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ちはやパパの「Z2」な毎日㉘ [オートバイ]

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1975年、夫の相棒になったカワサキ750RS。
若い頃はよく乗り回していたものの、
2004年に車検が切れてから
ガレージにずっと置かれたままになっていた。
きちんと整備して再び一緒に走りたいと
修理を始めたのが、2017年の9月頃。
その様子を茶化しつつ、ブログの記事にし始めたのが2018年の7月。


修理の様子を見た夫の母が
「あんな大きな単車に今さら乗るのは危ない危ない、絶対に乗せてはいけない。」
と言うのをなだめるのに、
「大丈夫、ちょっとやそっとでは動かない。直らん、直らん。」
と私は半分本気で言っていた。


が、動いた。
4年と4か月の歳月をかけて、とうとう公道を走った。



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「いよいよ乗る」……というLINEが届いたのが、
私が関西に行っていた1月20日のこと。
夫は15日から一人で留守番をしていたが、
一人の自由な時間を使って、集中して作業に取り組み、
仮ナンバーももらってきて、走れるようにしたらしい。
「いつの間に?」が正直な感想。
娘と一緒に「気を付けて」の言葉をLINEで浴びせかけた。


しかし、試走、そのまま車検へ突入か……とはいかず、
気になる事態が生じて、Z2は再びガレージへ戻ったそうだ。
吹き上がりがよくないのや、足回りのしまり具合などチェックしたらしい。


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私が九州に帰ってきた後も、
夫はいろいろ動き回って車検に備えていた。
私も光軸の調整など、ちょっとだけ手伝わされた。



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1月26日、いよいよ車検に出発である。
懸案事項の一つであった革ジャン・革ズボンも、ちゃんと着られているではないか。


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小さいリュックには工具とか書類とか。


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幸い暖かい日だけど、バイクだからね。防寒対策もOK。


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エンジンかけて……


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行ってらっしゃい、こけないようにね。







私は車検の合格より、途中でトラブルが起きたり事故に遭ったりしないかが心配で、
無事に大分運輸支局に着いた写真が送られてきたときはホッとした。


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車検に合格しない場合は、近くの整備工場に飛び込むつもりだったらしいが、
なんと一発で合格。
意気揚々と帰ってきたので、ビールで乾杯した。
ここまで来るのになんと多くの人にお世話になったことか。
本当にありがとうございました!!


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車検合格後、暖かい日が続いたので、
「ちょっと出てくる。」と言っては走り回り、すでに200㎞は走ったそうだ。



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しかし、名車とは言え、間もなく48歳のバイクである。
走ってみるとさらに修理やチェックの必要な場所が確認できたようで、
ちはやパパの「Z2」な毎日はまだまだ続きそうである。

今も私の横で、チェック項目を7つほどノートに書き出して、
作業手順を考えている。


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これからどんなトラブルが生じて、どんなブログネタを提供してくれるのか、
請うご期待。



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ちはやパパの「Z2」な毎日㉗久々ですね。 [オートバイ]

先日、バイクが好きなお巡りさんに会った。
「この頃ガレージが開いてないですねえ。」
しっかりわが家のガレージもパトロールしてくれていたらしい。


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月日が経つのは早いものである。
介護生活が充実するにつれて
バイクのレストアへの集中力が奪われていたことは否めないが、
「2本のはまりこんだボルト」問題がどうしても解決できなくて、一年。
これが外れないとクラッチケーブルがつなげない。
自分でいろいろ挑戦したけれどうまくいかなかったのだ。


夏の終わり頃から、
「死んでも死にきれないことがある。」
なんて縁起でもないことを言うので、何かと思ったら
「Z2を動かせないままになるのが心残りだ。」なんて言うのだ。


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とうとう福岡のエンジニア、トシちゃんに出張申請。
すみません。こんな僻地まで。
それが12月20日のこと。


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……結局、はまり込んだボルトは抜けずに「リコイル」という方法をとったらしい。
(説明は聞いたが、私の理解力では文章にならない。)




それで、スプロケットカバーを取り付けることができて、
クラッチをつなぐこともできた。
さあ、久々のエンジン始動である。
ずいぶん長い間爆音を聞いていないから、大丈夫なんだろうか。
ドキドキである。







エンジンの調子はよくて、電気系統も問題ないようである。



さて、クラッチ。どうかな~?






