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ちはやパパの「Z2」な毎日⑯おい! [オートバイ]

暇に任せてこんなの作ってみました。


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下原門方向から本丸のところに歩いてきたとき、
あ、誰かいると思ったら、廉太郎さんでした。
そのときの写真です。




さて、本題へ。


この頃ウォーキングの記事ばかりで、
「レストアに頑張るなら、今だろ!」とツッコミをいただきそうなので……。



暖かくなってきたので、
ちょこちょこガレージにこもるようになっています。
「うっかり」を繰り返しつつ、少しずつ少しずつ作業を進めているようです。
錆だらけだったセンタースタンドとサイドスタンドの塗り替えもできています。
一番の課題(はまり込んだネジ)は、まだ片付いてないのですけれど。


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この頃はダイエットウォーキングや野菜作りに時間をとっているので、
集中してガレージにいることは少ないです。


そもそもダイエットを始めたのは、
二人とも健康診断の数値がとても悪かった……という理由からでした。
しかし、夫にはもう一つ理由がありました。


「Z2が無事に修理できた暁には、 革ジャンが着られる体型になっておかなくてはならない。」
ということ。
20年ほど昔に買った愛用の革ジャンは、下腹が邪魔をして……。



面白がって乗っていたのに、自転車にストップがかかったのが2月。
(今のところPSAの結果は悪い方向ではないのですが、チャリダーは様子見。)
その後、せっせと歩き続けた結果を報告します。



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体重計の記録を付け始めたのが2月ですが、
この2か月で、4キロのダイエットに成功しています。
(一年前からみれば6キロ減。測ってないとき、もっと太ってたから8キロ減かも。)

しかも、肝機能などの数値はすこぶる良好になってきました。
筋肉量は減ってないのに、体脂肪率は減少したところを見れば、
無理なダイエットではないようです。


3月の終わり、
ついに、ボタンが留まらなかった革ジャンが着られるようになりました。
着ることもないだろうとあきらめていた
革パンツも履けるようになったんですよ。



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さて、そうなったら、
実際オートバイで走る感覚を味わうのが待ちきれなくなったようです。

革手袋、ライダー用の靴、ヘルメットの手入れを熱心に始めたと思ったら……。


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おい。


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そう言えば、カワサキのショップに見に行ったことがあったっけ。
本気だったの?


「病膏肓にいる」とはまさにこのこと?


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「大丈夫かしら……。」と言う私に、
ショップの人は、
「昔からZ2にあこがれていて、
Z900RSに乗るために最近大型免許をとった60代の人もいますよ。」
また、
「昔と違って、安全運転さえしていれば、全く問題ないです。」ですと。


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すっかり着られるようになった革ジャンを着て、
今のところ週に一回か二回、近場を乗り歩いています。



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今のバイクは、パワフルで、安全面もバッチリだそうで。
でも、やはり、夫がバイクで出ていくときは
「気を付けて。」を何十回も言ってる私なのです。


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この先、古い方を本気で動かす気になるのか、請うご期待。



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「当たり前だろう!」と言ってますが。





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モミジの古木 竹田市「岡城跡」⑥ [お城(跡)歩き]

「新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため岡城跡を閉所いたします。」
https://okajou.jp/


がーん。
岡城跡にダイエットウォーキングに行けなくなってしまいました。



休日以外に行くと貸し切り状態の日もあったのですが、
連休ともなると、広いところを求めて訪れる人も増えるのかもしれません。
連休明けまでは、岡城跡でのウォーキングはできないけれど、
人に会わない場所はいっぱいあるので他を歩きます。



それでは、これまでに撮った岡城跡の写真の中から。


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下原門の近くに「お気に入り」の木があります。
古いモミジの木です。

行く度写真を撮っています。



2月15日 岡城跡に通い始めた頃。
      下の道を通って、下原門に上がってくるのです。


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まだまだ寒い頃でした。



3月21日。


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4月2日、下原門を下から眺めます。


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洞の所にシャガが咲いていました。


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この頃には、この木に会うのが楽しみになっていました。
   



4月14日。


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古木の向こうに下原門を入れようと必死……。崖から落ちそうでコワイ。


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4月も終わり。岡城跡も、その周辺も緑が濃くなっています。



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5月はどんな表情を見せてくれるでしょうか。



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「殿様、どこを通ったの?」岡藩参勤交代の道② [歴史探訪]

