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LINEでやりとり [カメラ]

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LINEの問題はいろいろありますが、
わが家のように離れて暮らしている家族と繋がるのは
便利でありがたいツールなんですけどね。
写真も簡単に送れるし。




最近は開幕した野球の話題で盛り上がり。



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広島東洋カープを応援する神戸夫婦と
ソフトバンクを応援する九州夫婦で情報合戦。

広島が点を取られたとか取り返したとか、
今宮がホームラン打ったのがうれしいとかなんとか。
その合間に、一喜一憂する「スタンプ」の花盛り。

(それにしても、千葉ロッテとソフトバンクの開幕三連戦は面白かった!!)



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もちろん、桜の話題も。
「ばあちゃんと花見をしているよ。」



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夫が岡城の様子を送れば、




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向こうからは夙川の桜が届くといった具合で。



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このとき彼の撮った写真が、夜、LINEで送られてきました。


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おお、「撮りテツ」の血が騒いでますね。
いろいろ工夫しているのですねえ……。上手いなあ。



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対抗して、こちらも桜で「撮りテツコ」しようかと思ったのですが、
とてもかないそうにないので、それはやめておいて、
桜で「修行中」の写真でも。



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コロナが落ち着かないと、行き来も自由にできないから、
また写真を何か送ってね。
そして、都会は感染者も増えてるみたいだから
気を付けてね。

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梅も桜も「命の輝き」 [花や木]

岡城跡も桜の季節。
3月26日は、岡城跡の桜が見事でした。


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城内のあちこちで撮った写真は
また今度にして、
今日は御廟所の「あの桜」です。
2月20日。


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御廟所あたりでは、梅の木の他に桜の木が4本も強風で倒れていました。


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しかし、痛々しい姿になっても
木はちゃんと生きていて、
2月の終わりには梅が満開となり、
3月17日には、桜が少しずつ花を咲かせ始めました。


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そして、3月26日。
見事に花をつけた倒木の周りを
ぐるぐるぐるぐる回って
何枚も写真を撮りました。



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「命の輝き」とでも言うのか、
見事な「生き様」ならぬ「咲き様」なのでした。



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「棚田半島桜」 満開! [花や木]

……桜の話題が続きます。


今年も私の実家の弟から連絡が来ました。


「今、棚田半島桜が満開だって。」
「え?もう?そろそろかとは思ってた。」


早速県道から偵察に。



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阿蘇の「一心行桜」を親に持つ実生の桜。
雪洞みたいに咲いていました。


実家の休耕田に植えたこの木は、いちばん親に似ている気がします。
望遠を使ってみたけれど、イマイチ。
そばに行かなくては!


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翌日のウォーキングは、この桜を見に行くことにしました。



神社のある丘を通って行きます。
ここのソメイヨシノは他より早く咲いていますね。



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途中でシイタケの収穫をしているおばちゃんに会いました。


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挨拶をすると、
「シイタケ、いらんな?」
そう言って、どんどん袋につめてくれるのです。



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ありがたく頂戴しました。
(おかげでこの数日、おかずが一品増えています。)




シイタケの袋を持って、実家の棚田まで歩きます。

実家の棚田の一部が、半島のように突き出ていて、
その休耕田に植えた桜の木。

昨年、「棚田半島桜」と名前をいただきました。
「くんちゃん」さん、ありがとうございました。



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去年より一回り大きくなった気がします。
桜の周辺は弟がきれいに手入れをしてくれていました。



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去年は23日、今年は22日にお花見です。
今年は風が吹いて寒く、日差しもイマイチな薄曇り。



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風のあたらない場所でお弁当を食べました。



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しかし、大きくなったなあ。



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もう少ししたら、
下の県道を通る人たちが
「あの桜のそばに行きたい。」と思うようになるかもね。
今はわが家で独り占め。



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桜の向こうに棚田。



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ふっと陽が差すと、やはりいいですねえ。



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また来年。



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「西南の役の生証人」の桜 今年こそ! [花や木]

竹田市における西南の役のことを調べていて、
この桜のことを知ったのが2019年の1月。


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https://chihaya2011.blog.ss-blog.jp/2019-01-22



