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「落雷」の思い出。 [雑感]

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ヨットに乗っていて落雷……ありそうでとてもコワイ気がする。
できれば経験したくないものだ。


先週、朝から雷がひどく、夫がパソコンのコンセントを抜いて出勤した。
先に帰った私は、インターネットが使えないので、
接続のコードを勝手にいじり回して
さらにアクセスを不安定な状況にしてしまった。
だから、この週末はつまらなかった。

夫が回線をきちんとしてくれて、今は落ち着いている。


我が家では雷が鳴るとすぐにコンセントを抜く。
それは、とてもひどい思い出があるから。

……

嫁いでからそう経ってない頃、二階建ての我が家に雷が落ちた。
といっても、家にはコタローという猫以外は誰もいなかった。
落雷の瞬間は道路向こうの店のおばちゃんが目撃、腰を抜かしたらしい。
大屋根から四方に電流が奔ったと言う。


最初に帰宅したのは私。
ドアを開けると、コタローが家の奥から飛び出してきて
足下にまとわりついて何かを訴える。
そりゃもう、うるさくしつこく。
ブレーカーが落ちていて、「あれ?」と思ったけれど
そのまま、また、でかけてしまった。
私はしばらくたってから落雷と知った。


後で調べたら、瓦が何枚か吹っ飛び、天井裏の板がすさまじく割れていたという。
火事にならずによかったねと家人と話した。

しかし、電話がやられた。
テレビがやられていた。
クーラーや冷蔵庫の調子もおかしくなった。
他にもいろいろ雷さまの置き土産があったと思う。


いちばんのトラウマはコタローに残った。

あのとき、私に訴えていたのはたぶん落雷の恐怖だったのだろう。
その恐ろしさは彼のニャン生で最悪のものだったにちがいない。
その証拠に、
毎年 すぐ近くで行われる花火大会、その炸裂音が響き始めると
彼はすごい勢いで逃げ出し、
狭いところにもぐりこむようになってしまったのである。


先日、ある方のブログで落雷の思い出を拝見した。
私もこの時期になると
コタローと落雷の思い出がよみがえってくるのである。

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