SSブログ

風景が変わったなあ。 [ヨット]

久しぶりにハーバーへ。
ヨットで海に出る時間はないのですけれど。


P2220129.jpg 



P2220125.jpg



いや、船検を受けてないから
どっちにしても出られません。
……というわけで、船検の手続きへ。


「O社長さん、こんにちは。お世話になります。」

P2220126.jpg




ハーバーそばの大きなホテルが完成に近いですね。


P2220130.jpg



なんだか風通しが……。


P2220120.jpg


色?


P2220137.jpg



圧迫感は、高級ホテルという「ハク」を私が感じるから?


P2220130.jpg



目が慣れるまで時間がかかりそう。


P2220140.jpg



P2220143.jpg



ま、今のところ、行く予定はなし。
だから、見ない。


P2220144.jpg



海がきれい。


P2220134.jpg



このところ、感染者も少ない大分県。
油断大敵だけど、少し安心。



P2220164.jpg



P2220154.jpg



P2220156.jpg



しばらくエンジンをかけて、それから帰ります。


P2220160.jpg



春の海でのんびりセーリングしたいねえ。



P2220162.jpg



舫いが解けるのはいつかな。


P2220163.jpg



帰り道。


P2220170.jpg


P2220167.jpg


手続き完了。
私は車でぼやっとしていただけですが。


P2220166.jpg




nice!(0)  コメント(4) 

フラワーウォッチング岡城跡 [花や木]

岡城ウォーキングの帰り道は
お土産屋のおばちゃんがお茶をふるまってくださって
少しだけお話をして帰るのが恒例になってきた。
ただのお茶を「毎度」は申し訳ないけれど、おばちゃんのお茶は美味しい。

「今年の桜の頃はお客さんが来られるといいですねえ。」

先日はそんな話題。


………


このところマクロを持ち歩いているのは
桜を前にいろんな花が咲き始めたから。
歩きつつせわしなく撮っているからブレブレのが多いけれど。



近戸門七曲がりのホトケノザ

P2200096.jpg



大手門石垣のスミレと?

P2200004.jpg

P2200119.jpg



桜馬場あたりのヤブツバキ

P2240226.jpg


二の丸のブンゴウメ

P2240245.jpg


中川覚左衛門屋敷跡のモクレン あれ?コブシだったかも。

P2240190.jpg


滑瀬坂上のスミレ

P2240275.jpg




……御廟所辺りは、9月初めの台風で桜や梅が何本も強風に倒された。


P9142049.jpg



去年の2月19日に撮っていた梅の木。


P2190876 2.19去年.jpg



この写真の奥にも白く見えている。
9月にはこの木も倒れていた。


P2190874.jpg



倒れたままになって、今年の1月15日。
倒木に近づいてみると、


「あ、蕾!」


P1150502 1.15.jpg


P1150501 1.15.jpg


2月1日。

P2010340 2.1.jpg


P2010342 2.1.jpg


2月10日。

P2100626 2.10.jpg


P2100628 2.10.jpg



根っことかこんな状態だけど、
蕾にエネルギーがどんどん貯まっていく。


P2200035.jpg



2月17日、激しい吹雪の後。一輪だけ花が見えた。


P2170928 2.17.jpg


P2170930 2.17.jpg


P2170933 2.17.jpg



2月20日。


P2200027 2.20.jpg


P2200033 2.20.jpg



そして、2月24日。


感動がうまく言葉にならないけれど……春の「生命力」に感動している。


P2240265 2.24.jpg


P2240249.jpg


P2240250.jpg


P2240253.jpg


P2240254 2.24.jpg


P2240257.jpg


P2240258 2.24.jpg


P2240260 2.24.jpg


P2240261.jpg


P2240264 2.24.jpg


P2240267 2.24.jpg


倒木の周りをウロウロしながら何枚も何枚も撮ったけれど、
思うような感動が伝えられない。


……この木を残してくださったことに感謝した。






nice!(0)  コメント(4) 

猫の日……なのか、今日は。 [猫]

猫の日があったんだ。


P2150739.jpg



2月22日。ふうん。
じゃあ、久しぶりに猫の写真でも。




夏はここが好きだった。


P8224163.jpg



冬はここが好き?



