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須佐への旅① [旅]

須佐という地名を知ったのはわりと最近のこと。
夫の親戚の縁の地であることしか知らなかった。

その土地が ある日突然 親しい人とつながった。
こんなことってあるんだなと偶然に驚いた。
須佐は天開さんのふるさとである。

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長門のレースの直後 
天開さんの車で須佐まで足を伸ばした。
天開さんは萩で同級会があるということで、
その隙間の時間に須佐で見るべき所を教えてくださった。

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いったん萩へ引き返す。

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     萩の温泉は夫の腰痛に効いたのか
     幾分か楽になったようであった。
     レースとはうってかわって風が吹き荒れた夜だった。



翌朝、私たちは再度須佐に出直すことになる。


P7205535.jpg山陰本線


……とは言っても、寄り道しながら行くので
30分で行ける道もなかなかたどり着かない。
写真を撮ったりわき道に入ってみたり。

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海の方向に国道を逸れると
美しい小さな浦があった。
ちょっと通り過ぎたが、車を置いて後戻りした。

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鳥居の文字や小屋の片隅に置かれた消防団の纏から「宇田郷」という地区だとわかった。 
山育ちの私たちには こんな風景が珍しい。
「津々浦々」という言葉の意味を実感するときでもある。

    ここをふるさととする人たちには
    どんな生活があるのだろう。
    子どもたちはどんな遊びをして育つのだろう。
    この神社には何を願うのだろう。


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……ふと、海の方向が「北」という当たり前のことに気づく。


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日本海側という場所を本当に知らない(海に生きる生活を知らないといった方がいい)
私にとって、
朽ちた舫いのロープまでが被写体として美しかった。

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