四国から帰りました。 [旅]
四国に来ております。 [旅]
瀬戸内クルージング土産話④「陸奥」が眠る海 [ヨット]
瀬戸内は地図と写真を見比べているだけでも楽しい。
行こうと思えば いつかきっと行ける時が来るはず。
それは 本当に幸せなこと。
久しぶりに一緒に仕事をした人と海の話をした。
ヨットに出会えてよかった……と話した。
「知らないうちに世界を広げてたんですね。」
その人はそう言った。
確かにそうだ。
……ふと「平家物語」の世界が広がった。
波に揉まれて 西海に果てた一門のことを想像した。
厳島神社と呉の沖の写真のせいかもしれない。
6月6日の美しい海。
その波の下。
「陸奥」という船の悲劇を私は知らない。
ここに「陸奥」は眠っているそうだ。
6月は沖縄に思いを馳せるときでもある。
水底に眠る人たちのことを忘れてはいけないと思っている。
世界は広がった……とは言っても知らないことばかりだ。
やっぱり ヨットの白帆がゆったり遊べる海じゃないといけないってことだけはわかる。
そして、土産話はおもしろいけれど、
やっぱり自分で行かなきゃ記事は書けないってこともわかったので、
これからはできるだけ自分で見に行くことにする!
あとどれだけ海に出られるかわからないけれど、
その海その海で
そこに生きた(生きる)人たちと出会えることも「楽しみ」としていきたいなあ。
行こうと思えば いつかきっと行ける時が来るはず。
それは 本当に幸せなこと。
久しぶりに一緒に仕事をした人と海の話をした。
ヨットに出会えてよかった……と話した。
「知らないうちに世界を広げてたんですね。」
その人はそう言った。
確かにそうだ。
……ふと「平家物語」の世界が広がった。
波に揉まれて 西海に果てた一門のことを想像した。
厳島神社と呉の沖の写真のせいかもしれない。
6月6日の美しい海。
その波の下。
「陸奥」という船の悲劇を私は知らない。
ここに「陸奥」は眠っているそうだ。
6月は沖縄に思いを馳せるときでもある。
水底に眠る人たちのことを忘れてはいけないと思っている。
世界は広がった……とは言っても知らないことばかりだ。
やっぱり ヨットの白帆がゆったり遊べる海じゃないといけないってことだけはわかる。
そして、土産話はおもしろいけれど、
やっぱり自分で行かなきゃ記事は書けないってこともわかったので、
これからはできるだけ自分で見に行くことにする!
あとどれだけ海に出られるかわからないけれど、
その海その海で
そこに生きた(生きる)人たちと出会えることも「楽しみ」としていきたいなあ。
My Wild Irish Rose ~キース・ジャレット ~が耳から離れない [音楽]
ちょっと休憩。
夫が四角い箱みたいなスピーカー(?)を買ってきて
iPhoneで操作して
いろんな音楽を流している。
ヨットでも聴けるとご満悦。
えらく音がよいのだけれど
最近聴いたその中の一曲が耳から離れなくて
CDに入れてもらって
通勤中も車の中でずっと繰り返し繰り返し聴いている。
My Wild Irish Rose キース・ジャレット
「The Melody At Night, With You」というCDから。
……ただ 困るのは、これを聴いていると通勤中でも家に帰りたくなること。
夫が四角い箱みたいなスピーカー(?)を買ってきて
iPhoneで操作して
いろんな音楽を流している。
ヨットでも聴けるとご満悦。
えらく音がよいのだけれど
最近聴いたその中の一曲が耳から離れなくて
CDに入れてもらって
通勤中も車の中でずっと繰り返し繰り返し聴いている。
My Wild Irish Rose キース・ジャレット
「The Melody At Night, With You」というCDから。
……ただ 困るのは、これを聴いていると通勤中でも家に帰りたくなること。
瀬戸内クルージング土産話③宮島 [ヨット]
6月5日は冷たい雨になった。
室津を出て、大畠瀬戸を通り、安芸灘に入る。
呉を目指していたが、雨とガスで厳島まで……と予定変更。
けっこう寒かったらしい。
室津は干満の差が大きかったと夫は言う。
ヨットを泊めようとしたときは潮位が低く
岸壁は牡蠣だらけでフェンダーに穴があくかも知れないと心配したのだそうだ。
苦肉の策がこれ。
フェンダーを守る救命胴衣はお茶目。天開さんのアイデアなんだって!