岡城跡を散策することが続いたが、この城にいた殿様は中川氏。
その前は、大友一族の志賀氏が居城としていた。


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中川氏がこの地に来たのが、文禄3年(1594年)。
豊臣秀吉が朝鮮に出兵した直後のこと。
その後三年がかりで、修築を施し、今の城と城下町が作られていったみたい。

  

中川の殿様は江戸時代になってもそのまま竹田にいらっしゃったわけだが、
こんな山奥の、九州の真ん中からお江戸までの参勤交代は大変だっただろうなといつも思う。


南から岡藩領(の一部)
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北から岡藩領(の一部)
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岡藩の殿様の参勤交代の道筋は、漠然と頭の中にあった。
豊後大野市犬飼から大野川を船で下って、
大分市の三佐という所から、船で瀬戸内海を経て大阪……ということぐらい。

私たちが別府のハーバーに行くとき、
山越えの道に「今市」という有名な参勤交代の石畳道路が遺っているけれど、
あれは肥後の殿様が大分の鶴崎まで行くのに使っていたんだよ……とまあ、
ずいぶんいいかげんな、聞きかじりの知識である。



夫はもう少し詳しくて、ウォーキング途上で、
殿様はここから竹田を出て、東に向かったと説明してくれた。


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地図を示すと、ここ。







ここは、岡城の下原門を東に下った挾田(はさだ)という集落。
志賀氏の頃は、下原門が大手門で、このあたりが城下だったらしい。
今は、静かな静かな田舎道。


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近戸門から岡城跡を通り抜け、そのまま下原門を出て、東に下って挾田に出た日があった。


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すれ違ったのは、岡城で二人連れ、挾田で三人の親子、それだけ。
ああ、農作業をしているおばちゃんと工事現場の人にあいさつしたかな。




下原門は、江戸時代には城の「搦め手(からめて)」、いわゆる裏口だ。
しかし、立派な石垣やそこから続く城内への道筋は本当に美しい。
下原門の風景は大好き。何回来ても同じような写真を撮ってる。
観光客の多くはここまで来ないなんて……。もったいない。



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「でも、参勤交代でお殿様が城を出るとなると、
 大手門(正門)から城下に出ていくのが筋だよね。」

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岡城の場合、正門は西、裏門は東、行く先は東の方向。
実際に歩くと、東の下原門から挾田まではあっという間。
こっちの方が便利に思える。


「裏口の下原門から参勤交代に出ることなんてあり得るの?
 近戸門は通用門だから、あそこから出ることはないよね?」


……疑問を語り合いながら田舎道を歩く。


「いったい殿様は、どう動いて、お城を出ていったの?」



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私たちは、殿様の参勤交代のスタート部分を知りたくなっていた。
私たちが歩いた道を殿様も通っていたと思うと、何だか面白い。
前回の記事で、「ここが本当に参勤交代に使われた道?」という疑問もあったしね。



そこで、今回の歴史探訪の課題。
「殿様は、どこからお城を出て、どこの道から竹田を出ていったのか?」
(ヨットで言えば、スタート時のコース取りみたいなものかな。)



ここで、参考にしたのが地元の資料。
『大分県文化財調査報告書 「歴史の道」調査報告書  岡城路  大分県教育委員会』
昭和54年から56年の調査報告だ。



この資料からまずわかったことは、
参勤交代で竹田から出るルートが二通りあったということだ。


①峠越えルート 標高600メートル以上を登る峠越え

 現在の県道47号線方向に北の峠道へ上り、県道412号線辺りに出て東に向かい、
「今市」を通り肥後の殿様と同じルートを行く峠道。
何と、今市は、もともと岡藩の殿様が整備した宿場だったのだ。(ああ、勘違い。)
岡城から見れば、印の方向へ山を登っていくのだ。うへえ。


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②川下りルート 
 挾田から出て、大野川沿いの犬飼から船で大分の三佐までの川下り。後の時代にできた。
 私たちが記憶していたのはこっちだ。



