須佐への旅① [旅]
須佐という地名を知ったのはわりと最近のこと。
夫の親戚の縁の地であることしか知らなかった。
その土地が ある日突然 親しい人とつながった。
こんなことってあるんだなと偶然に驚いた。
須佐は天開さんのふるさとである。
長門のレースの直後
天開さんの車で須佐まで足を伸ばした。
天開さんは萩で同級会があるということで、
その隙間の時間に須佐で見るべき所を教えてくださった。
いったん萩へ引き返す。
萩の温泉は夫の腰痛に効いたのか
幾分か楽になったようであった。
レースとはうってかわって風が吹き荒れた夜だった。
翌朝、私たちは再度須佐に出直すことになる。
山陰本線
……とは言っても、寄り道しながら行くので
30分で行ける道もなかなかたどり着かない。
写真を撮ったりわき道に入ってみたり。
海の方向に国道を逸れると
美しい小さな浦があった。
ちょっと通り過ぎたが、車を置いて後戻りした。
鳥居の文字や小屋の片隅に置かれた消防団の纏から「宇田郷」という地区だとわかった。
山育ちの私たちには こんな風景が珍しい。
「津々浦々」という言葉の意味を実感するときでもある。
ここをふるさととする人たちには
どんな生活があるのだろう。
子どもたちはどんな遊びをして育つのだろう。
この神社には何を願うのだろう。
……ふと、海の方向が「北」という当たり前のことに気づく。
日本海側という場所を本当に知らない(海に生きる生活を知らないといった方がいい)
私にとって、
朽ちた舫いのロープまでが被写体として美しかった。
夫の親戚の縁の地であることしか知らなかった。
その土地が ある日突然 親しい人とつながった。
こんなことってあるんだなと偶然に驚いた。
須佐は天開さんのふるさとである。
長門のレースの直後
天開さんの車で須佐まで足を伸ばした。
天開さんは萩で同級会があるということで、
その隙間の時間に須佐で見るべき所を教えてくださった。
いったん萩へ引き返す。
萩の温泉は夫の腰痛に効いたのか
幾分か楽になったようであった。
レースとはうってかわって風が吹き荒れた夜だった。
翌朝、私たちは再度須佐に出直すことになる。
山陰本線
……とは言っても、寄り道しながら行くので
30分で行ける道もなかなかたどり着かない。
写真を撮ったりわき道に入ってみたり。
海の方向に国道を逸れると
美しい小さな浦があった。
ちょっと通り過ぎたが、車を置いて後戻りした。
鳥居の文字や小屋の片隅に置かれた消防団の纏から「宇田郷」という地区だとわかった。
山育ちの私たちには こんな風景が珍しい。
「津々浦々」という言葉の意味を実感するときでもある。
ここをふるさととする人たちには
どんな生活があるのだろう。
子どもたちはどんな遊びをして育つのだろう。
この神社には何を願うのだろう。
……ふと、海の方向が「北」という当たり前のことに気づく。
日本海側という場所を本当に知らない(海に生きる生活を知らないといった方がいい)
私にとって、
朽ちた舫いのロープまでが被写体として美しかった。
2015-08-06 22:32
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コメント(2)
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須佐から田万川に掛けては本当に海岸線が美しいところですね
こんなところに船を浮かべて読書三昧したいなあとなんど思ったことでしょう
下関から益田まで美しい海岸を走る国道191号線は益田から山の中に入り三段峡の傍を通って広島に抜ける楽しい道です
この道も走る価値のある道ですよ
冬は豪雪地帯です
by コック長 (2015-08-07 02:53)
>コック長様
お天気も好くきれいな海でした。
どこにカメラを向けても美しく写真を選ぶのにも困っています。
須佐の海までまだ行き着いていませんが、
どこの入り江もコック長さんのおっしゃるように
ヨットを浮かべてゆっくりしたいところでした。
191号線をもっと走ってみたいですね。
by ちはやママ (2015-08-07 22:08)