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次の航海に向けて…Bon Voyage! [ヨット]

8月26日。

この日、ツクヨミは、今年の最終目的地である大崎上島に無事到着し、
今年度の航海を無事終えたそうです。
プロジェクトの皆さん、N山さん、お疲れ様でした。
みなさん、日焼けした皆さんの笑顔がステキでした。


P8175695.jpg姫島にて


P8175705.jpg姫島にて


来年は続きの航海が待っているのですね。
M君、来年も参加するのかな?



8月27日。


単独無寄港でヨットによる世界一周を果たした立尾征男(たておいくお)さん(76)が
無事にホームポートに戻って来られたというニュースを見ました。

マグロを釣って食糧不足をしのいだとか。お疲れ様でした。
花束を抱き、ほっとしたような写真が印象的でした。




ちょっと もどって、8月6日。

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白石康次郎さんが挑戦した
世界一周単独無寄港無補給ヨットレース「Vendee Globe」の
ドキュメンタリー番組の再放送がありました。


リタイヤのときの自撮りの悔しそうな映像が忘れられません。


でも、HPのメッセージがステキでした。

「当初は起こった出来事を受け入れがたく、悔しさいっぱいになりましたが それを受け止めて、
乗り越え、再チャレンジをすることを決めました。

その瞬間から私は『敗者』から『挑戦者』に変わりました。」



この夏、様々な「挑戦」に感動をいただきました。




……数々のピンチに出会っても
それを切り抜けてきたK田さん。
今は穏やかな笑顔でそれを語ってくださって、
楽しくて美味しいひとときをいただきました。
ありがとうございました。

間もなく別府から出発されます。
一月かけてホームポートに帰られるそうです。

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来年もお待ちしております。





皆様、次の航海もどうぞご無事で。好い風が吹きますように。
Bon Voyage!





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姫島行③神様に出会った旅 [ヨット]

8月18日。午前8時すぎ。

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今回は姫島をゆっくり散策する時間はなかった。
ネコちゃんたちにも会いたかったけれど、残念。

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潮を見て出発をする。
ツクヨミの仲間が一人、ここでプロジェクトを離れるというので
別府までお連れすることになった。


N山さんが撮ってくださった写真。


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ツクヨミプロジェクトの皆さん、航海の安全と成功を祈っています。


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状況が許せば、夫は一緒に航海したかっただろう。

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N山さんもお体に気を付けて航海を続けてくださいね。




……空気は乾いて気持ちの好い朝。

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CHIHAYAに乗ったM君は21歳。
休暇を利用してプロジェクトに参加していた。
職場は大きな船。
偶然にも「職場」とすれ違った。


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M君は、クルーザーの経験はあまりないけれど、
セールの上げ下ろしやいろんな仕事にフットワークも軽く手伝ってくださった。

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海で働く若者は気持ちがいいなあ!
さわやかな青年を眺めつつ、
息子がいたら、ヨット生活もまた違っていたのかしらん……なんて思っていた。



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順調な航海。
前日は湿気を含んだ風を感じていたが、
この日はちょっとひやりとする空気を感じた。

「色なき風」という、この季節の季語があるけれど、
何となく猛暑の季節とは違った風が流れていた。


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昼過ぎにハーバーに帰着。


片付けをしていたら、ラー3世号のK田さんが声をかけてくださり
3人でお邪魔してランチをご馳走になった。
怪我の治療が長引いて別府での逗留もずいぶん長くなったK田さん。
でも、ゆったりとした時間がこのヨットには流れている。

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K田さんが焼いたパン、
ちょっとしたイタリアン風のソース、
そして、最後にはM君用に焼きそば。

二年前 門司港でK田さんにご馳走になった料理も忘れられないが、
今回のおもてなしも忘れ難い味であった。

M君にもきっと忘れ難い出会いになったことだろう。


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M君、短い時間でしたが楽しかったです。
また、CHIHAYAに遊びに来てね。