そして、その年の3月27日。

桜は葉桜になっていました。どんな花かもわからないまま。



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2020年(昨年)3月21日、今年こそはと思って早めに行ったけれど
時すでに遅し。


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そして、今年。桜の話題が聞こえてくるようになった3月17日。


満開に出会えました!!
山桜もいろいろ、開花が早い種類なのでした。



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「生証人」の名にふさわしく、風格の山桜でした。
出会った頃は、こんな時代になるとは想像もしていませんでしたよ。



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また来年。


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鴻巣台の桜を見た後、岡城跡に行ったら、
大手門のソメイヨシノはまだこんな具合でした。


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下は、3月22日の実家の桜。
私の祖父は、
「この桜と岡城の桜の咲き具合は同じだ。」
毎年そんなふうに言っていたのを思い出します。



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17日以降は、佐伯に行ったり他の山桜を楽しんだりしていたから、
そろそろ岡城跡の桜を見に行ってみようかと思います。


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また行きたい城山    佐伯市「佐伯城趾」② [お城(跡)歩き]

佐伯市の城山で地元の方に案内してもらった後、
岡城跡とは違う石垣を眺めつつ本丸にもどった。



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あいにく風景はかすんでいたが、
市内を流れる番匠川や、今を盛りの山桜、鳥たちの声に癒やされていた。



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登城してくる方々は明らかに観光客とは違う。
地元の方が散策で、日々登ってくるんだなあと実感。


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親しげに挨拶を交わし合って、
今日のお天気や桜の咲き具合などを話している。

それは、観光地である岡城跡とは違った雰囲気だ。


岡城跡が大好きな私たちだが、
城山のように市民が気楽に登ってきて、
気軽に話しかけてくれる城跡もいいなあと思う。



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佐伯の殿様は二万石。
ちょっと調べてみれば、佐伯藩成立の話などは興味深いし、
財政難や厳しい藩政の舵取りをこなした英主もいるようだ。



佐伯の海岸は浦が多く、漁業と海上輸送基地の港がいっぱいあって、
「佐伯の殿様、浦でもつ」という言葉もあるそうだ。
また、林業も藩財政を支える収入源のひとつだったらしい。



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小さな藩の存続は大変だったと思うが、
ここから眺める風景は、海の幸にも山の幸にも恵まれていて
殿様の心痛はともかく、「いいところだよな~」なんて思ってしまう。
国木田独歩もそう思ったんじゃないかな。



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小藩が分立している豊後の国の歴史は、
一国一国がとても興味深い。
竹田、臼杵と歴史資料館を訪れているが、次は佐伯の資料館だな。




お昼ご飯は、シジュウカラの声を聞きながら食べた。



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おや、親しげによって来たね。
城山に来る人たちと仲良しなんだね。


モデルにも慣れてる?


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ここではたくさんの野鳥を見ることができるそうだ。



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教えてもらった帰り道で、石垣を眺めながら城山を下った。
「若宮の道」の方に向かう出口から、北側園路を通り、
ゆるやかな下りの「独歩碑の道」に出るというコース。
聞いていてよかった~。


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「ここから下りるとよい。」と教えてくださった。


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「階段状の珍しい石垣が下から見たらよくわかる。」と教えてくださった。



こちらは緩やかな坂道。
膝の負担にならなくて助かる。


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地元の方がお二人登って来られて、挨拶を交わした。
私のカメラを見て、「よい写真は撮れましたか?」


そして、「ムササビは見ましたか?」


私たちが下りてきた途中にムササビの巣があって、
ときどき顔を出しているのだそうだ。

「気がつかなくて残念!」そう申し上げると、
ご自分のスマホの写真をわざわざ見せてくださった。
のんびりした顔のかわいいムササビだった。
やっぱり佐伯の人って親切。


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麓に下りてきて、この看板を見てムササビの話をしていたら、
そばにいたご夫婦も
「きのう見ましたよ。風が強いときに顔を出すんですよ。」
と教えてくださった。


次はムササビに会いに来なくては。
あ、「城山饅頭」も食さねば。



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お魚を買った後、久しぶりの港へ行って写真を撮ってきた。
ヨットから見る佐伯の風景も大好きだけど、城山もおもしろかった。



