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あっちの風景こっちの風景⑤ [指宿]

11月23日の阿蘇です。


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ススキの穂が夕陽に輝いていました。


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季節はすっかり冬でした。


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私たちは
9万年前の阿蘇の大噴火によってつくられた自然の中に生きています。
(久住山などはもっと歴史が古いと思うのですが、ちょっと勉強中。)



ところが、指宿の風景はもっと時代が新しい……。



こちらは11月30日の指宿 竹山です。


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竹山は6万年前の火山活動で大きな山に貫入した溶岩らしいです。
山体そのものは浸食されて消え、溶岩だけが残ったのですね。



しかし、開聞岳の歴史はもっともっと新しい……。


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約4,400年前に噴火を始め、
ほぼ今の形になったのは 約2,000年前~1,500年前の活動によるもの。
その後、874年及び885年の噴火で山頂付近の地形が大きく変化した……ということですから、
開聞岳の姿ができたのは「ついこのまえ」なんですねえ。



竹山の近くの海岸は伏目海岸というところで
いたるところで活発に噴気を上げています。


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海岸線には砂蒸し湯。
東シナ海を眺めながらの砂蒸しは気持ちよいでしょうね。


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私たちにはあまりゆっくりする時間はないので、
たまて箱温泉のパノラマ露天風呂も砂蒸しも今回はパス。
また いつか。




……開聞岳方面に向かいます。


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町の中から見た開聞岳。


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開聞山麓自然公園というところに行きました。


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次の日からは師走だというのに
夏の花。


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トカラ馬もいましたよ。


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ふもとから車で登っていくと景色を見るポイントがいくつかあります。
開聞岳がぐっと迫って見えます。


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昔はレストハウスがあったようですが、今は物置でした。


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開聞岳のてっぺんの方は新しい時代にできたのだということがよくわかります。


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そして、海の方の眺めは抜群。


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ここは東南アジアのリゾート地ですか……と言いたくなりますね。



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人もほとんどいなくて、のんびりでした。



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どこから見ても竹山の風景はおもしろい。


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……なかなか進みませんね。




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