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月の下で…… [美味しいもの]

11月8日の皆既月食は、きれいでしたね。
写真を娘のつれあい君が送ってくれました。


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よいお月見ができました。


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……この月の下、実は人と獣との「戦い」が繰り広げられていたのです。



裏庭には小さな物置があって、その横に屋根付きの流し台があります。
屋根は広めに作ってあって、洗濯物を干す場所になっているのですが、
この時期は干し柿をつるしてあります。



柿をつるして一週間ほど経つと「渋」も抜けてきたのがわかるのか、
干し柿に被害が出始めました。



夜に小動物が来て、干し柿を引きずり下ろし、ちゃっかり食べちゃったのです。
一晩に2ペア、四個ほど犠牲になりました。
去年まではこんなことはありませんでした。
次の晩も。


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流し台からよじ登って棚から手を伸ばしたのでしょうか。

地に落ちた柿がべちゃっとなって、食べかすが落ちているのを見たときは
もうほんとに腹立たしくて……。
たくさんあるのはあるけれど、あんなに手をかけて作っているのに!



その日は、棚を外して近づけないようにしてみました。


しかし、その晩も……全部で10数個はやられました。
屋根を支える柱などに爪痕が……。
見張りに行った夫が目撃したのは、
小さな丸っこいタヌキのような動物だったそうです。
ヤツらも生きるのに必死なんですなあ。



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雨がちょっと降って、一回取り込んだ後は、好天が続いてよい干し柿ができつつあります。
これ以上の被害が出ないように、
夫は小動物の手が届かないように柿を干し直しました。
私は、障害物を作って、柿に手が届かないようにしました。



そして、もう一つの手立ては干し柿から目を逸らす「えさ」。
鳥につつかれて食べられなくなった熟柿や甘柿をもってきて
地べたに置いてみました。


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成功です。
地べたの「えさ」はなくなり、干し柿は無事でした。
傷んだみかんを置きましたが、これは無視。


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十分に水分が抜けた干し柿は座敷のお縁に移動させています。
週末には全部取り込めそうです。
重みに耐えられなくて落下したりしたのもあって、
268個が240個になりました。



見張りにも役に立たない猫たち。
[猫]「猫は干し柿なんか食べないもんね。」

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今晩もお月様がきれいです。


タヌキ?は暗くなるとすぐにやってきたようで、地べたの熟した甘柿はすでになくなっていました。
それで空腹を満たしてくれるとよいのですが。


頭上にぶら下がるごちそうを恨めしそうに眺めて
タヌキ?が次の手段に出ませんように。
今夜も残りの干し柿が無事であることを祈るばかり。



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