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長門ヨットフェスタ2019に行ってきた!② [ヨット]

唐突だが、裏庭の手入れを始めてから、物干し台の位置を変えた。
東風がよくあたり、今まで なぜこの位置に気がつかなかったのだろうと思うくらい。
しかし、建物の関係だろうが、
干した洗濯物にすごく風が当たる部分とそうでもない部分があり、
乾く時間がめっちゃ違う。


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洗濯物に当たる風を感じながら、
風の通り方に左右されるヨットレースのことを思い出して、
「裏庭でさえこんなに違うんだから、海上で風が違うのは当たり前だよな。」
と、妙なところで妙な感心をしているヨットレース好きのおばちゃんである。



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長門のヨットレースは、青海島一周のレース。
深川湾(山口県漁協湊支店沖)をスタートし、
青海島を時計回りに1周してゴールの仙崎湾(センザキッチン沖)を目指す。








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スタートしてから好い風を得て、青海島を右手に見ながら、
順調に走らせていた5396だった。







好い風を感じて、
「来た!」なんて言ってみたり、
Tシャツのデザインに気を取られたりしている私。



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しかし、10分もすると風が急に弱まった。
その上、風見の指す方向が定まらない。



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そのかわり、島に近いところにいた二艇がぐんぐん走り始めた。
島の近くの方に好い風があったみたいだ。



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こちらは急に風がどこかにいっちゃって、
先に出たクルーザークラスのヨットも、
青海島から離れていた艇はちょっと苦労しているみたいだった。


飛ばしていくアンタレスたちを見ながら気は焦るけど、
微風の対応をしながら、「ちょっとがまん!」というオーナー。


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しかし、10分もするとまた風が来て、ピンクのフラッグが風になびき始め、
驚くようにスピードが上がり始めた。
オーナーの細かな指示が
微風をつかもうとする艇上の空気を伝えている。







風をつかんだら速い、速い。
レーサーの力を見せつけるようなパワーに驚き。
先に出たクルーザークラスのヨットもどんどん追い抜いていく。


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青海島は、「大自然が削り上げた洞門や断崖絶壁・石柱など数多くの奇岩・怪岩などの芸術作品が多く、まさにスケールの大きい自然美術館」。
(ながと観光なび 「ななび」https://nanavi.jp/ より引用)



しかし、花津浦や筍岩など奇岩の名勝を眺める余裕もなく、
レースの展開を見守るばかり。



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湾を出るとき、5396は早めにタッキングした。
そして、風の様子を見ながら、青海島西北端の鼻ギリギリにコースをとった。
そのままうまくいけば最短コースで、先行するアンタレスの前に出ることができる
……ということだったらしい。
こわっ。



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作戦は当たって、トップに出た。


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しかし、島寄りに進む5396の左手、日本海側にアンタレス。
エリオットも速い!


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N井さんはご自分のエリオットならどう走らせるか
そんな思いをめぐらしていたのかもしれない。


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しばらくかけっこが続く。
今回は、本当に好い風が吹いている。


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ヨットは、右に傾いているので、私は左舷でバラスト。
ずっとアンタレスの動きが気になっていた。


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今回は、青海島の絶景は背中。
初めて参加したときは、いっぱい写真に撮ったけど……。


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ときどき身体をねじって後ろを見ると、こんなにヒールしてたんだ!



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そのヒールの最中にオーナーがスピンの準備を始めた。



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なかなか順調にはゴールできない……というのは次回で。



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