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午後三時半にはちゃんと帰り着いて、
佐伯でも遊べることが確認できたので、また行こう。



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城山は心のよりどころ   佐伯市「佐伯城趾」① [お城(跡)歩き]

3月19日。
お母ちゃんをデイサービスに送り出して、
曇り空ではあるし、岡城歩きをどうしたものかと相談中。


唐突に「佐伯のお魚が食べたい。」と私。


10年前、ヨットレースの時に佐伯で一夜干しなど買って帰ったら、
今は亡きお父ちゃんが喜んで食べたことなど思い出したのだ。


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「では行こう。」


急な思いつきにバタバタと準備をして、家を出たのが11時ちょっと前。



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「県南は山桜がきれいだねえ。」
と車窓の風景を楽しむこと約一時間。
景色がクリアでないのがちょっと残念だけれど。



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目的のお魚を買う前に
お弁当を調達して佐伯城に登ることにする。
佐伯城は、「城山」として市民に親しまれている城跡だ。



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ヨットレースでお馴染みの佐伯だが、
車で来るのはずいぶん久しぶりだし、城山に行くのも初めて。


お城の下、佐伯市歴史資料館に車を置かせてもらって、
ざっと看板を眺めただけで適当に歩き始めたら、「登城の道」とあるので
そこから登り始める。



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これがまあ、急坂の山道。でも、岡城で鍛えた足は負けない。



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「石が違う、岡城と石が違う!!花が違う!花が早い!」
などと騒ぎつつ登れば、わあ、海が見えてきた。
ヨットレースの海面はどっちだ?


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城山は高さは約140メートル。
まずは西出丸と呼ばれる場所へ。



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おお、番匠川!


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西出丸から二の丸を通って本丸の方向へ。



「ここ、いいねえ!いいところだねえ!」



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番匠川の上流方向を眺める。
看板にお馴染みの山の名が。
「ここからも、祖母山や傾山が見えるんだって!」
「残念、今日はかすんでいるね。」


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おお、国木田独歩だ。
岡城が滝廉太郎なら、城山は国木田独歩だよねえ。



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「岡城の石垣とは違うねえ!おもしろーい!」


とまあ、興奮の私たちの前に突然「案内人」が。
城山に詳しい地元の方である。



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どこから来たのか聞かれ、
初めて城山に登ることなどお伝えすると、
「こっちにおいで、面白い石垣があるから。」とあちこち説明しながら夫を連れていく。


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眺めはよいし、岡城とは違った趣の石垣に気をとられていると、置いていかれた。
慌てて追いかける。


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本丸を通り過ぎて、北出丸の端っこまで説明しながら案内してくださって、
珍しい石垣のよく見える場所や帰り道を教えてくださった。



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「今日はかすんで四国が見えない。またお天気のよいときに来てください。では、これで。」


そうおっしゃって、さくさく歩いて帰られた。
87歳、毎日城山に登っていらっしゃるという健脚ぶり。



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散歩に来る地元の方がけっこう多かった。


城山で会った佐伯の方はとても親切。
この後、城を下りる途中でもそんな地元の方に出会った。
(その話題は次に。)




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「城山は佐伯市民の心のよりどころ」


家に帰って城山のことを調べていたら、
そんな言葉を見たが、何だかとても納得してしまった。  


http://oitaisan.com/heritage/%E5%9F%8E%E5%B1%B1/


……歴史的にも面白い城山、もう少し続きます。



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中川覚左衛門屋敷の椿 竹田市「岡城跡」㉓ [お城(跡)歩き]

「椿と山茶花の違いがわかる? 」と夫に聞きました。
これはわが家の山茶花。


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「花びらがバラバラになって落ちるのが山茶花で、椿はポトリと落ちる。」


正解。


わが家の山茶花はスズメやメジロのお宿になるほど大きいので
下の道を掃くのが大変でした。


葉にも違いがあって、開花も山茶花の方が早いですね。




岡城跡の中川覚左衛門屋敷跡にもよい山茶花の木がありました。



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椿の赤はいいですね。



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赤い花の椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」。
ほう、初めて知りました。



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ちょうど椿が見頃になった頃、
近戸門の七曲がりを登っていたら、



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岩の壁の祠に
椿が一枝、お供えしてありました。


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地元の方が散歩の途中にでも……?





