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2013湯けむりヨットレース①~ようこそ別府へ~ [ヨット]

10月12日 土曜日の午前中。

別大国道から白波の立つ別府湾が見えます。
この波の中を回航してくる皆さんのご苦労を思うと、気合いが入ります。
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BOYCのホームページには48艇のヨットの名前。
遠くは兵庫や岡山、長崎、高知からも。
参加艇一覧をご覧になって、艇長さんたちは闘争心を燃え上がらせ、作戦を考え、
すでに水面下のバトルも始まっていたのではないでしょうか。

水面下のバトル……参加艇の皆さんだけではありません。
BOYC女性部もすでにバトルは始まっていたのです。

「とり天をどうするか。」

笑っちゃいけません。まじめな話です。
前夜祭の150人分のおでんの具材の調達と煮込み、おにぎりやちらし寿司の準備。
……すべてベテランヨットマン、その奥様が、自分の足で買い物に赴き、
   何度もお一人一パックの列に並び、三日も前から煮込む。
   孫の相手もしなきゃなんないし、器やコンロの準備もある……。

それだけでも大変なのに、今年はとり天を揚げて出す!?
「どうすんじゃ~!」
と、言い出しっぺを相手に激しいバトルが繰り広げられていたに違いありません。
私は、このような場合役立たずの身なので、先輩の奥様方の仰せに従うつもりだったのですが、
いつの間にやらとり天はメニューに収まっていたのでした。


続々と入港するヨット。
ハーバーは賑やかになります。
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夕方17:00
BOYCのメンバーは準備に奔走し、会場準備も終了。
ベテランの奥様方の寝ずの努力で料理もスタンバイOK。
心強い加勢も来てくださって、前夜祭はスムーズに始まりました。
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問題のとり天。
こういうとき、不思議なんですが、必ずその道の「上手」がいらっしゃるんですよね。
……前の餅つきもそうでしたが。
今回は「福丸」さん。加勢に来てくださって、ちゃちゃっと鍋の選択から温度の具合まで確かめて、
てきぱきと指示を出されて、10キログラム以上あったとり天をどんどん揚げてくださいました。
本来ならゲストのはずなのに、とり天班に加勢してくださった「NEPTUNE」のはつらつ美女も。
……ありがとうございました。

「ああ、これも成功しちゃったわ……。」とつぶやく奥様たち。これで来年も……?
できないだろうと思ってもできちゃうところがすごいところですから。
アドバイザーOさんのパワーにかかると、
本当に別府でベリーダンスまでやっちゃうかも……。
とり天は大分名物。これからどこかで召し上がるとき、 
レースの裏にあったバトルのことも思い出してくださいね。


「毎年、今年はどうなるんだろう……と思うんだけど、何とか終わるとほっとしますね。」
これは、O平事務局長さんのレース後のお話。
BOYCに片足の小指くらい突っ込んでいる私ですが、
レースの準備運営というのは本当に大変なんだと実感致しました。
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笑顔をありがとうございました。
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最高齢艇長の山下さん。遠方までようこそ。
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ライバル、サテンドールとの勝負は?



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夜、別府タワーに上ってきました。
風の音はずいぶん静かになっているようでした。



※追記

とり天揚げにお手伝いくださったはつらつ美女は、「悟空」ではなくて「NEPTUNE」の美女でした。
こき使った上に、間違えてしまって失礼しました。
早速 訂正致しました。本当にごめんなさい。