お昼過ぎには宮島のフェリー乗り場の近くに着岸しようとしたが、
「ヨットはここじゃだめになったんです。」と案内図をもらって
厳島神社のずっと西側 水族館のさらに向こうまで。
水族館の近くと聞いて、
昔、マンボウが泳いでいた暗い水槽を思い出した。
今はどうなっているのだろう。
……さて、ヨットを置くと
雨の中、夫と天開さんはトボトボ歩いてフェリー乗り場に戻って
フェリーに乗って宮島口まで。
SACHIIさんおすすめの穴子丼のお店に向かった。
長い時間をかけて訪れた甲斐があって、
とっても美味しかったそうだ。
お店の中から。
……またフェリーに乗って宮島に戻る。
夫は昔 WINDKISSのみなさんと宮島一周のレースに何回か来ている。
筏に突っ込んだ……なんていう話を思い出す。
今もレースはあるのだろうか。
ヨットで宮島に行ってゆっくり厳島神社にお参り……それもいいなあ。
夕方 灯籠に灯が入り なんとも雅な風景に見える。いいなあ。
夜 LINEで
明日の予定を考える天開さんと
天開さんが作ったポテトサラダの写真が送られてきた。
ちょっとかわいそうだったのは、
ジャガイモをゆでた後 ガスが空っぽになって
翌日はあたたかい飲み物食べ物を作ることができなかったということ。
室津を出て、大畠瀬戸を通り、安芸灘に入る。
呉を目指していたが、雨とガスで厳島まで……と予定変更。
けっこう寒かったらしい。
黄色いフェンダーに救命胴衣が着せてある。
室津は干満の差が大きかったと夫は言う。
ヨットを泊めようとしたときは潮位が低く
岸壁は牡蠣だらけでフェンダーに穴があくかも知れないと心配したのだそうだ。
苦肉の策がこれ。
フェンダーを守る救命胴衣はお茶目。天開さんのアイデアなんだって!
お昼過ぎには宮島のフェリー乗り場の近くに着岸しようとしたが、
「ヨットはここじゃだめになったんです。」と案内図をもらって
厳島神社のずっと西側 水族館のさらに向こうまで。
水族館の近くと聞いて、
昔、マンボウが泳いでいた暗い水槽を思い出した。
今はどうなっているのだろう。
……さて、ヨットを置くと
雨の中、夫と天開さんはトボトボ歩いてフェリー乗り場に戻って
フェリーに乗って宮島口まで。
SACHIIさんおすすめの穴子丼のお店に向かった。
長い時間をかけて訪れた甲斐があって、
とっても美味しかったそうだ。
お店の中から。
……またフェリーに乗って宮島に戻る。
夫は昔 WINDKISSのみなさんと宮島一周のレースに何回か来ている。
筏に突っ込んだ……なんていう話を思い出す。
今もレースはあるのだろうか。
ヨットで宮島に行ってゆっくり厳島神社にお参り……それもいいなあ。
夕方 灯籠に灯が入り なんとも雅な風景に見える。いいなあ。
夜 LINEで
明日の予定を考える天開さんと
天開さんが作ったポテトサラダの写真が送られてきた。
ちょっとかわいそうだったのは、
ジャガイモをゆでた後 ガスが空っぽになって
翌日はあたたかい飲み物食べ物を作ることができなかったということ。
瀬戸内クルージング土産話②白と緑 [ヨット]
瀬戸内クルージング土産話①自衛艦と一緒に帰ってきた [ヨット]
6月6日、別府湾が見渡せる○○タウンの屋上駐車場にいる。
夫とMさんが瀬戸内クルージングから帰ってくるのでお出迎え。
