうです。」
お猿の高崎山だからサルは当然いるだろうけれど、
こうやって登山中にも出会えるのか~。
知らんかった~。
なかなかカワイイじゃないですか~。
……どの子がボス猿だったっけ?
「高崎山」の職員の女性が
落花生の袋を抱えて、えさ場に誘導中だったようです。
動画の「いい声」は、
この女性が サルたちに「こっちだよ~。」
というような合図を送っている様子です。
気の荒いサルがいて、目を合わせちゃだめですよ……なんて注意されてます。
夫はサルのことをいろいろ質問してたみたいですが、
顔出しちゃだめって言われたので、動画はここまで……ザンネン!!
カバンひったくられた、帽子取られた、とか
観光客にはひんしゅくを買うこともありますが、
蘇ったボス猿「ベンツ」など
いろんなドラマを持ってる高崎山でもあります。
ニュースにサルの話題が流れると
「ああ、大分だなあ。」って
里帰りの人はしみじみするらしいです。
……私も遠征から帰ってきたとき
高崎山を見てしみじみしますけどね。
ちょっと昔の写真ですが。
最近の写真は裏側から。
この高崎山に登山したのは夫。
23日、お友達と二人で高崎山に。なぜ高崎山だったのか理由は聞いてません。
私は押し入れの掃除に忙しかったのだけれど、
11時前にLINEにメッセージが入りました。
「猿と一緒に移動中です。」
「B群600匹だそうです。」
お猿の高崎山だからサルは当然いるだろうけれど、
こうやって登山中にも出会えるのか~。
知らんかった~。
なかなかカワイイじゃないですか~。
……どの子がボス猿だったっけ?
「高崎山」の職員の女性が
落花生の袋を抱えて、えさ場に誘導中だったようです。
動画の「いい声」は、
この女性が サルたちに「こっちだよ~。」
というような合図を送っている様子です。
気の荒いサルがいて、目を合わせちゃだめですよ……なんて注意されてます。
夫はサルのことをいろいろ質問してたみたいですが、
顔出しちゃだめって言われたので、動画はここまで……ザンネン!!
カバンひったくられた、帽子取られた、とか
観光客にはひんしゅくを買うこともありますが、
蘇ったボス猿「ベンツ」など
いろんなドラマを持ってる高崎山でもあります。
ニュースにサルの話題が流れると
「ああ、大分だなあ。」って
里帰りの人はしみじみするらしいです。
……私も遠征から帰ってきたとき
高崎山を見てしみじみしますけどね。
のんびり三連休 [ヨット]
好天に恵まれた三連休でした。
紅葉もひときわきれいに感じました。
一日目 野菜畑で遊ぶ。
二日目 押し入れの片付け。夫は登山へ。
そして、三日目。やはりハーバーに行かないとね。
この頃夫は別府に行くのに山道を使います。
銭瓶峠越えの道です。
高崎山の裏側です。 紅葉もそろそろ終わりですね。
お昼時に別府に着いて街をうろつきましたが、
お目当てのお店は混んでいたりお休みだったり……。
結局ハーバー近くで済ませました。
夫はとり天定食、私はパスタを。
午後はレース用のセールを片付ける予定でした。
でも、すぐには仕事にかかりません。
サテンドールで美味しいコーヒーとシュークリームをごちそうになりました。
ちょっと片付けに戻ると
サテンドールの奥様から再びお声が。
小春さんご夫妻が「団子汁」を差し入れしてくださったのです。
ご夫妻はかわいいワンちゃんを連れてきていました。
またまた、ごちそうになります。
ランチにデザートにおやつまで……。フルコースですねえ。
本当にごちそう様でした。
さて、仕事をかたづけねば……。
ここで不思議なことが。
なぜかトップバテンがない……????
いつなくなったのかわからないのです。
新門司のレースの時はあったはず……なんだけど。
セールを取り外すときに落ちたのかな???