IMG_20210109_084232.jpg



「特に寒い日だけね。」


IMG_20210104_124825.jpg





猫はいいねえ……。



P2150771.jpg




暖かい日はここが好き。



IMG_20210110_145433.jpg



座敷の縁側。冬は、蘭などが居座っている机とサッシのすき間。
邪魔されずに寝られるから?
ばあちゃんが探しているよ。


P2220183.jpg


P2220184.jpg


P2220180.jpg


「後で。」


P2220177.jpg



まあ、昼間はこちらにいてくださると、鳥たちも安心かな。


P2150781.jpg



こんな調子だが、一応「癒やし」もやってるわけだし、
ご近所の大工さんからは
「作業場にネズミがいなくなった。」と喜ばれているし……。



「なのに、変なトリミングしないでくださーい。」


IMG_20201018_124348.jpg



IMG_20201018_124348a.jpg

nice!(0)  コメント(2) 

竹田の城下を歩こう③墓石の短歌 [街歩き]

2月17日、吹雪の後の西の丸です。
強い風が吹いています。


P2170992.jpg



雪雲が騎牟礼城の背後に近づいて、おかげで古城がくっきり。


P2170994.jpg


話題を円の中、唐橋君山先生のお墓がある竹林に戻しましょう。


墓碑銘が写真に上手く撮れていない、
記事にしようとしたら写真の構図が悪い……とか何とかで、
この記事をアップするまでに4回も通った私たちです。


P1251245.jpg


最初は「え?ここ?」というような竹藪をくぐって行ったのですが、
きちんとした道もあって、そこは散策にはもってこいの道なのです。

佐藤義美記念館そばの駐車場から大正公園に登る道を使います。
川沿いの階段を登れば、まあ、よい眺め。竹田駅がよく見えます。


P1270003.jpg


P1270006.jpg


P1270004.jpg


P2191091.jpg




愛染堂の裏道を通って、立派なお墓のある区画を通れば
唐橋君山先生のお墓が見えました。


P2191058.jpg


P2191060.jpg




夫が取り憑かれたのは、君山先生の顕彰碑の奥の「一対」の墓石です。


P2191063.jpg


P2191069.jpg


P2191072.jpg



普通のお墓と自然石のお墓が同じ囲みの中にあります。
囲みの中には「八雲會員」と銘がうたれた灯籠があります。


P1270011.jpg


P1251247.jpg


もう誰もお参りする人は居ないのでしょうか。
雑木が生え、葛が絡まり、苔が生え……。


P2191067.jpg



普通の墓石の方は明治44年9月に亡くなっています。
お名前と没年月日のみ刻まれています。戒名はありません。
隣のお墓の方は、大正2年11月に亡くなられているのですが、
お名前は無く、「一睡老人墓」と書かれているだけ。
そして、歌が一首。


P1270014.jpg



P1270017.jpg



夫はこの三十一文字がどうしても気になるようです。
解読が始まりました。


P1270030.jpg



変体仮名がその場ではわからないので、写真に撮って帰って調べ始めました。
夫の机の上には、「くずし字用例辞典」「くずし字解読辞典」……。

幸いきれいな仮名文字なので、歌は解読できました。


P1270031.jpg



「左をし可能ふむ音多えしや萬可希農 に者能落葉にあら禮婦類也  〇〇」

 ↓

「さをしかのふむ音たえしやまかげの にはの落葉にあられふるなり 〇〇」



三十一文字は解読できました。ただ、そのそばに書かれた〇〇が読めないのです。

「子」と「菲」なのかなあ?

これは、名前なのでしょうか。それとも?……わかりません。

P1270042.jpg


P1270022.jpg




この墓石をめぐって
二人でいろんなことを想像しています。


P2191084.jpg


ふたつの墓石の人の関係は?
歌の作者はどういう人なの?
灯籠の「八雲会」とは?
「小牡(男)鹿のふむ音が絶える」という歌の意味するところは?
……などなど。
唐橋君山先生のお墓のすぐそばというのも興味深いですね。



P2191088.jpg



かつては、竹田のお城や町を眺められたであろう場所に、
並んだ墓石があって、その一つには歌がしたためられている。
さりげなく、いつ朽ちてもよいように、でも何かの「想い」が残るように……。