(ホントは買い物ついで)
夕暮れが近い別府湾。
最初 自衛艦とおぼしき大きな船が目に入った。
ヨットが二艇 小さく見えたので、夫に電話をしてみた。
「自衛艦に近い方がうちの船だよ。」
もう一度眺めたら、すでに帆を下ろしていた。
車をハーバーに回す。
今日は、SACHIIが上架している。
シーズンに備えていらっしゃるのだろう。
ヨットが入ってきた。防波堤の端っこまで行ってお出迎え。
おかえりー。
……おや、敬礼ですか。
聞けば別府湾に入ってきた自衛艦は呉から一緒だったのだそうだ。
自衛艦は各海域で訓練をしながら別府まで来た模様で、
CHIHAYAはその訓練の度に自衛艦に追いつき
訓練を見ながら帰ってきたのだ。
この艦とは別の艦もいて、おもしろい訓練も目撃したらしい。
……それで。なるほどね。
クルージングの間、LINEで映像が届いていた。
三日間のうち、中日だけが雨模様で初日と最終日は好天に恵まれ、
二人ともよく日焼けしていた。
……舫いするなり始まったお土産話は次で。
夫とMさんが瀬戸内クルージングから帰ってくるのでお出迎え。
(ホントは買い物ついで)
夕暮れが近い別府湾。
最初 自衛艦とおぼしき大きな船が目に入った。
ヨットが二艇 小さく見えたので、夫に電話をしてみた。
「自衛艦に近い方がうちの船だよ。」
もう一度眺めたら、すでに帆を下ろしていた。
車をハーバーに回す。
今日は、SACHIIが上架している。
シーズンに備えていらっしゃるのだろう。
ヨットが入ってきた。防波堤の端っこまで行ってお出迎え。
おかえりー。
……おや、敬礼ですか。
聞けば別府湾に入ってきた自衛艦は呉から一緒だったのだそうだ。
自衛艦は各海域で訓練をしながら別府まで来た模様で、
CHIHAYAはその訓練の度に自衛艦に追いつき
訓練を見ながら帰ってきたのだ。
この艦とは別の艦もいて、おもしろい訓練も目撃したらしい。
……それで。なるほどね。
クルージングの間、LINEで映像が届いていた。
三日間のうち、中日だけが雨模様で初日と最終日は好天に恵まれ、
二人ともよく日焼けしていた。
……舫いするなり始まったお土産話は次で。
ぐるっと愛媛④最後はアンパンマン列車に乗って [ヨット]
5月4日、今治の夜の写真が一枚もない。
とにかく疲れ切ってて頭が働いていなかったらしい。
腹を空かせた8人は、全国チェーンの居酒屋に転がり込んだ。
わいわいと賑やかに食事をして
お腹を満たして幸せをかみしめたのだが、
スーパー銭湯に行って、ヨットに戻る道筋ではもう意識が朦朧としていた。
写真はないが、「楽しかった」という思いは鮮やかである。
……翌朝。
各方面へのフェリーや連絡船が離着岸を繰り返すから、
かなり揺れて眠れないのじゃないか……なんていう心配は無用で
ぐっすり寝た。ホントによく寝た。気分爽快。
この日 夫、天開さんとFさんは娘の車を借りて陸路しまなみ海道へ。
大山祇神社へ国宝を見に行くことになった。
私は、一足先にJRで九州に帰る。
あまりのお天気の良さに海から帰りたい気もしたが、そうもいかない。
蜜柑を抱え今治駅から
昨日見た海岸線をJRで松山、そして八幡浜へと鉄旅。
松山で乗り換え。
おお、アンパンマン列車ではないか!!
