SSブログ

ちはやパパの「Z2」な毎日㉗久々ですね。 [オートバイ]

先日、バイクが好きなお巡りさんに会った。
「この頃ガレージが開いてないですねえ。」
しっかりわが家のガレージもパトロールしてくれていたらしい。


20211224_170538.jpg



月日が経つのは早いものである。
介護生活が充実するにつれて
バイクのレストアへの集中力が奪われていたことは否めないが、
「2本のはまりこんだボルト」問題がどうしても解決できなくて、一年。
これが外れないとクラッチケーブルがつなげない。
自分でいろいろ挑戦したけれどうまくいかなかったのだ。


夏の終わり頃から、
「死んでも死にきれないことがある。」
なんて縁起でもないことを言うので、何かと思ったら
「Z2を動かせないままになるのが心残りだ。」なんて言うのだ。


PC200629.jpg



とうとう福岡のエンジニア、トシちゃんに出張申請。
すみません。こんな僻地まで。
それが12月20日のこと。


PC200630.jpg


PC200633.jpg



……結局、はまり込んだボルトは抜けずに「リコイル」という方法をとったらしい。
(説明は聞いたが、私の理解力では文章にならない。)




それで、スプロケットカバーを取り付けることができて、
クラッチをつなぐこともできた。
さあ、久々のエンジン始動である。
ずいぶん長い間爆音を聞いていないから、大丈夫なんだろうか。
ドキドキである。







エンジンの調子はよくて、電気系統も問題ないようである。



さて、クラッチ。どうかな~?






これがうまくいかないらしい。
クラッチが切れない。


なんでだ?二人は頭を抱えている。
クラッチ板が張り付いているのか?
クラッチ板を取り替えたときに、組み立てを間違えたのか。

前者の場合は何とかなるが、後者の場合はおおごとである(らしい)。


PC200644.jpg



クラッチをつないで、ロッドを押し込んで調整を繰り返す。
でも、クラッチがなかなか切れない。
(記事を書くにあたり、夫がいろいろ説明するが、私ははっきり言ってわけわからん。)


ちょっと休んで、再度挑戦。
あら、よかった、無事にクラッチが切れるようになった。
張り付いていたクラッチが無事に剥がれたようである。






やれやれ~。この後の細かい作業も一緒にやってくださって、
作業終了時は、すでにガレージは暗くなりかけていた。
遠方まで帰ることを思うと申し訳ないばかりである。
トシちゃんは、繰り返し繰り返し「安全対策をきちんと」と忠告してくれて
ご家族が待つ福岡に帰っていった。


PC200648.jpg




寒い中で本当にありがとうございました。
トシちゃん、お茶も出さないままでごめんなさい。
おかげで、夫のモチベーションはぐっと復活しております。
本当に感謝、感謝です。


PC200652.jpg


……春には乗れるようにしたいと言っているが、
この後順調に作業は進むのか、請うご期待。


PC220656.jpg



コメント(6)