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2021別府湯けむりヨットレース② [ヨット]

昨年の本部艇はモーターボートだったので、
けっこう動いて写真を(夫が)撮っていたけれど、
今年は素早く動けそうにないので、じっと待っている本部艇。


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遠くの戦況はどうなのだろうか?
望遠レンズは最近ずっと使っていなかったが、持ってきてよかった~。


10:17
写真の左端、一艇おいて第1マークが見える。(拡大して気づいた。)
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10:19
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10:21 スピンが揚がり始めた。速い艇が第2マークに向かっているようだ。
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10:30
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10:34 
こちらからは艇が判断しづらくて、
「青いセールは誰だ?白は?」なんて言い合っている。

写真としては色鮮やかなスピンやジェネカーが揚がっているところを狙いたいけれど、
今年はムリ。ああ、そばに行きたいなあ。あそこに居たかったなあ。


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10:41 
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10:44 拡大しないとこんな感じの見え方。
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10:54頃の動画。
本部艇がけっこう揺れるものだから、まともに撮れていない。
ごめんなさい、じっと見ていると船酔いしそうなのでご注意を。
撮ってる方もずっとカメラを覗いていると、気持ち悪くなってアブナイアブナイ。
夫と天開さんは、古文書の話とかして、ここではまだまだのんびり。








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11時を過ぎると、第2マークを回って、
肉眼でもこちらに向かって帰ってくるヨットが見えるようになった。


小春とホワイトホークの闘いになっている。
右に左に大きく動きながらスタート位置に帰ってくる。



ワクワクするようなトップ争いが眼前で繰り広げられている。
私は、写真を撮ってみたり動画にしてみたり。


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ずっと動画にすればよいけれど、なかなかそうもいかなくて……。


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11:12頃。
小春とホワイトホーク、写真と切れ切れの動画をつないでみた。
トップ争いの様子をご覧あれ。






二艇は激しく闘いながら最後のレグへ。
さて、どっちが先に帰ってくるのだろう。



ヨットレースを観覧していたヨット。
全ての艇の写真を撮ったとおっしゃっていた。いいなあ。


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三番手が帰ってきた。 そうみ。
J/Vってカッコイイなあ。(ちはやママはJ/Vが好き。)


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先行の二艇を追いかけていく。


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さて、最後のレグは、スタート位置のマークを左に見てソーセージに向かうが、
ゴールは、本部艇を右に見てマークとの間を流し込みだから、
本部艇をマークの反対側に移動しなければならない。

ところが、アンカーが素直に上がってくれない。


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次から次へとヨットがやってくる。


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シャッターチャンスではあるが、実はアンカーを気にしながらの撮影である。


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悟空だ。
朝、アンカーの上手い外し方をご教授いただいたが、
その悟空の目の前でアンカーと格闘中。



薫風も来た。


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天開さんが舵を取り、夫がロープを確認している。が、上手くいかない。
もうカメラを持っている場合じゃなさそう。


その時の声が入った動画をご覧あれ。








やっとアンカーが動いたところで、夫はアンカーを引き上げ始める。
本部艇はウインドラスがない。
このところ夫は腰痛を訴えていたこともあって、かなりヤバイ状況。


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会長のLongLongを捉えたところで、ここは山内一豊の妻。
ついにカメラを放り出し、一緒にロープを引っ張った。           ……続く。


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2021別府湯けむりヨットレース① [ヨット]

ヨットレースの記事が書けるなんて!
タイトルの「ヨット日記」を変更しなくてよかった~♪
いつも緑の写真ばかりなのに、久々に青い写真がうれしいちはやママです。


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うちのお母ちゃんが運動機能回復のためのリハビリ入院で、
しばし介護生活から離れた、ちょうどこの時期に今年の「湯けむり」。
お手伝いがてら本部艇からレースの写真を撮りました。

「写真を撮るために」乗っていたつもりですが、
やはり本部艇のお仕事が優先ですから、カメラを放り出す場面もあって、
全部の艇をクリアに撮ることはできませんでした。残念。
が、久々に味わったレースの雰囲気をお伝えしたいと思います。
いつものように好き勝手な写真と感想ですが、よかったらおつきあいください。



10月10日、朝のハーバー。

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到着したのは午前7時でしたが、ハーバーではレースの準備が始まっていました。
レース委員長さん、今日はよろしくお願いします。


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かつてのCHIHAYAのバースではホワイトホークが準備中。


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今回、夫は天開さんと一緒に本部艇のお仕事です。
今日の本部艇。

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旗の入艇で敬礼なんて、お茶目な会長。


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8時前になると、空も明るくなって、ミーティングが始まりました。


