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高いところから眺めることは大事だ② [山歩き]

白鹿山にいます。


ときどき陽が差すと
紅葉がぱあっと輝きます。


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でも、すぐに翳ってしまいます。



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立ち去りがたくいろんなものにカメラを向けています。



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南西の方角に傾、祖母の山が見えます。


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もう少し西寄りに阿蘇が見えるはずですが、
この日はお天気がイマイチでよく見えません。


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足下は大野川。
写真の河岸段丘と瀬はジオサイトです。
鮎の簗場がありますし、
蟹もたくさんとれたようです。
ここの瀬は「手取蟹戸」と書いて「てどりがんど」と言う名がついています。



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伝説の「鐘が淵」はこの下なのですね。


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……白鹿山は祖母山の大蛇を母とする大蛇が住んでいて、村人を守っていたといいます。



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   あるとき
   この山の寺の鐘が鳴り出すと
   大蛇は母恋しさに狂ってしまい、
   鐘を食いちぎりもろともに
   山裾にある深い淵に沈んだのだそうです。



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   子の大蛇は、深い淵の中で祖母山に住む母の声を聞きます。
   「私とあなたはちゃんとつながっている。これからは村人を水難から守るように。」


……地元の子どもたちならよく知っている伝説です。



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カメラを持って紅葉を見に来られた地元の方がいました。
ちょっと話をしました。


「鐘ヶ淵の伝説も さもありなんという風景ですな。」



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昔の人々は遠くから流れる川を見ては
伝説を創ってきたのでしょうね。


高いところから見ると
川の流れと同じで人の生も「つながっている」という気になります。


やはりときどきは高いところに登って
来た道やいつも生きてる場所を眺めるのは大事ですね。



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遠くから列車の来る音が響いていると思ったら
あれ、「あそぼーい!」だ!



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久々に「あそぼーい!」も撮れたし、
いっぱい写真も撮れたし、
何だか満足して山を下りたのでありました。



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コメント 2

ケース家

高いところへ次回の休みに登ってみます。
気持ちの整理をしないといけません。

by ケース家 (2018-11-27 11:53) 

ちはやママ

>ケース家様

いつも自分がいる場所を見つめ直すのは
大事なことなんだろうな……と何となく思って書きましたが、
山に登って降りるというのは
生まれ変わる……という意味もあるらしいです。
そんなことをちらりと聞き、
そうかもしれないと思いました。

by ちはやママ (2018-11-27 23:13) 

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