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「いつか」を夢見てあんずの種を植えました! [美味しいもの]

前回に続き、「あんず」の話です。


「なんでわざわざ信州からあんずを取り寄せたのか。」について。


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それは、中条唯七郎(なかじょうただしちろう)という江戸時代の人がきっかけです。


信濃国(長野県千曲市)の中条八郎左衛門・粂吉親子は、
岡藩に招かれて養蚕の技術を指導するため、
信州と豊後を何度か行き来しています。(ずいぶん大変だったでしょうねえ。)
唯七郎は、八郎左衛門の甥でした。



さて、この唯七郎さん、
天保二年(1831年)、粂吉(くめきち)さんに同行して岡藩に来ています。
このとき彼は59歳、村役人など経験し地域の重鎮でした。


養蚕の技術指導者八郎左衛門さんは、1827年の岡藩来訪の際、途中で病を得、
大分三佐港(岡藩領)で亡くなったのですが、
葬儀など岡藩に大変お世話になったということで、
唯七郎さんは一族の代表者として、叔父の供養と挨拶のため岡藩に来たようですな。


その際、唯七郎さんが残した旅日記「九州道中日記」は、
九州までの道中や彼が歩いた九州各地で見たこと聞いたこと、
歩いた距離や出会った人のことなど微に入り細にわたって記録されており、
当時の岡藩を知る上で実に興味深い資料だ……と夫はよく言います。
とにかく興味を持ったことは何でもかんでも記録しているのですから。


九州の山の中の小藩で、
養蚕という事業を成功させようとした岡藩士や信濃の八郎左衛門さん・粂吉さんの
涙ぐましい努力の跡も唯七郎さんの記述からうかがい知ることができます。



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この一年と数ヶ月、私たちは岡城跡やその周辺を歩き回りました。
ウォーキングの途中、夫は旅日記に出てくる場所にくると
よく唯七郎さんを話題にします。
「唯七郎さんの日記によると、ここはね……。」といった具合。
唯七郎さんの日記のおかげで、江戸時代の岡藩の風景を想像しながら歩いているみたい。



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例えば、私たちがウォーキングでときどき歩いている「城北町の消えかけている旧道」。
ここは、江戸時代、大分方面から竹田城下に入る大事な道でした。





唯七郎さんもこの道を通って竹田の城下に入って
そのとき様子を克明に書きのこしています。
今は荒れ果てた道ですが、唯七郎さんの記述どおりに「江戸時代」が遺っています。


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……このように夫は、ずっと以前から唯七郎さんに興味を持っていて、
彼のふるさと「信州 森」は日本一の「あんず」の産地であることを知っていました。


そこで、その産地から「あんず」を取り寄せてみようということになったわけです。
ブンゴウメと縁もありますし。



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あの中条唯七郎さんのふるさとから届いたあんずは、
美味しいジャムになっただけでなく、
これまで夫から聞くだけだった「唯七郎さん」に
より興味を持たせるきっかけともなりました。


文献を自ら読み、ネットで調べ……ふむふむと感心しながら
いろいろ見ていたら、
「宇和島」という文字がたくさん出てくるではありませんか!



え~!?唯七郎さんから信州のあんずにつながって、宇和島にもつながった~!!


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唯七郎さんのふるさと長野県千曲市にあんずをもたらしたのは、
なんと宇和島伊達家のお姫様だったのですね!

宇和島藩二代藩主宗利の長女・豊姫様は信濃国松代藩真田家にお嫁入りの際に
お屋敷のあんずの種を持っていったのだそうです。
それがもとになって松代藩ではあんずの栽培が盛んになったのだそうです。


https://www.city.uwajima.ehime.jp/soshiki/1/simaitoshi.html


宇和島信用金庫さんの企画で豊姫の物語が絵本になっていることを知り、
丁寧に作られた絵本をネット(PDF)で読むことができました。
宇和島藩江戸屋敷と宇和島のお城と信濃松代藩をつなぐとてもステキなお話でした。



まさか「あんず」と「宇和島」が繋がるとは思ってもみなかったので
ちょっと興奮したワタクシ。


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あんずジャムの甘さを味わいながら、「いつか」を夢見ています。


宇和島には千曲市から贈られた「里帰りの杏」があるそうです。
千曲市と宇和島市は姉妹都市なんですね。
今度宇和島に行ったら見てみたいです。

唯七郎さんのふるさと千曲に行って、あんずの花の風景も見てみたいです。
そして、唯七郎さんにウォーキングを楽しくしてくれているお礼を言いたい……なんて。



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ジャム作りの後、あんずの種を数個、土に埋めてみました。
芽が出て花が咲いたら、信州まで行けなくても、
それはそれで楽しいに違いありません。


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あんずが届いてジャム作りました! [美味しいもの]

6月23日、5㎏のあんずが届きました。


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干したあんずやジャムになったものは食べたことがありますが、
生のあんずは食べたことがありません。


箱を開けてみると、なんてきれいな色!