……


往路は雷神に出会い、姫島では古事記の神様ツクヨミに出会い、
帰り着いた別府ではエジプトの太陽神(ラー)のヨットでご馳走になった。


今回の姫島行は、いろんな神様と出会う旅になったみたい。


イタリアンじゃなくて……


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姫島行②「ツクヨミ」の仲間たちに出会った! [ヨット]

雷雨に遭遇し、這々の体で逃げ込んだ姫島港。

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舫いをとってくださったのは、
日本航海協会による航海カヌー 月読"TSUKUYOMI"プロジェクトの仲間たちだった。
https://sites.google.com/site/nipponvoyaging/projects/tsukuyomi

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N山さんがFacebookに航海の様子を詳しく書かれていらっしゃるので、
ご存じの方も多いだろうが、
FBをあまり利用しない夫やFBのアカウントを持たない私は
N山さんがこのようなプロジェクトに参加しているとは
全く知らなかったのだ。


パラオからやってきたカヌーを修復し、
宮崎から三重県まで
古事記・日本書紀で検証したルートをカヌーでたどるという壮大なプロジェクト!


若者たちはカヌーを漕ぎ
N山さんのヨットは伴走する。

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8月8日に宮崎の美々津を出発し、佐伯や佐賀関などの港を渡り
10日目に姫島に着いたところで
私たちは偶然出会えたのだ。

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古代の舟を操り、波に揉まれ、星を見て航海する現代の若者たち。
休日を利用しながらメンバーも入れ替わりつつ、
今年は大崎上島まで旅が続くという。

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キャプテンの奥さんは、
若者たちがこんなふうに海と関わることが大切なんだと
目を輝かせていらっしゃった。

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出会いの記念と感謝を込めて乾杯。

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こちらのメンバーと話をしていたかったが、
私は旧交を温めに宿へ向かった。
(海の幸を味わい、これはこれでシアワセ。)

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夫は本当なら一人で夜を過ごすはずだったが、
この出会いのおかげで、
プロジェクトのメンバーと楽しい時間を送ることができたようだ。


夜12時頃、ちょっと様子を見に港に行ったら
ヨットの上で語り合う姿があった。


……翌朝、私たちは8時に出発予定。
港にはテント。こうやって旅を続けているんだなあ……。


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姫島行①雷が怖かったよ~ [ヨット]

姫島に住む私の知人が幹事で
ちょっとした懇親会を姫島で持つと決めたのは一年前。

そのときから「ヨットで行けるといいね。」と夫と話していた。


しかし、二人して家を出ることが難しくなっている昨今、
ヨットで行くことは半ばあきらめていたが、救世主が現れた。
帰省中の我が娘ちゃんである。


「安心して行ってこい。」というので、一泊二日の姫島行きが実現。
久々のクルージングである。


8月17日。午前11時、別府を出発。
ひどい暑さ。

ヨットを出すとき、
「いってらっしゃい。」と声をかけてくださったのは
このところ別府に逗留されているヨットのオーナーさん。
「いってきま~す。」


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気温は高かったが、海上の風は気持ちよかった。
薄曇り。雲の動きで海面の色が変わるのを見ては楽しんでいた。
風向きが悪くセールは揚げられなかった。


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美濃崎を過ぎる頃になるとじりじりと陽が照りつけてくるようになった。
ブームの陰に隠れていたが、
とうとう夫がビニールシートのオーニングを出してくれた。


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快適\(^O^)/
大分空港から発着する飛行機を眺めつつ
つれ潮で順調な航海。姫島の島影もだんだん大きくなってくる。


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午後3時を回ったころだろうか、
国東半島方面の雲行きがあやしくなってきた。

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到着を前に、雨がやってくるようだ。

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スマホで雨雲の動きを確認すると
姫島の南を通過する予報。

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さて、雨に遭わず到着できるか?

