回航の話②草壁~大崎下島 [ヨット]
グーグルアース・写真を見ながら航跡を確認しています。
回航二日目は、順調に西に進みました。
小豆島の南、草壁港を出てすぐの写真です。
7:05
Oさんの、向こうに見える岬。
ちょうどくぼんだ辺りに「二十四の瞳」の映画村があるはずです。
子どもの頃読んだときのあの感動。挿絵まで記憶しています。
7:26
おもしろい形の島。
9:30
大槌島と言う名のこの島、
江戸時代、信濃の中条唯七郎という人が
豊後岡藩(わがふるさと)に招かれてきたときに記した「九州道中日記」に出てくるらしいです。
この日記を読んだ夫は、感動もひとしおだったとか。
この辺りの島影はおもしろいですね。
9:45
10:02
瀬戸大橋が見えてきました。
本船航路の端っこを走っています。たくさんのタンカーや貨物船が見えたそうな。国籍もいろいろ。
10:38
風もなく、順調に西に進んでいます。
14:22
……この後の記録は動画でした。
動画をアップしたいけれどちょっと編集に時間がかかりそうです。
説明しますと、すでに今治の北まで来ております。
潮もよかったので、宮ノ窪瀬戸を通り抜けます。
狭い水路をOさんの指示に従い、水深計、スピード計をチェックしながら
対地速度15ノット!の勢いで通り抜けております。
ところが、いちばん流れの急なところで、私からの電話がかかっちゃった。
しつこいコールの音に
夫の「あ、これじゃ。こんな時に電話がくるなんて(*`Д´*)」という声がしっかり録音されていました。
「今大変、切るよ。」と切られました。
このときまでは、松山まで行けそうな勢いでした。
二人とも道後温泉を夢見ていたのですが、
愛媛県の北のとんがり・大角鼻を通り過ぎたあたりで、強い西風に阻まれてしまいました。
「こりゃ、逃げな。」
Oさんの指示でヨットを北に向け、島と島との間に逃げ込みました。
狭くて暗くて風はある中を、大崎下島・ゆたか海の駅にたどりついたのでありました。
慣れないヨット、狭い場所での入港と着岸、強い風。
「スリルがあったぜ。」
こんなふうに夫はOさんからかなり鍛えられてきたようです。
18:39
Oさん撮影
つづく
回航二日目は、順調に西に進みました。
小豆島の南、草壁港を出てすぐの写真です。
7:05
Oさんの、向こうに見える岬。
ちょうどくぼんだ辺りに「二十四の瞳」の映画村があるはずです。
子どもの頃読んだときのあの感動。挿絵まで記憶しています。
7:26
おもしろい形の島。
9:30
大槌島と言う名のこの島、
江戸時代、信濃の中条唯七郎という人が
豊後岡藩(わがふるさと)に招かれてきたときに記した「九州道中日記」に出てくるらしいです。
この日記を読んだ夫は、感動もひとしおだったとか。
この辺りの島影はおもしろいですね。
9:45
10:02
瀬戸大橋が見えてきました。
本船航路の端っこを走っています。たくさんのタンカーや貨物船が見えたそうな。国籍もいろいろ。
10:38
風もなく、順調に西に進んでいます。
14:22
……この後の記録は動画でした。
動画をアップしたいけれどちょっと編集に時間がかかりそうです。
説明しますと、すでに今治の北まで来ております。
潮もよかったので、宮ノ窪瀬戸を通り抜けます。
狭い水路をOさんの指示に従い、水深計、スピード計をチェックしながら
対地速度15ノット!の勢いで通り抜けております。
ところが、いちばん流れの急なところで、私からの電話がかかっちゃった。
しつこいコールの音に
夫の「あ、これじゃ。こんな時に電話がくるなんて(*`Д´*)」という声がしっかり録音されていました。
「今大変、切るよ。」と切られました。
このときまでは、松山まで行けそうな勢いでした。
二人とも道後温泉を夢見ていたのですが、
愛媛県の北のとんがり・大角鼻を通り過ぎたあたりで、強い西風に阻まれてしまいました。
「こりゃ、逃げな。」
Oさんの指示でヨットを北に向け、島と島との間に逃げ込みました。
狭くて暗くて風はある中を、大崎下島・ゆたか海の駅にたどりついたのでありました。
慣れないヨット、狭い場所での入港と着岸、強い風。
「スリルがあったぜ。」
こんなふうに夫はOさんからかなり鍛えられてきたようです。
18:39
Oさん撮影
つづく
2014-01-30 21:25
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冬の航海大変だったですね。
自分の船だから出来るんでしょうけど遊びではやりたくないな(^_^;)
動画も楽しみにしてます(^_^)
by ケース家 (2014-01-31 08:15)
暗くなってからの入港っていやですね。
自分は明るいうちに港に入って、そこで美味しい地の食べ物で一杯が大好きです。
ところで、今週の土日も別府に来ますか?
