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2018BOYCポイントレース第一戦②レースは続いていた…… [ヨット]

春の海を漂うヨットレース。
日出の一文字に12:00に到着することは難しくなっています。



各艇の微風対策は?



風見が後ろの方にふれ、スピンが出せるか微妙な感じになってきて、
じゃあ、準備をしようという話になりました。


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私がヘルムを預かっています。
レースでヘルムをとるのは久しぶりです。



さくさく手はずを整えて、交代して欲しいのだけど、
バウマンがいないので、あれやこれやと時間がかかっています。
Eさんがいないと……と心の声が聞こえそう。



あ!Daisy、上がりました。


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しかし、風は落ち着きません。風がまた前に……。
スピンは使えません。


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徒労に終わりました。
Daisyもスピン回収。


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何となく風が見えます。
LongLongはあの風をねらっているのでしょうか。



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CHIHAYAはここで、沖に出してみようとタッキングをします。
しかし、風が悪い方に振れていくので、
進行方向に行けない!……また、タッキングでもとに戻します。



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またもや失敗……(T^T)



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風が強くなってきました。
スピードがあがります。


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先行艇はどんどんスピードを上げて
一文字に近づいていきます。



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日出城趾の桜はまだのようです。






どちらが先に一文字に到着するのでしょうか。



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CHIHAYAもつづきます。
一文字を時計回りに回っていきます。
どのくらいのタイム差でしょう?



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後のDaisyとの差は?



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ここで
コース短縮と信じたCHIHAYAはタイムを記録し、
緊張を緩めてしまいました。



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実は「コース短縮」に誤解があったのです。
つまり、一文字に入ったところでレースが終わりと思い込んでいたのです。



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一文字を出ると
とっても好い風が吹いている……。



LongLongもユリカゴンも
気持ちよさそうに風を受けています。


(二艇が一瞬レースを止めた気配を感じ、レースは終わったよね、ここまでだよね、
そういう会話もありました。)



好い風を受けて、ユリカゴンが走ります。
時折強い風が来ているようです。



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「レースが終わったのにもったいないね-。」なんて言ってるCHIHAYA艇上。



「この風で西大分に行こうか……。」なんて話して、いったんは西大分方向へ
しばらく走りました。



上りがきつかったので、
風の向きに任せてヨットを別府よりに戻しました。




私は風景写真など撮っています。


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オーナーはヘルムを任せてスピンの片付けなど……。



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幸いだったのは、風が帰路に合っていたこと。
ここでエンジンをかける必要がなかったこと。



ユリカゴンやLongLongと一緒に走ります。



レースは終わったと信じているから、
大好きなJVをどう撮ればカッコイイかなんて考えてる私……。



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ついには、「おにぎりでも食べようか~。」



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「シャケでした~。」



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コラコラ、その向こうではレースをしているというのに。
みんな気持ちの好い風に乗って帰っている……と勘違いしているのです。
思い込みというのは恐ろしいモノです。
気持ちの好い風にヨットはいい傾き具合でした。



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……でも、ハーバー前のスタート地点(ホントのゴール)に向かって
きちんと走っている二艇を見て、
急に不安になってきます。



「ねえ、もしかして、コース短縮って、日出折り返しなんじゃないの?」
「えー?そうだったかな?」



ユリカゴンがきちんとマークの間を通り、
LongLongがそのあとを同じように進んだとき、
「あれえ?」という疑問は
「レースが続いていたのだ。」という確信に近いモノにかわりました。



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ズームでLongLongの動きを追っていた私は、
艇上のだれかがタイムを計っているのを見て、
「みんなレース、やってるやん。」



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そこで、ちゃんとゴールしてタイムを記録して……ということになるのですが、
まだ半信半疑だったのです。
夫はタイムの申告をするとき、
おそるおそる「ゴールはここ(ハーバー前)だったんですよね?」と確認。
「そうですよ。」とレース委員長。


 (^_^;)  (^_^;)  (^_^;)


あそこで気を緩めなければ
FHの可能性もあったのではないか……と思っても後の祭り。
オーナー、ちゃんと聞いておこうよ……と言っても後の祭り。



なんとも締まらないレース後半でした。
クルーにお詫びをし、
一応失格にはならない形で帰ってこれた「風」に感謝するオーナーでありました。











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コメント 2

疾風

流して走っても、トップのYurikagonnから4分遅れでゴールとは恐れ入ります。 ファーストホームと優勝を逃したようでしたね。
by 疾風 (2018-03-31 10:32) 

ちはやママ

>疾風様

帰りはCHIHAYAにとって
本当に好い風でした。
写真を一枚加えたのですが、
けっこうなスピードが出ていましたね。

しかし、3位がもらえたのはラッキーとしか言いようがありません。
by ちはやママ (2018-03-31 19:59) 

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