そんな「想い」に囚われて、まだいろいろ調べています。


P2191126.jpg


「知りたいこと・調べたいこと」に出会えるのも楽しい街歩きです。
竹田の街も奥が深い。


P1221133.jpg




……さて、過去に遡る街歩きを楽しんでいる私たちですが、
街歩きで「未来」にも出会いました。
これについては、また今度。


P2191111.jpg


ホントに竹田っておもしろいわ。



nice!(0)  コメント(2) 

二の丸で「吹雪」に遭遇  竹田市「岡城跡」㉒ [お城(跡)歩き]

岡城跡に通い始めてちょうど一年。
「雪景色を撮るチャンスがなかった、今年はもう無理かも。」なんて
先日の記事に書いたばかり。

ところが、昨日2月17日、岡城跡できわめつけの雪景色に遭遇しました。
(例のお墓のことは後回しにしますね。)


いつもの大手門入り口。
「風が強くて雪が舞っているけれど、一週間ぶりにきちんと歩きましょう。」

P2170804.jpg


ちょうど一年前も小雪の舞う日でしたが、今日はふっと明るく陽がさすことも……。


P2170821.jpg




いつもの岡城跡です。
歩けば、体もぽかぽかします。


P2170822.jpg



昨日は、御廟所の梅を撮るつもりで、マクロレンズを装着していました。


整備の進む岡城跡です。


P2170825.jpg



この辺りは、ちょっと前から遺構の調査中です。


P2170826.jpg



P2170833.jpg



排水をよくするための工事にあたって、
遺構をきちんと使うのだと教育委員会のお兄さんが教えてくださいました。
寒いのに、一つ一つ置き石の具合を書き記していらっしゃいました。


P2170834.jpg


お兄さんと話しているうちにだんだん風が冷たくなってきて、
雪が舞い始めました。


P2170837.jpg


そのとたん激しく雪が舞い始めて、あっという間にブリザード。


P2170838.jpg


P2170840.jpg


二の丸にいたのですが、
風に吹き倒されそうだし、周囲は真っ白で何も見えない。
とにかく冷たくて、指先が凍えてきました。

P2170843.jpg


P2170848.jpg


P2170849.jpg


P2170852.jpg


P2170861.jpg


P2170863.jpg


廉太郎さんも見えなくなってきた!
こりゃ、大変!と休憩所に逃げ込みました。
(休憩所のそばに居てよかった。)



この様子を動画でどうぞ。






ここの休憩所はきれいだし、トイレもあります。
自販機もあるから、温かい飲み物も確保できます。


P2170867.jpg


事務所の人たちが心配しているかもね……なんて話しています。
「こんな寒い日は観光客もいなくて。がんばってウォーキングしてください。」
と励まされて登城してきたのでした。


P2170868.jpg


お茶をご馳走してくださるお土産屋のおばちゃんも
今日はお店を閉めると言っていました。
おばちゃん、正解でしたね。


P2170871.jpg



しばらくすると、手先の冷たさも消えてきました。
階段を使って建物の中から本丸に登ることができるので、そちらに行ってみます。


P2170872.jpg



P2170878.jpg



本丸へのドアを開けると、わあ、こんな本丸の風景、初めて見た!!!


P2170880.jpg


P2170882.jpg


P2170890.jpg


P2170887.jpg


P2170889.jpg


下原門方向も見えない……。

P2170886.jpg


P2170891.jpg


P2170896.jpg



雪があまり降らない地域なので、ちょっとわくわく。
写真を撮りまくっていたのですが、
すっと明るくなってきました。
雪雲は通り過ぎたようです。


P2170903.jpg


P2170910.jpg


あっさり雪は止みました。


P2170912.jpg


P2170913.jpg



そして、下原門の方向へのウォーキングは続くのでありました。


P2170915.jpg


P2170921.jpg


見たかった雪景色とはちょっと違うけれど、
まあよかったかな?



