次の世界へ [美しいもの]
くじゅう花公園 アサギマダラ [美しいもの]
10月の終わりに近い秋晴れの日、
親子三人で「くじゅう花公園」に行ってきました。
(娘はこのとき、帰省中)
http://www.hanakoen.com/
家から車で30分。
わりと近い観光スポットではありますが、
実は私は行ったことがなかったのです。
(夫と娘はあるらしい。)
お隣の畑を作っているAさん(畑作りの先輩)が、
「花公園に行くと楽しいよ。庭造りの参考になるよ。」と
ブロック塀越しに教えてくれたのを思い出して、
急に行きたくなったのです。
入園料1300円。
正直に言うと、「ちょっと高い。」と思ったです。(今まで行かなかった理由はこれか!?)
でも、夏の花は名残だけれど
秋の花がとても美しく咲いていて、とても見応えのある景観なのでした。
クレマチスの庭園があって、
時期にはさぞ美しかろうと思わせる一画がありました。
返り咲きのクレマチス
クレマチスの蔓を這わせるのに
これはよさそうだと思うのがあって、
確かにいろいろと参考になりそうなのでした。
その庭にきれいなチョウが舞っています。
「フジバカマにアサギマダラじゃないの?」と私。
ニュースか何かで
「アサギマダラが来るようにフジバカマを植えた。」
という話を聞いたような気がして。
「アサギマダラが来るのは姫島が有名だよね。」と夫。
アサギマダラ、旅するチョウ。不思議な生態。驚異の飛行距離。
娘がスマホで調べてアサギマダラだと確認したのですが、
入り口でもらったパンフレットをよく見たら、
ちゃんと写真が出ているじゃありませんか。
「へえ~、ここにもアサギマダラが来るんだ~。」
と三人で感心することしきり。
帰って調べてみました。
姫島はずいぶん有名で、春は5月を中心に北上するアサギマダラが飛来。
秋は10月を中心に南下するアサギマダラが飛来……とありました。
出会いを求めて島を訪れる人も多いようです。
久住高原にはもともと飛来していたようですが、
花公園は来園者との出会いの機会を持つために
フジバカマなどアサギマダラが好む植物を園内に植えたのだそうです。
旅するチョウで有名なアサギマダラを
こんな近くで観察できるとは!
……全く知りませんでした。
数頭のアサギマダラを追いながら、
何だか夢見心地で、写真を撮りまくっていたのでした。
もうこれだけで来た甲斐があった……と思ったのですが、
花公園の花々はもっともっと目を楽しませてくれました。
これまでなんで来なかったんだろうと思うくらい。
他にも美しい花々に魅了されたのですが、
それはまた今度……。
年間パス(3000円)を買って、カメラ修行庭造り修行に通おうと思っています。
冬の虹 [美しいもの]
寒い朝の飛行機雲 [美しいもの]
ケース家さんのブログで
夕方の飛行機雲の写真を見た。
ずっと昔、飛行機に乗ったとき(いつのことかも忘れたんだけど)
座席に置いてある雑誌で
パイロットの方のエッセイを読んだのを思い出していた。
たしか「飛行機雲ができるのには条件がある。」というような文章があって、
「すれ違う飛行機の飛行機雲を見ると
自分の飛行機にも飛行機雲が出ているんだろうと思う。」
というようなことも書いてあったと記憶している。
……これは今朝の朝焼け。
このところ朝の気温がとても低い。
毎朝氷点下で、一昨日はマイナス6度を記録した。
凍り付いたフロントガラスはなかなか解けない。
今朝もマイナス4度で、長い暖機が必要だったが、
その間に美しい飛行機雲を見た。
朝焼けの中、二機の飛行機雲が重なっていた。
先を行く飛行機雲を追って、あとの飛行機が行くように見えた。
……さっきネットで「飛行機雲」を検索した。
「飛行機雲はどんな飛行状態・飛行環境でも現われるものではありません。飛行機雲がつくられるためには、旅客機の飛ぶ高さ、上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろわなければなりません。一方、上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろっている場合は、一度に複数の旅客機から飛行機雲がたなびいて見えることも多いようです。
では、飛行機雲はどうやってできるのでしょうか。旅客機のジェットエンジンから出る排気ガスの温度は300~600度Cという高温です。これに対し、上空1万mの気温はマィナス50~55度Cの寒さです。この高温の排気ガスが上空の冷たい空気に触れ、急激に冷やされることで、水蒸気の粒が生まれ、これが雲となって白く見えるのです。冬の寒い日に、ハーッと息を吐くと白く見えるのと同じことです。」
JALのホームページの記事から抜粋したものだが、この文章の最後には
「飛行機雲は、地上で楽しめる唯一の『空の旅』といえるかもしれません。」
とあった。
では、今朝の飛行機雲、
後ろの飛行機の操縦席からはどんな風景が見えたのだろう。
……うらやましい気がする。
夕方の飛行機雲の写真を見た。
ずっと昔、飛行機に乗ったとき(いつのことかも忘れたんだけど)
座席に置いてある雑誌で
パイロットの方のエッセイを読んだのを思い出していた。
たしか「飛行機雲ができるのには条件がある。」というような文章があって、
「すれ違う飛行機の飛行機雲を見ると
自分の飛行機にも飛行機雲が出ているんだろうと思う。」
というようなことも書いてあったと記憶している。
……これは今朝の朝焼け。
このところ朝の気温がとても低い。
毎朝氷点下で、一昨日はマイナス6度を記録した。
凍り付いたフロントガラスはなかなか解けない。
今朝もマイナス4度で、長い暖機が必要だったが、
その間に美しい飛行機雲を見た。
朝焼けの中、二機の飛行機雲が重なっていた。
先を行く飛行機雲を追って、あとの飛行機が行くように見えた。
……さっきネットで「飛行機雲」を検索した。
「飛行機雲はどんな飛行状態・飛行環境でも現われるものではありません。飛行機雲がつくられるためには、旅客機の飛ぶ高さ、上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろわなければなりません。一方、上空の温度・湿度・空気の流れなどの条件がそろっている場合は、一度に複数の旅客機から飛行機雲がたなびいて見えることも多いようです。
では、飛行機雲はどうやってできるのでしょうか。旅客機のジェットエンジンから出る排気ガスの温度は300~600度Cという高温です。これに対し、上空1万mの気温はマィナス50~55度Cの寒さです。この高温の排気ガスが上空の冷たい空気に触れ、急激に冷やされることで、水蒸気の粒が生まれ、これが雲となって白く見えるのです。冬の寒い日に、ハーッと息を吐くと白く見えるのと同じことです。」
JALのホームページの記事から抜粋したものだが、この文章の最後には
「飛行機雲は、地上で楽しめる唯一の『空の旅』といえるかもしれません。」
とあった。
では、今朝の飛行機雲、
後ろの飛行機の操縦席からはどんな風景が見えたのだろう。
……うらやましい気がする。