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久しぶりの熊本城 [旅]

春分の日に熊本城で無料の能があるというので
二人して出かけてきました。
熊本市は我が家から車で2時間ほどですが、
あまり遠いとは感じないですね~おなじみの街です。



開演時間まで余裕があったので、
お城の復興の様子を見てきました。
2016年4月、あの地震も大変でした。



天守閣はもとの姿に。

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解体修理中の宇土櫓。


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駐車場から天守閣に向かう道すじにあった写真。


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熊本城には何度も行っていますが、
こんなにも被害は大きかったのだと今更ながら痛感させられます。


修復できた部分については、
その工程が詳しく説明されていました。


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それでも元の姿になるまでには
まだまだ時間がかかりそうです。



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天守閣の中では
展示がリニューアルされていて、とても興味深いのですが、
この日は時間がなくて、大急ぎで最上階へ。


阿蘇方向。


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西の方向。
二の丸公園の舞台が見えます。


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城内は各所で修復が進んでいます。頑張れ、熊本。


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また、ゆっくり見学に来ようと思います。


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城内は桜が咲き始めていました。


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今度来るときには、もっときれいになっていることでしょう。


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……この日は寒くて、寒くて。
午後6時からの薪能、冷たい風の中の公演でした。
私たちはぬくぬくした格好で拝見しましたが、
舞台上の能楽師さんたちは大変だったと思います。
でも、寒さを忘れるほどの熱演でしたよ。
お疲れさまでした!




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バラの街 福山 [旅]

今年は「福山」がお気に入りの街でした。
11月19日、三回目の福山です。


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今回は駅前から中心部循環のバスに乗りました。
「まわローズ」という福山らしい名前の小さめのバスが
20分おきに運行されています。大人料金は160円。


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私たちが乗ったバスは駅前を出て、福山駅北口に回ったところですぐに終点でしたが、
運転手さんが乗り継ぎのチケットをくれて、
「乗り換えのバスではお金を払わないでね~。」


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街の景色を楽しみながら、ばら公園前まで。

残念ながらばら公園は整備中。
土を交換したりレイアウトを変えたりするのでしょうか。

2025年には「世界バラ会議」が福山で開かれるみたいです。
準備も大変でしょうね。


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ばら公園から緑町公園への道筋です。


4月に行ったとき、バラは咲き始めたばかりでした。
今回は、もう咲き終わっているだろうと思っていたのですが、
なんの、なんの。見応えがありましたよ~。


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香りがステキなバラも。


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そして緑町公園。


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様々なバラが楽しめたのでした。


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ピラミッド型のローズヒルには、330種類、約5,100本のバラが
植えられているそうです。


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市民がバラのオーナーになって、町ぐるみで大事にバラを育てているのですよ。
「このバラは私のバラ」っていうのがあるのはステキ。


霜に一度あてられたのか、少し傷んだ花弁もいとをかし。


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病気もなく、手入れの行き届いたバラばかりです。
(うちのバラがかわいそうになってくる……。)


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公園周辺もすっかり秋の装い。


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公園近くのお洒落なお店で軽い昼食をとって


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前と同じように能を楽しんで帰ってきました。


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福山、バラの街。定期的に能も観られてよいところだけど、
交通費が……ま、機会があれば、いつかまた。


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日本橋クルーズを楽しんだ!② [旅]

8月の終わりから仕事を再開したら
毎日へとへと。
4年間ほぼ「ひきこもり主婦」だったから、
半日とはいえ、疲れるのなんのって。


仕事以外の時間をだらだら過ごしていたら、もう9月。
とはいえ、昼間の暑いこと、暑いこと。
何にもする気にならず……例年以上に畑は草茫々、裏庭はジャングル。


テッポウユリが咲いたなあと思っていたら、もう散っておりました。

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日本橋クルーズの思い出も遠くなってしまったのですが、
後半の写真を使っていなかったので、
一気に並べたいと思います。