三寒四温とは言いますが、
今日も冷たい風が吹いて家から出られません。
皆様、ご自愛くださいませ。


P2170932.jpg





nice!(0)  コメント(8) 

竹田の城下を歩こう② [街歩き]

竹田の城下で「歩く人」をやっております。
願成院愛染堂への石段を登っております。


P1220985.jpg


竹田に観光に来られたら、この一帯を歩かれるとよいですね。
興味深いものがたくさんありますし、眺めもよいのですよ。


愛染堂に着きました。


P1220992.jpg


竹田市で一番古い建物で、国の重要文化財にも指定されています。


「明治になってここにあった大勝院というお寺が廃寺になった。
 岡城の願成院がここに移ってきて、旧大勝院の愛染堂を本堂とした。」
というようなことが案内板に書かれてありました。



愛宕山の願成院は、江戸時代の岡藩における密教の中心寺院でした。
ですから、大量の「密教仏画」のお宝を保管していたのだそうです。


岡城の願成院って、藪になる前は本当にすごいところだったんですねえ……。

           https://chihaya2011.blog.ss-blog.jp/2021-02-03






「大分県埋蔵文化センター(大分市牧緑町)で、願成院のお宝を公開している」
と由学館の学芸員さんが教えてくださったので、
カワサキプラザに行った後、ついでに見てきたんですよ。


現在は曼荼羅を展示中でした。


IMG_20210205_134121.jpg

これがまたすばらしい。
このお宝はもともと「今は藪」のあそこにあったのか……と
藪の探索をしたおかげで、感慨もひとしおなのでした。

歩くって大事。



P1220993.jpg



今年初めておみくじ引きました。まずまず。


P1220994.jpg




P1221005.jpg




愛染堂の裏に回っていくと散策道があります。


P1221000.jpg



「四国八十八カ所?」
ここだけ参拝すればよいのでしょうか?


P1221010.jpg


P1221013.jpg




愛染堂は裏から見る佇まいもよいですね。


P1221006.jpg


P1221014.jpg





散策道は、見晴らしの良い高台にある大正公園にも続いていますが、
私たちは円通閣の方に向かいます。


P1221020.jpg



円通閣は何とも味わい深い構造になっています。
ちょっと唐風で、エキゾチック。
江戸時代の竹田の文人画聖、儒学者達が集った場所と思うと
なおさらそう感じるのかも知れません。


P1221025.jpg


P1221024.jpg


P1221028.jpg


P1221031.jpg




円通閣から丘の中腹を散策道が続き、
東に竹田の城下やお城を眺めながら歩いて行きます。


P1221032.jpg


P1221037.jpg


P1221035.jpg



西からの竹田の城下。通ってきた瑞泉寺も見えます。
瑞泉寺の裏山と岡城の間には谷がふたつありますが、写真では近くに見えますね。


P1221048.jpg



P1221056.jpg


竹田の街を見下ろす山の中には墓地がたくさんあります。


P1221038.jpg


おや、先ほどの円通閣に集った学者の一人、唐橋君山先生のお墓がありますね。


P1221039.jpg



唐橋君山先生は、「豊後国史」の編纂者で
岡藩八代藩主に招かれ、岡藩の医学、教育等に貢献された方です。
岡藩の藩校「由学館」の教授として多くの人材を育てました。
南画家田能村竹田もその一人です。


P1221040.jpg



知れば知るほど立派な人じゃないですか。そんな岡藩の恩人のお墓が……ここ?
田能村竹田先生の墓所は立派だったよ~。


P1221041.jpg



また、藪?


P1221044.jpg



竹藪を抜けると立派なお墓がありました。


P1221045.jpg


このお墓は、小富士山にある八代藩主中川久貞公のお墓と同じ形です。
君山先生の功績と関係があるのかもしれません。


P1221049.jpg



こちらのお墓に来るには散策道からではなくて、
大正公園への登り口から入った方がきちんとした道になっています。


でも、案内板の所からだと踏み込むのを躊躇します。
岡藩の恩人のお墓が竹林の中に埋もれてしまっているのはちょっと残念な気がしました。


P1220922.jpg




実は、ここで夫が取り憑かれたんです。
唐橋君山先生のお墓ではなくて、その近くにあるお墓に……。


P1270013.jpg


このお墓の写真がよく撮れてないじゃないかとのたもうて、
ここにあと二回も墓石を見にくることになったんです。


P1221050.jpg


P1221052.jpg


え~、何でそんなお墓にこだわるのかわかんない。
もう取り憑かれたとしか思えないんだけど。
この人の好奇心って、いったい……。  もう少し続けます。





nice!(0)  コメント(2) 

竹田の城下を歩こう① [街歩き]