ほお、ルートは二つあったのか!挾田から犬飼を通る川下りルートだけじゃなかったのね。

やっぱりちゃんと調べるって大事!
今までの知識は何だったのよと思うくらい、
知らなかったことがぼろぼろ出てくる。



さて、「殿様はどこからお城を出たか?」についてだが、
実は、①の峠越えルートの場合、殿様は、どの門からお城を出て、城下町をどう進んだかは
「わからない」。

調査報告書にこう書いてあった。
「出発門がどこか、城下町を通るコースは」となると、わかりきったことのようにあって、まったく謎である。」


岡城桜祭りでは大名行列が「下に~下に~」なんて練り歩くけれど、
城下での実際の動きはどうだったのか、わからないようである。
「往っては翌年復る」を繰り返しているわけだから、道筋はいろいろなのかも。


この報告書では、「出発門の件は後日の課題」とも記されている。
詳しいことは、地元の歴史に詳しい資料館で聞いてみればわかるかもと思っていたが、
この4月19日にオープンするはずだった竹田市歴史文化館「由学館」は、
この騒ぎで開館が延期となっている。ここでも邪魔するか、コロナ!
しかたない、しばらく待つか。


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ただ、峠越えのルートを選んだときの竹田城下の出口は推定できている。
そこで、資料を参考にして、夫がGoogleマップで予習して、早速歩いてきた。

実際に歩けば、またまた「え~!ここ?こんなとこ!」

感想は言うまでもない。「山の中の藩の殿様って大変ね。」


果たして殿様が歩いた道は今も残っているのか?
まるで不審者かと思われそうな山歩きもやったフィールドワークは、また次で~。


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しかし、資料を読んで、歩いて、撮った写真を選んで、文章にまとめて……つ、つらい。
久々のお勉強は疲れる~(;.;)
昨日は、畑に行く以外ずっとお勉強だった。

今日ちょっと調査ウォーキングをしたら、またまた文章を書き換えなくてはならなくて、
「何でこんなことを始めちゃったんだろう。」と面倒になる。
このブログって、たしか「ヨット日記」だったよね……。
海じゃなくて、山の中のことばかり……。海が恋しくなりそう。
でも、コロナが落ち着くまで他にできることもないから頑張ろう。

よろしかったらおつきあいください。


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夏の畑に「強い味方」! [今日の私]

NHKの番組「あの日、そして明日へ みちのくモノがたり」を見ていたら、
大船渡市三陸町の鍛冶職人、熊谷鈴男さんのことが紹介されていた。


熊谷さんはもともと漁具専門の鉄工所を営んでいた。
震災を経て、漁具の売り上げが落ち込み、
再起をかけて取り組んだ草取カギカマの開発と販売。
その物語に感動した。


https://www.nhk.or.jp/ashita/michimono/kusatorigama/


そのドキュメンタリーで熊谷さんが語る。

「(草取りが)苦痛なのは道具が悪いからに違いない。」



その言葉に思わず拍手。


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                                    去年の野菜


そう、夏の草取りは辛いのだ。
梅雨も明けると、夏野菜はどんどん食べられるようになるが、
周辺の草の勢いもすさまじい。
雨が降れば、あっという間に根を張り畑を覆い始める。
土が乾けば、根は深く地に潜り、引き抜こうにも恐ろしい力が必要となる。
草取り鎌、ノコギリ鎌、鍬を武器に闘えば、腱鞘炎に腰痛、熱中症の危険が伴う。



「あれが欲しい!」



夫は、早速ネットで調べたが、Amazonやモノタロウを通すと高い。
結局 熊谷鉄工所に直接申し込むのが一番安かった。
税込み1本1320円。送料250円。


4月16日、2本頼んだ。



……ところが、熊谷鉄工所のホームページを見ると……。


2020年4月14日から15日にかけて、NHK「あの日、そして明日へ みちのくモノがたり」で熊谷鉄工所の熊谷鈴男が紹介されました。
おかげさまで、ただいま多くの注文を頂戴しており、お客様への納品までお時間を要しております。
ご不便をおかけいたしますが、在庫が整い次第お届けしますのでしばらくお待ちください。


……ああ、やっぱり。あの番組、見てた人は多かったのね。待つしかないな。


しかし、わずか一週間で荷物は届いた。
わずか2本の注文に誠意のある対応、これにも感動。


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今日の午後、早速、使ってみた。


裏庭に生えるような雑草では成果が実感しにくかった。


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これは、けっこうしつこいよ。


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お、いいじゃん。


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オオバコやタンポポのような根が深いヤツに実力を発揮する。
いつもは表面しか取れないのに、根がごそっと……。


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畑への入り口は、すでにこんな有様。


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おお、抜ける、抜ける。バリッと抜ける!!