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レース海面に出発です。


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入れ違いにマーク打ちの船が帰ってきました。
お疲れ様です。


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スタート地点で、O社長が打ってくれたアンカーをもらいました。
ありがとうございます。
さすがの采配です。


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私は本部艇に乗り込むのは初めてで、いろいろ心配しちゃってハラハラドキドキです。
それでも、「写真を撮りたい!」といつものわがママを言ったら、
じゃあ、「スタート4分前から1分前までP旗を揚げてろ!」ということに。


レース海面に集うヨット。


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Sグループ12艇が9:50、Cグループ12艇が10:00スタート時刻。
スタートラインや、風の様子を探るヨットが本部艇の近くを行ったり来たり。
笑顔で手を振ってくださる……やはりヨットの写真は大好きです。


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小気味のよい走らせ方と水を切る音。


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今日はいい風が南東方向から。時折ひゅっと強く吹くようです。
本部艇がけっこう揺れて、焦点が合わせにくい……。


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ホーンを鳴らす時刻が近づいて、スタート地点に艇が集まり始めると、
もうわけもなく緊張。レースに参加していても本部艇にいてもそれは同じ。


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P旗揚げました。


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1分前、旗を降ろしてカメラ!
ワクワクしながら写真を撮ります。スタートは動画に切り替え!
ホーンの直後からです。
オールクリア、Sグループ、ばっちりのスタートでした。






次は、Cグループです。
Cグループもきれいにスタート!





行ってらっしゃい!!


……この後は、去年みたいにモーターボートじゃないので、
レース艇を追いかけるわけにもいかないのがちょっと寂しい……。       続く



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昔のデータで旅をする  ヘルシンキ② [ヨット]

フィンランドの首都ヘルシンキで視察が済んだ後、
南東の沖、フェリーで15分、スオメンリンナ島の観光に行きました。


日本語がバスの目印。助かる~♪ 朝は「オハヨー」でしたよ。


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晴れたり曇ったりの日で、時折雨もぱらついていました。
そうなると、気温もぐっと下がって寒いのです。


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フェリー乗り場には、大きなマーケットがあって、写真を撮るのが楽しかったのでした。
ツアーのメンバーの写真をたくさん撮りました。


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大きな教会も見えていて、その前に立派なヨット。


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フェリーが出港します。
スオメンリンナ島は、ヘルシンキから気軽にピクニックに行けるような憩いの島なので、
たくさんの人が訪れるみたいです。



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沖から見るヘルシンキはきれい。


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で、例によって、ハーバーが見えると写真、ヨットが見えると写真。


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貸しヨットがあれば、夫と一緒にやってきて、ヨット三昧……なんて考えてましたよ。
時折雨が降るので、ヨットの人たちは冬みたいな格好でした。


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フィンランドがスウェーデン統治下となっていた18世紀後半当時、
ロシアからの侵略を防ぐために造られたのがスオメンリンナの要塞。


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スウェーデン・ロシア戦争、クリミア戦争、フィンランド国内の戦争……
フィンランドの歴史もそうですが、
ヨーロッパの国々の歴史のなんというめまぐるしさ。
記事を書くにあたって、ちょっと調べてみたのですが、頭がパンクしました。



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島からの眺めはすばらしかったです。
砲台跡なども遺されていました。


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鳥もたくさんいましたよ。


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島をぐるっと回って、博物館なども見学しましたよ。


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で、桟橋に帰ってきて、
この島のヨットハーバーの写真を撮っていたら、
「ヨットが好きなんですか?」と聞かれました。
「ええ、とっても。ヨットで来たい。」


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鳥も好き。


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ヘルシンキに戻ります。
帰りもたくさんハーバーとヨットの写真を撮りました。
ヘルシンキまで行って、「ヨット」の視察をやってきたんですかね?


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……というわけで、今日のカテゴリは「旅」じゃなくて、「ヨット」。




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オーナーを(ちょっと?)休業します。 [ヨット]

介護生活が続いて、この二、三年、
ヨットに費やす時間が取れなくなっちゃいました。

海に出る時間はもちろん、整備などの時間もとれず、
係留しっぱなしのCHIHAYAがかわいそうで……。



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退職したら海で過ごす……を楽しみに仕事に頑張ってたんですが、
退職したとたん、山から出られなくなっちゃいました。
これはまあ想定外ですが、しかたがないです。


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初代も二代目のCHIHAYAにも幸せな時間をもらいました。
幸い嫁ぎ先も決まって、CHIHAYAの次の「航海」の幸せを祈るばかりです。
どこかの海で出会えることを楽しみにしています。