とりあえず片付けます。
そして、KヨットのOさんとLongのN井さんとコーヒータイム。
いつもの冗談に笑い転げながら 餅つきの相談など……。
周南のレースでのLongの走りが話題になりました。
Longの走りがとてもすごかった「証拠」が
私のデータに残っています。
ぼそっと一言……ですが。
ハーバーにいる時間は大好きなのですが、夕食の準備が気になり始めました。
風が冷たくなってきたので失礼します。
今日は水色の大きなヨットが入港していました。
宇和島で抜かれちゃった……あのヨットです。
クルージングの途中でしょうか。
どうぞ よい航海を。お天気が持つといいですね。
帰りも山道です。
国道から細い道に入るのです。
さすがに夕食は……湯豆腐ですませました。
……ああ、明日からまた修羅場だあ……。
紅葉もひときわきれいに感じました。
一日目 野菜畑で遊ぶ。
二日目 押し入れの片付け。夫は登山へ。
そして、三日目。やはりハーバーに行かないとね。
この頃夫は別府に行くのに山道を使います。
銭瓶峠越えの道です。
高崎山の裏側です。 紅葉もそろそろ終わりですね。
お昼時に別府に着いて街をうろつきましたが、
お目当てのお店は混んでいたりお休みだったり……。
結局ハーバー近くで済ませました。
夫はとり天定食、私はパスタを。
午後はレース用のセールを片付ける予定でした。
でも、すぐには仕事にかかりません。
サテンドールで美味しいコーヒーとシュークリームをごちそうになりました。
ちょっと片付けに戻ると
サテンドールの奥様から再びお声が。
小春さんご夫妻が「団子汁」を差し入れしてくださったのです。
ご夫妻はかわいいワンちゃんを連れてきていました。
またまた、ごちそうになります。
ランチにデザートにおやつまで……。フルコースですねえ。
本当にごちそう様でした。
さて、仕事をかたづけねば……。
ここで不思議なことが。
なぜかトップバテンがない……????
いつなくなったのかわからないのです。
新門司のレースの時はあったはず……なんだけど。
セールを取り外すときに落ちたのかな???
とりあえず片付けます。
そして、KヨットのOさんとLongのN井さんとコーヒータイム。
いつもの冗談に笑い転げながら 餅つきの相談など……。
周南のレースでのLongの走りが話題になりました。
Longの走りがとてもすごかった「証拠」が
私のデータに残っています。
ぼそっと一言……ですが。
ハーバーにいる時間は大好きなのですが、夕食の準備が気になり始めました。
風が冷たくなってきたので失礼します。
今日は水色の大きなヨットが入港していました。
宇和島で抜かれちゃった……あのヨットです。
クルージングの途中でしょうか。
どうぞ よい航海を。お天気が持つといいですね。
帰りも山道です。
国道から細い道に入るのです。
さすがに夕食は……湯豆腐ですませました。
……ああ、明日からまた修羅場だあ……。
Siri [気晴らし]
海へ行く道はまっすぐ父と母Siriに何かを訊いては笑う
最近短歌にはまっている娘の一首。
そう言えば、娘を後部座席に乗せて別府に行く途中、
くだらないことを訊いては笑い転げてましたっけ。
別府への行き方とか?
私は「しゃべってコンシェル」を使ってたんですけどね。
娘よ。ありがとう。今日は11月22日。
iPhoneのSiriの答え方は秀逸。
なかなかやりますね。
そうそう、学生の要望に応える大学生協の返答もお見事。
ちょっと疲れた日、ネットに現れる軽妙なやりとりに癒やされております。
ちなみにSiriに訊いてみました。
「疲れた~」
「あ、わたしもぼーっとしてよく聞いていませんでした。」だそうで……
「昔の光 今いずこ……」の城跡散策② [ふるさと]
岡城趾の下の河原から
古い登城口にやってきました。
昔はここに橋があったのですね。
新しい橋ができて使われなくなったのです。
ここで帰るのかと思ったら、夫はずんずん藪の中へ。
ほとんど整備されていない古道をお城に向かって登ります。
以前ツツガムシにやられた私としては
ちょっと嫌なんですが、置いていかれるのも……。
昔 この道は重要なルートだったのですね。
立派な石組みが見られます。
すっかり苔むしています。
中腹にある道路まで登ってきました。
左に行けば
駐車場、大手門など観光のメインの場所。
右に行けば
岡城の東の端にいくことができます。こちらの方向に行きます。
この道は、高校時代にマラソン練習で走らされました。
