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2015ハウステンボスヨットレース~帰り道② [ヨット]

昨年 夫がハウステンボスから帰るとき、
玄界灘でひどく吹かれて
「手伝いにくるように」と緊急要請があったのを思い出す。

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今年の玄界灘は穏やかで、呼子を出た後 順調な門司港までの航海だったようである。
緊急要請があったわけではないが、ちょうど金曜日だったから
勤務後に合流して夏の最後のクルージングを楽しむことにする。
(振り返ると、宇和島からこっち、私自身は海に出ていないのだ!!)


夕方 門司港からLINE。
「和歌山のヨットでご馳走になってます。」

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「ラー3世」号との出会いだった。


私は18時に勤務先を飛び出すとハーバーへ。
20時前のソニックに飛び乗る。

一方 夫は下関にフェリーで遊びに行った模様。すぐに帰ってきたけれど。

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門司港駅には21時半に到着。

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いつもながら遊びになると元気なもんだ。
が、ヨットにたどり着いたら、ビール一缶も空けられないで眠りこけてしまった。


……翌朝。

「ピザを焼きました。食べに来ませんか。」の声で目覚める。
ラー3世のKさんが早朝からピザを焼いてくださったらしい。

私はここで初めてKさんにお目にかかる。

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お手製のピザは美味しくて、手慣れたおもてなしがうれしかった。
まだ薄暗かったけれど、「出会い」の時間は楽しかった。

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短い時間しかお話しできなかったが、
ヨットの様子や荷物から
海での暮らしが板についていて
相当なキャリアをお持ちだということは容易に想像できた。


6時過ぎの西流に乗ってラー3世は壱岐をを目指し
韓国まで行かれるということだった。

……

私たちは「せっかくだから遊びに行けば?」というOさんの提案で
祝島か上関を目指すことにする。

Sムーンは別府へ。

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6時、ラー3世と一緒に出港。

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Kさんは大きく手を振って別れていった。



ちょうど潮の変わり目に関門大橋の下をくぐる。

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橋をくぐって後ろを振り返ると
小さくラー3世が見えた。
「どうぞ、お気をつけて。楽しい船旅でありますように。」

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……薄曇り。風も無く、穏やかな海。

ちょっと「ラー3世」と検索してみた。
多くの方がKさんとの出会いを記事にされていた。
……ああ、やっぱり。
長いクルージング歴に数々の輝かしいエピソードをお持ちの方だったのだ。

もっとお話を伺いたかったなあ。
帰りにうまく時間がとれれば別府にも寄ろうかとお話しされていた。
お待ちしてます。