別府湯けむりヨットレース２０１５②第一マークまで

今年の湯けむりヨットレースは風が強い。

レース前　私はいつもけっこうな数の写真を撮る。
しかし、今回は数が少ない上、ピンが合っていない。

風邪で体が動かないせいもあるが　強風が自由に写真を撮らせてくれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　お天気のせいでいまいち画面が暗いけれどご容赦を。


……でも、ヨットマンはこんな風が大好きみたい。


SKYさんだ。



今年はユリカゴンはお休み？アンタレスで出場。



志高さんご夫妻はいつも元気。









ＤＤＢには横浜の強者が乗ってる。







……ここでアクシデントが発生。

トップバテンが落ちそうになっているのを師匠が発見。

「セール降ろして！」なんて言ってる間に
バテンはするりと抜け落ちて波間に消えた。
「拾えるかと思ったけれど……。」と悔しがる師匠。
予備はない。
近くに来たBluenoteに「落としちゃった。」と夫が打ち明けてる瞬間。





この風は疾風の風？







気を取り直して……。




スタート時刻が近づいている。




さて、スタートはどうするのか？
スピンを使うのか？
……いつものことながら心臓がバクバクする。


「スピンスタート！！」
話が決まると艇上がにわかに動き出した。





迫るスタート時刻、
スピンを出す準備をするが思いの外風が強く
スピンによけいな風が入ってしまう。
バウからＥさんが、Ｋ君を呼ぶ。

……手が足りないのに、私は動けない。
ああ、Ｎ浦さん、早くＣＨＩＨＡＹＡに帰ってきて。


９：３０　スタート。







……スタート直後はとにかく大変だった。

スピンにうまく風が入ればもっと速く走れたはずだ。
このところのレースではスピンスタートがうまくいっていたし、
大きなアクシデントはなかった。

今回は、スピンポールのネックが動いてしまった。
一度はセットし直したのだが　また動いた。

スピンは定まらない。それでもスピードは出ている。

師匠はさすがにこんなときの走らせ方を知っている。

クルーはなんとがしたいが強風が邪魔をする。

「スピンを降ろしましょう！」師匠が叫んだ。

しかし、スピントリムをしている夫はあきらめきれない。

「マークも近くなっているし、無理しなくていい。」と師匠。


……オレンジのマークが先行艇の合間に見え隠れしている。



スピン撤収。



キャビンの中からスピンを引っ張り込んだ。
そのとき　キャビンから外を見るとBluenoteが見えた。




キャビンから頭を出すと
すぐ側をBluenoteが走っている。





その向こうに疾風も見える。




あそこで戦っているのはだるまとLongLong？




マークに向かって走る先頭集団。




スピンがうまくいっていたら……とは思うが、レースはまだ序盤。














すごい！すごい！

コメント 12

迫力のある写真ですね
思い出してもワクワクしちゃいます
ブルーノートが一杯映っているのも嬉しいなあ
崎が楽しみ！

by コック長 (2015-10-16 23:53) 

マーク回航って、Yマンの血圧上がりますよねー。
Sもいつか、この間に突っ込みたいものです。
by Sのクルー (2015-10-17 05:13) 

＞コック長様

風が強くて
あっちむいたりこっちむいたりできなくて
目の前しか撮れない状態でしたが、
Bluenoteがちょうどいてくれてよかった～♪

写真選んでるだけで酔いそうでした。
by ちはやママ (2015-10-17 05:46) 

＞Ｓのクルー様

レース中は血行がよくなっていたのか、
風邪も忘れてましたよ。

マークのところは、スゴイですねえ……。
とても迫力がありました。
また一緒に盛り上がりましょう。

オーナーの気合いの入った姿を追加しました。
ちょっとピンが甘いけれど。

by ちはやママ (2015-10-17 06:03) 

今年のレースは、どの集団も第１マークは接近戦でしたね。
続きを楽しみにしてま～す（＾0＾）/

by 中津のビール飲み (2015-10-17 09:04) 

これですよ！！＼(^o^)／
画像見てるとあまり周りを見てなかったですね。
マーク回航の混雑は毎度ドキドキです。
風が強いとチハヤが本領発揮してくれるので気持ちよかった(^^)v
by ケース家 (2015-10-17 09:10) 

レースの模様、緊迫感が伝わってきます。次のブログ登載が待ち遠しいです。
用事が入り断念しましたが用事がキャンセルになったのが7日、再エントリーと思いましたが、既に締めきってて、非常に残念でした。

私達はレース当日、むさしから帰港してましたが、姫島を過ぎて真向いの強風とピッチの短いうねりに太刀打ち出来ず、むさしに戻りました。翌日06時むさしを出て荒海と戦いながら13時帰港しました。

新門司よりレース参加の皆さんも帰港されてたようですが、皆さん姫島や他港に避難されたそうです。私達が新門司帰港後、荒海を制覇されたファルコンさんが17時過ぎに、18時過ぎにはピースさんが入港されました。

風邪は万病のもと、お身体ご自愛下さいね。


by Southern Wind (2015-10-17 15:08) 

第１マークは、本当に見応えのある光景でした。 シングルハンドながら、近くには、他のヨットがいなかったので、思わずカメラを出しました。
疾風の写真を、いただきま～す。
by 疾風 (2015-10-17 17:49) 

＞中津のビール飲み様

とてもワクワクドキドキのレースでした。
最初の２０分は本当に怖かったです。
守護神がいたので安心はしておりましたが。

帰り、大変でしたね。本当にお疲れ様でした。
by ちはやママ (2015-10-17 19:40) 

＞ケース家様

あまり動けなかったのですが、目の前の写真だけはなんとか撮れました。
また、まとめて送りますね。
(今回はまともな写真が少ないですが。)
この後も、ちょっとだけいい構図があります。
お楽しみに～♪
by ちはやママ (2015-10-17 19:43) 

＞Southern Wind様

むさしからの帰港、本当にお疲れ様でした。
レース後、北に向かう船が大変だったという話を聞きましたが、
大きなヨットでもご苦労なさったのですね。

私もレースの翌日は「かぜ」に苦しめられ、
久々の高熱に苦しんでおりました。
それでブログのスタートも遅れました。

だんだんと調子を取り戻しております。ご心配をおかけしました。
ありがとうございました。

by ちはやママ (2015-10-17 19:50) 

＞疾風様

写真をありがとうございました。
次の記事のトップで使いたいと思います。
とてもうれしい写真でした。
でも、お一人なのにどうやって……？とは思っていたのですよ。

疾風の写真はサイズ変更していないのを
今度送りますね。
by ちはやママ (2015-10-17 19:55)