クルーの皆様、CHIHAYAに乗ってくださった皆様、お世話してくださったO社長、
本当にお世話になりました。


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で、このブログなんですが、「ヨット日記」なのでどうしたものかと思ったのですが、

・山のようにあるヨット(レース)の写真で思い出話を書くかも知れない。
・機会があればどこかのヨットレースに行って、乗せてもらえるかもしれない。
・もしかしたら、三代目のCHIHAYAと出会うことがあるかもしれない。
・すでに備忘録と化している。

……なんて考えて、まあ、結局のところ、ヨット(レース)が大好きなので、
  このまま「ちはやママのヨット日記」で続けることにします。



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舫い結び(できるときとできないときがある)と
クラブヒッチくらいは忘れないでおきたいなあ。





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夏の思い出 [ヨット]

7月のこの季節になると
長門や萩のヨットレースを思い出します。
CHIHAYAで参加したこともあったし、乗せていただいたことも何度か。



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私はヨットで関門海峡を通り抜けて日本海に行ったことはないのです。
仕事や家の関係で、日帰りが多かったです。
朝早く家を出て、車で長門や萩に駆けつけていました。



青海島の風景や萩の島々を背景に
ヨットレースの写真を撮るのは楽しかったですよ。


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帰りは留守番のお詫びに
日本海の海の幸を買い込んで九州の山の中に帰っていましたね~。



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夏がくれば思い出す
遙かな萩、青海島
波の中に浮かび来る
やさしい影 白い帆よ

花のようにセールが 咲いている
並んで咲いている 島のあたり
紺碧色に輝いた
はるかな空 遠い海



……なあんちゃって、替え歌うたって遊んでいます。



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このブログは、一応「ヨット日記」なのでたまにはヨットレースの写真を使わないとね。
データは山のようにあるのだから。
今回、その山の中から適当に選んだのは、長門のヨットレースでした。

やっぱり海の写真もいいわあ。



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風の強い海 [ヨット]

5月になりました。

黄砂に曇って、雨の混じる風の強い日が続いています。
野菜の苗を買ってきたものの、悪天候に植え付けができないままです。


4月30日は、苗の買い足しに行ったついでに
ハーバーにヨットの様子を見に行ってきました。


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日差しは明るく海の生き物たちも活性化?


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夫がO社長と話をしている間、
ハーバー内をぶらぶら歩きました。


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ときおり突風が吹いて、
油断すると吹き飛ばされそう。


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あれ、ヨットがいます。
大丈夫ですか?
こちらに入ってくるのかな?


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沖は白波が立っているのが見えますから、
こんな日は大変ですね。


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「ヴァンデ・グローブ」では、「凪」かもしれませんが。

…………


単独無寄港無補給で世界一周「ヴァンデ・グローブ」。
世界で最も過酷な外洋ヨットレース。
このレースを94日21時間32分56秒で完走した白石康次郎さん。
テレビでこのレースの特集があっていました。


迫る大波、悪天候、事故の発生、そして孤独。


あのコンディションの中を一人でレースに臨む人たち。
彼らの体力、技量、根性はすごいとしか言いようがないなあ。



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白石さん、心から「おめでとうございます。」

アクシデントを克服し、
アジア人初の快挙、そして恩師・多田雄幸氏の意思を受け継いだ完走。

お疲れ様でした。



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…………


連休に入ったので、海に出られるヨットも多いことでしょう。
皆様、どうぞお気をつけて。
天候だけでなく、今はいろんな意味で。本当にお気をつけて。



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お昼ごはんは、海沿いの公園に寄って車の中で。



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風はまだまだ止みそうになかったです。



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…………


昨日からお母ちゃんの調子が悪く、
今日病院に行ったらPCR検査をされたそうです。

感染する理由は考えられないのですが、
「検査の結果待ち」という連絡には肝を冷やしました。
何せ90歳目前ですからねえ。

「感染でない」ということで、ほっとしています。









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稗田宰子「海のことば」 ヨットと少年の物語 [ヨット]

「犬のおまわりさん」からまだ「ヨット」に繋がっています。

(私は逗子や葉山を知らないので、今日の写真は最近大分港で撮ったもので……。)


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「海のことば」は、佐藤義美の弟子稗田宰子さんの1970年の作品。
小学校高学年以上が対象の小説。
稗田さんは、竹田市の佐藤義美記念館の寄贈者。
記念館設立後は竹田市に住んでいたそうです。
「海のことば」は、ちゃんと竹田市立図書館にありました。