写真を選んでいたら、楽しく過ごしたことを思い出して、
また行きたいな……なんて思っております。
では、神田川から隅田川に出るまで。



神田川に入ると首都高の下から出て、日差しがきつくなっていました。
ビルの谷間を進むクルーズ船。


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橋の上から手を振ってくれる人に
乗客も手を振って、なんとも和やかな船上の風景ではあります。


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木々の緑に彩られた場所も通過しましたよ。


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ガイドさんの説明も熱が入っております。


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船からだと珍しい橋の形を楽しめますね。
振り返ると、また手を振ってくれていましたよ。


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移り行く風景はとても興味深いです。
東京にもう少し詳しければ、もっと面白いのでしょうね。


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電車が見えて、〇〇線と説明があったのですが、私にはさっぱり。
でも、頭の上を電車が通っていく風景はおもしろいです。


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ここでも手を振ってくれていますね。


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配られた保冷剤を首筋にあてて、暑さをしのぎます。


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おや、浅草あたりですか。


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ここはまた情緒のある風景が。


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と思ったら、まあ、スカイツリー。


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隅田川に出てきましたよ。


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あら、芭蕉さん。
よくテレビに出てきますね。

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これもテレビでよく見る風景だわ。


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うーん、ここには住めないなあ。
お金もないけど、災害時のことを考えたら、ちょっと怖くて……。


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日本橋川にもどって、そろそろゴールですね。


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日本橋に帰ってきました。ああ、面白かった。
東京に遊びに行かれたら、ぜひ乗ってみてください。
よい時間が過ごせますよ。

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……こういう記事は勢いで書いてしまわないといけませんねえ。
  なんとなく夏休みの宿題を終えた気分です。
  この秋はヨット日記が書けるかなあ。







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日本橋クルーズを楽しんだ!① [旅]

台風の影響の大きさには今回も驚かされました。
お見舞いを申し上げます。
交通の乱れも大変でしたね。
巻き込まれた皆様のご苦労を思うとともに、
私が新幹線の遅れにイライラしたのは大したことじゃなかったんだと
ちょっと反省しております。



さて、東京の二日目(7月30日)の続きです。
日本橋に獅子麒麟の像を見に来ております。

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日本橋のたもとにテントがあって、何やら人がいます。
船着き場もあって、船も見えます。


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何だろうと、夫がネットで調べました。

「一時間半くらいのコースで日本橋クルーズというのをやっているみたい。
飛行機の時間までは十分時間があるから乗ってみるかい?」
と夫は提案するとすぐに申し込みをしました。
運よく申し込みが間に合いました。


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出航時間近くになると、乗船客がどんどん集まってきました。


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時間になると申し込みの順に座席につきます。


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乗船時にもらったクルーズの地図です。
日本橋をくぐってスタート。
日本橋川から神田川、隅田川を回って日本橋に戻るコースです。


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ガイドさんは弁舌もさわやかで、
船上の人たちの視線を考えた説明がすばらしいことこの上なし。


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名所の案内はもちろん、橋にまつわるエピソードなど
コースを知り尽くしたガイドさんの説明はたいしたものです。


下から見た日本橋。


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暑い日でしたが、しばらくは首都高速の下を移動するので、
暑さもそれほど感じません。
古い橋と首都高とビルの風景は
クルーズならではの構図が楽しめます。


高架を撤去する工事は始まっていました。


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いろんな橋をくぐっていきます。


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江戸時代の名残も随所にあって、治水や街づくりの在り方に
「お江戸」はさまざまにすごいな~と思うのでありました。
幕府は大名たちにいろいろな仕事をさせているようですが、
解説では伊達政宗の仕事が多かったですね。


