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ヨットは夏の季語……だけど。 [ヨット]

久しく俳句に触れていなかったのですが、
コック長さんのおかげで
五音七音の言葉の組み合わせも楽しんでいる(苦しんでいる)今日この頃。


……ヨット

夏季のレジャーや競技に用いられることが多い、ということで
「ヨット」は夏の季語ですって。
青い海、白い帆、輝く太陽……まさに夏のイメージ。
昔は私もそう思っていましたよねえ。

しかし、最近の私はクリスマスだってヨットに乗ってるから、
夏の季語と決めつけられてもなあ……と、ちょっと不満。


それに、真夏のヨットってしんどいですねえ。
今年のように酷暑だと、もう勘弁して……って感じで。



10日 土曜日。
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もう、朝から熱気がぶあっと……。
風なんかなさそうだけど、やっぱり出るの?


出てます。
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すでにセールの陰に逃げ込んでいる状況。

この炎天下でヘルムをとっているのは……
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Kさん。ゴメンね。


この日は、朝からもう暑い、暑い。
「うみたまご」やフェリーから見れば、よい夏の風景で、俳句なんか思い浮かべている人もいたかも。
でも、ヨットの上はたまらない暑さ。
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風は思ったより吹いていたので、二人してトリムの研究中。
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この段階ですでに汗だく。


私は、セールの陰でバラストになったりしてます。


おや、この炎天下にもう一隻。
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Breezeさんかなあ……?


「上り」のうちはまだいいんです。
スピンを揚げると、もう、全く風を感じなくなってしまって。
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クーラーボックスの氷水にタオルを浸して、
その冷たいタオルを頭にのせて冷やしながらのクルージング。

ヨット上のマストはもちろん、金具の類は熱くなってて、
うっかりこすったら、火傷でもしそうな感じ。

午前中だけ海に出て、お昼にはハーバーに帰ってきたけれど、
このハーバーがまた暑い、暑い。
片付けだけで、体中の水分が蒸発していく気分です。


お昼ご飯に立ち寄ったお店では、
何度お冷やをおかわりしたことか……。


とうてい「ヨットは夏、夏と言えばヨット」とは言えませんね。


じゃあ、いつがいいのかと問われれば、
「いつも条件はよいわけじゃないから、
いつも出てないとよいときが見つけられない……。」という感じでしょうか。


ネットでヨットの俳句を探していたら、

  魂ぬけしごとくヨットの帆下さる   福西立杭

という句に出会いました。
「たまぬけしごとくヨットのほおろさる」 と読むのでしょうか。
作者はどういう方かわかりませんが、ヨットを経験した方かな?と思いました。


この二、三日は、朝の空気が澄んできた気がします。
ヨットの上も少しは気持ちよくなったかな……と思いつつも、
当分は海に行けそうにありません。