               稗田さんのことは参考までに
                http://www.oct-net.ne.jp/yoshimi1/gaiyo.htm
                https://www.city.taketa.oita.jp/photo_news/?id=1759




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主人公は、小学校4年生の一郎。
ヨットを通して学んだことが
入院中のおかあさんへの「手紙」という形で語られていきます。


一郎はやさしいおじさんとおばさんにあずけられ、逗子に住むことになります。
ジュニアヨットクラブに入った一郎は、
様々な人に出会い、様々な事件に遭遇し、
海の美しさ、厳しさ、そこで生きるために大切なことを学んでいきます。
一度は行ってみたい逗子や葉山ですが、早く行ってみたくなりました。


おかあさんへの手紙は2月25日に始まり8月まで続きます。


ヨットクラブで一郎がディンギーの操船を学ぶ様子はなかなか興味深い。
先生や先輩の言葉には「なるほど」と思わせられます。
作者が関係者に丁寧に取材し、
子どもにもわかりやすく伝えたいと腐心したことがよくわかります。



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物語には、逗子で暮らす佐藤義美が登場します。
詩人の海やヨットへの思いが一郎の成長に繋がっていきます。
詩人が一郎への手紙で「海の言葉」という詩を贈ります。
童謡の歌詞とは違った趣のある詩です。


詩人のY15がレースで優勝したときのことも描かれます。
詩人は、クルーザーを手に入れたときは「アリス」という名前にしたかったなんて、
ここで初めて知りました。



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さて、一郎が遭遇したこととして
1960年代のヨット界の出来事が多く描かれています。

「トリマランの遭難」、「大学生のヨット遭難事故」
「米国人女性による女性初のヨット太平洋単独横断の達成」など。


実際にどんなことがあったのか気になってネットで調べると、
彼女が題材にした出来事や事故を推測することができました。
私がよちよち歩きの頃、ヨット界も大変なことが起きていたんですね。


調べているうちに 偶然
Y15を設計した横山晃氏の文章にも出会いました。
それも1960年代当時のヨットの遭難事故について述べたものでした。
        「海で生き残る条件」月刊舵誌1984年6月号の文章  
               https://www.aokiyacht.com/zen15/umideikinokoru-9/


稗田宰子さんは佐藤義美師の近くに居て、彼を取り巻く人々からも
当時のヨット事情について得ることが多かったのでしょうか。



1960年代なんて、私も夫も子どもで、ヨットとは全く無関係の時代。
でも、ちょっとだけヨットのことを知ることができた今、
興味深く読むことができました。



さて、今、北浜でディンギーを操っている子どもたちが
この作品を読んだらどう思うのかな。
指導のあり方など、現在とは違っているのかもしれません。


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1960年代、ヨットを素材に写真を撮り始めていた伊橋照美という女性カメラマンが
佐藤義美について書いた文章も読むことができました。
記念館にある詩人のセーリング姿を撮った人です。
この女性は、どんなふうにヨットの写真を撮っていたのかなあ。
また図書館で借りなくちゃ。



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ウォーキングで佐藤義美生家に出会って、
由学館で学芸員さんに佐藤義美とヨットのことを聞いて
記念館で「海のことば」に出会って、
そこから……横山晃さんの文章もしっかり読みたいし
伊橋照美さんのことももっと知りたいし……。


気になることが多すぎて
「こまってしまってわんわんわわん わんわんわわん」


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風景が変わったなあ。 [ヨット]

久しぶりにハーバーへ。
ヨットで海に出る時間はないのですけれど。


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いや、船検を受けてないから
どっちにしても出られません。
……というわけで、船検の手続きへ。


「O社長さん、こんにちは。お世話になります。」

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ハーバーそばの大きなホテルが完成に近いですね。


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なんだか風通しが……。


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色?


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圧迫感は、高級ホテルという「ハク」を私が感じるから?


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目が慣れるまで時間がかかりそう。


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ま、今のところ、行く予定はなし。
だから、見ない。


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海がきれい。


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このところ、感染者も少ない大分県。
油断大敵だけど、少し安心。



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しばらくエンジンをかけて、それから帰ります。


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春の海でのんびりセーリングしたいねえ。



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舫いが解けるのはいつかな。


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帰り道。


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手続き完了。
私は車でぼやっとしていただけですが。


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竹田出身の童謡詩人とヨット [ヨット]

先日、「犬のおまわりさん」の作詞で有名な佐藤義美が
竹田市の出身であることを書きました。

しかし、この人のことで
「ヨット」の記事が書けるとは思ってもみなかったですよ。

今日は、竹田市出身の詩人佐藤義美とヨットについて。


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先日、竹田市歴史文化館「由学館」で、知り合いの学芸員さんと話していました。
佐藤義美の話になって、学芸員さんが
「記念館は良いですよ。彼が晩年逗子で過ごした家が再現されています。」
「佐藤義美はヨットが好きで、ヨットを持っていたんですよ。」


なに~!以前ウィキなどで調べたときにヨットの話は出てこなかったぞ。


「佐藤義美」「ヨット」で検索すると、
あら、ヨットの歌があるじゃないですか。
知らなかったわ~!