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熟したブンゴウメと似ています。(ブンゴウメはあんずと梅の交雑種。)
早速食べてみます。


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……うーん。もっと酸味があるかと思っていましたが、ちょっと違う。
かといって甘みが強いわけでもない。
スモモの酸っぱさや桃の甘さに比べるとちょっと中途半端な感じ?
もっと熟れた方がいいのかな?


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生では物足りない気がしたので、まずジャムにします。
あんずと一緒に入っていたレシピに従って作ります。


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半分に割って種を取ります。
ブンゴウメよりずっと簡単に種が外れます。


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お砂糖をまぶしてしばらく置きます。グラニュー糖を使いました。
水分が出てきたところで、煮始めます。


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アクを取り除きながらゆっくり煮ます。


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できました。


こ、これはきれい! しかも、美味しい! 砂糖で煮ただけなのに!
買ったジャムよりずっとずっと美味しい!
なんと優しい味でしょう!


わが家では、毎年ブンゴウメをジャムにしますが、
あんずのジャムは、ブンゴウメより酸味が軽くて、ずっと優しい甘さになります。

1㎏だけ作ったのですが、ジャムがあまりに美味しかったので、
生で食べた残りは全てジャムにしました。



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クリームチーズと一緒に食べるとさらに美味しいです。


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さて、なんでわざわざ信州からあんずを取り寄せたのか……。


ここで岡城跡周辺ウォーキングを楽しくしてくれる人物が登場します。

中条唯七郎(なかじょうただしちろう)という江戸時代の人で、「信州 森」の人です。
今日は長くなったので続きは次に。


それでですね、「あんず」や「信州 森」のことを調べていたら、
なんと「宇和島」に話が繋がったんですよ!
宇和島の皆様はよく知っているお話かもしれませんが、
「私は、しらなかった~!」と興奮しました。
これも次の話題に。



思わぬところで私たちの日常が親しい場所と繋がるものだと
うれしい気持ちになりつつあんずジャムを食べてます。


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……おい、ダイエットは大丈夫か?




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紫陽花の道を満喫……と思いきや。 [チャリだあ!]

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今シーズン二回目の「チャリダー」は、
緒方川を遡る秘境(笑)コースで岡城跡まで。


国道と違って車は通らないし、坂道も少ないし、渓流沿いで眺めも良いし、
遠回りにはなりますが、いいコースです。
以前一度だけ挑戦しています。


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私たちが住んでいる所は石橋の風景が美しいところです。
見慣れた石橋の他にも
「へえ、こんな石橋もあったんだ!」と再発見の喜びも味わえます。


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遠くに見えた石橋の上を通ります。


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橋の名前を確認中。


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このコースは、何度も緒方川を渡ります。
石橋だったりコンクリート橋だったり。

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庭からこぼれるように咲いている様々な色の紫陽花を
楽しみながらのサイクリングです。
「どこに行くんな?」と声を掛けてくださる方も。



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豊後大野市と竹田市の境。川の合流する場所でもあります。


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竹田市に入るとすぐに有名な湧水群。
これは去年の写真です。

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前はここに立ち寄りましたが、
今回はスルーしてまっすぐ竹田市内を目指します。
途中の魚住の滝と柱状節理を眺めて、
竹田城下の武家屋敷跡を一気に駆け抜け、岡城跡の下まで来ました。


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ここから料金所までの急な登りはさすがに歩き。
夫は自転車で登れました。

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15㎞の距離に疲れて、覚左衛門屋敷まで行くのがやっと。
草刈りが済んだばかりで、いつものお弁当の場所もすっきり。
本当にありがとうございます。


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お弁当を食べたら、帰りましょう。

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元気が出たところで本丸まで歩いて、


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紫陽花に癒やされながら城跡を下りたのでした。


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帰りは最短の国道コース、8.4㎞。
この日は出発が遅かったので、来た道を戻れば時間がかかりすぎます。
車が多いのはイヤだけれど仕方がありません。


しんどいと思っていた国道の坂もクリアできるようになって
家に帰って、お母ちゃんがデイサービスから戻るのを待つばかり……と思っていたら、
なんとアクシデント発生。


最後の休憩地点から夫が先に出発し、私も自転車に乗ろうとしたら、
チェーンが外れているじゃありませんか!

