苺を煮るあいだ [気晴らし]
ときどき立ち寄る県道沿いの野菜販売所に行くと
箱売りの苺があって、
「今季はこれが最後ですね。」とおばちゃんが言うので、
ジャムを作ろうと買って帰った。
鍋を火にかけて その間に
カメラを持って
家の周りをぐるり。
セグロセキレイが甲高く鳴いていて
遠くではヒバリの声が間断なく聞こえる休日の夕方。
今年もピラカンサスは花をびっしりつけて
ジョウビタキのごはんは大丈夫そう。
冬の間に鳥たちに提供したヒマワリの種のとりこぼしは
こんな状態。
モチノキは剪定されて
新しい芽をだしていたけれど
今年の秋は実が少ないかもしれない。
手入れも何もしないけれど
バラや鉄線は
自分でちゃんと花をつけている。
息をひそめてマクロを使っている内に
鍋のことはすっかり忘れていたが
強い甘い香りが流れてきて
はっと気づいて
慌てて台所に駆け戻ったけれど大丈夫だった。
……それで、一週間後。
また販売所に立ち寄ったら、「まだ、ありますよ。」と
おばちゃんが苺の箱売りを指さした。
前の週のジャムも残り少なくなったから
また買ってきて、
また煮ようと鍋にいれて
またその間にカメラを持って……。
鳥さん用の止まり木の葛はますますはびこっていた。
ナンテンも実をつけてくれるだろう。
スズメの餌場には前とは違う花が咲いているけれど、
スズメの姿はない。
食べ損なったシュンギクやコリアンダーは
それはそれでカワイイ花を咲かせている。
……と、二週にわたって同じことを繰り返していたなあ……と写真を見ながらため息。
もうすでにジャムもなくなって
庭や畑の姿は、次から次へと移り変わっているけれど、
記事にできないまま
かつてないほどの忙しさに記憶も吹っ飛んでいる。
(記憶が飛ぶのはそういう年なのだろうが……。)
……気晴らしにジャム作りもいいけれど
やっぱり海に行きたいよう。
箱売りの苺があって、
「今季はこれが最後ですね。」とおばちゃんが言うので、
ジャムを作ろうと買って帰った。
鍋を火にかけて その間に
カメラを持って
家の周りをぐるり。
セグロセキレイが甲高く鳴いていて
遠くではヒバリの声が間断なく聞こえる休日の夕方。
今年もピラカンサスは花をびっしりつけて
ジョウビタキのごはんは大丈夫そう。
冬の間に鳥たちに提供したヒマワリの種のとりこぼしは
こんな状態。
モチノキは剪定されて
新しい芽をだしていたけれど
今年の秋は実が少ないかもしれない。
手入れも何もしないけれど
バラや鉄線は
自分でちゃんと花をつけている。
息をひそめてマクロを使っている内に
鍋のことはすっかり忘れていたが
強い甘い香りが流れてきて
はっと気づいて
慌てて台所に駆け戻ったけれど大丈夫だった。
……それで、一週間後。
また販売所に立ち寄ったら、「まだ、ありますよ。」と
おばちゃんが苺の箱売りを指さした。
前の週のジャムも残り少なくなったから
また買ってきて、
また煮ようと鍋にいれて
またその間にカメラを持って……。
鳥さん用の止まり木の葛はますますはびこっていた。
ナンテンも実をつけてくれるだろう。
スズメの餌場には前とは違う花が咲いているけれど、
スズメの姿はない。
食べ損なったシュンギクやコリアンダーは
それはそれでカワイイ花を咲かせている。
……と、二週にわたって同じことを繰り返していたなあ……と写真を見ながらため息。
もうすでにジャムもなくなって
庭や畑の姿は、次から次へと移り変わっているけれど、
記事にできないまま
かつてないほどの忙しさに記憶も吹っ飛んでいる。
(記憶が飛ぶのはそういう年なのだろうが……。)
……気晴らしにジャム作りもいいけれど
やっぱり海に行きたいよう。