お城巡りコースでしたねえ。
こんな道を登ってきたんですよ。
この上の方がお城跡です。
阿蘇溶結凝灰岩は、この辺りの文化の基盤です。
あんな上の方に石垣。
河原の方に降りていく道がありました。
ここからも石垣が見えます。
紅葉を楽しみながらもとの河原に降りてきました。
岩場にこぶし大ほどの穴が並んでいます。
昔の足場か何かの跡でしょうか……。
人目に触れぬ所に昔の面影がたくさん残っていました。
……午後の日差しが寂しい谷間でのひとときでした。
古い登城口にやってきました。
昔はここに橋があったのですね。
新しい橋ができて使われなくなったのです。
ここで帰るのかと思ったら、夫はずんずん藪の中へ。
ほとんど整備されていない古道をお城に向かって登ります。
以前ツツガムシにやられた私としては
ちょっと嫌なんですが、置いていかれるのも……。
昔 この道は重要なルートだったのですね。
立派な石組みが見られます。
すっかり苔むしています。
中腹にある道路まで登ってきました。
左に行けば
駐車場、大手門など観光のメインの場所。
右に行けば
岡城の東の端にいくことができます。こちらの方向に行きます。
この道は、高校時代にマラソン練習で走らされました。
お城巡りコースでしたねえ。
こんな道を登ってきたんですよ。
この上の方がお城跡です。
阿蘇溶結凝灰岩は、この辺りの文化の基盤です。
あんな上の方に石垣。
河原の方に降りていく道がありました。
ここからも石垣が見えます。
紅葉を楽しみながらもとの河原に降りてきました。
岩場にこぶし大ほどの穴が並んでいます。
昔の足場か何かの跡でしょうか……。
人目に触れぬ所に昔の面影がたくさん残っていました。
……午後の日差しが寂しい谷間でのひとときでした。
「昔の光 今いずこ……」の城跡散策① [ふるさと]
「ご出身はどちら?」と聞かれれば
「滝廉太郎の『荒城の月』のお城、あの近くです。」
たいていの方に納得してもらえます。隣町の我が家からは車で10分。
その岡城趾、四季折々 いつでも見応えのある風景が楽しめます。
今日の夕刻の風景。
大野川の二つの支流に囲まれた台地の上にある堅牢な山城です。
休みをとった月曜日、このお城跡を散策しました。
観光客は絶対に行けない地元民ならではの散策です。
ちょっと調べると
「海抜325mの台地、その広さは実面積で100万㎡、その広さは東京ドーム(46.755㎡)の22個分にあたる。」とありました。
実に大きな山城なんです。
地図をどうぞ。
その南側の河原に立ったのは月曜日の午後。
水量の減った白い河原を歩いて渡る……という遊びから始まりました。
ガードレールが見えていますが、これはいつも通る国道502号。
白い看板のようなものが見えますか?
そこが目的地。
川を挟んで見える岡城趾の古い登城口です。
いつも対岸に見えていた古い登城口に行ってみたくなって、
水量の減った河原伝いに行こうとしたわけです。
ああ、もう行けない……と思っても
夫は上手に道筋を見つけてずんずん進んでいきます。
写真を撮りながらついていくのは大変。
流れを跳び越える所も何カ所かあります。
思ったより「跳べなく」なっています。やばい、やばい。
何とかたどり着きそうです。
目的地周辺には、古い石垣が残っています。
昨年の水害でたいそうな水が流れたのですが、
その後で、草に覆われていた石垣が対岸からもよく見えるようになりました。
たどり着きました。
たくさんの遺構が周辺に様々な形で残されています。
この場所もその一部なのです。
お城の全貌は下からは見えません。
空からでも見ないと……。
「滝廉太郎の『荒城の月』のお城、あの近くです。」
たいていの方に納得してもらえます。隣町の我が家からは車で10分。
その岡城趾、四季折々 いつでも見応えのある風景が楽しめます。
今日の夕刻の風景。
大野川の二つの支流に囲まれた台地の上にある堅牢な山城です。
休みをとった月曜日、このお城跡を散策しました。
観光客は絶対に行けない地元民ならではの散策です。
ちょっと調べると
「海抜325mの台地、その広さは実面積で100万㎡、その広さは東京ドーム(46.755㎡)の22個分にあたる。」とありました。
実に大きな山城なんです。
地図をどうぞ。
その南側の河原に立ったのは月曜日の午後。
水量の減った白い河原を歩いて渡る……という遊びから始まりました。
ガードレールが見えていますが、これはいつも通る国道502号。
白い看板のようなものが見えますか?