昨夜はかなり揺れたそうですね。
東北地方の皆様にはご心配のことと拝察致します。
どうか無事に落ち着きますように。


P1221004.jpg



1月の中頃の暖かい日、竹田の城下町を歩きました。
この日の目的は願成院(がんじょういん)。
岡城の愛宕山、願成院跡の藪をうろついたとき、
一応現在の願成院を知っておこうと思ったわけです。


それはどこかというと、何のことはない
竹田市の名所の一つ、「愛染堂」(あいぜんどう)なのでした。
正式名称が「願成院愛染堂」だったなんて~。
私は知らなかったわ。(夫は知っていたらしい。)


車で直接行かず、街の中をうろつきながら目的地へ行くことにします。


竹田の街は昔からお馴染みの街なのですが、
「歩く」ということが新しい発見をもたらします。
「へえ、知らなかったな。」と思うことのなんと多いことか。

「一歩踏み出し角を曲がれば…、見知らぬ世界が待っています。」 まさにこれ!

これはNHK「歩く人」(谷口ジロー原作)のコピーだけど、
私たちはこの一年近く、竹田の街で「歩く人」をやっているみたい……。


P1220896.jpg




岡城跡下の近戸口の駐車場に車を止めると、
岡城の方へは登らず、稲葉川沿いに城下町の方へ向かいます。


おや、この前登った古城「騎牟礼城」がこんなところからも見えていますね。
(道路の奥)
P1220897.jpg



通ったことのない坂道を登ります。

P1220899.jpg


城下の東側の丘の中腹に来ました。
竹田向井町というあたりです。
古い石段がありました。登ってみます。


P1220907.jpg


P1220908.jpg


ここは瑞泉寺。
今は廃寺なのでしょうか?


P1220915.jpg


P1220920.jpg



好いお顔の仏様がたくさんいらっしゃいました。


P1220910.jpg


P1220921.jpg


P1220911.jpg


P1220912.jpg



城下を東から眺めるには良い場所です。
荒れたままにしておくのはもったいない気がするのですが……。


お城から西に1㎞ほど離れた城下町は
中川氏によって碁盤の目のように整備されました。
小さな盆地は、周囲の丘のどこから眺めても趣があります。


P1220913.jpg


目的地はNTTの塔のすぐ左に見えています。
あの塔は目印にはもってこいですね。
どこからでも見えますから。



では、城下に下りて願成院まで歩きましょう。たいした距離ではありません。


P1220923.jpg



竹田市の市立図書館です。私が高校生の頃は、ここにはなかったですね。
2017年に開館。ここに来て調べたいことがたくさんあります。

P1220930.jpg



P1220931.jpg



この辺りは、私の通学路でした。


P1220932.jpg



ここからの風景は変わらないな~。


P1220938.jpg


高校時代のことを思い出します。
当時、列車の時間があったので、竹田の街で遊ぶなんてことはありませんでした。
学校から駅への道を往復するだけの高校時代でした。
寄り道は途中の本屋くらいでしたが、その本屋ももうありません。


あら、姫だるま。これも竹田の風景。

P1220941.jpg


この道筋は、昔はもっと生活感あふれる街並みでしたが、
今は観光地らしく整えられていますね。


P1220943.jpg


P1220945.jpg


P1220949.jpg



ずいぶん近づきました。


P1220951.jpg


P1220953.jpg



願成院愛染堂の下には広場があります。


P1220958.jpg


P1220959.jpg



この辺りは見所の多いところです。


P1220960.jpg


「子育観音」がいらっしゃいます。


P1220963.jpg

この像の作者渡辺長男は、岡城跡の滝廉太郎像の作者朝倉文夫の兄です。
この兄弟についてはまたいずれ。



P1220961.jpg


おや、この辺りは「八幡山」と言われていましたか。
京都の「八幡山」はよく知っていますよ(^O^)v
ここのことは、知らなかったなあ。


P1220970.jpg


石段を登りましょう。


P1220974.jpg



石段の右上は観音寺。そして十六羅漢さん。


P1220971.jpg


NTTの塔とのコラボが面白い。
「塔が無粋だ」という人も居るようですが、
「東京タワー&増上寺と同じだ。」と思えば、これはこれで……。


P1220978.jpg


P1220976.jpg


P1220979.jpg


石段のすぐ上が目的地なんですが、
「歩く人」をやっていたら、写真が多すぎて……このシリーズ、続きます。


P1220977.jpg



 
nice!(0)  コメント(2) 

