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春の別府湾~続きです。 [ヨット]

すでに帰りです。
今日 遊んだ深江はここ。
別府湾の地図を貼ってみました。







鶴見岳方面から雨が来るのが見えます。
強い雨ではなさそうですが、
このままいくと雨に遭遇しそうです。


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すっかりかすんでしまいました。


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雨にあたりたくないので
ヨットの方向を大分方面に向けてみます。

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それでも、細かい雨がやってきました。
この黄色い物体はフェンダー。
船と船や、船と桟橋の間に入れるクッション。

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この雨は長く続きませんでした。



ヨットの舳先に立っています。

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お天気は安定しないのに、波は静かなもんです。


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しばらくすると
また陽が漏れてきました。

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波のキラキラを写したかったのですが、
あまりうまくいきません。



……さあ、家に帰りましょう。


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今晩のおかずは何にしようか……などと考えつつハーバーに向かいます。


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そういえば、今日は手袋をしていない……ずいぶん暖かくなったんだなあと
次のセーリングを楽しみにしていた春の午後でした。





春の別府湾~久しぶりにクルージング [ヨット]

悪天候が予想された週末。
転がり込んだようなお天気になりました。


休日の計画は一転 二転 三転し、
結局 春の海に出ています。


久しぶりです。


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先日 私が駆け抜けた「天空の大学」がよく見えます。


鉄輪(かんなわ)温泉方面。

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扇山の野焼きはまだですね。
茶色っぽい部分が燃える様は
とてもすばらしいらしいです。
写真でしか見たことはありませんが。



今日も湯煙が見えます。

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ハーバーを出るときは曇っていたのですが、
ときおり陽も差して風もそこそこあります。


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夫からヘルムの練習を促され、
エンジンを切って、メインだけですが、
しばらくラットを預かりました。


数ヶ月に一度しか乗らないので、
いつまで経ってもへたくそです。
でも、風見を見ながら自由に走らせるのは気持ちが良かったです。


今日は夫が飲んでも良い日。

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まだ風は冷たいのに
もう赤潮?

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どうしたのでしょう?


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この日は深江まで。


公園の桜は間もなく開花するでしょう。
今年は桜の開花が遅い気がします。

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春の様子を伝えるつもりで写真を撮っていたら、
地元のおじさんが語りかけてきて、しばらく立ち話。


地元の元漁師さんで、
埋め立て前の深江港の様子、
漁が盛んだった頃の賑わいなど
次から次へと話題が広がるのでした。
戦時中の話も。
ここは回天の基地があったところ。
「幼い子どもの記憶」も語ってくださいました。



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どこで失礼させていただこうと、
話を区切る機会をうかがっていたのですが、
私の地元にご縁があるということで
またまた話が続いてしまいました。


帰って来ない私を心配して夫が迎えに来てくれて
お別れのあいさつができました。


でも、好い方でした。
春の日だまりのようなゆったりした語り口でいらっしゃいました。



ただ「春」を写す時間はなくなりました。



私がおしゃべりしている間に
仲間たちは これで遊んでいたみたいです。


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これ、やっぱりすごいですね。


                                  ……つづく。





ツバキ [ふるさと]

ヤブツバキが花盛り。


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こちらでは家の周囲に植えて
北からの冷たい風を防いでいました。


その林の中は秘密基地。
幹は固く、枝はしなやかに
一年中 子どもたちを受け入れていました。
花の時期は
木の下でままごと。
蜜を吸ったり、花飾りを作ったり。


最近はそんな子どもたちを見ることはありません。



ヒヨドリが黄色い花粉を顔に付けているのを見ると、
そろそろリンゴを提供するのも終わりかなと
寂しい気持ちになります。



ヤブツバキは杯みたいに春の光をたくさん受け止めていました。

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山口旅行のおまけ旅。 [旅]

山口からの帰り、
大分自動車道の別府湾サービスエリアで
私は夫と別れました。

変なところで別行動ですが、
別にケンカ別れしたわけではないのでご安心を。

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夫は一刻も早く帰らなくてはならない。
(隣保班の会議があるのに山口でゆっくりしすぎた!)
私は自分の車を取りに北浜のハーバーに行きたい。
(車がないと明日仕事に行けない!)


すんごい高いところを通ってる高速道路から
海沿いの別府市街まで下りる時間がもったいなくて
思いついたのがこの方法。


「私は別府湾サービスエリアからAPUに歩いていく。
そこから別府駅行きのバスに乗る。」


APUというのは立命館アジア太平洋大学のことで、
別府の山の上にあって、「天空の大学」という異名もあります。
別府湾SAから歩いて行けます。
上の写真のトラックの向こうに見える建物群です。



ちなみに別府湾からみれば……。
(私のデータから探してみました!)

