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佐伯の海に思いを馳せる [ヨット]

昨年 初めて海から佐伯を訪れました。

ヨットを走らせながら
私の知らなかった美しい場所が
こんな近くにもあったのだと初めて知りました。
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私は海のことを知らないし、
海に生きる人のことも知りません。

しかし、里山の風景が私を育てたように
この海の風景が多くの人を育んだことも容易に想像できました。
また、遠い町から来た人がここを「ふるさと」と定めても何の不思議もないと思いました。

この美しい海も 里山の風景と同じように
日本人の心の奥に流れる「ふるさと」だと思ったからです。


入り江は静かだけれど
海に生活する人々の息づかいを感じました。
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自然への畏怖と敬虔さを胸に
つつましく生きている人々の願いは
おそらく
海が与えてくれる糧が
明日も豊かであるように……というような
ささやかな願いなのではないでしょうか。

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工場建設に揺れる
疾風さんの苦衷を思うと心が痛みます。
彼らの ささやかな美しい願いは
本当に聞き届けてもらえないのでしょうか。

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コメント 4

ケース家

疾風さんの悩みは日本中の悩みですよね。
原発にしても国民が要らないと言ってるのに経済がって。

静かだけど豊かな人生を送らせて貰いたいものです。
by ケース家 (2013-07-13 06:28) 

ちはやママ

>ケース家様

静かな生活がなくなっている現在、
人々が求めているものは
「経済」云々かんぬんじゃないと
私も思います。
疾風さんの訴えに耳を傾けると悲しくてしかたがありません。

「豊かさ」の意味をヨットを通して考え直す今日この頃です。
by ちはやママ (2013-07-13 18:31) 

疾風

ちはやママさん、ケース家さん、
今日はちょっぴり余裕があり、覗いてみたら、暖かい言葉をありがとうございます。 連休明けの火曜日に着工。
大人って嫌だの気分です。
ありがとう。
by 疾風 (2013-07-14 17:45) 

ちはやママ

>疾風様

ご心労のことと思います。
何のお手伝いもできず、ただただ悲しいばかりです。

疾風さんとお仲間の声が
何かの形で生かされることを願うばかりです。


by ちはやママ (2013-07-14 20:44) 

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