バードウォッチング岡城跡 [鳥]

ダイエットの岡城歩きも一年になります。
四季折々の写真を撮って楽しんでいますが、あとは「雪景色」を残すのみ。
年末寒波の時は少し降ったみたいだけれど、
雪景色を撮るチャンスは得られないまま。もう無理かも。


P1270074.jpg


さて、岡城歩きをしていると
撮影や歴史探訪だけでなく他の楽しみも出てきます。


バードウォッチングもその一つ。
「今日はどんな鳥に出会えるかな~。」なんて。
夫は双眼鏡を持って歩いているんですよ。
冬は渡ってくる鳥に会えて楽しいですね。
私はいつも適当に撮影。
今日の写真はブレブレだけど、どこにどんな鳥が居たかを忘れないために……。


P2080497.jpg




観光客が多い大手門から本丸への道筋では
あまり鳥は見られません。
人がいないときにツグミがトコトコ歩いています。
スズメも意外と少ないです。



廉太郎さんがいる二の丸ではシジュウカラに会えます。

P1150478.jpg


P1150479.jpg




本丸の石垣下を通って東中仕切の方に行きます。



おやスズメ?

P1270081.jpg

何だか違うみたいです。



この辺を縄張りにしているシロハラをいつも見かけます。うちの畑にもいますよ。

P1150483.jpg




人が少ない御廟所の辺りでは、たくさんの鳥を見ることができます。



アトリの群れがいました。

P1110156.jpg


PC190841.jpg


アトリの仲間にはいろんな種類がいるようですね。
クチバシが大きくて「ブサカワイイ」という話。


PC190848.jpg


PC190842.jpg


P1110154.jpg



これはイカル?

P1110158.jpg


写真はないけれど、シメもいましたよ。


アトリの群れを見た後、エナガ好きの夫が
「エナガにも会いたいな~。」
そうしたら、本当に本当にエナガが現れたんです。


PC190864大.jpg


PC190867.jpg


夫のために大きくしてみました。

PC190864.jpg


PC190866.jpg


PC190871.jpg


ヤマガラも居ます。


P1150492.jpg


ジョウビタキのメスが縄張りにしています。
どこのジョウビタキもよく写真を撮らせてくれますね。紋付き、バッチリ。


P1110161.jpg


この辺りは観光客が少ないので、
「大きくてはっきりした写真」を撮るために、
三脚を置いて、暖かい日にじっくり構えて撮ってみようと話しています。



御廟所あたりの下の道で
あまり動かないカラスを見かけたことがありました。
ケガをしているような雰囲気で、そばによっても逃げないのでした。
その辺の枯れ葉をかき分けてやって、ミミズでも捕りなさいと言って別れました。

P1150523.jpg


そのカラスかなあ?

P2010335.jpg


つい最近、御廟所の前で会ったカラスは逃げません。
桜の木からこちらの様子を窺ったり、ポーズをとったり?

P2080500.jpg


夫と一緒に記念撮影をしたら、飛んでいきました。

P2080510.jpg



私たちはいつも下原門から東に下りますが、
そこではソウシチョウの群れを見かけました。
声と色はやはり目立ちますね。
けっこう見かけます。
輸入された鳥で、日本の野鳥の生態を崩しかねない鳥なんだそうです。

P1110167.jpg



岡城北側の稲葉川沿い、中川家の墓所「おたまや公園」では
サギがのんびりしています。

P1110225.jpg


P1290273.jpg


下の写真、「望遠を持ってくればよかった~!」と嘆いた一枚。

P1290270.jpg

わかります?カワセミが居たんです。真ん中の青いシミ。
おたまや公園もカメラを据えて撮影するとよいかもしれません。



ここではお馴染みのツグミやメジロなどものんびりしています。

PC100514.jpg


そして、これは?  稲葉川でシンクロナイズドスイミングを見て

PB280522.jpg



近戸門から登城して中川民部屋敷跡辺り。

PC190936.jpg


ここでは、いつもアトリの仲間が石垣や大きな木にわらわらと留まっています。

PC140727.jpg


PC190922.jpg


PC190927.jpg



P1110263.jpg


望遠は抱えて歩くには重すぎるので、
鳥撮りのときは、それが目的で行かなくては。



……望遠も要らず、向こうもしっかりポーズをとってくれるのは
やはりわが家のジョウビタキ君なのでした。
マクロで花を撮っていたら、すぐそばに来てモデル顔。
カワイイので、庭の枯れ葉を掃き寄せて虫が捕れるようにしてやりました。