ここです↓
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懐かしのソリトンの左後方の山の上。

       たくさんのヨットの上の方 ↓
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そして、これは夕暮れの別府湾(日出方面)から写したAPUがある山。
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こんな方法で別府に帰るなんて……。
APUの学生さんが高速バスを使う方法と同じではありますが、
私は初めてなので
ちょっとドキドキですがな。


眺めの良いサービスエリアからやぶの中の階段を下りていくわけですが、
休日の夕方なのでちょっと寂しい。

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けっこう下りました。
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大学構内にはだ~れもいません。
バス停はどこ~???

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走り回っていたらやっと学生さんを見つけました。
「バス停はどこですか?」と焦っている私に
親切に教えてくださいました。

その方向に歩いて行くと
ちょうどバスが入ってきました。飛び乗って、
「これ、北浜にいきますか?」
「ハイ!ダイジョウブデス!」と学生さん。

さすがAPU。
バスの中の会話は東南アジア方面とおぼしき言語。

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一度ゆっくり見学に来ようと思いました。

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バスは高いところから、別府湾方面にどんどん下っていくのですが、
これがけっこうな回り道。
でも、週末の最後のバス旅を楽しんできました。


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ハーバーに到着して
自分の車に荷物を置くとホッと一息。

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ちょうど仕事帰りのOさんに出会いました。
事情を説明すると、
「今、別府湾SAから下りてきたところ。」
なんだ~、ちょっと待ってれば会えたかもしれなかったのに~(*`Д´*)



……なんだかんだで私が山の自宅に帰り着いたのは、夫の帰着から2時間半も後のことでした。





おいでませ、山口へ~山口小旅行④ [旅]

美術館周辺。


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美術館でポンペイ展を見て、
午後2時からの青柳先生の講演まで時間がありましたので、
昼食後、サビエル記念聖堂のある亀山に行きました。
若き日のコック長さんたちが酒盛りをしたところですね。

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聖堂から亀山公園に階段を昇っていきますと、
山口の街並みが一望できます。


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前の山口小旅行で訪れた雲谷庵や瑠璃光寺が遠くに見えました。


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天開さんが、大内氏のことや毛利氏のことを解説してくださいます。
(私たちはまことにすばらしい先達を得ています。)


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春の日差しの中で鳥たちの囀りを聞きながら
落ち着いた山口市の雰囲気を楽しみました。


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                 木のてっぺんに鳥がいて、いい声で囀っていました。



山口って、いいところだな~。
そのとき、「おいでませ、山口へ。」というフレーズが脳裏に浮かんでいました。


……さて、前の記事の終わりに「おいでませ、山口へ。」と書きましたが、
これは、「山口においでなさい。」と「誘う」意味だと私は考えていました。


一応用例を確認しようと思ってネットで調べたら、
「おいでませ、山口へ。」は、「よくいらっしゃいました、山口へ」。
つまり、山口に来た人を歓迎する意味だと書いてあったのです。

あれれ?
私は、間違って使っていたのかしら。


というわけで、いくつかサイトを調べ、
KRY山口放送のブログを参考にさせてもらって、
まあ、使い方に間違いはなかろうという結論に達しています。

https://kry.co.jp/blog/hotzone/archives/315

山口の皆様がどのようにお使いなのか気になるところではありますが。



山口市はもちろん、山口県全体が興味深いところですねえ!
萩や長門のヨットレースを楽しむ日本海側、
ピースカップの周南の海、
歴史の興味がつきぬ下関辺り……他にも面白いところ満載。


「おいでませ、山口」。

また、遊びに行こうと思います。


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ポンペイの壁画を見てきた!山口小旅行③ [旅]

そもそも山口に出かけたのは
「世界遺産 ポンペイの壁画展」を見るため。


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紀元79年8月24日に最期の時を迎えたポンペイ。
伝説を遺して深く火山灰の底に沈んでいました。


18世紀に発掘が始まって
数メートルにも及ぶ火山灰の下から
古代ローマ人の暮らしが現れたとき
人々は衝撃を受けた……とパンフに書かれていました。


確かに、発掘に関わった人たちはビックリしただろうと思います。
こんなに鮮やかな色彩で
灰の下から現れるなんて!


