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ふるさとお花見ウォーキング② [ふるさと]

私たちのふるさとにも桜の名所がたくさんあります。
中でも特に有名な桜の名所は、
このブログでは珍しくもなくなった「岡城跡」。



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なにせ「春高楼の花の宴」、歌とともに有名ですから。
この近辺で「岡城のお花見」を経験していない人はいないのではないかと思います。
私にも夫にも、それぞれの「岡城のお花見」の思い出がたくさんあります。
もちろん共通の思い出も。



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現在、年間に何十回と行く岡城跡ですが、
やはり桜を見にいかなくては義理がたたないような気分になるのは
小さい頃からの「岡城のお花見」が刷り込まれているせいでしょうか。
この日、竹田の城下にお住いだという女性と少しお話をしたのですが、
「いつもは来ないけれど、花と紅葉のときは来ずにはいられない。」
そんなふうに仰っていました。


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お花見ウォーキングをしたのは、花の盛りは過ぎたかなと思われた4月1日。
前日かなり寒くて、遠くの祖母山の頂上が白く輝いていました。
空気が澄んでいて、春には珍しく、くじゅう連山や阿蘇もくっきり見える日でした。


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昔のこの季節は、テントのお店も立ち並んで、
桜の花の下でシートやござを広げてお酒を飲んでいるグループがあちこちに見られたものでした。
そんなにぎやかな風景の思い出を話しながら歩きました。
コロナ禍のこの3シーズンの岡城跡では見ることのできない風景です。


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岡城跡に足しげく通い始めてもう三度目の春。
昔のような賑わいはないとはいえ、
花も終わりに近づいているとはいえ、
やはり多くの人が登城しています。
(聞くところによると、3日には三年ぶりに大名行列も行われたとか。)


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大手門から西の丸を抜け、いつもの覚佐衛門屋敷跡で、
いつものようにおにぎりを食べたのですが、
本丸には珍しくお花見をしているグループが見えました。


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南側から見る覚佐衛門屋敷跡も緑が濃くなっています。



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桜の馬場を通り、人の多い二の丸や本丸は避けて歩きました。



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本丸下の道から東の御廟所に向かいます。
こちらは花がきれいなところなのですが、観光ルートからは外れていて静かです。


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御廟所のあの倒木の桜、今年も花をつけているでしょうか。



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大丈夫です。咲いていました。


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根っこはもうこんな状態ですが、けなげです。
来年も咲くといいです。


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御廟所から下原門を下り、岡城崖下の道を通って大手門下に戻ります。
散り急ぐ花の下の道も趣があります。



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二年前までは雑木に覆われていた滑瀬坂辺りの風景はすっかり明るくなって、
難攻不落の城の様子を一望できるようになりました。


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ぼちぼち歩きながら、料金所に帰ってきました。
以前、料金所の方に「足腰の調子がいまいちで。」と話したことがあったのですが、
それを覚えていてくださったのか、私の体調を心配してくださって、
おつきあいもずいぶん長くなったものだと感心している私でした。


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そのあと、豊後竹田駅に用事があって出かけたのですが、
列車が入ると「荒城の月」が流れるのは
今も昔も変わらない風景なのでした。



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……あ、廉太郎さんに会わずに帰ってきてしまった。



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