ちはやパパの「Z2」な毎日㉘ [オートバイ]
1975年、夫の相棒になったカワサキ750RS。
若い頃はよく乗り回していたものの、
2004年に車検が切れてから
ガレージにずっと置かれたままになっていた。
きちんと整備して再び一緒に走りたいと
修理を始めたのが、2017年の9月頃。
その様子を茶化しつつ、ブログの記事にし始めたのが2018年の7月。
修理の様子を見た夫の母が
「あんな大きな単車に今さら乗るのは危ない危ない、絶対に乗せてはいけない。」
と言うのをなだめるのに、
「大丈夫、ちょっとやそっとでは動かない。直らん、直らん。」
と私は半分本気で言っていた。
が、動いた。
4年と4か月の歳月をかけて、とうとう公道を走った。
「いよいよ乗る」……というLINEが届いたのが、
私が関西に行っていた1月20日のこと。
夫は15日から一人で留守番をしていたが、
一人の自由な時間を使って、集中して作業に取り組み、
仮ナンバーももらってきて、走れるようにしたらしい。
「いつの間に?」が正直な感想。
娘と一緒に「気を付けて」の言葉をLINEで浴びせかけた。
しかし、試走、そのまま車検へ突入か……とはいかず、
気になる事態が生じて、Z2は再びガレージへ戻ったそうだ。
吹き上がりがよくないのや、足回りのしまり具合などチェックしたらしい。
私が九州に帰ってきた後も、
夫はいろいろ動き回って車検に備えていた。
私も光軸の調整など、ちょっとだけ手伝わされた。
1月26日、いよいよ車検に出発である。
懸案事項の一つであった革ジャン・革ズボンも、ちゃんと着られているではないか。
小さいリュックには工具とか書類とか。
幸い暖かい日だけど、バイクだからね。防寒対策もOK。
エンジンかけて……
行ってらっしゃい、こけないようにね。
私は車検の合格より、途中でトラブルが起きたり事故に遭ったりしないかが心配で、
無事に大分運輸支局に着いた写真が送られてきたときはホッとした。
車検に合格しない場合は、近くの整備工場に飛び込むつもりだったらしいが、
なんと一発で合格。
意気揚々と帰ってきたので、ビールで乾杯した。
ここまで来るのになんと多くの人にお世話になったことか。
本当にありがとうございました!!
車検合格後、暖かい日が続いたので、
「ちょっと出てくる。」と言っては走り回り、すでに200㎞は走ったそうだ。
しかし、名車とは言え、間もなく48歳のバイクである。
走ってみるとさらに修理やチェックの必要な場所が確認できたようで、
ちはやパパの「Z2」な毎日はまだまだ続きそうである。
今も私の横で、チェック項目を7つほどノートに書き出して、
作業手順を考えている。
これからどんなトラブルが生じて、どんなブログネタを提供してくれるのか、
請うご期待。
2022-01-30 21:19
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