そこが目的地。
川を挟んで見える岡城趾の古い登城口です。
いつも対岸に見えていた古い登城口に行ってみたくなって、
水量の減った河原伝いに行こうとしたわけです。
ああ、もう行けない……と思っても
夫は上手に道筋を見つけてずんずん進んでいきます。
写真を撮りながらついていくのは大変。
流れを跳び越える所も何カ所かあります。
思ったより「跳べなく」なっています。やばい、やばい。
何とかたどり着きそうです。
目的地周辺には、古い石垣が残っています。
昨年の水害でたいそうな水が流れたのですが、
その後で、草に覆われていた石垣が対岸からもよく見えるようになりました。
たどり着きました。
たくさんの遺構が周辺に様々な形で残されています。
この場所もその一部なのです。
お城の全貌は下からは見えません。
空からでも見ないと……。
初冬 [ふるさと]
この一週間は
月火水木金土日と連続で働いて
今日やっと休みがとれました。
ゆっくり朝食をとっているとき
メジロが庭に来ていました。
畑にジョウビタキも。
午後は「昔の光今いずこ」のお城跡を散策してきました。
3時間ばかりで帰ってきたのですが、
私が庭に踏み込んだ瞬間、
キンモクセイから10羽、モチノキから10羽、マキから10羽……というように
スズメが飛び出して逃げていきました。
冬の遊び相手は いつの間にかそろっていました。
望遠のレンズを出しておきましょう。
雑穀も準備しなくては……。
月火水木金土日と連続で働いて
今日やっと休みがとれました。
ゆっくり朝食をとっているとき
メジロが庭に来ていました。
畑にジョウビタキも。
午後は「昔の光今いずこ」のお城跡を散策してきました。
3時間ばかりで帰ってきたのですが、
私が庭に踏み込んだ瞬間、
キンモクセイから10羽、モチノキから10羽、マキから10羽……というように
スズメが飛び出して逃げていきました。
冬の遊び相手は いつの間にかそろっていました。
望遠のレンズを出しておきましょう。
雑穀も準備しなくては……。
風とともに帰りぬ [ヨット]
新門司からの帰りは、追い風に乗って帰ってきた。
国東半島をぐるりと回って帰ってくるので、
ヨットが向きを変えるにつれて
当然 風向きは変わってくる。
強い風の海には あまり出たくなかったから、
たまに風のあるときに海にいると、こんなことまでおもしろい。
それでも、由布山が見える方向を思うと
これから先の長旅が思いやられるのも本音。
新門司を出たときは後ろから。
いい機会だから舵をとって追い風の練習しろ……と
舵を持たされた。
上手に舵を波に当てないとぐらりとヨットが傾いた。
姫島近くではかなり風が強くて、
うねりもひどかった。
大きい波に乗ったときは、10ノット以上出た。
白い波がずっと見えていて、
遠くから見ている人は
「こんな時にヨットで……。」と眉をひそめたかも知れない。
夫は手引きに換えた。
姫島を過ぎると徐々に風はアビームへと変わっていく。
空港沖でヨットが小さく見えた。
武蔵のマリーナに入っていったようだった。
美濃崎を通過すると完全に横風。
けっこうなスピードだった。
アンカリングしている大きな船は
みんな風上に向いていた。
高崎山がはっきり見えてくる頃には、
スプレーが来るようになった。
風は弱まっていたが、
スプレーを浴びだした最後の1時間がいちばんつらかった。
風はハーバーに入る直前まで吹き続けた。写真はもう撮れなかった。
夫から風のあるときの着岸の指南を受けていたが、
ポンツーンにN井さんやOさんの姿が見えたときは
