朝陽の中の桜

今年は４月１日から桜を撮ってきました。

風のない朝陽の中で
桜を撮りたいと思うのですが、
それができたのは一日だけでした。


通勤前に余所に行く時間はないので、撮影場所は河岸の休耕田跡のマイ桜の園。
阿蘇「一心行の大桜」の子どもたちは
今年も個性豊かな花をつけて
しばし目を楽しませてくれました。

三脚でも持って、ゆっくり桜を追いかけられるのは
まだ先のことです。
時間が来て車に飛び乗ります。


この時期は、車の助手席にカメラを置いて、
慌ただしく車を停めて
人がいないのを見計らってパチリ。
あの桜を撮りたいと思っても
横目で見ながら通り過ぎる寂しさ……次に通ったときは、もう姿が変わっています。


世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
……よく言ったものです。

何とも心慌ただしく桜の季節が過ぎていきます。

コメント 4

あっという間に４月で準備にバタバタしてます。
桜も見たしあとは宇和海に咲くセールの花を楽しみにしています(^-^*)/
by ケース家 (2016-04-07 19:37) 

＞ケース家様

あと少しですね。
宇和海のセールの花を写真に収めるときが楽しみです。
好い風が吹くといいですね。

蜜柑の花の香りをもう思い出しています。
by ちはやママ (2016-04-07 22:10) 

桜の写真
いいですねえ
年とともにさくらのはなに感ずるものが強くなった気がします
西行の境地にはまだ遠い気がしますけどね

by コック長 (2016-04-09 00:14) 

＞コック長様

年とともに……わかります。
若いときはこんなに桜にこだわっていなかったのですが。
カメラのせいかな……とも思っているのですが、
それとも違う気がしていました。

先輩の句で忘れられない句があります。

「あの世でもこの世でもない花の下」

桜の下にいるとこの句がいつも浮かんで来ます。


by ちはやママ (2016-04-09 18:01)