♪ヨット

  作詞 さとう・よしみ
  作曲 湯山 昭


  波をけって うねりをのりこえて
  白い帆のヨットが 走る走る走る  
  海は広い  広くて青い   
  風のうたは  ピープー      
  カモメのうたは ギィヨギィヨ    

  風をうけて ななめにかたむいて 
  赤い帆のヨットが 走る走る走る  
  海は広い 広くて青い     
  風のうたは ピープー      
  カモメのうたは ギィヨギィヨ  

どんな曲かは、こちらから。音楽の教科書に出ていたとは。知らなかったわ~。

https://www.youtube.com/watch?v=lA3EIk7EPao


ちょっと寂しげな旋律だけど、海が恋しくなりそう。


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(ずいぶん前のパールカップで撮っていただいた写真です。)



……というわけで、佐藤義美とヨットの関係を知るために
竹田駅から徒歩5分、大正公園下、稲葉川沿いの記念館に来ています。
http://www.oct-net.ne.jp/yoshimi1/



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いつもいつも傍を通っていたのに
初めてやってきました。……「ヨット」に導かれて。


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学芸員さんが年譜を丁寧に説明してくださいました。


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お!ヨットを購入したと書いてありますよ。


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葉山のマリーナに置いてあったんですね。
艇名は「MISS YOSHIMI」  
海は女性だから、男の名にすると引き込まれると言ったとか……。



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とてもヨットが好きだったんですね。


パンフレットの説明は、佐藤義美が自己紹介する形式になっているのですが、
「Y15・MISS YOSHIMI号」という項目があって、


「ぼくは海が大好き。ヨットが大好きなんだけど、戦争中も戦後も、永い間ヨットに乗ることができなかった。自分のヨットが持てるようになったのは、60歳を過ぎてから。でもね、そんな歳になって、ヨットレースで優勝したんだから、カッコいいでしょ。」


こんなふうに紹介されていました。
でも、63歳で亡くなっています。若かったんですね。



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二階へ……佐藤義美とヨットの大きな写真がありました。


でも、残念ながら館内の二階は写真撮影ができません。
ヨットは、横山晃設計のディンギーでした。
詩人はクルーとして、ヒールしたY15のバランスをとっていました。
とても笑顔がすてきでした。
この写真で被っていた帽子も展示されていました。


記念館を紹介したサイトの一部に写真が少し写っています。
https://www.jalan.net/kankou/spt_44208cc3290032400/ 




竹田市に佐藤義美記念館ができたのは、
稗田宰子という作家(佐藤義美の弟子)の尽力があればこそ……でした。


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彼女の著作「海のことば」についての紹介がありました。
佐藤義美とヨットのことが書かれているようです。
読んでみたいと思います。



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ここは、佐藤義美という詩人の偉大な足跡や
逗子での生活がつまった素敵な空間でしたよ。


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さて、記念館を訪れた記念品です。

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入館券の裏は名刺になっているのが素敵。


記念にタオルを一枚購入しました。


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「まいごのこねこちゃん」のキャラクターがこちらのシンボルになっています。
こねこちゃんは、佐藤さんちの猫になって居場所ができたんですね。






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ホッとするね。 [ヨット]

「お久しぶり」のハーバーです。


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お母ちゃんがデイサービスに行く日なので、
ちょっとエンジンかけと様子を見に。



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「退屈だよねえ。海に出たいねえ。」



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O社長はお仕事中でした。



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お昼ご飯をヨットで食べました。
ヨットにくると、ホッとするねえ。



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隣のホテルの工事も進んでいるようです。
空がハサミで切り取られているみたい。


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ご近所の皆様もお変わりなく……。


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もっとゆっくりしたいけれど、
「また来るからね。」とカバーを掛けました。



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別府でも感染が広がっているようです。
余所の港にもなかなか行けないとハーバーのお仲間と話しました。



地元でも感染者が出ました。
デイサービスに行くのを楽しみにしているお母ちゃんだけど、
この先、ちょっと不安。


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冬が終わって、感染が落ち着いて、海に出て、
自由な気持ちになりたいですね。






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