正直言ってほっとした。
……結局 今回も何もできないママであった。
国東半島をぐるりと回って帰ってくるので、
ヨットが向きを変えるにつれて
当然 風向きは変わってくる。
強い風の海には あまり出たくなかったから、
たまに風のあるときに海にいると、こんなことまでおもしろい。
それでも、由布山が見える方向を思うと
これから先の長旅が思いやられるのも本音。
新門司を出たときは後ろから。
いい機会だから舵をとって追い風の練習しろ……と
舵を持たされた。
上手に舵を波に当てないとぐらりとヨットが傾いた。
姫島近くではかなり風が強くて、
うねりもひどかった。
大きい波に乗ったときは、10ノット以上出た。
白い波がずっと見えていて、
遠くから見ている人は
「こんな時にヨットで……。」と眉をひそめたかも知れない。
夫は手引きに換えた。
姫島を過ぎると徐々に風はアビームへと変わっていく。
空港沖でヨットが小さく見えた。
武蔵のマリーナに入っていったようだった。
美濃崎を通過すると完全に横風。
けっこうなスピードだった。
アンカリングしている大きな船は
みんな風上に向いていた。
高崎山がはっきり見えてくる頃には、
スプレーが来るようになった。
風は弱まっていたが、
スプレーを浴びだした最後の1時間がいちばんつらかった。
風はハーバーに入る直前まで吹き続けた。写真はもう撮れなかった。
夫から風のあるときの着岸の指南を受けていたが、
ポンツーンにN井さんやOさんの姿が見えたときは
正直言ってほっとした。
……結局 今回も何もできないママであった。
新門司マリーナヨットレース⑤たっぷり遊んだ三日間。 [ヨット]
今日は11月9日。
レースから一週間です。
写真を見ながら、久々にめいっぱい遊んだ三日間を楽しく思い出しています。
……レースの度にいろいろな方と知り合えるのはうれしいですね。
前日にお声をかけてくださって、
知り合えた記念に一枚撮ったつもりでしたが、
慣れないコンデジを使い始めた直後だったので、こんな写真になりました(^_^;
笑い話として記録しておきます。
次にお目にかかれたときはバッチリ撮ります。
本当にゴメンナサイ(_ _)
表彰式やパーティーも楽しかったですね。
6位だったので跳び賞の景品はもらえないと思ったら、
なんと軽くて温かいベストをいただきました。HHの高級品!!
あれから毎日 夫は着用しています。色からすれば私のものになると思ってたのに。
Sムーンは着順4位、跳び賞の10位を獲得。
優勝は大海言。
シェンロンさんは「今年はずっと2位だった」と、悔しそうだけどにこやかに笑いをさそって
表彰式の会場を和やかにしました。
後で、大海言の走りのすばらしさを讃えていらっしゃいましたが、
シェンロンも本当に速かったです。
スーパーパラシューターは、あのきれいな水色のヨットだったと後で知りました。
同じテーブルとなり、親しくお話しできました。
SKYのベテランヨットマン氏は
つい最近 奥豊後の我が家の近くをご旅行なさったと聞き、偶然にびっくり。
SACHIIさんのお友達でした。
マリーナのレストランでは、前日は結婚式の披露宴が行われていました。
そういう場所だからなのでしょう、料理がおしゃれ。
なんと あの風の中、酔うこともなく
しかもビデオを回し続けていたのだそうです。
ヒールしても怖じ気づくことなくキャ~なんて言いながら
あとで感想を聞けば、「楽しかったですよ~」
K西さん、良きパートナーを見つけましたね。改めておめでとうございます!!