P2080444.jpg



nice!(0)  コメント(2) 

ちはやパパの「Z2」な毎日㉖ 名義変更? [オートバイ]

11月の終わりにこのシリーズの記事を書いてから二か月。
この間は、ガレージが寒すぎるので作業は全く進んでいません。
しかたないですね~。


まあ、寒さとコロナの収束が何とかなれば
助っ人をお呼びして本格的に動かす手立てを整えて……。


P2060413.jpg



ところが、大事な「書類上」の問題が発覚していたのです。


「所有者の名義変更をしようとしたら、会社が存在しない。」


ちょっと待て、何でそんな問題が今さら起こる?
買ってから46年経ったバイクの所有者の問題だよ?
所有者って、あなたじゃなかったの?


P7220916.jpg



夫の説明を聞いてみましょう。
(夫が娘のバイク乗りのつれあいとLINEでやりとりした内容をまとめました。)



夫は46年前Z2を買ったとき、バイク屋さんに
「車検証は所有者がカワサキ九州販売、使用者が私になっていますが、これでよいのですか?」
と聞きました。

バイク屋さんは、
「売るときに手続きが簡単だから、それでいいですよ。」


貧乏学生の購入ゆえに、何か事情があったのかもしれませんが、
詳しくは覚えてない様子。


バイク屋さんも、まさか45年以上もそのままになるとは想定していなかったのでしょう。
夫も乗り回している間は念頭になかったようで。



PA020253.jpg



そして、今になって夫は車検証を見ながら考えたわけです。
「あとのことを考えると、やはり名義変更はしておかないとな……。」
で、46年も経って調べたわけですよ。動きそうだしね。


そうしたら、「カワサキ九州販売株式会社」という会社はとっくの昔になくなっている!


さすがに焦ったみたいで、いろいろ調べまくって
「どうしようもなかったら最終的には時効取得を理由に所有権存在確認訴訟でもやるしかないかなあ。」
と思ったそうです。




そこで、カワサキのお客様相談室に電話しました。
お返事は、
「カワサキプラザにご相談ください。」
去年Z900RSを買ったところですね。


IMG_20210205_114234.jpg



P8081327.jpg



ところが、こんな問題、カワサキプラザだってどうしていいかわからない。
でも、親切に対応してくださって、いろいろ調べてくださって、
なんと、この間一か月半。
とうとうカワサキ本体が譲渡証を発行するというかたちをとってくださったんです。


1月31日に車検証の写しを持って行き、
2月5日にいろんな譲渡書類をもらってきたんです。



IMG_20210205_114246.jpg



夫は菓子折を持参し、お礼を言っておりました。
私もZ900RSの近況報告などし、お礼を申し上げました。
「本当に面倒くさい手続きをありがとうございました。」


P7220912.jpg




あとはこの書類を陸運に持っていき、名義変更です。



キャブ調整も終わり、エンジンも復活、
あとはスプロケットカバーのボルトの折れ込みが解決すれば、
クラッチケーブルを取り付けて動くようにして、
車検をとって動かしながら調整……ということになるようです。



……なにやら電話でいろいろやりとりしていたのを聞いていただけで、
こんな大事になっているとは全く知らなかったちはやママであります。




私の感想。
「Z900RSを買っておいて良かったね。」
「バイク乗りバイク好きの娘婿で良かったね。」(記事を書くのに助かったわ。)



書類面も無事に何とかなりそうで春を迎えられそうなガレージ。
あと一つ、大きな宿題の解決がどうなるか、今後に請うご期待!