これがうまくいかないらしい。
クラッチが切れない。


なんでだ?二人は頭を抱えている。
クラッチ板が張り付いているのか?
クラッチ板を取り替えたときに、組み立てを間違えたのか。

前者の場合は何とかなるが、後者の場合はおおごとである(らしい)。


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クラッチをつないで、ロッドを押し込んで調整を繰り返す。
でも、クラッチがなかなか切れない。
(記事を書くにあたり、夫がいろいろ説明するが、私ははっきり言ってわけわからん。)


ちょっと休んで、再度挑戦。
あら、よかった、無事にクラッチが切れるようになった。
張り付いていたクラッチが無事に剥がれたようである。






やれやれ~。この後の細かい作業も一緒にやってくださって、
作業終了時は、すでにガレージは暗くなりかけていた。
遠方まで帰ることを思うと申し訳ないばかりである。
トシちゃんは、繰り返し繰り返し「安全対策をきちんと」と忠告してくれて
ご家族が待つ福岡に帰っていった。


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寒い中で本当にありがとうございました。
トシちゃん、お茶も出さないままでごめんなさい。
おかげで、夫のモチベーションはぐっと復活しております。
本当に感謝、感謝です。


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……春には乗れるようにしたいと言っているが、
この後順調に作業は進むのか、請うご期待。


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ちはやパパの「Z2」な毎日㉖ 名義変更? [オートバイ]

11月の終わりにこのシリーズの記事を書いてから二か月。
この間は、ガレージが寒すぎるので作業は全く進んでいません。
しかたないですね~。


まあ、寒さとコロナの収束が何とかなれば
助っ人をお呼びして本格的に動かす手立てを整えて……。


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ところが、大事な「書類上」の問題が発覚していたのです。


「所有者の名義変更をしようとしたら、会社が存在しない。」


ちょっと待て、何でそんな問題が今さら起こる?
買ってから46年経ったバイクの所有者の問題だよ?
所有者って、あなたじゃなかったの?


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夫の説明を聞いてみましょう。
(夫が娘のバイク乗りのつれあいとLINEでやりとりした内容をまとめました。)



夫は46年前Z2を買ったとき、バイク屋さんに
「車検証は所有者がカワサキ九州販売、使用者が私になっていますが、これでよいのですか?」
と聞きました。

バイク屋さんは、
「売るときに手続きが簡単だから、それでいいですよ。」


貧乏学生の購入ゆえに、何か事情があったのかもしれませんが、
詳しくは覚えてない様子。


バイク屋さんも、まさか45年以上もそのままになるとは想定していなかったのでしょう。
夫も乗り回している間は念頭になかったようで。



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そして、今になって夫は車検証を見ながら考えたわけです。
「あとのことを考えると、やはり名義変更はしておかないとな……。」
で、46年も経って調べたわけですよ。動きそうだしね。


そうしたら、「カワサキ九州販売株式会社」という会社はとっくの昔になくなっている!


さすがに焦ったみたいで、いろいろ調べまくって
「どうしようもなかったら最終的には時効取得を理由に所有権存在確認訴訟でもやるしかないかなあ。」
と思ったそうです。




そこで、カワサキのお客様相談室に電話しました。
お返事は、
「カワサキプラザにご相談ください。」
去年Z900RSを買ったところですね。


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ところが、こんな問題、カワサキプラザだってどうしていいかわからない。
でも、親切に対応してくださって、いろいろ調べてくださって、
なんと、この間一か月半。
とうとうカワサキ本体が譲渡証を発行するというかたちをとってくださったんです。


1月31日に車検証の写しを持って行き、
2月5日にいろんな譲渡書類をもらってきたんです。



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夫は菓子折を持参し、お礼を言っておりました。
私もZ900RSの近況報告などし、お礼を申し上げました。
「本当に面倒くさい手続きをありがとうございました。」


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あとはこの書類を陸運に持っていき、名義変更です。



キャブ調整も終わり、エンジンも復活、
あとはスプロケットカバーのボルトの折れ込みが解決すれば、
クラッチケーブルを取り付けて動くようにして、
車検をとって動かしながら調整……ということになるようです。



……なにやら電話でいろいろやりとりしていたのを聞いていただけで、
こんな大事になっているとは全く知らなかったちはやママであります。




私の感想。
「Z900RSを買っておいて良かったね。」
「バイク乗りバイク好きの娘婿で良かったね。」(記事を書くのに助かったわ。)



書類面も無事に何とかなりそうで春を迎えられそうなガレージ。
あと一つ、大きな宿題の解決がどうなるか、今後に請うご期待!


