佐伯市長杯クルーザーレース２０１３③レース前半戦

佐伯市長杯ヨットレース。
今年のスタートは、昨年イルカと出会った場所の辺りである。
今日は１２艇で大きな大きな「市長杯」を狙う。
スタート前。











大入島を時計回りで回るのは、昨年と逆回り。
昨年のレース後半、島影の複雑な風に「風見」は全く役に立たなかった。
今年は最初から、あれになるんだと思うと心配ではある。
でも、今年はふたりじゃないもんね。



１０：００スタート。
最初からスピン？
ホワイトホークはスピンがあがると、するすると前に。


小春もＤａｉｓｙも。






ＣＨＩＨＡＹＡもスピンを揚げて追う。


しかし、短い時間でスピンは不要に。



むちゃくちゃな風の対応に忙しい。
……ああ、カメラが邪魔だけど、写真は撮りたい。ジレンマ。
風見を見ながら、対応を続ける。
去年もそうだったが、風見と風の方向が全く違うこともある。
風見の先は、落ち着くことがない。
疾風さんの入り江の近くでは、どの艇も難しい風に苦しんでいたようだ。


白鴎がすぐ近くに。


初めて佐伯のレースに来たとき、夫が「あの船は速いよ。」と言ってたのをよく覚えている。
そのヨットから「おくさ～ん、ブログ読んでますよ～。」と声をかけてくださったのには
ビックリした。
こんなとき、本当にうれしい。
　　　ありがとうございます。写真使わせていただきました。
　　　ちなみに、葛港では最近知った「ランナー」についても実物を確認させていただきました。


難しい風の場所を抜け出したホワイトホークがずっと先を行くのが見えた。






　
ＣＨＩＨＡＹＡは、一回タックをした分遅れている。
風がないと判断してタックしたのが、余分になったのだ。
私も風がないと思って口に出したが、あそこは我慢するところだった。
まだまだ甘いな。

前に５艇いる。 ホワイトホーク、白鴎、Ｄａｉｓｙ、小春、Ｂｒｅｅｚｅかな？


思ったより差がついた？


いや、ホワイトホークが動いてない。


そして、このあと風が来たのだ。
二つの小さな島が並んでいるところあたりだ。（Ｄａｉｓｙは、なんとその間を抜けていった。）

さあ、追いつけ。
「この風は、ＣＨＩＨＡＹＡだけに吹いて！！」


そして、大入島の北の島に近づいてタッキングしたとき、
小春とＢｒｅｅｚｅを抜くことができた！


方向が変わったら、またスピンの出番だ。



　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……レースは後半戦へ。