宇和島パールカップ2012 その②回航中の邂逅 [ヨット]
緊張感漂う高島沖。
……と思っているのは私くらいで、昨年の宇和島行きはこんなものではなかったらしい。
「壁」状態の波の中、12時間かけて渡ったという。
だからEさんは、この状態でも「凪」という。
船は、サーフィンみたいに走る。
艇速はどんどん上がって、ついに10ノットを超えた。
私は波に乗って走るヨットの上で動くこともままならないが、
急激におそってきた眠気とも戦っていた。
たぶん酔い止めのせい。
実は、荒れる……と予想されたので、酔い止めを飲んで乗船。
この薬、一応の準備として前日に購入したもの。
薬局で「何時間くらい何に乗りますか?」と聞かれ、
「8時間以上、船に……。」と答えてもらった薬。……よく効いた。
一度キャビンに入って寝たが、船を叩く波の音が凄くて目が覚める。
外に座ってまたウツラウツラ。
夫も眠気に勝てずキャビンに引っ込んだ。こちらは単なる寝不足。
……
さて、午後1時前くらいだろうか、北の方向からからヨットが見え始めていた。
山口あたりから来るようだ……と誰かが言ったとき、
「あ、もしかして……。」という予感はあった。
だいぶ近づいてきたとき、夫が起きてきて双眼鏡で確認するなり
「Bluenoteだ!!」
やっぱり!
背後にぴたっと接近したかと思うと
すっと横に並んで走る。
写真を撮っているreikoさんが見える。
こんなところで出会うなんて!すごいすごい!
手を振ったり写真を撮ったり大慌て。
夫がキャビンからオリンパスを持ち出して撮った写真。
惜しい!トップが切れてる!!
私もコンデジでねらった。
やがて、Bluenoteはエンジン音(1GM?)を響かせてつむじ風のように走り去っていった。
走り去るBluenoteと私の手。
なるほど、タンカーに「けんか」をふっかけるほどの鮮やかな腕前!!
その姿は海の暴走族、もとい「いるか」のような切れ味のある動き!!
……
やっと宇和島近くの島影に入った。
別府を出て8時間。
日本丸を横目に見て、入港。
停泊場所は、奇しくもBluenoteさんのお隣。横付けさせていただいた。
いつもブログでお話するreikoさんとの再会に心が弾んだ。
ほんとにご縁がありますね!!
レース前日の夕刻。静かな港。
……と思っているのは私くらいで、昨年の宇和島行きはこんなものではなかったらしい。
「壁」状態の波の中、12時間かけて渡ったという。
だからEさんは、この状態でも「凪」という。
船は、サーフィンみたいに走る。
艇速はどんどん上がって、ついに10ノットを超えた。
私は波に乗って走るヨットの上で動くこともままならないが、
急激におそってきた眠気とも戦っていた。
たぶん酔い止めのせい。
実は、荒れる……と予想されたので、酔い止めを飲んで乗船。
この薬、一応の準備として前日に購入したもの。
薬局で「何時間くらい何に乗りますか?」と聞かれ、
「8時間以上、船に……。」と答えてもらった薬。……よく効いた。
一度キャビンに入って寝たが、船を叩く波の音が凄くて目が覚める。
外に座ってまたウツラウツラ。
夫も眠気に勝てずキャビンに引っ込んだ。こちらは単なる寝不足。
……
さて、午後1時前くらいだろうか、北の方向からからヨットが見え始めていた。
山口あたりから来るようだ……と誰かが言ったとき、
「あ、もしかして……。」という予感はあった。
だいぶ近づいてきたとき、夫が起きてきて双眼鏡で確認するなり
「Bluenoteだ!!」
やっぱり!
背後にぴたっと接近したかと思うと
すっと横に並んで走る。
写真を撮っているreikoさんが見える。
こんなところで出会うなんて!すごいすごい!
手を振ったり写真を撮ったり大慌て。
夫がキャビンからオリンパスを持ち出して撮った写真。
惜しい!トップが切れてる!!
私もコンデジでねらった。
やがて、Bluenoteはエンジン音(1GM?)を響かせてつむじ風のように走り去っていった。
走り去るBluenoteと私の手。
なるほど、タンカーに「けんか」をふっかけるほどの鮮やかな腕前!!
その姿は海の暴走族、もとい「いるか」のような切れ味のある動き!!
……
やっと宇和島近くの島影に入った。
別府を出て8時間。
日本丸を横目に見て、入港。
停泊場所は、奇しくもBluenoteさんのお隣。横付けさせていただいた。
いつもブログでお話するreikoさんとの再会に心が弾んだ。
ほんとにご縁がありますね!!
レース前日の夕刻。静かな港。