SSブログ

次は「雪舟」……山口へ小旅行 [旅]

今朝、地区の清掃作業から帰ってきたら、頭痛に悪寒に節々の痛み。
風邪薬を飲んで、じっとしているしかない日曜日。


……さて、急ぎ足の山口旅行も急ぎ足でまとめましょう。
狩野一信の後は、雪舟に会いに行きます。
その前に瑠璃光寺。

Mさんの案内で訪れた瑠璃光寺には
室町時代に建立されたとても美しい五重塔があります。

初冬の陽射しに凜として立つ姿を何枚も撮ったのですが、
使える写真はほんの数枚。未熟です。
PB194746.jpg

PB194751.jpg


PB194750.jpg

塔のすぐ下で酒盛りをした……という場所はこの辺りかしら?なんて、
昨夜のコック長さんの話を思い出しながら、写真を撮り歩いていました。
PB194763.jpg




雪舟は中国から帰国した後、山口に天開圖畫樓というアトリエを開きます。
Mさんは、「天開圖畫艛」と言う名のヨットを別府に置いていらっしゃいますが、
その名の由来となった場所とはどんなところなのでしょう。


山の斜面に沿った住宅地の狭い道から高台に上ります。
PB194776.jpg

PB194777.jpg


PB194781.jpg


この雲谷庵で国宝「四季山水図」を描いたと案内板に書いてあります。
ここが天開圖畫樓?と思って案内板を読み直したのですが、
断定はしていません。そのあたりのことは、またMさんに質問しようと思います。


障子を開けて中を見学。
PB194784.jpg

PB194787.jpg


雲谷庵の障子を開け放しておくとこのコ達が上がり込んじゃうのだそうです。
あとで、またきちんと戸締まりをしました。
PB194793.jpg

PB194799.jpg


遠くに瑠璃光寺の塔が見えました。
PB194802.jpg

PB194808.jpg


PB194811.jpg


近くの住宅でよく見かけたんですが、カボスではないようです。何でしょう?
PB194813.jpg



雪舟のお庭も見に参りましょう。
常栄寺雪舟庭へ。
PB194817.jpg

大内氏と雪舟のつながりは深く、そのいきさつは昨夜お酒の肴になっていました。
雪舟と大分のつながりも深く、
天開圖畫樓というアトリエは大分にもあったそうです。
私たちの地元にも雪舟の足跡が残っています。

雪舟という人はその人生をかなりエネルギッシュに生きていたようです。
庭造りも手がけていたとして不思議はありません。
PB194826.jpg

PB194829.jpg


PB194831.jpg



せっかくここまで来たのだから、
やはり雪舟の本物に会わねば……ということで、
防府の毛利博物館まで足を伸ばし、
ちょうど公開中の国宝「四季山水図(山水長巻)」を見ようということに相成りました。
PB194833.jpg


なんとなく体調不良の理由がわかった……「遊びすぎ」ですかね。