学校の桜

ちょっと前の写真です。(桜はもうほとんど葉桜になりました。)



通勤路にある小学校の桜は
毎年開花を楽しみにしていました。







この季節は、傍を通るときに写真を撮るのが楽しみでした。







来年はわざわざ会いに行かなくては……。










下は、地元の小学校の桜です。
地元なのにゆっくり眺めたことはあまりありませんでした。











立派な桜の木なので、
私が子どもの頃からあったのかもしれません。







校舎は繰り返し建て直され、
昔の面影は全くありませんが、
校庭の古い木々は昔のままです。
桜の向こうの大きな楠は昔はもっと大きかったように感じていました。








……こんなところにも昔の記憶を留めているものがありました。







「ほうあんでんのところで鬼ごっこをしよう。」


それが何であるかは知らされず、
石造りの大きなお墓のようなところで遊んでいました。
いつそれが学校から消えたのかはわかりません。







この石はたぶん
あの奉安殿の一部だと思います。
何となく記憶にあります。



珍しいものが残っているなと思いつつ写真に収めました。




奉安殿については、
父から苦しい時代の苦い思い出話を聞き、
そんな場所であったかとずいぶん後で知ったことでした。









夕暮れが迫っていましたが、
校庭にはボール遊びをする子どもたちの姿がまだありました。