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船長さん。

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ただ、写真を撮るときは「ほほー。」と思って聞いていたのですが、
改めて記事にしようとすると
時間が経ちすぎて、何の説明があったかなあと首をかしげる私。
説明に出てくる地名は耳に覚えのあるものばかりだけど、
もう少し東京の地理に詳しければ、もっと楽しめたのにな。
夫は天保5年~7年に発行された「江戸名所図会」を読み込んでいたので、
とても興味深かったようです。


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いろんな橋があるんだなあ。


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日本橋には震災の跡も残っていたし、空襲の跡も残る橋などあって、
首都東京の歴史を見ることができるクルーズなのでありました。
写真は跳ね返った弾の跡が残る後楽橋。神田川に入ったところですね。


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写真が多くなったので、今日はこの辺で。
後半は次の記事で。

ちなみに乗り合い料金は、大人一人平日2500円。土日祝日は2800円。

後から思えば、三越に行けば船賃ぐらいでは済まなかったかも。
楽しく安く東京観光ができて、夫に感謝。


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念願の「獅子麒麟、見た!」 [旅]

台風が続いて困ったものです。
台風の被害が出ませんように。お気を付けください。


前の台風(6号)が来そうなときにJRの運行を気にしながら神戸の娘のところに行き、
帰りは、お盆帰りの混雑で新幹線が遅れ、
JR九州への乗り換えがうまくいくのかドキドキハラハラ。
そんなこんなで慌ただしい日々が続いておりました。
写真の準備をして向こうで記事を書こうとしたけれど、無理無理。
孫と遊ぶばかりでしたよ。

 ……………


先ほどチャンネルを換えたら、偶然、映画「麒麟の翼」をやっていました。
もう終わりかけで、最後の日本橋のシーンだけ観ました。

「この前、行った~!ああっ、早く記事にしないと!」


ふるさとの芸術家渡辺長男の手による「獅子麒麟の像」、いつか見たいと書いたのはついこの前。
意外と早く機会がやってきました。


7月の終わり、東京行きの二日目です。


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この日の目的地は日本橋。
写真ではよく見る獅子麒麟を実際に見てきましたよ~。


ここかあ。


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おお、麒麟の翼。

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しばらく橋の上を行ったり来たりして
あっちからこっちからと写真を撮っていました。


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後で行ってみようかな。


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橋の上から船が見えました。


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夫がネットで調べたら、「日本橋クルーズ」というのをやっていて、
あと5席残っているというので、即申し込み。


出発時刻まではかなり間があるので、
竹細工のイベントをやっている高島屋に行って、
(結局、三越は行かないまま)
お昼ご飯を食べて、再び日本橋に戻ってきました。


時間まで獅子麒麟を堪能。


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徳川家康が五街道の起点に定め、
明治政府が1885年に国道の起点に定め、
1911年に石造りのアーチ橋がかかりました。
その際、橋に飾られた獅子麒麟。
起点である日本橋から飛び立つイメージの麒麟、
はじめと終わりを意味する阿吽の獅子、
渡辺長男の仕事はすごいなあ。
本当にかっこいいなあ。


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1963年に首都高速道路が作られ、以後60年が今の風景。
そして、2040年には高架撤去工事が完成し、
獅子麒麟の像の上に青空が広がるのですって。


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故郷の芸術家の仕事をゆっくり堪能して、
なぜだか誇らしい気分になったのでした。
自分がしたわけじゃないのにね。


次は東京お勧め観光「日本橋クルーズ」の話題ですよ。




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東京一日目 久しぶりの飛行機 [旅]

7月29日、大分空港です。

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久しぶりに飛行機に乗ります。
2015年の秋以来ではないかと思うのですが、
記憶にないほど飛行機に乗っていません。

この頃夫は、YouTubeで飛行機事故を検証する動画をよく見ているので、
私は飛行機に乗るのもちょっと緊張気味でしたよ。



マリンピアむさしを眺めつつ離陸。

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あっというまに佐田岬が見えてきました。

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八幡浜の北を通っているようです。

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松山上空。

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しまなみ上空は雲がかかっていましたが、瀬戸大橋はよく見えました。

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小豆島。
ヨットを回航した時の話などしております。

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明石海峡大橋。

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あ、神戸です。孫がいるのはあのあたりかな?
「じいじとばあばは東京に行ってくるからね~。お土産買ってくるよ~!」

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大阪上空では古墳が見えました。

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きれいな海岸線を眺めているうちに浜名湖。
そろそろ見えるかな?