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そして、最大に力を発揮したのが、
畑の畦付近に生えてる地下茎でがんがん増えるしつこいヤツ。


刃先をがつんと根元に入れ、ぐいと引っ張れば根っこがごそっと取れる。
あまりの気持ちよさに、がんがん引き抜いていたら写真を撮り損なった。




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このカギカマは、きっとこの夏の大事な「相棒」になるだろう。
夫は、牡蠣をこじ開けるオイスターナイフも欲しいと言っている。





……今日は、キュウリ、ナスやピーマンなどを植え、トマトのハウスを建てた。


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明日はトマトを植え付け。
様子を見ながら、もう少し野菜の種類を増やす。ニンジンやチンゲンサイも予定。


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少しでもスーパーに行かずに済むよう、自給自足体勢を整える覚悟。
(毎年やってることなんだけど。)





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「殿様、どこを通ったの?」岡藩参勤交代の道① [歴史探訪]

人に会うことを避けて(避けなくても人がいない過疎地暮らしで)、
ダイエットウォーキングを続ける私たちだが、
だんだん地元でのフィールドワークの様相を帯びてきた。
歩けば、「へえ。」と思うことに出会える。

不安と心配、それ以上に怒りが募る毎日だけど、腐ってばかりはいられない。
この際、地元のことに詳しくなるのもまた一興。
そんな「歴史探訪」の一部をご紹介。(ヨット日記はしばらくお預け……。)







「今日は岡藩(江戸)時代の旧道に行こう。」と夫。


竹田の城下町は、四方を山に囲まれ、
どこから入るにしてもトンネルを通らなくてはならない。
岡藩七万石は、九州山地の中にあり、城下はまさに九州のチベット。


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トンネルの掘削が困難だった昔は、
いくつも峠を越え、山道を通って城下に入ってきたのであろう。
今の大きな道からは想像もできない細い山道。
私たちが歩こうとしているのは、こんな山道の一つである。


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「大分方面から竹田に入る旧道の一部だよ。」と夫は言う。
現在の国道57号のルートしか頭に浮かばない私は、
昔の道のイメージが浮かばないでいる。

江戸時代に信濃国から竹田に来た人の日記にも出てくるという道。
「なんでそんな道を知ってるの?」

夫は「雑学のおもちゃ箱」。
好奇心旺盛だから、何にでも首を突っ込んでいる。歴史もしかり。


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岡城跡の北側には稲葉川が流れ、
いつも車を停める旧小学校跡地の傍から橋を渡ると、
川沿いに英雄寺、碧雲寺、高流寺と三つの古刹が近接する通りがある。


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その通りから、竹田を囲む山々の北側の峠へ向かう。


高流寺の横を登る急坂に入ると、こんな看板があった。


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西南の役で、竹田は西郷軍に占拠され、官軍との戦いで
「焼失家屋1500戸余り、両軍の戦死者213人、負傷者400人以上という大変な犠牲を払った場所」
だった。
こんな処でも戦いをしていたのか。やはり主要道の入り口だからかな。


旧道の案内板はこれ。


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よくわからないけれど、大事な道だったってことはわかる。
多くの人が行き来した道なのね。
「参勤交代?」殿様も通ったの?


それが、え~?ここが~?というような道。


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狭い。いやいや昔の道だから当然だろう。
暗い。いやいや昔は杉林もなく、山は美しく、明るかっただろう。
危ない。城下の守りを考えれば切り立った崖の上を通すことも当然なのかも。


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しかし、この急勾配を、殿様の行列がどうやって通ったのよ!!
参勤交代のイメージがどうしても結びつかない。……疑問①



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ところで、20年ほど昔、私が土日もなく仕事に忙殺されていた頃、
休みになると、夫と娘は竹田の町を二人で歩き回っていた。
最後は老舗の和菓子屋さんで甘いものを食べて帰ってくるというおきまり。
その和菓子屋さんの店員さんから父子家庭と勘違いされ、
夫は縁談を持ち込まれたこともあったそうな。