「は!何で?」

夫の姿はすでになく、電話をかけてみるけれど、
背中のリュックの中では気づくはずもない……。


整備など全て夫任せの私は、日々の甘えを猛省しつつ
油で手を真っ黒に汚しつつ、チェーンを取り付けたのでした。


……振り返って私がいないことに気づいた夫は
心配して1㎞ほど戻ってみたけれど姿がない……慌てて電話をかけてきました。

「チェーン外れたけど、何とか戻った。」と私。
そのときすでに午後4時前。


お母ちゃんの帰宅時間に間に合わないといけないので、
夫には先に帰ってもらって
私はゆっくり自転車を走らせて後から帰りました。
無事に変速もできたので、やれやれ~。



結局この日は316メートル登って316メートル下って帰ってきました。
私は23.4㎞、夫は25.4㎞の走行距離でした。


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野菜畑も賑やかになってきた。 [今日の私]

今日は野菜畑の様子です。
5月始めに植えた野菜が順調に育っております。

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野菜作りも手間がかかりますねえ。
4月からの様子を振り返ってみると……。


まず、苦土石灰をまいて、堆肥をごっそり入れて、土作り。
ミニ耕耘機でよく耕します。


苗を買いに行きます。いろんなところから入手。


近くの農業量販店。
毎週近くのスーパーに来るお兄ちゃんの苗ものから。
そして、大分市の大型量販店。
今年は欲しいトマトの苗が手に入らず、ネットで注文したのもあります。


連休の頃、植え付け。(今年は少し遅めのスタート。)


苗の植え付けは、畝を大きく作ってから。
マルチを張って、穴を開けて苗を植え付けます。


キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、トマト各種の苗を植え付けました。
ゴーヤは畑に勝手に生えてくる苗を植え直してやります。
ニンジンと二十日大根は一緒に種まきしたのに、
二十日大根はあっという間に大きくなって、あっという間に食べてしまいました。



5月は風が強く吹くから、苗が小さいうちは風よけを付けたり支柱を付けたり。

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その間、収穫の終わったエンドウ類やソラマメの撤去。
レタスやキャベツも残すところなく食べましたよ。
ニンニクの収穫も済ませます。



ある程度育ったら、虫や病気の心配。
余計な脇芽は取り除きます。
机の対面にいる夫のパソコンからは、
ナスやキュウリの作り方を説明している農家さんの声が響くようになります。
YouTubeに投稿された専門家の動画はとても役立っているみたいです。
夫は一日に何度も畑の見回り。
夫は研究熱心ですな。



そうこうしているうちに、「あ、大好きなハラペーニョを植えてない。」と
また大分市の量販店に苗を買いに行って、
ついでに花の苗などまた買ってしまって……。


キュウリのネットを立て、トマトのハウスを作り、ナスの誘引をして、
ゴーヤのつるをのぼらせるようにして……。


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ああ、ジャガイモの収穫もしなくては。
でっかいのがゴロゴロ。
これでも三分の一程度。畑にはまだ収穫していないのが残ってます。


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キュウリやトマトが大きくなってくると、
その重さを軽減するアイテムも登場します。


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これでキュウリやトマトの実がどれだけ下がっても重さに堪えられるらしいです。



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夏は畑の草むしりも定期的にやらないと……。
そんなこんなで、ウォーキングの回数もめっきり減って、
けっこう忙しい日々なのでありました。


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先週からキュウリ、ジャガイモを毎日食べてます。やはり美味しい。
ピーマンも食べられるのが少しずつ。


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これだけ手間をかけていると、買った方が安価なのでは……という気がしないでもないですが、
日々のストレス発散や収穫の喜びを味わえるということでは
まことに幸せな環境だと言えましょう。


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「こころ旅」1000回おめでとうサイクリング [チャリだあ!]

