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萩ヨットレース2016③まさかのアンカー!? [ヨット]

前回は好い風で快調な滑り出しを見せたところまで書いた。

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ところが、今回はそうは問屋がおろさなかった……という話。
つまり“無風”の洗礼を受けちゃったのだ。

スタートから30分もするとだんだん風が落ちてきた。
ジェネカーの膨らみをつぶさないように
ヤマシタさんはしきりにシートを調整していた。


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クルーザークラスの各艇が方向を変えていく。

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レース開始から1時間経過したころは
もう こんな状態。

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傾きを作ったりジェネカーを調整したり……。


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「凧揚げと一緒。」とシートを操りながらヤマシタさんは笑っている。


それでもじわりじわりとマリンダンサーを追っていった。

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「お疲れ様です!!」
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12時前にはこんな状態。そよそよと風があっても長続きしない。

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ハラヤマさんが飲み物やおにぎりを出してくださった。



そのうち遠くにいたシェンロンがどんどん追いついてきて、

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微風をうまく捕らえて先に行ってしまった。

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負けずに追いかけたいところ。
ところが、こちらは島のブランケットに捕らえられてしまった。

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この穴をずっと見ていたのだけど、
この位置から動かない。いや、むしろどんどん穴がよく見えるようになって
どうも島に引き寄せられている気がする。
しかもヨットは後退している!
うわっ、どうしよう!

ヤマシタさんはアンカーの準備を始めた。

げげっ、まさかのアンカー。

冷や汗が出る。何もできない私はうろたえているばかり。


……


ヤマシタさんがヨットの向きを変えて様子を見ていると
じわりじわりと島からヨットが離れていく。


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ふう~(@@;)何とか脱出。アンカーは使わずに済んだ。

カメラの記録で見ると
脱出して島を回り、前方の先行艇が見えたときには40分経過。
とおっても長く感じた。


後方にいた31Sの百舌鳥もはるか前方に行ってて
あらまーという気分。

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でも、まだレースは前半。
がんばっていきましょう!!

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何が起こるかわかんないですよ!!