自分は水深計を取り付けに行く予定ですが、土日のお泊りコースにするか、日帰りにしようか悩んでおります。
by 中津のビール飲み (2014-01-31 11:43)
>ケース家様
冬の航海って本当に大変ですね。
この時期に決めたことを後悔したくらいです(^^;)
私があてにならないので、
広島にいる娘がたたき起こされては
風や波の具合を調べさせられたらしいです。
動画はおもしろいです。が、期待しないでお待ちください。
(「佐伯」はとうとうお蔵入り?本人はするつもりなのですが。)
by ちはやママ (2014-01-31 21:04)
>中津のビール飲み様
もし私がいくとしたら、絶対明るいうちに入港してもらいます。
そして、波のある日は動かない……進まないでしょうねえ。
さて、夫は今日から別の用事で別府に行ってます。
明日はハーバーで細かな作業をして帰る予定らしいです。
日曜は上架するので、朝早くからハーバーに行くとのことでした。
やっぱり別府に居付きそう。
by ちはやママ (2014-01-31 21:09)
ご無沙汰しています
とうとうきましたね!
わくわくうきうきが伝わってきます
回航大変だったでしょうけれどきっと楽しんじゃったんでしょうね?
綺麗な船ですね
速そう!
うちは26日にいざ初乗りって勢い込んでマリーナに行ったんですが折からの強い北風と波で降ろせないとのご宣託!
結局上架したままでキャビン内で新年会でした
今週はマスト倒しの準備です
早く一緒に帆走りたいなあ!
by コック長 (2014-02-01 09:00)
>コック長様
お久しぶりです。お忙しいのだろうと噂していました。
回航の三日間は夫にとって大事な時間だったようです。
本当にいろいろな方のご協力でここまできました。
また詳しく書きたいと思います。
ヨットの速さはまだセールをあげていないので
これから……というところです。そのときが楽しみです。
いろいろご指導くださいね。
夫は毎週ハーバーに入り浸ることになりそうです。
by ちはやママ (2014-02-01 10:20)
先日、別府ヨットハーバーからOさんに電話を入れたけど掛からず。
事務所へ行っても留守。
そして昨日、帰京しました。
このブログを開いたら、何と冬の大回航だったのですね。
次回の出張で拝見出来るのを楽しみにしています。
by 萬木寛次 (2014-02-03 00:00)
>萬木寛次様
お久しぶりです。
雄琴のハーバーが雪景色だった頃回航の始まりでした。
厳寒の中での回航でした。
Oさんには大変申し訳なく、また心からありがたく思っています。
また、西宮までの回航には別の方がご尽力くださいました。
皆様のおかげで新しいヨット生活が始まります。
別府にお越しの際には是非遊びにきてくださいね。
お待ちしております。
by ちはやママ (2014-02-03 00:38)
31日には、もう別府に舫われていたのでしょうか?
事務所前までは行ったのですが?
次回のお楽しみとさせてもらいます。
by 萬木寛次 (2014-02-03 14:14)
>萬木寛次様
31日は帰り着いていました。
Oさんはどこにいたのでしょう?
回航で傷めた腰を温泉で癒やされていたのかもしれません。
本当に申し訳ないことです。
次はいつお越しですか?
土日なら夫はいつでもハーバーにおります。きっと。
by ちはやママ (2014-02-03 19:54)
次回の別府出張は、3月になりそうです。
必ずハーバーに寄ります。
御主人は、土日でなくても、ハーバーに居着いて居られるかも?
by 萬木寛次 (2014-02-03 23:42)
>萬木寛次様
了解しました。
あちこち手を入れなくちゃ……と言いながら楽しそうです。
by ちはやママ (2014-02-04 20:44)