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今年は干し柿がよくできた。 [美味しいもの]

チャリダーしようとしているのに、最近は雨模様の日々。


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しかし、10月の中旬から一月ほどは本当に雨が降らなかった。
乾燥注意報が出る毎日だったが、恩恵を受けたのは干し柿作りである。



仕事をしていた昨年までは、手伝いもしなかった干し柿作りである。
暗くなって帰ってくるから、干し柿のことなんて眼中になかった。
そんなに干し柿が好きでもないし。



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わが家の渋柿がよい感じになったのが10月の終わり。
柿好きのお母ちゃんがそわそわし始めた。
柿をもらいに来る人もいて、
「早く干し柿を作らないと、柿が盗まれる」と仰せになる。
(過去に盗まれたこともあったしね。)



しょうがねえ、始めるか。



この数年はよい干し柿はできなかった。
暖かすぎて、虫が来るしカビが生える。
今年も暖かい。まだ、冷たい風は吹かない。
しかし、柿は熟れている。やるなら今でしょ。




ネットで要領の良い皮のむき方、カビが生えない作り方を確認する。
ふむふむ。

皮を剝いた後5秒熱湯消毒して、ちゃぽんと焼酎(ホワイトリカー)に浸ける。
それを風通しのよい所に干す。



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カビが出ていないか確認し、ときどきホワイトリカーの霧吹き。
乾燥した日が続いて、一週間もしたら、もう渋は抜けていた。




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二週間ほど経って、干し柿らしくなったところで、
ちょっと雨が降るという予報が出た。
また、阿蘇の火山灰が流れてきているらしい……というわけで、
座敷のお縁に取り込んで、扇風機で風を当てて乾かした。
三週間後、干し柿が完成。




ご近所でも干し柿をつくっていた。 



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干し方は、家それぞれ。


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帰省中の娘にも手伝わせ、一家総出でけっこうな数を干した。
それでも、柿の木にはかなり実が残っていて、
お母ちゃんは惜しがるが、
お母ちゃん、それはもう、鳥さんにあげてください。



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完成した干し柿は、
夫のきょうだいや娘のところに送った。
正月用にラップにくるんで冷凍庫にも入れた。

干し柿を使ったレシピを探して、
パウンドケーキに使ったりカブと一緒に甘酢につけたりして
連日秋の恵みをいただいている。
勝手な話だが、野菜もそうだけど、自分で作ればやはり美味しい。



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ただ、甘いのよね、干し柿は。
ダイエットには向かない甘さに葛藤の日々である。



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