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さて、近戸門近く、本丸から谷を挟んだ北の方向にある中川覚左門屋敷跡は、
間取りが正確に復元されています。



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ここでは縁側に荷物を置いて、ゆっくり過ごします。
紅葉が終わる頃、スマホで動画を撮っていました。
本丸方向から復元された屋敷の間取りまで。






お昼ご飯のおにぎりを落として、がっくり肩を落としたのはこのとき?



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夏、本丸から見た中川覚左衛門屋敷跡。



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これは冬の終わり。覚左衛門屋敷の石垣は、草が全くなくなって見事な眺めです。
本丸方向の石垣とは違った趣があります。


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ここに来ると、何故だかぼおっと時間を過ごしてしまいます。
いつの間にか時間が経っているんですよ。



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庭も何だか落ち着きます。
古田織部の庭造りの伝統が生きているのでしょうか。



本丸や西の丸より過ごしやすいのではないかしら?



下は初夏の庭の写真です。
(紅葉の頃は言うまでもなくすばらしくて、写真は山ほど。また何かの機会に。)


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ここにはよい椿の木もあるのです。
上の写真の右端の木です。



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ヤブツバキの一種だと思うのですが、花の形がとてもかわいらしい。



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そして、花の蕾の付き方がすごいのです。
びっしりと蕾をつけて、
これが咲いたらどんなになるのだろうと思うほど。



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3月になって行ったときには、残念ながら
花は盛りを過ぎたようでした。


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でも、咲いている椿とたくさん落ちている椿が一つの作品のようで、
ちょっと加工して遊んでみました。



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他にもいろいろな花が咲いていて、ここは特に私たちのお気に入りの場所です。



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「今日は別邸でお昼にしようか。」と夫。
「別邸?」
「覚左衛門屋敷。」
「そうしましょう、そうしましょう。」


勝手に別邸にしてすみません。
他には人も居ないので、
花を見ながら、何とも贅沢な時間が過ごせるのでした。



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「10年」という日の前夜に聴いた「群青」 [忘れてはいけないこと]

悲しみの中で、歌うこともできなかった毎日の中で
それでも
こんなにうつくしい歌を生み出してくれてありがとう。


この歌が「大切な全て」に届くことを願っています。



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群青


     作詞 福島県南相馬市立小高中学校 平成24年度卒業生
     作曲 小田美樹(福島県南相馬市立小高中学校 教諭)




     




ああ あの街で生まれて君と出会い
たくさんの想い抱いて 一緒に時を過ごしたね

今旅立つ日 見える景色は違っても
遠い場所で 君も同じ空
きっと見上げてるはず

「またね」と手を振るけど
明日も会えるのかな
遠ざかる 君の笑顔今でも忘れない

あの日見た夕日 あの日見た花火
いつでも君がいたね
当たり前が幸せと知った

自転車をこいで 君と行った海
鮮やかな記憶が
目を閉じれば 群青に染まる

あれから二年の日が 僕らの中を過ぎて
三月の風に吹かれ 君を今でも想う

響けこの歌声
響け遠くまでも あの空の彼方へも
大切な全てに届け

涙のあとにも 見上げた夜空に
希望が光ってるよ

僕らを待つ群青の街で
ああー

きっとまた会おう
あの街で会おう 僕らの約束は
消えはしない 群青の絆

また 会おう
群青の街で



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梅はもう終わり。 [カメラ]

先週の土曜日、マクロレンズを持って
神戸の岡本梅林というところに行ったという娘夫婦。


LINEできれいな写真が送られてきた。


H君は撮りテツと聞いてたけれど、花も撮るのね。
春を届けてくれてありがとう。



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鳥もいっぱいいたみたい。
こりゃ、イイネ。


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そう言えばわが家のブンゴウメは?