あ、これは余談。

そのころ、この道はまだ整備されており、
夫と娘はバイクで通り抜けたらしい。
遊歩道だけど。


一度は、観光資源の遊歩道として整備されたのだろう。
しかし、今は全く忘れ去られたような道。

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古びた案内板や朽ち葉の重なる様子がもの悲しい。

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木々は生い茂り、その隙間から岡城が見える。


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お城を見ながら人が行き来したのだろうが、
「物流」はどうなっていたのかと疑問を持たずにはいられない。
大きな荷は運べないんじゃないの?……疑問②



昔は大事な道であったということは想像できるものの、本当にこの道しかなかったのだろうか。


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「他に道はなかったの?」としつこく夫に聞く私。
「この方面からはこの道です。」と夫はきっぱり。


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納得のいかないままにこのルートの終点に来た。
下の写真の右側の道を下ってきたわけだ。


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新しい道を通って、もとの通りに戻ってきた。



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結局、疑問①と②が地元発見の新たなフィールドワークになるのである。
なあんちゃって……。


歩いて疑問がわいて、ちょっと調べて、「へえ。」と思ったことがけっこうあったので、
お勉強の成果がまとまったら記事にしますね~。
よかったらおつきあいください。


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『OK Google! 今 何時?』 [気晴らし]

Twitterの明るい話題を集めたサイトがあって、
(自分はTwitterもFacebookもしていないけれど)
よくそれを見て明るい気持ちにさせてもらっている。
(若者向けでわかんないときも多いけれど)
https://corobuzz.com/archives/151756



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その時は、「OK Google」にまつわるエピソードが集められていた。


その投稿者は、うっかり駅のトイレの個室で
「OK Google、今 何時?」と呟いたら、
隣の個室の人が、時間を教えてくれて恥ずかしかったという笑い話を提供していた。


おもしろかったから、
机の向かいに座って難しい顔でパソコンを眺めている夫に教えようと思って、
「『OK Google、今 何時』って駅のトイレの中でね……」と話しかけた。


すると、私のノートPCのそばにあったスマホが急に反応して、
時間を教えてくれた。

「あら!あなたも教えてくれるの?」



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おもしろいことがあったのよ!と娘のLINEに上の話を送ったら、
娘から「二段オチ」と返ってきた。


そのことをまた夫に話そうとした。
「(娘に)『OK Google、今 何時』の話をしたらね……。」


またまた、スマホはぱっと目覚め、時間を教えてくれた。
思わず、「聞いてたの?うかつに笑い話もできやしない。」



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今日のウォーキングの後で、夫が自慢げにスマホを見せるから、
スクリーンショットにしたらと提案したが、夫はやり方をしらなかった。
そこで、夫は
「Hey!Siri! スクリーンショットのやり方教えて。」
……ちゃんと教えてくれた。


それがこれ。
今日のウォーキングから帰った直後、強引にキリ番にした歩数。


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このスマホのアプリはうちの体重計と連動していて、
水曜日から使い始めたばかり。



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「OK Google!」や「Hey!Siri!」は
使われ始めてどのくらいになるのかな?


夫と娘と三人でドライブしたとき、
車の中でSiriと遊んだことがあったっけ。
後日、娘がこんな短歌を詠んでいた。

「海へ行く道はまっすぐ父と母Siriに何かを訊いては笑う」
お題は『iPhone』だったそうだ。



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今日の写真は森のパン屋さんに行ったときのもの。
さりげなく置かれていた。

焼きたてパンが美味しくて美味しくて……。
ウスダさんのパンは私たちを幸せにしてくれた。




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熊本地震から4年。 [忘れてはいけないこと]

2016年の今頃、
私は、熊本地震のせいで落ち着かない毎日を送っていたのだけれど、
5月には宇和島のヨットレースにも行けたし、
夏の訪れとともに元気になっていった。



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しかし、被災地の傷は深く、
4年経った今も、熊本城の石垣は多くが壊れたままで、
被災された方々の生活は、完全に戻ったとは言えない。
新型肺炎の流行は復興に大きな影響を与えていると聞いた。



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私たちの「平安」は
なんと脆い地盤の上に成り立っていたのだろうと改めて思う。


「当たり前」だったことが「当たり前でなくなって」
やっと思い出す、やっと自分のこととして考えられる。



2020年の今、
地球規模の困難に身体を張って闘ってくれている人たちがいる。
社会生活の維持に奔走してくれている人たちがいる。
気遣ってくれる人たちがいるし、明るい気持ちにさせてくれる人たちもいる。