はっと気がついたら八幡浜の直前だった。
眠りこけていたらしい。
また宇和島まで行くところだった。(それもよかったかもしれない。)
……ぐるっと愛媛を回って八幡浜から別府行きフェリーに乗る。
港まで乗ったタクシーの運転手さんと蜜柑とじゃこ天の話で盛り上がった。
そんなわけで
じゃこカツをお昼ご飯にして、じゃこ天もお土産用にたっぷり買ってしまった。
連休も終わりに近いフェリーは身動きできないほど混んでいて、
蜜柑とバッグで隣の人と境界を作って、無理な格好で また眠りこけた。
目が覚めたら もう別府に近かった。
「連休はどこを楽しまれてきたのですか?」
別府の観光港から乗ったタクシーの運転手さんに聞かれた。
「ぐるっと愛媛を回ってきました。」
運転手さんはどんな周遊だったかは聞かず、
伊予から来たお客さんの思い出話を楽しそうに話してくれた。
その話を聞いていると蜜柑の花の香りが
車窓から流れ込んでくるような気がした。
とにかく疲れ切ってて頭が働いていなかったらしい。
腹を空かせた8人は、全国チェーンの居酒屋に転がり込んだ。
わいわいと賑やかに食事をして
お腹を満たして幸せをかみしめたのだが、
スーパー銭湯に行って、ヨットに戻る道筋ではもう意識が朦朧としていた。
写真はないが、「楽しかった」という思いは鮮やかである。
……翌朝。
各方面へのフェリーや連絡船が離着岸を繰り返すから、
かなり揺れて眠れないのじゃないか……なんていう心配は無用で
ぐっすり寝た。ホントによく寝た。気分爽快。
この日 夫、天開さんとFさんは娘の車を借りて陸路しまなみ海道へ。
大山祇神社へ国宝を見に行くことになった。
私は、一足先にJRで九州に帰る。
あまりのお天気の良さに海から帰りたい気もしたが、そうもいかない。
蜜柑を抱え今治駅から
昨日見た海岸線をJRで松山、そして八幡浜へと鉄旅。
松山で乗り換え。
おお、アンパンマン列車ではないか!!
はっと気がついたら八幡浜の直前だった。
眠りこけていたらしい。
また宇和島まで行くところだった。(それもよかったかもしれない。)
……ぐるっと愛媛を回って八幡浜から別府行きフェリーに乗る。
港まで乗ったタクシーの運転手さんと蜜柑とじゃこ天の話で盛り上がった。
そんなわけで
じゃこカツをお昼ご飯にして、じゃこ天もお土産用にたっぷり買ってしまった。
連休も終わりに近いフェリーは身動きできないほど混んでいて、
蜜柑とバッグで隣の人と境界を作って、無理な格好で また眠りこけた。
目が覚めたら もう別府に近かった。
「連休はどこを楽しまれてきたのですか?」
別府の観光港から乗ったタクシーの運転手さんに聞かれた。
「ぐるっと愛媛を回ってきました。」
運転手さんはどんな周遊だったかは聞かず、
伊予から来たお客さんの思い出話を楽しそうに話してくれた。
その話を聞いていると蜜柑の花の香りが
車窓から流れ込んでくるような気がした。
ぐるっと愛媛③瀬戸内の潮流 [ヨット]
今日は6月7日。
宇和島のレース、今治へのクルージングから一月経ってしまった。
記事の方はぐずぐずしているものだから、まだ松山沖、釣島水道。
15:14
瀬戸内は有名な島が多い。しかし、そのときは知らずに通って、
後になって、これがダッシュ島であろうとか、これが猫の島であったか……という具合。
この一月の間に、夫は天開さんと一緒に再び瀬戸内クルージングへ行き、
昨日 もう帰ってきた。
帰ってきた後の話の中に、
「瀬戸内は潮の流れをきちんとつかんでないといけない」ということが出てきた。
確かにそうだと思った。私も複雑な潮の流れを垣間見た。
釣島水道から斎灘に向かうときは、川の流れみたいだった。
15:33
斎灘に入るとやはり穏やかな海だった。
本州側はかすんでいたが、四国側の風景は変化に富んで面白かった。
16:22
本州側
おお、やっと橋が見えたよ……と思ったが、今治の突き出たところ(大角鼻)をぐるりと回っていかなくてはならない。
娘から何時頃着くの?というメッセージが入ったが、まだだよ~という返信。
16:59
17:33
また、潮の流れのあるところに来た。
潮流状況を知らせてくれている。
17:58
瀬戸の夕暮れが始まっていた。
後から来る天開はまだ姿を見せない。
ときどきこちらの状況を知らせ、航路などの情報を確認する。
本州側。大崎下島と岡村島あたり。
「CHIHAYAを九州に連れてくるときの思い出の島」と夫が懐かしそうに話す。
大角鼻を回ったのは18時20分を過ぎていた。
ヨットの上は夜露で冷たくなってきた。
18:45
小島の東側を通過して、馬島の西側から橋の下を通過。18:48
やっとこさで今治に入港。19時。16時間半の海の旅終了。
桟橋に舫ったところで、なんとSムーンのOさんご夫妻とS原さんが今治に再登場!!