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見えた!

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帰りの方がよく見えたけれど、このときはこれだけで満足でした。

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もう羽田?
飛行機は緊張するとか言いながら、けっこうはしゃいでいるちはやママなのでした。

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大きく旋回して着陸へ。
帆船がいましたよ。

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到着。

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乗ってきた飛行機。

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今回の東京行きは、夫が長年お世話になっている小鼓の師匠の会を拝見するためです。
銀座エリア最大の商業施設GINZASIXの地下にある観世能楽堂。
こんなところに立派な能楽堂!


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番組は、能「卒塔婆小町」など。他は小鼓を中心とした曲目でした。
はるばる九州から来た甲斐がありました。本当にすばらしかった♪
会の後はお仲間とベトナム料理を堪能しました。


翌日はここ!ここも念願の……。

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詳細は次回で~。

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念願の「富士山、見た!」 [旅]

「まともに富士山を見たことがない。」と知人たちに語れば
自分が見た富士の美しさを語り、
スマホの写真を見せつける九州人のなんと多いことか……。
そこのあなた、それって「痛い」親切ですよ。


何度か麓を新幹線で、または車で通ったものの
お姿を拝見することができなかった雲の中の富士山。
飛行機で何度か東京に行っているけれど、
全く見た覚えのない富士山。
山梨県に行った時も、遠く黒く小さく見えた山を「あれが富士なのかな?」

チャンスが何度もあったのに、
「この年まで富士山をまともに見られなかった」というのは
もう何かの呪いなのか……と思うほど。




7月29日。夫の用事にくっついて、大分空港から東京行き。
富士山が見える席を確保し、窓側に座らせてくれた夫に感謝。


見えてきましたよ!
愛用のカメラを持っていってて、よかった~。


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あ、娘にも知らせなくちゃとスマホでも撮影。


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羽田に着いてすぐにLINEで報告。
「母はついに富士山を見たよ~!」



7月30日、帰りの便から。
離陸してすぐに見えました!
しかし、カメラは電池切れ。
(電池切れになるほど何をしてきたかは次の記事で。)


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スマホで撮りました。
往路よりずっとよく見えました!



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これよ、これこれ。


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電池は「虫の息」だったけれど、
カメラでも2枚撮れました。


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夫のおかげでン?十年の呪縛から解き放たれたのでありました。


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あっという間に「興奮」の時間は終わったので、
次はゆっくり、冠雪のお姿を眺めたいものです。



……他の写真はまた今度。とりあえず、「興奮」が新鮮なうちに。









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まともに見たい富士山 [旅]

朝のBSで田中陽希さんが北海道の羊蹄山に登っていた。
人力で歩き登り300座踏破まであと20というところだった。
2020年10月18日の羊蹄山は冠雪。
晩秋と初冬が入り混じった羊蹄山は美しかった。


羊蹄山に近い京極町観光協会のサイトから写真をお借りする。

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きれいやなあ。
蝦夷富士。1898メートル。



「全国には少なくとも321座を超える数の『富士』と名の付く山がある」と
ウィキさんが教えてくれた。となれば、
皆様のお近くにも「~富士」と呼ばれる山があるのでは?


