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2018萩ヨットレース⑤アクシデントと闘う [ヨット]

「同じ」と言うことが全くないヨットレース。


今回も一期一会のレースを堪能した。


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さて、菊ヶ浜沖をスタートして、尾島、櫃島と島巡りをしてきたわけだが
スタートの菊ヶ浜沖まではけっこう強いクローズの風となった。



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後ろに迫る大海言の動きも気になっていたが、
この強風でジブがどれくらい「もつ」のかが
4513の大きな課題であった。


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「とても古いセールだから……。」
オーナーはそうおっしゃる。


長年使われてきたセールだったのだろう。
活躍したレースは数知れず……そんな色合いだった。


萩の海風と闘ったのが最期となった。
では、萩の海に散ったセールの最期の闘いをご覧いただこう。



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N井さんの笑顔の向こうが気になる……。


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遠すぎてわかりにくいが、
このときシェンロンもアクシデントに見舞われていた。
「あれー、ジブだけで走ってるよ。」


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私のデッキシューズも
飛沫をずいぶん浴びた。
この頃になるとカメラの電池残量も少なくなっていたけれど、
こんなに傾いていてはキャビンに予備電池を取りに行くこともできない。


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風はどんどん強くなっていった。


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「強風のヤマシタ」と言われるくらいだから
ヤマシタさんは喜んでいるだろうなあ。



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ときどきセールの切れ端が飛んでいく。
もうドキドキ。



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メインだけの調整。
T川さんがメインを出したり入れたり。


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この傾き具合ではT川さん重労働。


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ヘルムの夫は、穴が大きくなるにつれて
パワーが落ちていくのを感じていたと言う。


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T川さんは、手がマメだらけになった。



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そして、大海言が……。



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ちょっと悔しい状況。



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こんなんでタッキングできるのだろうか……という感じだったが、
数回タッキングを繰り返さなければゴールできない。


痛々しいほどのセールに
これでもかというほど風は吹き付けた。
次が闘いの最後の一枚。
カメラの電池も切れた……。


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…………


お疲れ様でした。



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ゴールしてすぐ予備の電池に入れ替えた。
やっと落ち着いて写真が撮れた。


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港に帰ってSムーンにも大きなアクシデントがあったことを知った。
萩の海風は維新の風くらい
強く吹き荒れたのだった。



…………



オーナー、本当にありがとうございました。
おかげでホントに久しぶりにヨット日記を書くことができました。
強烈な思い出となった萩の海のことは
絶対忘れられないと思います。
好き勝手な感想でごめんなさいね。


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また、お目にかかりましょう。ヨットレースとバイクの話を聞かせてください。




……ヤマシタさん、大海言のよい写真が撮れたでしょう?
ちょっと悔しいんですけど。
他の艇ももっと撮れると良かったのですが、
久々のレースでうまくいきませんでした。


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参加艇の皆様、萩ヨットレースの運営の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。




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