長門ヨットフェスタ2019に行ってきた!③ [ヨット]
右手(私は背中)に青海島を見ながら、快走を続ける5396。
動画でどうぞ。
さて、最後の回航マークとなる島が見えてきた。
このとき、後続の艇とはけっこう差が付いていた。
島を回ればスピンの登場だ。
スピンが気持ちよく揚がり、このまま順調にゴールするかに見えた。
別府湾でオーナーからコーチを受けたときのことはよく覚えている。
「お通夜禁止!」なんて言いながら、
微妙な風の捉え具合を確認していく艇上。
しかし、しかしである。
この後、アンタレスの猛追を許すことになるのだ。
なぜか!
次の動画に答が……。
ジャイブが遅れたために、5396は走る距離も伸び、風向きも悪くなった。
それに対してジャイブが早かったアンタレスは、風の角度がよかったようだ。
ものすごい勢いで追いかけてくる。
しかし、しかし、ファーストホームだけは死守したい!
本部艇が見えるようになって、
島からくるブローがときどき襲ってくるようになった。
スピンで走る角度めいっぱいで走っているから、
ブローが来るとティラーを支えきれず、切れ上がってしまう。
大きく切れ上がろうとするヨットの上で、
何もできないママは、「がんばれ!」って言うしかない。
オーナーは矢継ぎ早に指示を出す。
迫真の場面を動画でどうぞ。
こんな真剣な場面なのに、「がんばれ!」って力んでいる自分の声が可笑しくて
この動画を何回見ても笑ってしまう。オーナーごめんなさい。
こんな状況でよくまあ動画を撮ってたもんだ。
悲鳴のような声を上げているママに、
トシちゃんは落ち着いて「大丈夫ですよ。」って言うけれど……。
夫は、切れ上がったヨットを制御するのに精一杯で、
ラフィングを狙えるような状況じゃなかったみたい。
さて、アンタレスの猛追をかわせるか!
ゴール……!
アンタレス、そこにいるやん……。
このとき、私の脳裏に子どもの頃の陣取りのシーンが甦っていた。
近所のガキ大将が
「陣、とった~!!」
と雄叫びを上げていた場面。
まさに、あれだな……と思いつつ、私は半ば腰を抜かした状態に陥っていた。
動画でどうぞ。
さて、最後の回航マークとなる島が見えてきた。
このとき、後続の艇とはけっこう差が付いていた。
島を回ればスピンの登場だ。
スピンが気持ちよく揚がり、このまま順調にゴールするかに見えた。
別府湾でオーナーからコーチを受けたときのことはよく覚えている。
「お通夜禁止!」なんて言いながら、
微妙な風の捉え具合を確認していく艇上。
しかし、しかしである。
この後、アンタレスの猛追を許すことになるのだ。
なぜか!
次の動画に答が……。
ジャイブが遅れたために、5396は走る距離も伸び、風向きも悪くなった。
それに対してジャイブが早かったアンタレスは、風の角度がよかったようだ。
ものすごい勢いで追いかけてくる。
しかし、しかし、ファーストホームだけは死守したい!
本部艇が見えるようになって、
島からくるブローがときどき襲ってくるようになった。
スピンで走る角度めいっぱいで走っているから、
ブローが来るとティラーを支えきれず、切れ上がってしまう。
大きく切れ上がろうとするヨットの上で、
何もできないママは、「がんばれ!」って言うしかない。
オーナーは矢継ぎ早に指示を出す。
迫真の場面を動画でどうぞ。
こんな真剣な場面なのに、「がんばれ!」って力んでいる自分の声が可笑しくて
この動画を何回見ても笑ってしまう。オーナーごめんなさい。
こんな状況でよくまあ動画を撮ってたもんだ。
悲鳴のような声を上げているママに、
トシちゃんは落ち着いて「大丈夫ですよ。」って言うけれど……。
夫は、切れ上がったヨットを制御するのに精一杯で、
ラフィングを狙えるような状況じゃなかったみたい。
さて、アンタレスの猛追をかわせるか!
ゴール……!
アンタレス、そこにいるやん……。
このとき、私の脳裏に子どもの頃の陣取りのシーンが甦っていた。
近所のガキ大将が
「陣、とった~!!」
と雄叫びを上げていた場面。
まさに、あれだな……と思いつつ、私は半ば腰を抜かした状態に陥っていた。