SSブログ

中川覚左衛門屋敷の椿 竹田市「岡城跡」㉓ [お城(跡)歩き]

「椿と山茶花の違いがわかる? 」と夫に聞きました。
これはわが家の山茶花。


PB280363.jpg



「花びらがバラバラになって落ちるのが山茶花で、椿はポトリと落ちる。」


正解。


わが家の山茶花はスズメやメジロのお宿になるほど大きいので
下の道を掃くのが大変でした。


葉にも違いがあって、開花も山茶花の方が早いですね。




岡城跡の中川覚左衛門屋敷跡にもよい山茶花の木がありました。



IMG_20201203_131319.jpg



IMG_20201203_131423.jpg





椿の赤はいいですね。



P2240193.jpg




赤い花の椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」。
ほう、初めて知りました。



P2240194.jpg



ちょうど椿が見頃になった頃、
近戸門の七曲がりを登っていたら、



P2240185.jpg



岩の壁の祠に
椿が一枝、お供えしてありました。


P2240187.jpg



地元の方が散歩の途中にでも……?





P2240188.jpg




さて、近戸門近く、本丸から谷を挟んだ北の方向にある中川覚左門屋敷跡は、
間取りが正確に復元されています。



P2170330.jpg


IMG_20201203_130326.jpg




ここでは縁側に荷物を置いて、ゆっくり過ごします。
紅葉が終わる頃、スマホで動画を撮っていました。
本丸方向から復元された屋敷の間取りまで。






お昼ご飯のおにぎりを落として、がっくり肩を落としたのはこのとき?



IMG_20201203_122918.jpg



IMG_20201203_122908.jpg




夏、本丸から見た中川覚左衛門屋敷跡。



P7080662.jpg



これは冬の終わり。覚左衛門屋敷の石垣は、草が全くなくなって見事な眺めです。
本丸方向の石垣とは違った趣があります。


P2170979.jpg




ここに来ると、何故だかぼおっと時間を過ごしてしまいます。
いつの間にか時間が経っているんですよ。



P2240201.jpg



庭も何だか落ち着きます。
古田織部の庭造りの伝統が生きているのでしょうか。



本丸や西の丸より過ごしやすいのではないかしら?



下は初夏の庭の写真です。
(紅葉の頃は言うまでもなくすばらしくて、写真は山ほど。また何かの機会に。)


P4040955.jpg



ここにはよい椿の木もあるのです。
上の写真の右端の木です。



P2240204.jpg




ヤブツバキの一種だと思うのですが、花の形がとてもかわいらしい。



P2240203.jpg



そして、花の蕾の付き方がすごいのです。
びっしりと蕾をつけて、
これが咲いたらどんなになるのだろうと思うほど。



P2240215.jpg





3月になって行ったときには、残念ながら
花は盛りを過ぎたようでした。


P3080557.jpg



でも、咲いている椿とたくさん落ちている椿が一つの作品のようで、
ちょっと加工して遊んでみました。



P3080547.jpg


P3080547a.jpg



P3080547b.jpg




P2240205.jpg




他にもいろいろな花が咲いていて、ここは特に私たちのお気に入りの場所です。



P3080536.jpg



P3080562.jpg



「今日は別邸でお昼にしようか。」と夫。
「別邸?」
「覚左衛門屋敷。」
「そうしましょう、そうしましょう。」


勝手に別邸にしてすみません。
他には人も居ないので、
花を見ながら、何とも贅沢な時間が過ごせるのでした。



P3080559.jpg


nice!(0)  コメント(4)