海を思わせる青。
ツツジの花のような朱色。
たわわに実った果実と緑の葉。
薄衣をまとった女神の乳白色の肌。
日焼けした英雄の四肢。


室内に描かれていた色とりどりの壁画は
火山灰の成分に助けられ、
鮮やかさを保ったまま眠り続けていたのです。


落書きや選挙のキャッチコピーなど
ポンペイの日常がそのまま遺されていて、
人々が生きていた証をこんなふうに見せつけられると
自然災害の非情さも思い知らされます。


以前からポンペイの壁画のことは知っていましたが、
実際に見てみると
その生き生きとした姿に感銘を受けます。


3月26日まで。
4月からは福岡でも開催されるようですが、
行けない方は山口県立美術館のサイトをご覧になるだけでも
楽しめると思います。
展覧会特設サイト:http://www.pompei-yma.com/


今回の展覧会でさらに良かったのは、
東大名誉教授 青柳正規先生の講演「ポンペイの魅力」が聞けたこと。
(昨夜はネット動画で青柳先生の解説によるポンペイの特集番組を拝見。おもしろかった~♪)


そしてですね、なんと招待券に湯田温泉の入浴割引券がついていたんです。


美術館のチケットに温泉の割引券なんて初めて。
お風呂好きのローマ人のことに思いを馳せながら
ゆっくり温泉を楽しむこともできました(^O^)v


なかなか有意義なひとときでありました。 
おいでませ、山口へ。


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サビエル記念聖堂の塔~山口小旅行② [旅]

天開さんのお宅にお邪魔した翌朝。


朝食の後 お庭の花たちを写させてもらいました。

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天開さんが秋のうちに植えたであろう春の花は
寒い季節の終わりを告げていました。


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キッチンに飾られていたローズマリーは
これだったのね。

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天開さんが住む吉敷の町のことや
須佐の益田氏のことなど
語り始めれば
そのまま居着いてしまいそうなので腰をあげます。


県立美術館へ。


ポンペイの壁画を見る前に
美術館の周辺を散策しました。


美術館の背後の亀山には有名な「山口サビエル記念聖堂」があります。
二つの白い塔が下から見えますが、
平成3(1991)年にもとの教会が焼失したときは
とても悲しい思いをしました。
東洋と西洋がとけ合ったような美しい佇まいは忘れ難い風景だったからです。
私が初めて訪れたのは1986年だったと思います。


夫は高校生の時(1971年)に山口市民会館で開催された
西部合唱コンクールに参加するため山口を訪れています。
そのとき見た美しい教会の塔の風景が
心に焼き付けられているようです。



……市民会館まで行ってみます。

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夫は懐かしい風景に興奮気味です。
「ああ、ここから塔が見えたんですよ。」

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今の風景。

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1971年の同じ場所からの風景。

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夫にとって感慨深い風景だったようです。

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この日は春の日差しが心地よくて、
教会の鐘の音も
小鳥の囀りも
幸せな気分にさせてくれました。


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明るい海はすぐそこに…山口小旅行① [ヨット]

CHIHAYAの整備も終了して、小型船舶検査もクリア。


海は明るく シーズンの到来を知らせてくれているようです。


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11日は
疾風さんもLongLongさんも海に出たようですが、
私たちは山口まで出かけることになっていました。


山口県立美術館にポンペイの壁画が来ているということで、
以前から予定に入れていました。


家の片付けを済ませて
お昼過ぎにハーバーに行くと
CHIHAYAはいつものポンツーンに収まり、
夫は作業を済ませて待っていました。


……


山口市で天開さんと落ち合う前に周南市まで。
久しぶりにBluenoteのみなさんと
お会いしてきました。


穏やかな日差しの中で
こちらもシーズンに向けての整備に忙しくしていらっしゃいました。


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こちらのヨットも
海に出るのを待っているようです。


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風光る海。


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「日永」ではあるけれど、
明るいうちに山口市内に着きたかったので、
少しだけお話をして
お別れしました。


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宇和島でお会いしましょう!



……夕暮れ、天開さんのお宅にたどり着きました。
厚かましくもヨット仲間のお宅にお邪魔します。


仕事のヤマを越えて、
湯田温泉で久々に手足を伸ばし
とても美味しいお酒とお料理をいただき、
この上ない幸せを感じた夜でした。





見つめ直す日 [忘れてはいけないこと]

あの年は、私の仕事上の行き詰まりからぼろぼろ状態で、
深いため息をついてばかりの毎日でした。


……そんなときの「3.11」。



いろんな意味で「生き方」を見つめ直すきっかけになったと思います。




ヨットに乗るようになった
ブログを書くようになった……。
新しい自分が始まったのは、2011年の3月からでした。



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昨日で仕事のヤマを乗り越えて

今朝は久々に穏やかな朝です。

やっと大きな息を吸えるようになりました。





……今年も3月11日。


「3.11」は、「自分」「生き方」を見つめ直すひとつの節目。


気持ちを入れ替えて
また、新しい毎日を大事にしていきます。





風光る海に……早く行きたいな。 [ヨット]

今週はヨットを上架。
夫は別府通いの毎日です。

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冬の間にけっこう汚れていますね。


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一緒にお手伝いしたいところですが、
こちらは山から一歩も出られません。


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うちのヨットはけっこう細身ですねえ。


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半分ずつ作業したのでしょうね。
ご苦労様です。


キレイになって……美人♪


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早く春の海に出たいものです。