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BOYCポイントレース2014.2月 デビュー戦② [ヨット]

ヨットの上では、カメラをコンデジに換えています。
両手が空くようにしたのです。
だからといって、何か仕事をもらったわけではありません。
私にとって複雑すぎるシート類は、まだまだ触ることもできません。
したがって、オーナーズチェアで寒さに震えております。

……さて、レースに戻ります。



10時半すぎ、やっとSムーンをとらえた。
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「寒いから、もう帰ろうよ~。」なんておっしゃってる。


……レース開始から2時間を過ぎ、かなり体は冷えてきた。
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ときどき温かい飲み物を提供。
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折り返しの浮標までまだ遠い感じ。
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私たちは別府湾南側、目標に向けてほぼ直線コースを走っていた。
Daisyは、別府湾の北寄りを走っていたけれど、マークを目指してぐっと落としてきた。
とても速い!!
先に浮標までいくのでは……と私は焦ってしまう。
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日鉱佐賀関の煙突のこちら側に緑の浮標が見えてきた。
11時40分頃。
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「先頭艇が12時までに浮標にたどり着かない場合はコース短縮」
これは、後で(中津のビール飲みさんのブログで)初めて知ったこと。

P2090074.jpg11:50

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11:51


浮標を回ったのは、11時53分。


すぐにDaisyがやってきた。
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もし12時までにたどりつけていなかったら、CHIHAYAは負けていた……のかな。



帰りは後ろからの風。
スピンにするべきかこのままか……と迷う微妙な風の角度。
それでも艇速は6ノットは出ていたので、
準備は整えたものの、風向きをにらみながらスピンをあげずに走りつづける。
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後方にはきれいな色のセールが見えた。
ジェネカーかスピンがあがっていたようだ。


小型のAQUAPAZZA、ロングコース健闘中。
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……何となく波を切る音が小さくなってきて、
スピードが落ち始めた。
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高崎山の沖で、風がぴたりと消えてしまった。
スピードメーターが、0.5……0.3……0.1……
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ゴールは目の前というのに、とうとう0をさして動かなくなってしまった。
こんなときに風がなくなるなんて。あとひと吹きでいいのに……。

いくら大きなヨットでも無風の前には為す術はない。

じっと風を待つ。



……30分以上漂っただろうか。
じわっと風を感じて、ちょっとだけヨットが動くのを感じた。
P2090105.jpgあとちょっと。


Sムーンがリタイヤを決めて帰ってきた。
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記念すべき初FHの瞬間を見守ってくださったのかな?


やれやれ……やっとゴール。まさかの凪だった。15時10分13秒。
皆様、お疲れ様でした~(*´▽`*)

Daisyはどのくらいの差で帰ってくるのだろう。
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この凪の時間がこたえたのか、昨日の偏頭痛が戻ってきた。
残念ながら「鍋」の宴はご遠慮申し上げ、薬を飲みシュラフに潜り込んで休むことにする。

夫がヨットに帰ってきて、Daisyと僅差で優勝したことを知らせてくれた。

初優勝おめでとう……。




参加の皆様、本当にお疲れ様でした!!
やはりレースはおもしろかったです。

ちなみに3月にもポイントレース開催が決定\(^O^)/
またご一緒に遊びましょう。