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日本一周、頑張ってね。 [オートバイ]

新しいオートバイが来たのが三月の終わりだから、
もう八か月以上経ちました。


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その間、ときどき久住方面を走らせたり周囲の国道をぐるりと走らせたりして
バイクの感触を楽しんでいるようです。



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LINEで送られてくる写真からは
バイクの楽しさが伝わってきました。



ウスダさんのパンを買いに行くのに遠回りしてバイクを走らせ、
バゲットを背負って帰ってくることも多いです。


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昔は後ろに乗せてもらったこともありましたが、
今はちょっとコワイかな。



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夫は昔から一人で走ることが多かったそうです。


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さて、昨日のこと、一人バイクで日本一周の旅をしている青年と出会いました。
町のスーパーに買い出しに行ったときのことでした。
この町で、こんな若者と出会うのは珍しいことです。



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北海道から日本海側を下ってきたそうです。

好奇心に負けて
バイクに乗せてあるものについて
思わず質問してしまったちはやママであります。
「このホウキは何?」


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旅のご苦労の証のようでした。



突然の声かけ、失礼しました。
気さくに応えてくださってありがとうございました。



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パパとはバイク談義。
会話に付き合ってくださってありがとう。



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しばらく旅は続くようですが、
どうか健康に気を付けて
日本各地のおもしろさを発見してください。




お引き留めするわけにもいかず、
応援だけしかできませんが、
ご多幸をお祈りしています。



「パパ、バイクで旅に出たいですか?」
「いや、体力がもう……。」
そうだよねえ。






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ちはやパパの「Z2」な毎日㉕ [オートバイ]

11月20日(前の記事の後)、夫は「同調」の作業に入りました。



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そもそも「同調」って何ですか?


 スロットルバルブの開度を、全て調整する作業を「キャブレター同調(キャブ同調)」といいます。キャブレターには気筒の数だけ、スロットルバルブがあります。
 開度を一定に調整しなければ、燃料の量が気筒ごとに変化するため、アイドリングなどが狂い、エンジンの不調につながります。そのため、不調を改善するには、キャブ同調を行う必要があります。
グーバイクマガジン -公式サイト-より


ありがとうございます、「グーバイク」さん。何となくわかりました。



「同調」ができる状態になるまで苦労したようですが、
この「同調」という作業自体もなかなか難しいんですね。


この作業に使うこれ。


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バキュームゲージ(負圧計)っていうんですね。
十数年昔に買った物で、右端のメーターがちょっと動きが悪い……らしいです。


アジャスターを閉めたり開いたりしながら
四つのメーターが動きも値も一致するように調整しています。


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合ったと思ってロックナットを締め付けようとすると、
数値がずれる……またブンブン言わせて、合わせて閉めようとすると……ということを
繰り返しているらしいです。


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苦労している様子を動画でどうぞ。
うまくいってると思いきやずれたりして……。








このときの作業の細かいことをいろいろ、一生懸命、説明してくれるんだけど、
文章にするのがつ、つらい。
メカがお好きな方には想像できると思います。




そんなこんなで、時間があれば爆音が響き、
お母ちゃんは
「あのバイクに乗るつもりじゃろうか。今さら危ないからやめさせなさい。」
と息子を心配する親心。
夫には悪いけど、
私は「大丈夫。(まだ)乗れるようにはならんから。」と安心させてます。
ちなみに、「新しい動くバイク」があることをお母ちゃんは知りません( ̄∇ ̄)




11月27日、ツグミが帰ってきました。


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ツグミの写真を撮っていたら、おおかたよくなったんじゃないかということで
動画撮影。






ちょっとほっとした感じ?


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そろって動いてましたよ。



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まだまだ燃焼状態に気になることがあるみたいです。
……まだまだ続くのか、あの爆音は。



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お母ちゃんが「心配」に飽きてくることを期待しながら
ご近所迷惑ではと心配しながら
爆音を聞いてるちはやママの「Z2」な毎日です。


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ちはやパパの「Z2」な毎日㉔ [オートバイ]

ヨットブログのはずが、今やバイクの記事がメインに。
ヨット以上にカタカナ用語に苦労してるちはやママであります。


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さて、「キャブレターの調整」というのは簡単にはいかないようですね。

裏庭にはジョウビタキの声、ガレージからはバイクのエンジン音が響く11月です。



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キャブレター調整にかかる前に
「過充電」というトラブルの解消が必要だったみたいですね。


純正のレギュレターとレクチファイアというのを交換したようです。


(それは何なん?)