皆さんのお話を伺うと、
強風でけっこうアクシデントがあったようでした。
ジブシートに足を取られた……スピンが裂けた……などなど。
でも、大きな事故がなくてよかったですね。
……ライブ中のレストランの外では、風が走り回っていました。
かなり強い風が音を立てて通り過ぎます。
CHIHAYAで二次会をして
その賑やかな会話の合間にも
ひゅうひゅうと風の暴れ回る音が響いていました。
ヨットは置いて帰ることを覚悟していました。
その話題になるとSムーンに乗っていたAさんが、
追い風に乗ったらあっという間に別府に帰り着くよ……とおっしゃるのです。
この風で それはどうかなと思っていたのですが……。
……3日の朝です。
どうするかな……と二日酔いの夫は判断に迷っています。
で、結局出ちゃいました。
出港の際は、強風のせいで舫いのロープにすごい力が働いて
うっかり指を挟んであいたたたた……。
Oさんや近くのヨットの方が加勢に飛び出してくださいました。
みなさん、お騒がせしました。
お見送り、ありがとうございました。
おかげで対地8ノット平均、70マイルを9時間で帰りました。
別府に5時前に帰り着くと、皆さんが舫いをとってくださり
「この強風の中、よく帰ってきた。大変だったでしょう。」と
ねぎらってくださいました。
でも、追い風でびゅんびゅん飛ばすのはけっこう楽しかったんですよ。
……今回もまた、やっぱりレースはおもしろかった……です。
レースから一週間です。
写真を見ながら、久々にめいっぱい遊んだ三日間を楽しく思い出しています。
……レースの度にいろいろな方と知り合えるのはうれしいですね。
前日にお声をかけてくださって、
知り合えた記念に一枚撮ったつもりでしたが、
慣れないコンデジを使い始めた直後だったので、こんな写真になりました(^_^;
笑い話として記録しておきます。
次にお目にかかれたときはバッチリ撮ります。
本当にゴメンナサイ(_ _)
表彰式やパーティーも楽しかったですね。
6位だったので跳び賞の景品はもらえないと思ったら、
なんと軽くて温かいベストをいただきました。HHの高級品!!
あれから毎日 夫は着用しています。色からすれば私のものになると思ってたのに。
Sムーンは着順4位、跳び賞の10位を獲得。
優勝は大海言。
二位 シェンロン
三位 スーパーパラシューター
シェンロンさんは「今年はずっと2位だった」と、悔しそうだけどにこやかに笑いをさそって
表彰式の会場を和やかにしました。
後で、大海言の走りのすばらしさを讃えていらっしゃいましたが、
シェンロンも本当に速かったです。
スーパーパラシューターは、あのきれいな水色のヨットだったと後で知りました。
同じテーブルとなり、親しくお話しできました。
SKYのベテランヨットマン氏は
つい最近 奥豊後の我が家の近くをご旅行なさったと聞き、偶然にびっくり。
SACHIIさんのお友達でした。
マリーナのレストランでは、前日は結婚式の披露宴が行われていました。
そういう場所だからなのでしょう、料理がおしゃれ。
右の方に手だけ写っている人は、今日初めてヨットに乗った奥さん。
なんと あの風の中、酔うこともなく
しかもビデオを回し続けていたのだそうです。
ヒールしても怖じ気づくことなくキャ~なんて言いながら
あとで感想を聞けば、「楽しかったですよ~」
K西さん、良きパートナーを見つけましたね。改めておめでとうございます!!
皆さんのお話を伺うと、
強風でけっこうアクシデントがあったようでした。
ジブシートに足を取られた……スピンが裂けた……などなど。
でも、大きな事故がなくてよかったですね。
……ライブ中のレストランの外では、風が走り回っていました。
かなり強い風が音を立てて通り過ぎます。
CHIHAYAで二次会をして
その賑やかな会話の合間にも
ひゅうひゅうと風の暴れ回る音が響いていました。
ヨットは置いて帰ることを覚悟していました。
その話題になるとSムーンに乗っていたAさんが、
追い風に乗ったらあっという間に別府に帰り着くよ……とおっしゃるのです。
この風で それはどうかなと思っていたのですが……。
……3日の朝です。
どうするかな……と二日酔いの夫は判断に迷っています。
で、結局出ちゃいました。
出港の際は、強風のせいで舫いのロープにすごい力が働いて
うっかり指を挟んであいたたたた……。
Oさんや近くのヨットの方が加勢に飛び出してくださいました。
みなさん、お騒がせしました。
お見送り、ありがとうございました。
おかげで対地8ノット平均、70マイルを9時間で帰りました。
別府に5時前に帰り着くと、皆さんが舫いをとってくださり