これは九州鹿児島の開聞岳。924メートル。
私が好きな薩摩富士。
2018年の12月初めの写真。

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そして、地元大分には豊後富士。由布岳。1583メートル。
いつも見ている「富士」。

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本家の富士山、何度か近くを通ったが、まともにお姿を見ていない。
何年か前に「私は富士山をまともに見ていない。」ということをブログに書いたとき
美しく見える場所も教えていただいたのに、
いまだ富士山を眺めるチャンスに恵まれないでいる。

どのように富士山周辺をめぐるか計画は立てているのだが、これが実現できない。
なのに、この頃TVで頻繁に富士山が登場している気がする。
「富士山をまともに見たい。」という気持ちが煽られるばかり。


そんなことを考えていた最近のこと。
夫の知り合いの方が東京から福岡空港に飛行機で来たのだが、
上空から見た富士山がきれいだと言ってスマホで撮った画像を見せてくれたそうだ。
「妻が、まともに富士山を見たことがない。」と夫が言ったら、
数枚画像を送ってくださった。

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いいなあ、いいなあ。
自由に動くことがままならぬ毎日で行きたいところが増えるばかり。
富士山の姿を拝む計画を早く実現させたいものである。


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南阿蘇「野ばらINN」へ学生時代の仲間と一緒に [旅]

「大学の同窓会が秋にあるらしいけど、そこで久しぶりに会う?」
学生時代の仲良しからメールが来たのが6月。
二年前から会おうと話していたのにコロナのせいで
延び延びになっていた。

「同窓会じゃ美味しいものは食べられないから、
美味しいものが食べられて、ゆっくりできるところに行こうよ。」
というわけで、学生時代の仲良し四人組で
熊本に集合しようという話がトントン拍子でまとまった。
第7波が来る前のこと。


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現在二人が福岡、一人が熊本市、私が大分に住んでいる。
卒業したての頃は何度か会ったが、
それぞれの生活が忙しくなって、やっと落ち着いた今、
四人の仲間が顔をそろえるのは三十数年ぶりのことになる。



熊本市在住の友人が集合場所となる「お宿」をいくつかリストアップしていたけれど、
彼女は「野ばらINN」にも目をつけていた。

学生時代にみんなで行った思い出のペンションでもあるし、
「5月に夫と一緒に行ったけれど、お料理が美味しくてリラックスできたんだよ。」
と私が話したら、友人は即 予約を入れて、
その後の連絡もちゃちゃっとやってくれた。


この友人だけ現役続行中で超多忙な毎日を送っていて、
8月3日と4日しか空いていない。
再度感染が広がりつつあるし、心配ではあるがこのチャンスを逃したら
もう4人が集まれる機会はなかなかないだろう。
健康状態に留意して日々感染しないよう気を付けて、決行。



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私以外の三人が肥後大津までJRでやってきて、私の車で南阿蘇に向かうことになった。
迎えに行った私を見つけると、三人は大きく手を振った。
このとき、三十数年の時間は一瞬にして消え去った。


昔「ペンション野ばら」に泊まったのは、
ペンションというものが流行し始めた頃で
私たちも流行に乗った女子大生だった。
夏休みのバイト代でささやかな旅行をしたんだっけ。


車に乗り込むやいなや情報交換から始まって
思い出話や日々のうっ憤を晴らす話題などがにぎやかに始まった。
都会組は抗原検査もしてきたし、健康状態も文句なし。


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南阿蘇の「野ばらINN」に到着してからも
三時間ばかりしゃべりまくって夕食の時間になった。


お料理を「美味しい、美味しい。」と食べながらも
話題は尽きなくて、次から次へと話が弾む。
(私しかお酒が飲めないなんて!なのに!)