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交換前には17ボルトを超えていた電圧が回転を上げても14.6~7ボルトになって、
過充電状態でなくなったそうです。


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さてさて、キャブレターの問題点。



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(また、外しちゃったの?何が悪かったの?)



「パイロットジェットをミクニの純正(当初からの17.5番を15.0番)に交換したけれど、
 アイドリングが安定しないんだよ。
 しかも、暖機運転をして調整していると、次第にエンジン回転が上昇していくんだ~。」

「アフターファイヤーだけでなく、時にはバックファイヤーも発生。」


(何、それ。)


「排気管の中で燃え残ったガスが燃えるアフターファイアー、
 シリンダーからキャブレターの方にガスが逆流して燃えるバックファイアー。
 特に後者は大問題。下手をすると火事になってしまう。」


(こわっ。何でそうなるの。)


「原因の一つ、点火時期は全く問題ない。
 とするとガスが薄すぎるか濃すぎるか。」



「疑ったのが二次エアを吸い込んでいてガスが薄くなっているのではないかということ。
 試しにインシュレーター周辺にパーツクリーナーを吹きかけると
 エンジンの回転が上昇する。これはいけない。やっぱり二次エアを吸っている。」



「キャブレターをはずして点検すると、
 0.6~7ミリに調整したスロットルバルブとミキシングチャンバーの隙間が開いている。
 これではアイドリング回転数が上昇してしまう。
 スロットルアジャスターのロックナットの締め付けが甘かったみたいで。」


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(じゃあ、どうしたの?)



「まずは、パイロットジェット15.0番では混合気が薄いようなので
 本来の17.5番の新品を発注、交換。」


「インシュレーターはすべて純正部品に交換だ。
 今でも純正部品が手に入るのはありがたいよね。」


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「インシュレーターを取り付けるのに先立ち、
 エンジン側の面をオイルストーンで磨き上げ、二次エアを吸わないように対応。」



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「スロットルバルブの隙間を調整しスロットルアジャスターのロックナットを
 きっちりと締め付けておいたよ。」



(で、結果は?)


「キャブレターを取り付け、エンジン始動。チョークを軽く使ってセルを回すとあっさり始動。
 これはよいよ。
 すぐにアイドリングが落ち着く。
 暖機運転後スロットルをあおると吹き上がりも悪くないし、回転もさっと落ちる。
 アフターファイアーもバックファイアーもない。」



……というところで、動画撮影のお呼びがかかりました。








この後すぐに「同調」の作業に入ったんですが、ここまで記事を書いたら私は疲れたので、
「同調」のことはまた次に。


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この日、私は裏庭でジョウビタキと遊んでいたんですが、
エンジンを吹かす音がずっと響いていましたよ。







ジョウビタキが帰る春までに
どのくらい作業は進むのか、この冬の進捗に請うご期待。



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ちはやパパの「Z2」な毎日㉓ [オートバイ]

16年ぶりにエンジンの音を聞いてから、もう三週間も経ってます。
その間、私はいったい何をしてたんだろうという記憶のなさ。



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しかし、夫は暇があればガレージにこもって「地味な作業」をしていたようです。



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夜はYouTubeで「バイク修理関係」の動画視聴とマニュアル片手にお勉強。

机の対面でブログを書いている私は、声だけ聞いているけれど、
お馴染みの修理屋さんの声はすっかり覚えてしまいましたよ。


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……さてさて、家中がガソリン臭くなる日もあって、

「いったい何をしていたの?」
「それはね……。」
「あー、説明してくれてもわかんないから、もうメモして。それを頂戴な。」


というわけで、今回はちはやパパのメモから~♪ [わーい(嬉しい顔)]はママのつぶやき~♪




① 点火タイミングの微調整

点火(10月2日)前の事前調整はテスターを接続して点火時期を調整したが、どうしてもタイミングのずれが多少あるのでタイミングライトを使って微調整をした。点火タイミングをぴったり合わせることができた。


[わーい(嬉しい顔)]「タイミングライト?そんなもんがあるの?どういうリクツでわかるんだろう?聞けば長くなりそうだからやめとく。」



② エンジン点火前にプラグキャップは4気筒すべて交換をした。プラグコードは傷んだ部分を切り欠きしながら使ってきたので短くなっており、劣化もしていると考えられるので取り換え。きっと火花がしっかり飛ぶようになったと推測。