P2060435.jpg



nice!(0)  コメント(6) 

「線彫磨崖仏」に会いたくて   竹田市「岡城跡」㉑ [お城(跡)歩き]

この頃寒暖の差が激しすぎて、
ちょっとでも寒いと動くのがおっくうになります。


P1251298.jpg



しかし、引っ張り出されております。
1月16日は岡城の北にある愛宕山、願成院跡の探索。
前回の続きです。


近戸門への七曲がりの途中にある入り口から
驚きの立派な道を通って(黄色の←)、藪をくぐり抜け、愛宕山の端っこまで行きました。


P1200887.jpg


ここは例のアブナイ旧道を下りてきたとき(赤の☆印)、こんなふうに見えます。
水色↓の辺りが見えています。 


P2010364.jpg


川沿いの道から。(ピンクの☆印)


P1290259.jpg



反対に愛宕山から下を眺めると……。
高流寺やいつも歩く道が見えています。


P1160652.jpg



神仏習合の聖地にふさわしい遺構がかなり見られました。
……(学術調査みたい?いえいえ、単なる好奇心。)


P1160622.jpg


P1160623.jpg


P1160629.jpg


P1160656.jpg


P1160658.jpg


P1160668.jpg



帰りに事務所に立ち寄って愛宕山を歩いてきた話をしたら、
「線彫磨崖仏を見ましたか?」と聞かれ、「まだです。」と答えると、
行き方を教えてくれたのでした。



P1290278.jpg




そこで、1月25日。
「線彫磨崖仏」に会いに行ったのでした。


P1251318.jpg



案内板には
「5分ほど進むと右下に道が分かれる」
「右に坂道を下ったところの左上岩壁にある」

P1251319.jpg


P1251326.jpg



ところが、右下の道への入り口がわからない……。



P1251329.jpg




ここかな?と入ってみて、


P1251330.jpg


P1251332.jpg



またまた転びました。転びながらシャッター切ってたんですね。


P1251333.jpg



磨崖仏がありそうな岩壁はありません。


P1251335.jpg



あきらめて帰ってきました。


P1251338.jpg



事務所の方に「見つからなかったです。」と話すと、
さらに詳しく行き方を教えてくださいました。
訪れる人もなく笹に覆われている道なので、
案内板とは違ったアクセスをするようアドバイスをくださいました。


この日の収穫?


P1251341.jpg





再挑戦は、1月27日。



年間パスを見せに事務所に行くと、この日は別の方がいて、
「磨崖仏が見つからなかったって?道もわかりにくいし、磨崖仏自体も消えかかっているからなあ。」

……(事務所の中で、私たちの情報はどんな風に伝えられているんだろう?)

夫が「もう一度行ってみます。」と言うと、
「気を付けてね!」

「はあい。」
……(困った人たちだなんて思われてないかな。迷惑を掛けないようにしますね。)


P1270106.jpg



本丸辺りからみた愛宕山。


P1270084.jpg



近戸門で作業している方にあいさつをし、
再び藪の道をたどり、愛宕山の先まで行き、
笹に覆われた場所から古い石垣の裾を廻り
杉山の斜面を滑落しないように進みます。
もう意地というか何というか……。


P1270113.jpg


P1270117.jpg


P1270121.jpg


P1270125.jpg


P1270126.jpg


P1270128.jpg


P1270129.jpg


P1270133.jpg



先に行った夫の声が杉林に響きます。
「あったよ!」
ええ~、こんなところに?


P1270139.jpg



いらっしゃいました!


P1270141.jpg


P1270142.jpg


P1270147.jpg


P1270145.jpg



確かに線彫り。でも、全体像はもうわからないくらいに苔むしています。
朝日が当たると浮かび上がるらしいのですが、さて。


P1270154.jpg



下の写真の夫の指先のあたりでした。

P1200875.jpg


P1270151.jpg



で、藪を通り抜け、こんな場所を這うようにして帰ってきました。
……(家に帰ったら、即、お風呂に入らなくちゃ。)


P1270165.jpg


P1270169.jpg


P1270171.jpg



磨崖仏は苔やシダを剥がないとわからないのですが、
たどりついたという達成感は味わえました。
……(5分じゃ行き着かないです。案内板、文面を変えた方が……。)


帰り道で休憩。

P1270179.jpg


P1270182.jpg



事務所の方に報告をすると、えらい感心してくださいました。
……(今後、ご心配をおかけするような動きは慎みますね。私ももっと気楽にウォーキングしたい。)



P1270183.jpg


その次に行ったとき(1月29日)は、
アドバイスをしてくださった方がいて、
「(たどりついて)おめでとう!」
「今日も頑張って、ウォーキングしてください!」



私たち、岡城ではかなり「変わり者」で通っているのでは?
「要注意人物」指定されないよう、行動には気を付けたいと思います。







nice!(0)  コメント(8)