「この強風の中、よく帰ってきた。大変だったでしょう。」と
ねぎらってくださいました。
でも、追い風でびゅんびゅん飛ばすのはけっこう楽しかったんですよ。
……今回もまた、やっぱりレースはおもしろかった……です。
新門司マリーナヨットレース④アクシデント [ヨット]
三角コースの最初は西から北の風を背に受けてスピンで第一マークまで。
速くも次のマークに向けて走らせるシェンロン、続いて大海言。
後方。
「おっとっと~。」とか何とか傾く度に言ってる私。
前を行く大海言の動きからブローが来るのがわかる。
でも、ハイクアウトしてたら、靴がびっしょりぬれてしまった。
メインを出したり入れたりしながら
吹き倒されないように走る。
そのメインを引くのが大変そう。
「出して!!」「戻して!!」という指示が飛ぶ。
風の力ってすさまじい。
スタート地点に戻って、最後のソーセージ。
また、スピンランとなる。
スピンを上げなくても7~8ノットは出ている。
強風の中のスピンの上げ下げは難しい。
それでもスピンを上げてしばらく走った……と思うのだが、
ブローチングしたときだったか
くしゃっとなったスピンが
ぶちっと音を立てて高く舞い上がった。
そのときは、何が起こったかわからなかったが、
アフターガイのスナップシャックルがちぎれてしまったのだ。
慌ててスピンを引き込んで、最後のマークまで追い風で走る。
このときの混乱で前の二艇にかなり差をつけられてしまった。
あとで見たらスピンの一部も裂けていた。
あれまー。
前の二艇はゴール目指して駆け抜けていった。
……最後の上りの頃には、私はもう疲れてしまっていた。
タックのとき、早めに反対側に移動しなきゃならないのに
それができず、傾いたヨットをよじのぼる状態だった。
スピンランのヨットとすれちがう。
あ、Sムーンだ。
初めてヨットに乗った彼女は大丈夫だったんだろうか……。
みなさんも苦労している。
ゴールあたりはちょっと混乱。
ソーセージコースに向かおうとするヨットをよけながら
本部艇を左に見てゴール。
その瞬間、よけたはずのヨットがまだ近くにいて、
それを避けようとして失速。
エンジンをかけて切り抜けようとしたけれど、
風に押されてリミットマークを積んだボートに吹き寄せられてしまった。
しばらくボートにひっついて離れられなかった。
ゴメンナサイ。
ようやく離れてマリーナへ。三位をキープしてのゴールだった。
私はもうへとへと。
こんなに強い風は二年前の宇和島以来で、
口のまわりがしょっぱかった。
速くも次のマークに向けて走らせるシェンロン、続いて大海言。
後方。
「おっとっと~。」とか何とか傾く度に言ってる私。
前を行く大海言の動きからブローが来るのがわかる。
でも、ハイクアウトしてたら、靴がびっしょりぬれてしまった。
メインを出したり入れたりしながら
吹き倒されないように走る。
そのメインを引くのが大変そう。
「出して!!」「戻して!!」という指示が飛ぶ。
風の力ってすさまじい。
スタート地点に戻って、最後のソーセージ。
また、スピンランとなる。
スピンを上げなくても7~8ノットは出ている。
強風の中のスピンの上げ下げは難しい。
それでもスピンを上げてしばらく走った……と思うのだが、
ブローチングしたときだったか
くしゃっとなったスピンが
ぶちっと音を立てて高く舞い上がった。
そのときは、何が起こったかわからなかったが、
アフターガイのスナップシャックルがちぎれてしまったのだ。
慌ててスピンを引き込んで、最後のマークまで追い風で走る。
このときの混乱で前の二艇にかなり差をつけられてしまった。
あとで見たらスピンの一部も裂けていた。
あれまー。
前の二艇はゴール目指して駆け抜けていった。
……最後の上りの頃には、私はもう疲れてしまっていた。
タックのとき、早めに反対側に移動しなきゃならないのに
それができず、傾いたヨットをよじのぼる状態だった。
スピンランのヨットとすれちがう。
あ、Sムーンだ。
初めてヨットに乗った彼女は大丈夫だったんだろうか……。
みなさんも苦労している。
ゴールあたりはちょっと混乱。
ソーセージコースに向かおうとするヨットをよけながら
本部艇を左に見てゴール。
その瞬間、よけたはずのヨットがまだ近くにいて、
それを避けようとして失速。
エンジンをかけて切り抜けようとしたけれど、
風に押されてリミットマークを積んだボートに吹き寄せられてしまった。
しばらくボートにひっついて離れられなかった。
ゴメンナサイ。
ようやく離れてマリーナへ。三位をキープしてのゴールだった。
私はもうへとへと。
こんなに強い風は二年前の宇和島以来で、
口のまわりがしょっぱかった。