[わーい(嬉しい顔)]「あー、写真を見て短いって言ってたあれか。46年のうちに短くなったんだね。継ぎ足して長くしたんだ~。」


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③ キャブレターの点検作業(同調をする前に)

[わーい(嬉しい顔)]「そもそも『同調』って何?この作業のメモは聞いたことも無い横文字だらけ。聞けば長くなりそうだから、このメモ、そのまま使っちゃう。」


  1. スターター系統をチェックする。スタータープランジャーをはずして点検。
    燃料通路もエアと ガソリンで掃除。



  2. 各キャブレターの油面を調整。
    4つのキャブレター全ての油面が基準値になるまで測定しては調整を4回繰り返した。
    疲れた~。


[わーい(嬉しい顔)]「このあたり、かなり頑張ったようなので写真をたくさん入れるね。」



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[もうやだ~(悲しい顔)]「庭造りに使った水準器じゃん。」



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[ちっ(怒った顔)]「ガソリン臭くなるはずだわ。水平にするために、カセットのケースだとか花壇用のネームプレートとか提供したのよね。後で返して。」



  3. スロットル全閉時、全開時のキャブレターごとのスロットルバルブの開度が
    一致するように調整。

  4. 全閉時のバルブ底とミキシングチャンバーとの隙間が0.6~0.7ミリで一致するように調整。
     
    光のあたり方で隙間が違って見えるので微妙。
    とりあえず少なくとも4つが同じ隙間になるように調整。





④ガソリンタンク内壁のコーティングを行った。





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[わーい(嬉しい顔)]「さて、エンジン音は?この段階での動画です。」








以前よりも改善された点は、

・スローでのバランス
・スロットルレスポンス

……なんですって。同調前にできるだけのことをしておくそうです。



この後もずっとエンジンの音がガレージから響いていました。



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……相変わらず届く宅急便。

この後、カワサキの純正パーツのリストでは廃番になっている「パイロットジェットの新品純正品」が見つかったので、それを発注したんだって。


「そんなに高いもんじゃないよ。」(このシリーズ、第一回目から言ってる)


この言葉をいつまで信じられるのか、これも請うご期待。


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ちはやパパの「Z2」な毎日㉒ [オートバイ]

燃料漏れでエンジンの点火に到らなかったのが
9月19日。

キャブレターをバラして修理。
9月27日には、修理を終えて燃料漏れのチェック。
「勉強になる~。」とは、偉いですねえ。
何やら小道具を工夫して、じっくり調べております。OKだったって。



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ところが、その翌日、またもやトラブル発見。


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1番シリンダーのプラグキャップが断線。
「火花が飛ばない~(>o<)」と、頭を抱えています。
が、「悪いところが見つかってよかった。」とも。偉いですねえ。


新しい部品が即届いて、修理……というところで10月になりました。



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冬野菜の苗植えもあるし、滞りがちだった運動もやらないといけないし……。
お母ちゃんを病院に連れて行かないといけないし……。
なかなか忙しいちはやパパであります。





10月2日。


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白菜等の苗の植え付けが済んだ後は、ガレージへ直行。
お昼ご飯もそこそこに点火の準備です。

「今日は、動画を」とのリクエスト。

呼ばれてカメラを持って行ってみますと、
念入りに準備中。



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点火したとたんに、火を噴いたらどうしよう……とこちらもドキドキですがな。



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燃料漏れ、どこにもなし。



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スイッチ入れます。計器類、点灯。


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ホントに大丈夫?



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なんと16年ぶりのエンジンの音です。










オリンピックより早く「点火」できました。
おめでとう。


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その後も、いろいろチェックしてました。



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まだまだすることはいっぱいあるんだそうです。
こんな道具もあったのね。



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お祝い。



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さて、そうなってくると例の問題が……。
福岡方面に向かって、「HELP ME!」と叫んでいます。


ブログの記事を書いている今(21:00)も、ガレージにおこもり中。
点火プラグのケーブルの修理と調整だとか。



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さあ、オリンピックの開催とわが家のバイクが走る日のどちらが早いのか、
請うご期待。



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ちはやパパの「Z2」な毎日㉑ [オートバイ]

いよいよ「点火」か?
その準備に追われる台風一過のガレージです。


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「点火」のタイミングを測っておるようです。

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まだまだ暑いガレージです。


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いろんな道具があるんですね。シムを外したり入れたりするための特殊工具を装着してます。

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こんなの、次はいつ使うのでしょうね。
え?このためだけ?それも「Z1」とか「Z2」のためだけの道具?
はあ?


