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桜 見て歩き [ふるさと]

この日曜日はヨットを出さず、早めに帰ることにしました。
P3300063.jpg高崎山


高崎山も山桜の飾りが美しいのですが、
ふるさとの山々は競うように山桜の衣装をまとっています。
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中九州自動車道を走らせていると、
右手の山中に見事な山桜の木が見えました。

あそこに行ってみよう……夫の提案に即座に賛成しました。

いつもは急いで帰宅しなくてはならないのですが、
まだ午後も早い時間でしたので寄り道をします。


「お寺に見事な枝垂れ桜がある」と聞いたのはこの辺りではなかったかしら……と
狭い道を走らせながら、名前もうろ覚えの古刹を探します。


山桜の場所に行く途中で、うまいこと見つかりました。
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枝垂れ桜は今年の大雪に痛め付けられ、治療が必要な状態になっていました。
しかし、けなげに花をつけているのでした。

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畑仕事の最中とおぼしき通りかかったおじさんが、
「また新しい枝が出て、二、三年もすりゃ元にもどるじゃろう。」
といとおしげに語っていました。


お寺の周辺は百花繚乱。水仙、花桃、雪柳、辛夷、椿に木蓮……。
桃源郷のようだと思いました。


境内には若い枝垂れ桜もありました。
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ひっそり閑とした古刹の枝垂れ桜、それを守る人々の心に感じ入りました。
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ここには見事なイチョウもあり、若葉の頃にもう一度訪れたいと思いました。
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山道をちょっと走って、下の道路から見えた山桜にたどり着きました。
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大きく枝を伸ばし、真っ白な花びらで隙間もないほど。
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たくましい山桜です。


帰り道、もう一カ所だけ見ておきたい山桜がありました。
今年も好い花をいっぱいにつけて
存在の主張をしているかのようでした。
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