そんな中での私たちの「いのち」。生かされている「いのち」。
自分で、注意深く、大事に守らなくては。



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この夏、4年前の地震で寸断されたJR豊肥線が全線復旧するそうだ。
国道57号も復旧の見通しだという。
大分と熊本の行き来がやっと楽になる。


今は県外への移動は慎まなくてはならないが、
夏にはコロナも鎮まっていてほしいと切に願っている。




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城跡「貸し切り」の日 竹田市「岡城跡」⑤ [お城(跡)歩き]

岡城跡ウォーキング、今年になって7回目。4月14日のコース。


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13:00過ぎスタート

旧小学校跡地→近戸門下→料金所→大手門下の道をいつものように歩いて
→下原門→御廟所跡をウロウロして
→本丸→二の丸跡で廉太郎さんに会って
→大手門方向に歩いて
→西の丸には行かず近戸門へ
→七曲がり→旧小学校跡地 6.3㎞


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清水門辺りから見た久住連山。朝の雪が少し残っている。


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この日の朝は白く輝いていた。久住長者原辺りは積雪だったらしい。


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岡城下の国道と大野川。


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本丸にいた二人連れは早々にいなくなり、
谷間の向こうにいた日傘を差した人も見えなくなり、
岡城跡を600円(300円×2人分)で貸し切り状態の午後。



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こんにちは。


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石垣から落ちないでね。



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誰も来ないね、廉太郎さん。


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この構図をねらうと、たいてい人が入るんだけど、今日は……。


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本当に誰も来ないね。


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阿蘇山が見えた。噴火は鎮まりつつあると聞いた。


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近戸門から下りるとき、城内を整備している人たちに会った。
「お疲れ様です。ありがとうございます。」


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土に隠れていた石段が現れていた。


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さて、帰ろう。


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七曲がりを下る。


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緑はますます濃くなっていく。


近戸門への道にはマムシが出ると、登る途中で会った近所のおばちゃんが教えてくれた。
このコース、夏の間はどうしよう……。



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コロナのせいでウォーキングの話題しかない(泣)が、
岡城跡のおかげで癒やされる日々。



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お年寄りからいろいろもらう [今日の私]

「何やっとんのじゃ!」と
信じられないような、イライラする情報が多い中、
ネットには精神の安定を保つためのアドバイスが多く見られるようになりました。
その中に、
「心と体の健康を保つポイント あかさたなはまやらわ」というのがありました。


https://www.asahi.com/articles/ASN4C4V84N48UTFL001.html


その中の「ら」は「ラジオ体操」。
これはいいです。
実は、私たちはよくテレビ体操をやっています。
「こんな運動が大事になったんやなあ。」と年齢を重ねたことを笑いつつ……。

テレビ画面を見ながら、指示に従って身体を動かしたり、ラジオ体操1番2番をやったりすると、
身体がぽーっと温まってきます。9時~10時頃にするのがいいみたい。

「ラジオ体操をぜひともやりなさい。」
そう言って、ずっとラジオ体操を続けている夫の叔母さん、90歳で元気です。



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「あかさたなはまやらわ」の「あ」は「歩く」。


田舎町をあちこち歩いていると、
「心と体を健康に保っている高齢者」の方によく会うのですが、
いろいろ感動をもらいます。

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三月のはじめ、ある農家の傍を通ったとき、
まるまるとした形の良い里芋が
きれいに洗われて、たくさん並べてあるのを見て、
そこにいたおばちゃんに、「きれいですねえ!美味しそう!」と
思わず話しかけたことがありました。

おばちゃんは、「いくつか持っていくね?」と言ってくださったのですが、
どう見ても売り物。「いえいえとんでもない。」と恐縮したことでした。

大事に育てたものを大事に扱っている、その仕事の美しさと
それを惜しげもなく、「持っていくね?」と言ってくれる温かさに感動したことでした。




そこから数百メートル離れたところに、美しい菜園がありました。


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草一本もないし、様々な野菜が元気に育っている見事な畑!!
この畑からは一年中野菜が途切れることなく収穫できるようです。


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「すごいですねえ!」と畑にいるおばちゃんにまたまた声をかけてしまいました。

86歳になるというおばちゃんは、大分市に住んでいる子どもや孫のために
90になるご主人と一緒に、野菜を作っているのだそうです。


美味しいキャベツができそう。
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「ばあちゃんのニンジンは売っているのと違って味が濃くて美味しい。」
そんな言葉が励みになるそうです。