8個あるシムのうち、二つ交換しました。


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シムの厚さを測っています。
これも特殊な工具?


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「いや、これは違う。一般的な精密測定器具。」
はあ?
「そんなに高いもんじゃないよ。」
ホントにそうなん?
「塵も積もれば……」とか言うよねえ。知ってる?



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そして、例の点滴セットを使う日がやってきました。
燃料を入れるのを手伝いましたよ。
何だかドキドキします。
「漏れなければとりあえずOKなんだけどね。」



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燃料入れました。


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はい、漏れました。


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慌ててますか?


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燃料が漏れた跡です。
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ここだったです。燃料パイプとキャブレターをつなぐジョイント。


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「見た目は大丈夫そう」だったのですが、大丈夫じゃなかったんですね。


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結局バラバラ。早速純正部品を注文し、作業にかかってます。


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次から次へと……「どんこんならん」ですねえ。


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当分「バーンアウト症候群」にはなれないですね~♪


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「点火」がいつになるかわからないのはオリンピックと同じか。
せめて、うちの「点火」はこの秋のうちに。請うご期待!


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ちはやパパの「Z2」な毎日⑳ [オートバイ]

この記事を書くペースがけっこう早いですね。
作業が進んでいるということでしょうか。


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台風でバタバタした9月上旬、ガレージの様子です。


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何?これは。


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シリンダーの圧縮をチェックしているとか。
10.3~11.0㎏/㎠だったそうです。
意味がわからん。




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これはキャブレターのチェック。
見た目は大丈夫そう……ということです。


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何ですか?この「扇の骨」みたいなのは。


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タペットクリアランスを測っているらしいです。
一部シム交換が必要とか言ってますが、私には何のことやら。


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「標準値」というのがあって、わが家のZ2は数値が違うらしいのです。
ぶつぶつ言いながら差し込んでは測っていましたよ。


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後で、「驚きだった!」

二十年前の修理で、愛車をお任せしていたバイク修理のお店のHさんは、
単に標準値に合わせるのではなく、
バイクの排気吸気を考えた数値で整備してくれていたのだそうです。
それが、ネットでいろいろ調べていてわかったのだそうです。
プロの仕事ってすげえ。
Hさんのお店でZ2を購入し、長年、彼の腕を信頼してきた夫ですが、
お元気なら相談にものってもらえたでしょう。



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昨日(10日)は、いろいろ小道具が届いたのです。
「また?」って顔をしたら、
顔なじみの配達の方が、「(夫宛に)いろいろ届くね。」と笑っていましたよ。


「何が届いたの?」
テンテキセット。」頭の中で漢字変換ができませんでしたよ。


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ブツを見て、「ああ点滴。なに、それ。」


エンジンの試運転に使うのですって。
ダルちゃんと秋山君の対決を見ながら組み立ててましたね。


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「高いもんじゃないから。」って、何か届く度に言うのですが、
次に届いたのは大きかったですよ。


「はあ?扇風機?」


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これも試運転のときに使うらしいです。
いったいどんな情景が繰り広げられるのでしょう。


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この扇風機はけっこう風が強いので、
洗濯物が乾かないときにも使わせてもらうことにしましょう。


お昼前、昔白バイに乗っていたお巡りさんが、
わが家の車庫もパトロールしていきましたね。進捗状況をチェックかな。


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この日の午後は、例の如く「ちょっとお手を拝借。」と何度か呼ばれました。
ガレージに行ってみると、マフラーを取り付けるお手伝いが待っていました。
私としては、私が使っている部屋の隅に立てかけてあったのが片付くので(*⌒▽⌒*)


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夕方、また呼ばれたのですが、
コロッケの準備をしている最中だったので、一言「無理!」


その間に、完成形を見てモチベーションを上げるべく
タンクとか装着していたらしいです。
これを見せたかったのか……。



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夜、本を見せながら「本日の作業」について説明があったんですが、
一晩経ってこの記事を書こうとしたら、
何の説明かすっかり忘れているちはやママなのでした。
(ちなみに記事用にメモした付箋紙のカタカナ用語についても同じ。)


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さて、無事にエンジン点火に漕ぎ着けられるか、請うご期待。



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