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夫は舫いの準備を始めていた。

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とうとう大きな雨粒が当たりだした。

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「雨だけだよね、雷の様子は見えないね。」と言った瞬間
国東方面に稲妻が走った。ゴロゴロゴロ……。

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やばいなあ……スマホで雨雲予報確認。げっ!雨雲が北にずれている。

とたん、ひどい雨!!海上は真っ白になって、何も見えなくなってしまった。
そして、雷鳴。
マストに落雷したらどうなるんだろう……とりあえず落水しないようにしなくては。

姫島を目前にして
見通しがきかない土砂降りに雷鳴……生きた心地はしない。
大きな船がいるんじゃないかと目を凝らして前方を見つめていた。

…………


20分ぐらいのことだろうか。
「姫島の岸壁が見えない?」と夫。

突然、白い景色の中に岸壁が見えてきた。
港に入りさえすれば雷もしのげるかな……でも、着岸とかどうしよう……。
そう思っていたら急に周囲が明るくなって雨が止んだ。



フェリーが見えていつも停める場所にヨットを進める。

「ヨットがいるねえ。」と夫。

あれ?あのヨットは!?
見覚えのある青いライン。



「ランスロットだ。」



日焼けした若い人たちが何人もやってきて舫いをとってくださった……私は力が抜けていた。
夫が若者たちに尋ねた。
「もしかしてN山さんがいるんですか?」

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ヨットの中からお元気な姿が現れて、いつもの張りのある太い声が響いた。

「あんたたち、何しよんの?」

それはこっちが聞きたいですよ、N山さん。


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記事を投稿してずいぶん後に知ったこと


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お盆の行事 [ふるさと]

今年のお盆は家の片付けや掃除ばかりしていて
いつの間にか終わってしまいました。
(日頃ためているので……。)


お盆らしい行事と言えば
今年も静かにひっそりと火祭りが行われました。


わが家でも 毎年変わることなく松明の準備をして家の前に立てておきます。
隣保班長さんが灯油を入れてくれて
19:30には夫が火を点けにいくのです。それだけ。
それだけなんですが、地域の大事な行事です。


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夕食後、ちょっと近くまで写真を撮りに。


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雨が予想されていましたが、
大丈夫でした。


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わが家は亡き舅が作ったジュースの空き缶を使いますが、
こうやって竹を使うお宅もあります。


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宝船を模した松明もありますが、
近くに行くには気力がない……。


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たまにはもっとよく見える場所に……とも思うのですが、
やはり気力がない……。
それは、点火したら「かんぱーい」と飲んじゃうからでしょう(^^ゞ


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高いところからは平野一面の火が見えるはず。
こうやって虫除けの行事が終わると秋はすぐそこ……にならないですね、今年は。

夜中はひどい雨でした。
明け方近くまで火が残ることもあるのですが、
今年はすっかり消えたことでしょう。


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一人暮らしの方が、
今年は松明の準備をすることができなくなった……というお話を聞きました。
そのせいか松明の灯りが寂しいような気がして……。


ずっとずっと準備ができるように元気にしとかんとね……と話しています。



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佐伯のレースを思いつつ…… [ヨット]

8月11日午後、臼杵から八幡浜に渡るフェリーに乗っていました。


蒸し暑い日。
静かだけれどあまり見通しのよくない海上でした。


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12日は佐伯でレースがあるので、
もしかしたら佐伯に向かうヨットに出会うのでは……という期待で
しばらく海上を眺めていましたが、
マストらしきものは見えませんでした。


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12日、夫はDaisyでレースに出るので
写真を送って……とお願いしていたのですが、
この写真以外 レースの雰囲気がわかるのはありませんでした。
残念!一緒に行けていたらなあ!!


