紫陽花の道を満喫……と思いきや。 [チャリだあ!]
今シーズン二回目の「チャリダー」は、
緒方川を遡る秘境(笑)コースで岡城跡まで。
国道と違って車は通らないし、坂道も少ないし、渓流沿いで眺めも良いし、
遠回りにはなりますが、いいコースです。
以前一度だけ挑戦しています。
私たちが住んでいる所は石橋の風景が美しいところです。
見慣れた石橋の他にも
「へえ、こんな石橋もあったんだ!」と再発見の喜びも味わえます。
遠くに見えた石橋の上を通ります。
橋の名前を確認中。
このコースは、何度も緒方川を渡ります。
石橋だったりコンクリート橋だったり。
庭からこぼれるように咲いている様々な色の紫陽花を
楽しみながらのサイクリングです。
「どこに行くんな?」と声を掛けてくださる方も。
豊後大野市と竹田市の境。川の合流する場所でもあります。
竹田市に入るとすぐに有名な湧水群。
これは去年の写真です。
前はここに立ち寄りましたが、
今回はスルーしてまっすぐ竹田市内を目指します。
途中の魚住の滝と柱状節理を眺めて、
竹田城下の武家屋敷跡を一気に駆け抜け、岡城跡の下まで来ました。
ここから料金所までの急な登りはさすがに歩き。
夫は自転車で登れました。
15㎞の距離に疲れて、覚左衛門屋敷まで行くのがやっと。
草刈りが済んだばかりで、いつものお弁当の場所もすっきり。
本当にありがとうございます。
お弁当を食べたら、帰りましょう。
元気が出たところで本丸まで歩いて、
紫陽花に癒やされながら城跡を下りたのでした。
帰りは最短の国道コース、8.4㎞。
この日は出発が遅かったので、来た道を戻れば時間がかかりすぎます。
車が多いのはイヤだけれど仕方がありません。
しんどいと思っていた国道の坂もクリアできるようになって
家に帰って、お母ちゃんがデイサービスから戻るのを待つばかり……と思っていたら、
なんとアクシデント発生。
最後の休憩地点から夫が先に出発し、私も自転車に乗ろうとしたら、
チェーンが外れているじゃありませんか!
「は!何で?」
夫の姿はすでになく、電話をかけてみるけれど、
背中のリュックの中では気づくはずもない……。
整備など全て夫任せの私は、日々の甘えを猛省しつつ
油で手を真っ黒に汚しつつ、チェーンを取り付けたのでした。
……振り返って私がいないことに気づいた夫は
心配して1㎞ほど戻ってみたけれど姿がない……慌てて電話をかけてきました。
「チェーン外れたけど、何とか戻った。」と私。
そのときすでに午後4時前。
お母ちゃんの帰宅時間に間に合わないといけないので、
夫には先に帰ってもらって
私はゆっくり自転車を走らせて後から帰りました。
無事に変速もできたので、やれやれ~。
結局この日は316メートル登って316メートル下って帰ってきました。
私は23.4㎞、夫は25.4㎞の走行距離でした。