私たちのほかに二組のお客さんがいたけれど、
「あのおばちゃんたちは何だろう。」と思ったかも。


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昔、四人組でここに来たと思っていたら、
熊本在住の友人はちょうど盲腸で入院していて、
お土産に「ペンション野ばら」のTシャツをもらったということだった。
私はそんなことはすっかり忘れていた。
でも、思い出を語れば四十年前のこともどんどん思い出して、
長い間会っていなかったのもうそのよう。


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「ペンション野ばら」も熊本地震で被災したが、
熊本の友人が経験した地震当夜の話も初めて聞いて、本当に驚いた。
一時津波が来るとの情報が流れ、知らない人に手を引かれて近くの高台に避難したという。
(彼女は極度の近眼なのだが、地震の混乱の中で
眼鏡もコンタクトレンズも用意することができなかったのだ。)

いろいろあったが、四人が元気で再会できたことは本当に幸せだと思う。


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食後もお風呂タイムを除いて
しゃべりまくって、寝たのは一時すぎだった。
年金や健康状態の話題になると、気分は女子大生でも
「そんな年になったのねえ。」とみんなでため息をついたことだった。


朝になって
「写真の一枚も撮らずにしゃべりまくっていたねえ。」
と、慌てて朝の風景をスマホで撮ったのがこれ。


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「連絡はやはりLINEが便利よねえ。」ということになったが、
さくっとLINEグループを作れる者はいない。
(いつも人任せにする人ばかりだったのだ。)
朝食後は部屋に戻って、
ああだ、こうだと言いながら、何とかLINEグループを作ることができた。
グループ名は「野ばら」である(笑)


帰り際もオーナーのご家族とにぎやかにお話しして
四人組の写真を撮っていただいて、
お騒がせなおばちゃんグループなのだった。


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私は午後に用事があって、
肥後大津の駅までみんなを送り届けてあわただしく別れてきたけれど、
一年に一度集合するという約束や
「またね~」というLINEスタンプがうれしい帰り道だった。





いつかまた明るいおばちゃんグループがお邪魔することもあろうかと思うので
「野ばらINN」のオーナーにはよろしくと言っておかなくては。


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県民割で5000円の値引きがあって、2000円のお土産クーポンをもらって、
それで買った夫へのお土産。



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海の日は海を眺めに。 [旅]

そろそろ世の中が落ち着くかと思えば、驚きの感染者数ですね。
大分は7月12日から1000人越えが続いていました。


さて、依頼してから9か月目にしてやっと来た新車。
どこかに出かけたいと思っていたのですが、動く気になれずにいました。


7月18日は海の日でもありますから、
人混みを避けて海でも眺めに行こうという話になりました。
それが11時過ぎ。


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……というわけで臼杵市の海岸におります。
ここは臼杵市内から10分ちょっとの臼杵湾の入江です。
津久見島が見えています。


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津久見島はフェリーで臼杵港に入るときにそばを通りますね。
別名「おにぎり島」とは言いえて妙。


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臼杵から長目半島の海岸線を走って津久見まで行くつもり。
入江の小さな港を眺めつつ走っていると
半島の先端部分は行き止まりで、
途中から細い道を通って津久見に出るようにカーナビの指示が出ました。


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走ったこともない地図上の細い道には不安があります。
以前、青海島でヨットレースを追いかけながら
狭い山道を走ったことなど思い出されるのでした。


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無垢島が見えています。
ヨットに乗って、イルカの群れに会いたい。


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思ったより狭くない山道を登って下って、津久見湾側に出ました。


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小さな港をいくつか通り過ぎて、
小島港で車を止めました。


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堤防の先にある小島に私も行きたかったのですが、
サンダルでは無理……。


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岬を走るバス。

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同じ大分に住んでいても行ったことのない場所、
見たことのない風景は多いものですね。
「津々浦々」とはよく言ったものだと感心したことでした。


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大友宗麟さんだ~。


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セメントの町津久見の市街地に入ったのが午後2時半ごろ。
やっと昼ご飯にありついたのでありました。
やれやれ~。


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さて、最近の大分の感染者数。

7月20日1939人
  21日1999人
  22日1601人
  23日1595人
  24日1617人
  25日 956人

新しい車でもっとドライブしたり旅行に行ったりしたいけれど
しばらくはお預けですね。
皆様、お気を付けください。

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