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しかたがないですね。
レースは、PeterStorm、Bluenoteやモヒートと競り合って
とても面白かったそうです。

夫は朝一で佐伯に駆けつけて午後は家に帰り着いた模様。


こちらも慌ただしく用事を片付けて帰ります。


伊予灘SAで休憩。
一度だけヨットで通ったことがある松山沖が見えました。


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夕刻のフェリーに乗船。


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風があって気持ちの好い時間でした。
そう言えば、レースも風があったと言っていたなあ。


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時間的には無理だと思いつつ、
レースから帰るヨットがいるのでは……と
カメラを抱えて目を凝らしている私でした。


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イルカに出会ったこと、
無風でヨットが動かなくなったこと、
風無の美しい朝のことなど
佐伯のレースの思い出はたくさんあります。
帰ったら古い記事を読み直そうかな……
なんて考えてる潮風の中。


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ヨット日記にならない今日この頃ですが、
また機会がくるでしょう。


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台風の後も暑い、暑い。 [ヨット]

迷惑な台風はまだ北上中。

皆様のところはどうですか?
台風の近くの方はお気をつけください。
早く消滅してくれるとよいのですが……。



昨日の午後、台風のための増し舫いを外しに行きました。

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午後のハーバーの日差しは強く、
暑くて暑くて……台風一過のさわやかさはありませんでした。
ときおりびゅっと来る風が
台風の名残ではありました。
小春さんや花子さんも暑い中での作業。
お疲れ様でした。


この猛暑の中で
神龍さんは船底を磨いて
次の旅に備えていらっしゃいました。

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こちらもツルツルの船底ですね。速そう!

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後ろのホテルは、
新しいホテルとして生まれ変わる予定だそうで、
工事が進んでいるようでした。


……夜には私に別の用事があるので
お仲間とのお話も私が打ち切った形になってしまって
申し訳ないことです。


バタバタした生活の中で
ヨットの時間がとても大切だったのですが、
その時間さえとれなくなりつつある今日この頃。


時間や空間の使い方、
気持ちの充実のさせ方や仕事とのバランスの取り方……難しいお年頃(笑)です。


頭と心もクールダウンして
落ち着いた生活をしたいと思いつつ、
エアコンが効いた車の中で
アイスを食べながら帰る道なのでありました。


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不思議なかたち [花や木]

こ、これは……どこ?
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クレーター?火山?
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グーグルアースから見つけ出した?
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こんなにじっくり眺めたのは初めてです。
おもしろーい♪
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他の方のブログを拝見していると
ハスの花の写真が美しくて、私も挑戦してみたくなりました。



近くに咲いているところがないかと思っていたら
偶然見つけました!
通勤途中の道から少し外れた場所。
ちょっとした用事のついでに見つけて
うれしいびっくり。
ある朝、早速カメラを持って出直しました。


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地元のお寺の方が
この春に植えられたと聞きました。

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田んぼ一枚分
美しく咲いています。

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お寺の奥様が
「最初は雑草に負けちゃうかと思った。」
と話していらっしゃいましたが、
今では隠れた名所になって
カメラを抱えた人がたくさん訪れているそうです。


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私がいる10分ほどの間にも
車を停めて写真を撮っていく人が何人も。
「毎朝 通勤途中に撮っているの。」と忙しく撮影していく女性もいました。
「ちょっと前がよかったのよ。もうずいぶんシャワーが増えちゃって。」

シャワー???確かに。


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私も時間がなくて、その上雨も降り出したので
この日はすぐに切り上げましたが、
おもしろいので
また行ってみようと思います。



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夏の花とローカル線。 [花や木]

夏の花と言えばこれ。

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カンナはこの時期になるとよく見かけます。


植え替えをするわけでもなく
夏になると
あっという間に伸びて花を咲かせ、
花の時期も長い、長い。

様々な色があって
夏にふさわしい花……かな。


いつも写真を撮る場所にもたくさん咲いています。
猛暑で湿度が高く
いつも見えるはずの山が全く見えません。

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列車が来ました~♪
下り列車大分行き。
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上り列車は……あそぼーい。
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この頃 撮りテツ子。
夫から「撮影の設定を変えなさい。」と言われ、
撮りテツ子の修行は続いております。


夏の花も鮮やかで
被写体には事欠かない毎日。




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