SSブログ

今年は干し柿がよくできた。 [美味しいもの]

チャリダーしようとしているのに、最近は雨模様の日々。


PB241450.jpg



しかし、10月の中旬から一月ほどは本当に雨が降らなかった。
乾燥注意報が出る毎日だったが、恩恵を受けたのは干し柿作りである。



仕事をしていた昨年までは、手伝いもしなかった干し柿作りである。
暗くなって帰ってくるから、干し柿のことなんて眼中になかった。
そんなに干し柿が好きでもないし。



PA290631.jpg



わが家の渋柿がよい感じになったのが10月の終わり。
柿好きのお母ちゃんがそわそわし始めた。
柿をもらいに来る人もいて、
「早く干し柿を作らないと、柿が盗まれる」と仰せになる。
(過去に盗まれたこともあったしね。)



しょうがねえ、始めるか。



この数年はよい干し柿はできなかった。
暖かすぎて、虫が来るしカビが生える。
今年も暖かい。まだ、冷たい風は吹かない。
しかし、柿は熟れている。やるなら今でしょ。




ネットで要領の良い皮のむき方、カビが生えない作り方を確認する。
ふむふむ。

皮を剝いた後5秒熱湯消毒して、ちゃぽんと焼酎(ホワイトリカー)に浸ける。
それを風通しのよい所に干す。



PA290636.jpg



PA290635.jpg


カビが出ていないか確認し、ときどきホワイトリカーの霧吹き。
乾燥した日が続いて、一週間もしたら、もう渋は抜けていた。




PB211351.jpg



二週間ほど経って、干し柿らしくなったところで、
ちょっと雨が降るという予報が出た。
また、阿蘇の火山灰が流れてきているらしい……というわけで、
座敷のお縁に取り込んで、扇風機で風を当てて乾かした。
三週間後、干し柿が完成。




ご近所でも干し柿をつくっていた。 



PB211381.jpg



干し方は、家それぞれ。


PB211380.jpg




PB211389.jpg



帰省中の娘にも手伝わせ、一家総出でけっこうな数を干した。
それでも、柿の木にはかなり実が残っていて、
お母ちゃんは惜しがるが、
お母ちゃん、それはもう、鳥さんにあげてください。



PB211376.jpg



完成した干し柿は、
夫のきょうだいや娘のところに送った。
正月用にラップにくるんで冷凍庫にも入れた。

干し柿を使ったレシピを探して、
パウンドケーキに使ったりカブと一緒に甘酢につけたりして
連日秋の恵みをいただいている。
勝手な話だが、野菜もそうだけど、自分で作ればやはり美味しい。



line_1574586705660.jpg



ただ、甘いのよね、干し柿は。
ダイエットには向かない甘さに葛藤の日々である。



PB211387.jpg


nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

ケース家

何かと仕事がありますね。
宇和島には柿原と言う地区がありますけどそのまま柿の産地なんです。
甘い柿をもらって食べてますが干し柿はめったに無いかな。
自分で作って食べるものは美味しいでしょうね。
by ケース家 (2019-11-29 09:34) 

ちはやママ

>ケース家様

サンデー毎日のはずなのに、サンデーがないって感じです。

生まれ育った家が、柿の木が何本もある家だったので、
甘柿も干し柿も子どもの頃に食べ尽くした感じで、
あまり柿や干し柿には魅力を感じていませんでした。
干し柿も、もう姑だけでは作ることができませんので、
重い腰を上げたんですが、自分で作ったら美味しかったです。
自分でやるっていうのが肝心ですね。


by ちはやママ (2019-11-29 18:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。