車できてくださったんですね~!!
CHIHAYAに遅れること一時間、天開到着。
Oさんたちを見てびっくりしたのは言うまでもない。
今治で働いている娘も自転車で港までやってきた。
すでに21時前で、今治のめぼしいお店には入店できず、
空きっ腹を抱えた8人は夜のアーケード街を彷徨っていた。
宇和島のレース、今治へのクルージングから一月経ってしまった。
記事の方はぐずぐずしているものだから、まだ松山沖、釣島水道。
15:14
瀬戸内は有名な島が多い。しかし、そのときは知らずに通って、
後になって、これがダッシュ島であろうとか、これが猫の島であったか……という具合。
この一月の間に、夫は天開さんと一緒に再び瀬戸内クルージングへ行き、
昨日 もう帰ってきた。
帰ってきた後の話の中に、
「瀬戸内は潮の流れをきちんとつかんでないといけない」ということが出てきた。
確かにそうだと思った。私も複雑な潮の流れを垣間見た。
釣島水道から斎灘に向かうときは、川の流れみたいだった。
15:33
斎灘に入るとやはり穏やかな海だった。
本州側はかすんでいたが、四国側の風景は変化に富んで面白かった。
16:22
本州側
おお、やっと橋が見えたよ……と思ったが、今治の突き出たところ(大角鼻)をぐるりと回っていかなくてはならない。
娘から何時頃着くの?というメッセージが入ったが、まだだよ~という返信。
16:59
17:33
また、潮の流れのあるところに来た。
潮流状況を知らせてくれている。
17:58
瀬戸の夕暮れが始まっていた。
後から来る天開はまだ姿を見せない。
ときどきこちらの状況を知らせ、航路などの情報を確認する。
本州側。大崎下島と岡村島あたり。
「CHIHAYAを九州に連れてくるときの思い出の島」と夫が懐かしそうに話す。
大角鼻を回ったのは18時20分を過ぎていた。
ヨットの上は夜露で冷たくなってきた。
18:45
小島の東側を通過して、馬島の西側から橋の下を通過。18:48
やっとこさで今治に入港。19時。16時間半の海の旅終了。
桟橋に舫ったところで、なんとSムーンのOさんご夫妻とS原さんが今治に再登場!!
車できてくださったんですね~!!
CHIHAYAに遅れること一時間、天開到着。
Oさんたちを見てびっくりしたのは言うまでもない。
今治で働いている娘も自転車で港までやってきた。
すでに21時前で、今治のめぼしいお店には入店できず、
空きっ腹を抱えた8人は夜のアーケード街を彷徨っていた。
ぐるっと愛媛②灘ってなんだ? [ヨット]
長く突き出した佐田岬を回って伊予灘を航海する。
佐田岬は南側から眺めることは多いけれど
北側から眺めるのは珍しい。
もちろん佐賀関から三崎に渡ってドライブしたこともある。
穏やかな海になって安心したところだったが、
Sムーンにエンジンの不調?