私もマクロで……と思ったけれど、付け替えが面倒だったので標準で。



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もう終わりかけ……。いちばんよい時を撮り損なったなあ。
えい、トリミングしちゃえ。



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夫が大事にしているスモモはこれからだね。



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3月8日、岡城跡の倒木の梅も最後の花。



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力強く、美しい姿を見せてくれてありがとう。


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稗田宰子「海のことば」 ヨットと少年の物語 [ヨット]

「犬のおまわりさん」からまだ「ヨット」に繋がっています。

(私は逗子や葉山を知らないので、今日の写真は最近大分港で撮ったもので……。)


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「海のことば」は、佐藤義美の弟子稗田宰子さんの1970年の作品。
小学校高学年以上が対象の小説。
稗田さんは、竹田市の佐藤義美記念館の寄贈者。
記念館設立後は竹田市に住んでいたそうです。
「海のことば」は、ちゃんと竹田市立図書館にありました。


               稗田さんのことは参考までに
                http://www.oct-net.ne.jp/yoshimi1/gaiyo.htm
                https://www.city.taketa.oita.jp/photo_news/?id=1759




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主人公は、小学校4年生の一郎。
ヨットを通して学んだことが
入院中のおかあさんへの「手紙」という形で語られていきます。


一郎はやさしいおじさんとおばさんにあずけられ、逗子に住むことになります。
ジュニアヨットクラブに入った一郎は、
様々な人に出会い、様々な事件に遭遇し、
海の美しさ、厳しさ、そこで生きるために大切なことを学んでいきます。
一度は行ってみたい逗子や葉山ですが、早く行ってみたくなりました。


おかあさんへの手紙は2月25日に始まり8月まで続きます。


ヨットクラブで一郎がディンギーの操船を学ぶ様子はなかなか興味深い。
先生や先輩の言葉には「なるほど」と思わせられます。
作者が関係者に丁寧に取材し、
子どもにもわかりやすく伝えたいと腐心したことがよくわかります。



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物語には、逗子で暮らす佐藤義美が登場します。
詩人の海やヨットへの思いが一郎の成長に繋がっていきます。
詩人が一郎への手紙で「海の言葉」という詩を贈ります。
童謡の歌詞とは違った趣のある詩です。


詩人のY15がレースで優勝したときのことも描かれます。
詩人は、クルーザーを手に入れたときは「アリス」という名前にしたかったなんて、
ここで初めて知りました。



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さて、一郎が遭遇したこととして
1960年代のヨット界の出来事が多く描かれています。

「トリマランの遭難」、「大学生のヨット遭難事故」
「米国人女性による女性初のヨット太平洋単独横断の達成」など。


実際にどんなことがあったのか気になってネットで調べると、
彼女が題材にした出来事や事故を推測することができました。
私がよちよち歩きの頃、ヨット界も大変なことが起きていたんですね。


調べているうちに 偶然
Y15を設計した横山晃氏の文章にも出会いました。
それも1960年代当時のヨットの遭難事故について述べたものでした。
        「海で生き残る条件」月刊舵誌1984年6月号の文章  
               https://www.aokiyacht.com/zen15/umideikinokoru-9/


稗田宰子さんは佐藤義美師の近くに居て、彼を取り巻く人々からも
当時のヨット事情について得ることが多かったのでしょうか。



1960年代なんて、私も夫も子どもで、ヨットとは全く無関係の時代。
でも、ちょっとだけヨットのことを知ることができた今、
興味深く読むことができました。



さて、今、北浜でディンギーを操っている子どもたちが
この作品を読んだらどう思うのかな。
指導のあり方など、現在とは違っているのかもしれません。


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1960年代、ヨットを素材に写真を撮り始めていた伊橋照美という女性カメラマンが
佐藤義美について書いた文章も読むことができました。
記念館にある詩人のセーリング姿を撮った人です。
この女性は、どんなふうにヨットの写真を撮っていたのかなあ。
また図書館で借りなくちゃ。



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ウォーキングで佐藤義美生家に出会って、
由学館で学芸員さんに佐藤義美とヨットのことを聞いて
記念館で「海のことば」に出会って、
そこから……横山晃さんの文章もしっかり読みたいし
伊橋照美さんのことももっと知りたいし……。


気になることが多すぎて
「こまってしまってわんわんわわん わんわんわわん」


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