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ヨットの「名前」というもの。 [ヨット]

海に行けないので
つれづれなるままにヨットの思い出を。


夫がヨットのオーナーとなったのは2011年の3月。
ヨットの名前をいろいろ考えていたときのことを
楽しく思い出しています。


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今となってはどんな候補が挙がったのかも忘れてしまいましたが、
「さくら」という候補は覚えています。
新幹線みたいだから……というので没になりました。
ちょうど九州新幹線全線開通の頃でした。


名前を決める前、
ハーバーをうろついて、ヨットの名前を見て回りました。
いろんな名前があるものだと感心したものです。
それからいろいろなヨットに出会いましたが、
それぞれの艇にそれぞれのオーナーの想いがこもった名前。
知っているヨットのどれもすてきな名前だと思います。


艇名を見て、
どんな意味だろう?と思ったのは
やはり「天開圖畫艛」。
オーナーのことを知ってなるほど……と思いました。
それから「銀箭」。
意味を伺ったとき、銀の矢が飛んでいく軌跡が想像できて、美しい名前だなあと思いました。
Tシャツを作ったら「煎」になっていたというエピソードも伺って
みんなで笑ったこともありました。誤字はいけませんねえ。
たしか、昨年の周南ピースカップの夜のことだったと思います。


ところで、
「船に名前をつけるのはなぜ?」
という基本的なことで盛り上がっています。


車にはない、
飛行機は昔あった、
宇宙船にはある(あ、船だ)、
列車にはあるのとないのがある、
個性的なのにはあるが、そうじゃないのは番号だ。〇〇1号とか。


ヨットに名前がないと
不便と言えば不便なんですが、
乗り物という「もの」だけではない、識別だけではない、
そんな何かを船の名前はもっているみたいですねえ……。