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美濃崎へ「大人の遠足」① [ヨット]

パールカップの話をしていたとき、
N井さんが楽しげなお仲間の様子を喩えて、「大人の遠足」という表現を使いました。
……言い得て妙。


そこで、今回は連休後半の「大人の遠足」のことを……。

5月5日。

ヨットに泊まり込むつもりで、午後、別府にやってきました。
まずは、宇和島からの帰りに壊れちゃったオートヘルムの取り付け金具の修理を済ませます。
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ハーバーの近くを試運転。具合はよさそうです。
お隣の楠港にN井さんのスピネーカーが見えたので、
表敬訪問することにしました。ちょうどお留守でした。
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このとき、変わった鳥の写真が撮れました。
釣り人のおこぼれをねらっている、その微妙な距離感が笑えました。
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その後、N井さんが持ってきてくださった美味しいコーヒーをいただきつつ、
宇和島の思い出話に盛り上がっていました。
夜は韓国料理のお店で一杯。
ゆったりとハーバーの夜を楽しみました。
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5月6日。

朝から風の気配はありません。
前日は「マッチレースをしましょう。」なんて言っていたのですが、
沖に出ても全く風がありません。
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N井さんが「ミノサキにでも行こう。」と提案してくださって、
そちらに向かうことになりました。
LongもCHIHAYAも釣り糸を垂れて、のんびりのんびりの航海です。
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……しばらくぼーっと過ごしてたら、急に風が来て、ヨットはくいっと傾きました。
夫からの指示が忙しく飛びはじめると、先週のレースのことが思い出され、
改めて「二人でなくてよかった……。」と振り返る私でした。
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風が穏やかになって岬の白い灯台が近くなり、
N井さんのヨットが小さな漁港に入っていくのが見えました。
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N井さんは、一人でアンカーを打ち、ヨットを岸に寄せ、
私たちが泊めやすいようにしてくださいます。
こんなとき、何をすべきかわからない私はぐずぐずするばかりです。
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ヨットを落ち着かせ、やっとゆとりを取り戻すと、
美濃崎は静かな美しい漁港なのでした。
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漁港を出て、近くの海岸に出ます。
お弁当をちゃんと持ってこなかったことを後悔しました。
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さっき海から見えた灯台に向かいます。
後で地図を見たら、別府湾の北側の入り口とでも言うべき場所なのでした。
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なんと美しい5月のはじまりでしょうか。