「私たちも野菜を作り始めたのですが、それにしてもこの畑はすばらしい。」
そんな風に言うと、
「野菜作りは、赤子のおしめを換えるのと一緒。朝夕畑を見て、様子が悪けりゃ、肥料をひとつまみ。」
深いお言葉をいただきました。



一月経った数日前、
「今日はおばちゃんの畑を見に行こう。」と、様子を見に行ってきました。
春の花が畑の端に咲いていて、おばちゃんも元気でした。


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タマネギは「早生(わせ)」と「晩生(おくて)」をちゃんと植えておくと、
長く食べられると教えていただきました。
おばちゃんは、今年は晩生しか植えなかったので、
週末に帰る息子さんたちに持たせることができないと残念がっていました。
タマネギは持たせられなくても、キャベツやレタスは喜ばれるんじゃないかな。



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もう一人、この方は、私たちが家にいないときを狙ってやってきます。


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理由は、「気を遣わせては悪いから。」


実は、この方はわが家の果樹を気に掛けてくださっているのです。


以前うちのお母ちゃんが指導を仰いだことがあったようで、
以来、こっそりやってきては、ビワやイチジクの世話をしてくださるのです。
余計な枝を取ったり肥料をやったり……。



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一昨日は、歩きに出かけようと戸締まりをしていた私たちに出くわして、
きまりが悪そうに、「ありゃ、誰もおらんと思ったのに。」


いえいえ、こちらこそお世話してもらっているのに恐縮ですってば……。
この日は、ビワやスモモの世話についてご教授いただきました。
それはもう、小さな実をいたわるように扱うのがすごい。


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「大事に育てる」って本当にすばらしい。 



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「あかさたなはまやらわ」の「わ」は「笑う」。
町のおいちゃんやおばちゃんに笑顔をもらったのでありました。


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裏庭の憩いスペースほぼ完成 [今日の私]

一年前に「裏庭でビールを!」と計画したスペースが
三月終わりに何とか形になりました。


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暖かくなって、Z2の整備もしたかっただろうけれど、
よくぞここまで付き合ってくださいました!

ありがとう。


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というわけで、完成してテーブルセット(安物だけど)が届いた4月4日に、
お母ちゃんとハナをお招きして(笑)、完成の乾杯。
夕方はまだ寒かったので、あっという間にお開きになりましたけれど。


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ハナも喜んでる?


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結局、草の上が好き。


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柿やスモモの葉が茂ってくると、もう少し過ごしやすくなるでしょう。
ここなら「3密」と関係ないので、安心ではないでしょうか。



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花の種類を少しずつ増やしてきましたが、
庭は、まだまだお見せできるようなものではありません。

椅子に座ってみると背景がね~。裏庭ですからね~。よけいなものもあるし……。
ま、これからじっくり手を入れていきます。




とりあえず、花の種類は増えています。
町内のコ〇リで適当に苗を買ってきては植えています。
だから、あんまり統一感はないです。



これは一年前の退職祝いにもらった寄せ植えの花。


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一重のアネモネは白だけでなく、他の色も咲くようになりました。


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とりあえず、よし。


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アシュガは、グランドカバーにできるぐらい増えると説明にありましたが、
まだポツンポツンの状態。


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ルピナスは、寄せ植えに使っていたのが花が終わったので、地植えにしたのですが、
水をやると面白いので、いつも遊んでます。


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面白かったのはこれ。


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いつのまにか庭にずっとあって、
冬の間は、霜が降りるときれいだったので、そのままにしておきました。


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春になるとぐんぐん増え始め、スズメたちがやってきては葉っぱを食べていました。
「何が咲くんだろう。」と楽しみにしていたら……。


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ハルジオンという雑草でした。なんとまあ。


食べることもできる野草らしく、糖尿病予防の薬効もあるとか。
スズメ、すごいな!!


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スズメの食べた跡。



地方によっては、「貧乏草」と呼ばれ、
引き抜くと貧乏になると云われているらしいです。
しかしですよ、「日本の侵略的外来種ワースト100」にも認定されているそうなので、
貧乏になると言われても、「さようなら~。」ですよね。

写真には残しておくので、貧乏にはしないでね。


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……と気が向けば、雑草との闘いに今日も裏庭を這い回っている私。





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