私たちの健康維持のために始めたサイクリングだったが、
夫のPSA検査の数値が安定しなくて、
ドクターストップをくらったのが去年の2月の始め。
乗り始めて三か月しか経っていなかった。
以来、ガレージに眠ったままのクロスバイク。



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今年の連休前、晴れてお医者さんのお許しが出た。
「次の検査の一か月くらい前から自転車を試してみましょう。」
……ちなみにドクターは本格的なチャリダーらしい。


今週、私たちが毎朝楽しんでいるNHK・BSの「こころ旅」で
火野正平さん一行の自転車旅を見ていた夫が言う。
「よし、正平さんの1000回記念を祝して
僕たちも自転車に乗ろう。」

それが何の関係があるんだとツッコミをいれたいところであるが、同意。
一年四か月ぶりの「チャリダー」である。

正平さんが上り坂で、ゼイゼイ言うのを見たり
カチャカチャとギアチェンジする音を聞いたりしながら、
私は、「自転車の乗り方、忘れたな。」と思っていた。



まずは夫が整備。

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では、どこへ?


「岡城にいくよ。」
「ええ~!?いきなり!!」


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まさか、自転車で岡城跡に行くことになろうとは!
竹田市までは何度か行っているが、
たぶん上り坂は歩くことになるだろう。


よりによって夏日。
本当にたどり着けるのか……。



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……で、証拠写真。



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楽に来たわけではないのだが、心配した上り坂も何とかクリア。
片道8.4㎞。標高差120メートル。
さすがに岡城下のトンネルから料金所までの急な上り坂は押して上がったが、
「とうちゃこ。」


料金所の方やボランティアのおばちゃんたちが、あきれるやら誉めてくださるやら。



すぐ帰るのかと思ったら、城内を歩くと言う。
「ええ~!?歩くんだ!!」


大手門への坂道はかつてないくらいしんどくて、
覚左衛門屋敷までの道のりがひどく遠かった。
スマホは持っていたが、写真を撮る気力はなし……。
写真は6月2日のもの。


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下原門から岡城下の道を歩いて大手門下に帰ってきたが、
お土産屋のおばちゃんのシイタケ茶が美味しかった~。


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おばちゃん、生き返ったよ~。



料金所の方が「お疲れ様」と言ってくださったので、
「これから自力で帰らなくてはと思うと……。」と応えると、
「頑張って~!」と見送ってくださった。


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8.4キロを無事に帰って来て、体重計に乗った夫は満足そうだった。
私は、クロスバイクの乗り方を思い出し、
自転車に乗る体力はそれほど落ちていないことは確認できたが、
久しぶりに走った国道は、トンネルや追い越していく車がとても怖かった。
そして、お尻の痛みがとれるまでに三日かかった。


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火野正平様、
あなたの「ゼイゼイ」を身をもって感じております。
改めて1000回という偉業に敬意を表します。
本当にお疲れ様です。


……次はいつ、どこへ?
請うご期待。(当分、歩くだけにしたい。)


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裏庭のお客さん [今日の私]

わが家の小さな裏庭では、
今年バラがきれいに咲きました。


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病気になったのを治療したり
肥料に気を遣ったり……バラってめんどくせえ。

この赤いバラはうどんこ病から立ち直りました。

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でも、きれいに咲いて家族が喜んでくれれば調子に乗ります。


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いちばんきれいに咲いたのは
夫が玄関前に運んでくれました。
ご近所の方がほめてくださって、またまた調子に乗っています。


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夫が大事にしているのはビワとスモモ。
スモモはあまり実がならなかったけれど、
ビワは去年よりたくさん実を付けました。


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最近、夫は夏野菜の手入れに余念がありません。




昨日(7日)は、二人とも睡眠不足で疲れ気味なので
運動には出かけずゆっくり過ごすことにしました。


裏庭でランチ。前日の残りのトンカツとレトルトでカツカレー。
もうビールも飲んじゃう。


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あら、お客様がいますね。


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カレーに飛び込まれても困るので、葉っぱにもどっていただきました。


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先日は裏庭にこんなお客様も……。


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紫陽花の下はハナのお気に入りの場所なので、
こりゃ困ったなと思っていましたが、
いつの間にか立ち去ってくださっていました。