それでも航海を続ける。
8:17
あの橋のところも通ったなあ。
10:00
日本の矛盾を感じる風景。
10:38
天気は悪くないが、全てがぼんやりかすんでいる。
Sムーンはこのあと長浜まで行ったところで無念のリタイヤ。
……伊予灘は波穏やかで、何にも見えない。カメラを向ける対象もない。
12:41
退屈だとつぶやくと、「灘っていうのはそんなところじゃないの?」という話になったが、
字は「さんずい」に「難」だから、荒れてそうな海の気がする。
そこで便利な「ウィキペディア」で調べると……
「灘(なだ)は、沖合の中で波が荒く、潮流が速い所を指す。洋とも書き表される。さんずいに難という字の如く、古くから航海が困難な場所とされ、そのため沿岸には避難港が発達している。とりわけ、黒潮(日本海流)が流れる太平洋側に多く分布する。」
ほら、やっぱり。でも、続きにはこう書いてある。
「瀬戸内海や豊後水道にも灘が多く分布する。しかし、これらは洋上のものとは逆に、水面が穏やかなものが多い。これは、灘には、風や波が荒く、航海が困難な場所という意味のほか、陸地の沖合で島が少ない地域を指すことがあるためである。……瀬戸内海を航海中は、至る所に小島が見られるが、灘と呼ばれる場所は島が少ないことから、海原を表す「灘」と名付けられたと考えられる。」
全くその通り。なるほどと思ってしまう。ホントに何も見えなかった。
13:44
それでも午後になるとぼんやり島影が見えるようになった。
本船も多くなってきた。
14:01
グーグルマップで島の名を確かめたりしているうちに
カワイイ島が見えてきた。
釣島海峡(水道)と呼ばれる場所にやっと到達。つりしま、じゃなくてつるしま。
15:06
この灯台は、歴史的に価値ある灯台だということを後で知った。
この水道の潮流はやや不規則で、時に流向、流速はかなり変化することがある……と
「瀬戸内海の水道について」の説明にあるけれど、
確かに流れは変な感じ。
海峡に入った時間があまりよくなくて、ヨットはあまり進まなかった。
……目指す今治は遠い……。
佐田岬は南側から眺めることは多いけれど
北側から眺めるのは珍しい。
もちろん佐賀関から三崎に渡ってドライブしたこともある。
穏やかな海になって安心したところだったが、
Sムーンにエンジンの不調?
それでも航海を続ける。
8:17
あの橋のところも通ったなあ。
10:00
日本の矛盾を感じる風景。
10:38
天気は悪くないが、全てがぼんやりかすんでいる。
Sムーンはこのあと長浜まで行ったところで無念のリタイヤ。
……伊予灘は波穏やかで、何にも見えない。カメラを向ける対象もない。
12:41
退屈だとつぶやくと、「灘っていうのはそんなところじゃないの?」という話になったが、
字は「さんずい」に「難」だから、荒れてそうな海の気がする。
そこで便利な「ウィキペディア」で調べると……
「灘(なだ)は、沖合の中で波が荒く、潮流が速い所を指す。洋とも書き表される。さんずいに難という字の如く、古くから航海が困難な場所とされ、そのため沿岸には避難港が発達している。とりわけ、黒潮(日本海流)が流れる太平洋側に多く分布する。」
ほら、やっぱり。でも、続きにはこう書いてある。
「瀬戸内海や豊後水道にも灘が多く分布する。しかし、これらは洋上のものとは逆に、水面が穏やかなものが多い。これは、灘には、風や波が荒く、航海が困難な場所という意味のほか、陸地の沖合で島が少ない地域を指すことがあるためである。……瀬戸内海を航海中は、至る所に小島が見られるが、灘と呼ばれる場所は島が少ないことから、海原を表す「灘」と名付けられたと考えられる。」
全くその通り。なるほどと思ってしまう。ホントに何も見えなかった。
13:44
それでも午後になるとぼんやり島影が見えるようになった。
本船も多くなってきた。
14:01
グーグルマップで島の名を確かめたりしているうちに
カワイイ島が見えてきた。
釣島海峡(水道)と呼ばれる場所にやっと到達。つりしま、じゃなくてつるしま。
15:06
この灯台は、歴史的に価値ある灯台だということを後で知った。
この水道の潮流はやや不規則で、時に流向、流速はかなり変化することがある……と
「瀬戸内海の水道について」の説明にあるけれど、
確かに流れは変な感じ。
海峡に入った時間があまりよくなくて、ヨットはあまり進まなかった。
……目指す今治は遠い……。