どこにいたかわかりましたか?
大きなアオダイショウでした。


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ハナは……午後は裏庭にいることが多いのです。
終わりかけのバラは切って、ちょっとだけ水に浮かべておきます。
ハナとバラという構図をねらったのですが、
全く無関心。


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見向きもしないどころか、足蹴にされております。
バラが似合うネコではありません。


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畑や庭の仕事は、やることがけっこう多くて、
ウォーキングに行ける日が少なくなっている今日この頃。


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「梅仕事」がきっかけで楽しい時間 [今日の私]

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これはわが家の豊後梅。
3月中旬にピンクっぽいきれいな花が咲くのだが、下の写真は雨に打たれて終わりかけ。


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それから四か月。
夫の剪定の努力が実って、大きな実がたくさんなった。
5月28日に収穫して、梅酒二瓶仕込み。梅ジャム作り一回目。


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5月29日に前日の残りの梅で梅ジャム作り二回目。
レシピよりずいぶん少ない砂糖の量だが、それでも甘い、甘い。


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5月30日にもう一回収穫。梅酒二瓶仕込み。梅ジャム作り三回目。
ご近所に配ったり娘に送ったり……あとは冷凍してある。
ちょっとした手土産になるので重宝。


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これは岡城跡の梅の木。城内のあちこちに梅の木がある。


2月の覚左衛門屋敷。

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5月31日は、岡城跡の新しい年間パスを買った。


事務所の方と和気藹々で手続きをしている夫。
その後ろ姿に「あっ!」
ジーンズのお尻が縦に裂けてしまっている!家では気がつかなかった!

慌てて竹田市の大型スーパーに行き、ジャージを購入して履き替え、
岡城に再登城。


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「やれやれ。今日は時間がなくなったから、城内だけをゆっくり回ろう。」ということに。


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大手門を登らず、岡城下の道を下原門方向へ。


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下原門から登城して、本丸方向に向かった。


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本丸下から南面を見渡す。
「何だか向こうまでよく見えるようになったなあ。」


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二の丸へ。
サツキがよく咲いている。

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廉太郎さんの足下にも。

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岡城跡はすっかり夏の装い。


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大手門近くまでやってきて、木の枝をバッサリ落としていたことに気づいた。
「それで見通しがよくなったんだねえ。」


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「案内板も新しくなってるね。」


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お昼ご飯はいつもの中川覚左衛門屋敷跡で。
この日は屋敷を見下ろす高い場所を選んで座り込んだ。
                          
以前の写真があった。奥の高い石垣の上。

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写真の右端の枝は梅の木。
枝に少し残っている梅が黄色くなっている。


夫は「これは豊後梅だ。」そう言って、
取って食べるつもりで枝を引き寄せようと苦労している。
「食べたって美味しくないのに……。」
私は取り合わなかった。


そこに二人連れの観光客が登って来られた。
観光客がこの位置まで登ってくるのは珍しい。


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夫の様子を見て、男性が手を貸してくださった。
ゲットしたのがこれ。


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そこから、梅の話で盛り上がった。
豊後梅がウメとアンズとの交雑種であること、
普通の梅より大きく甘みがあること、
この三日間は梅酒作りや梅ジャム作りに頑張っていたことなどなど。

横浜から来られたお二人は、九州の山登りを楽しんでいるということで、
ご実家には梅の木があって、40キロも梅を収穫するそうだ。
梅干しは昔ながらの作り方が喜ばれ、ごきょうだいやご親戚に配っているのだそうだ。


一昨年夫が作った梅干しが塩辛すぎて失敗だったという話をしたら、
「時間が経てば味が落ち着いてくる」と教えてくださった。


(帰って食べてみたら本当にそうでしたよ~♪とげとげしさがなくなっていましたよ。)


しばらく話し込んでいたが、
「蝙蝠の滝」が「見たい場所のリスト」に入っているということで、
ご案内してきた。都会の方にはちょっと厳しい道のりなので。

蝙蝠の滝の「舟路」に興味を持たれたようで、ちょっとうれしかった。


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三日間「梅仕事」をして、
そのあと「梅仕事」がご縁で楽しいひとときをいただいた。
……九州の山旅が楽しいものとなりますように。


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「お尻が破れて買い物に行ったから、楽しい出会いがあったんだよね。」と夫。
「それもそうだ。」
と笑って話したことだった。


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